「遺品整理」に立ち会うその前に・いざとなって困らない買取の話

  • 2019年11月19日
「遺品整理」に立ち会うその前に・いざとなって困らない買取の話

家族・親戚が亡くなったあとの遺品整理、そして買取と何の関係があるのだろう…。遺品整理ということ自体、多くの方が人生でそう何度も経験することがないでしょうから、そう思うのも無理はありません。故人の衣服や日用品の中にも買取できるものがあるのです。知らずに捨てられるよりは、故人も喜ぶのではないでしょうか。今回は、そんな遺品整理と買取のお話です。

遺品整理業と買取

古箪笥

遺品整理

亡くなった家族や親戚の持ち物・不用品、貴重品を分別して、廃棄したり遺族に引き渡したりするのが遺品整理業です。広い意味で言えば、独居の故人がしばらく見つからずに、不幸にして体液などが付着してしまった場合などに、クリーニングをするのもこの業界です。

買取

故人が遺したものの中に、中古市場でも通用する価値のあるものが眠っている場合があります。葬儀やアパート・マンションの引き渡しなどで手一杯のケースが多いでしょうから、「買取」に関してあまり気を留めない方も多いのではないでしょうか。そこで、遺品整理業者が貴重品を買取したり、遺品の中から価値あるものをピックアップして買取する専門業者の出番となります。今回はこの買取を中心に情報をお届けします。

買取の資格

悩み

業者探し

遺品整理というビジネス自体、それほど歴史のあるものではなく、少子高齢化や一人暮らしの高齢者の増加という背景もあって発展してきたものです。現状で優良な遺品整理会社を見つけるのは簡単ではありません。現在もっとも手軽に調べられるのがインターネットではないでしょうか。

遺品整理士

遺品整理業者を探すひとつの基準として、業界基準の協会に入っているか、というポイントがあります。「一般社団法人 遺品整理士認定協会」という団体があります。

一般社団法人 遺品整理士認定協会
出典:c

民間の団体ではありますが、遺品整理士として認定されるために一定の研修が必要となります。この協会の認定を受けた遺品整理業者は、必ずその点をアピールしていますから、一定の権威はあるといえます。まず選定の基準がわからなければ、遺品整理士認定協会に加盟しているかどうかをチェックするとよいでしょう。

古物商

遺品整理業の中に、価値あるものを鑑定して、買取してくれる業者もあります。そのようなサービスを売りにしている業者もあります。慌ただしい時期にそこまでしてくれる業者はありがたいともいえます。ただし、中古品をリユースして売る、という行為には「古物商」の免許が必要です。

上述の通り歴史の浅い業界で、古物商の免許もなく貴重品を、ゴミとして回収してしまう(そして売りとばす)ような業者もいます。古物商の免許があっても、慌しさに乗じて安く買い叩いたり、料金としてどう計算されるのかわからない(費用から相殺、といってもはっきりとした見積もりが無い)という不安点はあります。もちろん中には優良な業者もあり、きちんとした買取をしてくれるところもあります。買取込みの遺品整理業者はやめておけ!という話ではなく、慌ただしい時期でも貴重品をきちんと評価していただきたい、というのが今回のテーマです。

出張買取に来てもらおう!

ダンボール

それでは実際に、ショップへの依頼ををシミュレーションしてみましょう。

買取時期

実際には無宗教に近い日本人でも、仏教的な慣習で節目を区切ることが多くなります。四十九日の法要というものがあり、現世との間をさまよっていた故人が、四十九日目にあの世に行くというものです。この間に遺品整理や買取をしてもよいのか?という問題があります。

もし単身住まいであれば引き渡しや現状回復などがあり、散らかったものを放置しておくというのは現実上無理が出てきます。親族間の財産の形見分けを、四十九日以降にすることなどを守れば、四十九日の間に遺品整理をすることは問題ないとしていることが多いです。

キリスト教では一般的に、一定期間の禁忌、という慣習はありません。

買取方法

遺品整理の買取の中でも、他ジャンル(DVDやゲームなど)と同じように、店頭買取・出張買取、宅配買取があります。ですが、慌ただしい時期のなかで店頭に持ち込む、梱包してショップに送る、というのは難しいですよね。ここは、出張買取を基準に考えましょう。買取店の出張エリアに入っていない、というときは、買取店はLINE(スマホコミュニケーションアプリ)などで画像付きで対応してくれるところもありますので、入念に話し合いをして、取そこねの無いように宅配買取を利用するとよいでしょう。

遺品買取・ショップ紹介

八光堂

八光堂
出典:八光堂

八光堂は本来は古美術品の買取ショップですが、遺品整理の際の買取にも積極的な自信を見せています。そう、さきほどお話した「遺品整理士認定協会」の認定した「遺品整理士」が在籍しています。八光堂は古美術品の買取のみでなく、遺品の中から価値あるものを探し出して、買取してくれると宣言しています。

買取はその場で現金化してくれます。出張は全国対応と、頼もしい限りです。出張料は無料、納得の行く査定でなかった場合は買取不成立とし、そのまま帰ってもらうこともできます。

まんがく屋

まんがく屋
出典:まんがく屋

まんがく屋も通常は古美術品・宝石・アンティークなどを対象にする買取専門ショップですが、遺品整理の買取に対しても堂々と自信を見せています。取引の対象が書物・ブランド品・時計、切手などと八光堂と比べると比較的広めですので、遺品の中で値打ちがありそうなものが多ジャンルであるときは、まんがく屋に依頼すると良いかもしれません。逆に、古美術品が中心であれば八光堂が良いでしょう。出張料もキャンセル料もありませんので、査定をして比べることもできます。

どちらのショップも全国対応です。取引の際には、ショップ側と電話やメールなどで状況を伝え、日時を取り決めて出張に来てもらいましょう。

まとめ

掃除

いかがでしたでしょうか。今回は、遺品整理の際に発生する、買取の情報にフォーカスをあてお届けして参りました。現在、「終活」や「終い支度」といった言葉がもてはやされていますが、裏をかえせば少子高齢化にともなって、いざという時に周囲があたふたしてしまうケースが多いからかも知れません。この記事の内容を頭の片隅にでも入れていただいて、お役に立てれば幸いです。