【おすすめ】青木繁の作品を高価買取店を紹介【洋画家】

  • 2018年1月22日
漁師

青木繁は明治期に活躍した洋画家で、裸の男たちが魚を担いで歩く横長の油彩作品「海の幸」が有名です。

また青木繁の同級生には、後に文化勲章を受章した洋画家の坂本繁二郎がいます。

ここでは青木繁作品の買取におすすめなお店を紹介するほか、高価買取の理由などをまとめていますので、参考にしてください。

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青木繁について

 

青木繁は国の重要文化財に指定された代表作「海の幸」を描き、28歳の若さで亡くなった明治期の洋画家です。

1882年福岡県久留米市で下級武士の息子として生まれ、幕府崩壊後の厳しい士族社会のなかに育ちました。同じ久留米市生まれの同級生に洋画家の坂本繁二郎がいます。

1899年16歳の時に上京し「不同舎」で画業を学び1900年に現在の東京芸術大学西洋画科選科に入学、教授だった洋画家の黒田清輝に指導を受けます。

古事記など神話を題材にした作品を制作し、1903年に白馬会に出品した作品が第1回白馬会賞を受賞。

1904年大学卒業後に制作旅行で訪れた千葉県館山市の布良海岸で「海の幸」を描き世間の注目を集めました。

その後は「わだつみのいろこの宮」などを描きましたが、放浪生活を送るなか持病が悪化し1911年に28歳の若さで亡くなっています。

青木繁の有名作品

  • 「黄泉比良坂」 1903年青木繁作 東京芸術大学美術館所蔵
  • 「海の幸」 1904年青木繁作 石橋財団所蔵
  • 「大穴牟知命」 1905年青木繁作 石橋財団所蔵
  • 「わだつみのいろこの宮」 1907年青木繁作 石橋財団所蔵

青木繁作品 高価買取の理由

青木繁の作品に対する評価ですが、亡くなった翌年に開かれた遺作展を見た夏目漱石は、青木繁を天才と呼んだそうです。

また「海の幸」や「わだつみのいろこの宮」が重要文化財に指定されており、現在は作品が教科書などに取り上げられる明治期の代表的な洋画家の1人のため、買取価格は高くなっているようです。

また青木繁は28歳の若さで亡くなっており、他の作家と比べると残した作品の数が少ないことも理由にあげられます。

同級生だった洋画家・坂本繁二郎の依頼を受けて、ブリヂストン創業者の石橋正二郎が青木繁の残した作品などを収集し美術館を作りました。

このように作品の多くは石橋財団や各美術館などが所蔵している事もあり、高価買取対象となっています。

青木繁作品の査定ポイント

美術品の評価はその時の需要や人気などで変わりますが、図柄や出来具合・状態などでも評価は変わってくるようです。

図柄や状態

青木繁の作品には人物や海などの風景を描いた油彩画から、古事記など古代神話を題材とした油彩画があります。

簡単なスケッチ作品も残していて、これら図柄や出来の違いは査定のポイントとなるでしょう。

またカビや汚れ・破れなど保管状態の良し悪しもポイントとなります。

贋物ではないか?

青木繁の作品かそうでないかは大事なポイントです。

多くの買取店は無料で査定を行ってくれるので、本物か贋物か確認してもらいましょう。
また青木繁作品の正式な鑑定機関は東京美術倶楽部鑑定委員会となっています。

青木繁作品の作品高価買取店5選

アート買取協会

アート買取協会

アート買取協会は、絵画や中国美術及び骨董・西洋アンティークなどの買取を行う専門店です。
全国7ヶ所に店舗を展開しており、店頭・宅配買取と出張買取に対応しています。

絵画の買取を強みとしており、日本画や洋画及びインテリアアートなど国内・海外作家問わず幅広く査定を実施しています。

青木繁の作品も無料で査定を行うほか、鑑定料金を店側が負担するサービスを行っているのが特徴です。

花田美術

花田美術

花田美術は絵画や陶磁器・彫刻などの買取及び販売を行っています。

銀座で店舗を運営しており、事前連絡のあと店頭買取などを実施するほか、オークションへの出品代行や委託販売など最適な売却方法を提案してくれるのが特徴です。

絵画の査定は日本画や洋画・海外作家を扱っており、青木繁の作品も買取や時価評価及び鑑定の相談などに対応しています。

青木繁作品専用の問い合わせフォームを設けて査定対応を行っています。

古美術永澤

永澤

古美術永澤は絵画や掛軸及び陶磁器・仏教美術など幅広い買取を行う専門店です。

店舗は新宿にあり月に2回のみ実施している持込買取のほか、着払いでの宅配買取や東京・神奈川を中心に出張買取を行っています。

絵画の買取を積極的に実施しており、油絵や水彩・リトグラフなど種類を問わず査定を行っています。

青木繁の作品も高価買取対象で、青木繁によるスケッチの買取実績もあります。
店主自身が美術商であると同時にコレクターでもあることや、毎年50万点以上の買取を手掛けているのが特徴です。

古美術ささき

ささき

古美術ささきは絵画や茶道具・アンティークなどの買取及び販売を手掛けており、銀座と世田谷区北沢に店舗があります。

買取依頼の際は事前に電話や査定フォームから品名・作家名情報の提供が必要で、その後店頭・宅配買取及び出張買取を利用する流れです。

絵画の査定は、日本画や洋画及び版画など日本人作家による作品を中心に実施しています。

青木繁の作品も買取取扱い品目で委託販売も請け負ってくれます。古美術ささき主催によるカルチャー教室や茶道教室を行っているのが特徴です。

古美術やかた

やかた

古美術やかたは骨董品や茶道具及び絵画などの買取・販売を行っており、

京都祇園の古美術骨董街に店舗を構えています。
約80件の古美術商などが集まる地域で、全国からの買取依頼や相談に対応しています。

青木繁の作品も買取を実施しており、数々のオークションなどに参加してきた実績と専門的な知識で高価査定を行っています。

買取の際は店頭で販売する価格を提示するのが特徴で、店舗では常時2000点以上の品物を販売しています。

まとめ

青木繁は28歳で亡くなっており実際の制作期間は10年に満たないため、作品も少なく当時の評価も高くはありませんでした。

しかし坂本繁二郎や石橋正二郎による作品収集の努力などにより後に評価が高まり、現在は高価買取作家となっています。

坂本繁二郎の作品は高い査定額が期待できますので、信頼と実績のあるお店を選んで高価買取につなげてみてください。

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