哲学書を買取してもらったけど、定価と比べるとかなり安い値段で買い叩かれてしまった、なんて経験はありませんか?
哲学書はもちろん、美術書や医学書などの専門書は、新古書店やリサイクルショップではなく、専門店に買取してもらいましょう。
ここでは、哲学書の買取に強い専門店や、どんなものが高く買取してもらえるかについてご紹介しています。
ぜひ買取に出す前に一度参考にしてみてください。
哲学書について
哲学書の分野は幅広くありますが、買取対象となる哲学書の大まかなジャンルについていくつか紹介します。
これらの、代表的な哲学者たちの本や関連書籍は高価買取される傾向にあります。
- 古代哲学:ソクラテス・プラトンなど
- 中世・近代哲学:モンテーニュ・カント・ヘーゲルなど
- マルクス主義:マルクス・エンゲルス全集など
- 現象学:フッサール・レヴィナスなど
- 実存主義・構造主義:サルトル・ソシュールなど
他にも、分析哲学やインド哲学、及び東洋哲学なども対象となります。
哲学書のおすすめ買取店
藍青堂書林
《ウリドキ編集部おすすめ店舗》
特徴
- 数々の経験を積んだ店主が丁寧に査定
- 大学や図書館などからの1万冊以上の買取実績あり
- 関西圏の出張買取は最短即日訪問
店舗紹介
藍青堂書林は、哲学書はもちろん、専門書や学術書の買取を専門的に行う買取店です。
査定を行う店主はメディアで紹介された実績もあり、大学の研究機関や図書館からの買取実績も持っています。
データに基づいた機械的な査定ではなく、経験を積んだ店主が一点一点丁寧に査定してくれるので、その本の価値を正確に見極めてくれます。
同店の買取実績はホームページからも確認することができ、ハイデッガー、サルトル、カントなどの哲学書を実際に買取した実績があります。
書き込みがあるものなど、状態の悪いものでもしっかり査定してくれるので、本の状態に自信が無い方にもおすすめです。
買取方法は、店頭・宅配・出張の3つの方法から利用することができます。
宅配買取は全国の地域に対応しており、10冊以上から梱包材や送料が無料で利用可能。
出張買取では、関西圏なら最短即日での訪問が可能になっています。もちろん、出張料や査定料は無料です。
店舗情報
店舗名 | 藍青堂書林 |
電話番号 | 0120-544-903 |
住所 | 〒534-0001 大阪府大阪市都島区毛馬町5丁目1-7 時実倉庫1F |
アクセス | JR「城北公園通駅」徒歩8分 |
駐車場 | – |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 年中無休 |
主な買取ジャンル | 専門書 |
買取方法 | 店頭買取・宅配買取・出張買取 |
会社名 | 株式会社リアロ |
古物商許可番号 | 大阪府公安委員会 第621032200674号 |
査定士 | – |
店舗ページ | 公式サイト |
その他特徴 | – |
古書店 三月兎ノ杜
特徴
- 宅配買取は送料・振込手数料無料
- 数千冊・数万冊の大量買取もOK
- 梱包用ダンボールを自前で用意すれば買取額500円アップ
三月兎ノ杜は、学術書や専門書及び古書などの販売・買取を行う古書店です。
店舗は埼玉県羽生市にあり、店頭買取や宅配・出張買取を実施しています。
宅配買取は、送料及び振込手数料も無料で、梱包キットも無料提供しており、出張買取は関東エリアを対象に無料で対応しています。
買取依頼の際は、申し込みフォームやフリーダイヤルなどから、売りたい本の大まかな量や内容を事前連絡する必要があります。
ちなみに、宅配買取の梱包用ダンボールを自分で用意すれば、買取金額が3000円以上となった場合に買取額が500円アップとなるサービスがあります。
哲学書は、プラトン・アリストテレスなどの古代哲学から、デカルトやカントなどの近代哲学、現象学や実存主義及び構造主義など幅広く扱っています。
高価買取のコツ
専門性の高い哲学書などを買取に出す場合は、どういった買取店を選ぶのかが大事になります。
また新刊で哲学書を買ったけれど結局読まないのであれば、早めに買取に出す方が高めの査定となりお得です。
ここでは、哲学書を高価買取してもらうコツについて紹介します。
哲学書買取に実績があるお店を
古本を買取するお店はたくさんありますが、哲学書や思想書などを買取に出す際は、これらを取り扱う専門店を選ぶのがおすすめです。
一般的な古本買取店の場合、古い哲学書などはあまり良い査定額は期待できないかもしれません。
専門性の高い哲学書を買取に出す場合はお店選びに注意が必要です。
新刊の書籍や全集など
発売から間もないなど、新刊の哲学書であればある程度の買取額が期待できるほか、巻数が揃っている著名な哲学者の全集なども高価査定となるようです。
また、ちくま学芸文庫や講談社学術文庫および岩波文庫など、一般の人が手に取りやすい学術系文庫も人気があるためそれなりの査定額が期待できます。
状態が良い方が高価査定に
哲学書の場合シミやヤケがある状態の悪い古い本でも、貴重な本であれば高価査定となることがあるので査定に出してみましょう。
本によっては多少書き込みがあっても買取してくれるようですが、消せる所があればできるだけ消しておく方が査定は良くなります。
また購入時の帯はなくても問題ありませんが、本のカバーがない場合は大きく減額されてしまうのでカバーを付けて買取に出しましょう。
買取に出す際の注意点
買取に出してみたけれど思ったような査定額とはならなかったという事もあると思います。
また梱包の仕方が悪くて破れたりキズがついたりすると、減額されてしまうので梱包にも気をつけたい所です。
ここでは買取に出す際の注意点についてまとめてみました。
査定額に納得いかなかった場合
宅配買取利用では査定結果をメールなどで教えてもらえますが、査定額に納得いかない場合は送料を負担して返却してもらうのか、お店に引き取ってもらうのか考えておきましょう。
特に書き込みが多かったり、状態が悪い古書などは値段が付かない事もあるので、事前査定などを利用してある程度査定額を確認しておくのもおすすめです。
梱包に気をつける
宅配買取を利用の際は、配送中に本が破損したりしないよう梱包の仕方に注意しましょう。
ダンボールに平積みで梱包するほうが破損が少なく、隙間が空いている場合は新聞紙や緩衝材を入れて本があまり動かないようにしておきましょう。
また、本のカバーや箱などは一緒に付けて出さないと大きく減額されてしまうので、こちらも忘れないようにしてください。
出張買取を利用する
哲学書を買取に出す方の中には、哲学の研究をしていたり専門家であったりして大量の本を所蔵しているという場合もあると思います。
その際は宅配買取だと梱包作業などが大変なため出張買取の利用がおすすめです。
書籍の量が多い場合は、基本的に無料で利用できますが、出張対象エリアはお店によって違うので事前確認が必要です。
まとめ
今回は哲学書の買取についてご紹介しました。
買取店を選ぶ際は、買取実績に自分が売りたい哲学書と近い分野のものがあるかを確認してみてください。
近い分野の本を買取していれば、高価買取が期待できます。