高額査定をしてもらう為のコツ【初級・中級・上級編】


高額査定をしてもらう為のコツ【初級・中級・上級編】

家に眠ってる商品を同じ買取ショップに買取依頼をしたとしても、送る人によって査定金額に差が出ることがあります。
特に買取ショップの賢い選び方でも記載した通り、買取価格がそもそも高い中小企業において、その査定金額の差は表れやすいです。
一体なぜでしょうか?

まず一つ言えることは、大手買取企業は査定額や査定方法がかなり細かくマニュアル化されており、誰が買取をしても同じ様な買取価格になることが多いです。
状態査定に関してもあまり大きくズレることはありません。
もちろん中小企業にだってマニュアルは存在しています。
しかし、中小企業はよりユーザーに近い存在です。
また、フランチャイズ店などのバイヤーや査定スタッフによっては、本部の買取価格を無視してまで高額査定をするケースもしばしば見受けられます。
これはよりリアルタイムな商品価値をユーザーに提供することによって、もう一度ユーザーに買取依頼をしてもらいたいという点と、それだけ高額に買い取ったとしても、販売価格も本部の価格より高く設定し、それでも売れる・より利益を出せるという自信の表れともいえます。

しかしそれはレア商品だけの話では?と思う方もいるかもしれません。
いいえ、あなたの買取依頼の仕方一つで査定金額は変動します。
以下に高額査定のコツを初級・中級・上級の3つにまとめましたので是非参考にしてみてください。

初級:段ボールに入れる前にやっておきたいこと

商品の箱やケース、カバーなどの埃や汚れはキレイに拭きとっておく。
DVDやゲームの買取を依頼する場合、盤面はキレイに拭いておく。
書籍・コミックを売る場合、値札シールが付いていたらキレイに剥がしておく。

これらは基本的な事項ですが、これだけで減額される確率はグッと下がります。

中級:段ボールに入れる際に注意すること

スペースを考慮して綺麗に整頓して梱包する。
商品と商品の隙間には新聞紙などを詰め、配送中に商品にキズが付くのを防ぐ。

運送中の振動などにより、商品と商品がぶつかり合ってキズが付いてしまうこともあります。
稀にですが、配送スタッフによっては雑に扱われてしまう危険性もあります。
家にあった時はキレイだったのに、買取ショップに届いた時にはキズだらけになっていたなんてやるせないですからね。

上級:査定スタッフにも気を配った梱包を

書籍・コミック・DVD・CDなどでシリーズごと買取依頼をする。(全巻セットで買取依頼をする場合などは、しっかりと1から順に並べて分かり易く梱包しましょう)
何を段ボールに詰めたのか手紙を入れておく。(査定スタッフに対しての一言などもあればなお良いです)

買取ショップの査定スタッフはもちろん人間です。
一日何箱も買取をしている人間であれば、段ボールを開けた瞬間に大体の商品状態の予測は付くものです。
段ボールの中に商品が乱雑に入っていた場合、商品も乱雑に扱っていただろうな、という先入観が働きます。
逆にしっかりキレイに梱包されていた場合、物を大切に使っていた人だなという先入観が働きます。
人間ですから、その先入観がわずかばかり状態査定に響くことがあるのです。
そして、シリーズごとにセットごとに順に並べられていた場合、ショップからすれば査定時間が短くすみます。
もちろん、査定通知や入金まで時間が早くなるというメリットはもちろん、企業にとっても査定時間が短くなるのは人件費のメリットがあります。
双方にとって良い取引になる訳です。

そして、梱包した商品を手紙に書いておくというのは大切です。
査定のカウントミスなのか、開梱時のミスなのかは分かりませんが、何かの原因で査定をミスしてしまう危険性だって0ではありません。
その時に何を買取依頼したのか、細かく商品タイトルを書いた手紙を同封した場合、そのトラブルは限りなく0に近づく上に、査定スタッフにとってもある程度の目算がつくのでありがたいものです。
そしてその手紙に査定スタッフに向けた労いの一言でも書いてあればなお良いです。
先ほども言いましたが、査定スタッフももちろん人間です。
その手紙に温かい一文でも入っていれば、そんな人間の商品を心理的に減額したくはありませんね。
これが、減額対象かそうじゃないかのスレスレの商品の時に効いてくる場合があります。

以上が高額査定のちょっとしたコツとなります。
是非参考にしてみて下さい。