ちょっと珍しい?「グリーンゴールド」の特徴と相場情報まとめ

  • 2021年7月12日

ゴールドはファッションやパワーストーン、投資の対象としても人気が高いです。

今回は、そのなかでも淡い緑色が美しい「グリーンゴールド」についてご紹介します。

ゴールドのなかでも比較的耳にしやすい「ピンクゴールド」や「イエローゴールド」とは違い、市場に出回る数が少ないグリーンゴールド。

グリーンゴールドはどんな金なのか、その特徴や宝石言葉・相場などをご紹介します。グリーンゴールドが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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グリーンゴールドとは一体何?

グリーンゴールドは、純金に別の金属を混ぜて作られた合金「カラーゴールド」の一種です。

カラーゴールドには、レッドやイエロー、ピンクなどさまざまな色合いがあります。グリーンゴールドは名前の通り、淡い緑味を帯びているのが特徴です。

金に銀を混ぜた18金

グリーンゴールドは、純金に銀を混ぜて作られます。

実は鉱山で採掘される金鉱石には、既に10%程度の銀が含まれているのです。銀の割合が20%を超える物は「エレクトラム」と呼ばれ、銀の割合が少ない物よりも、淡い黄色をしています。

エレクトラムよりもさらに銀の割合を高くし、青みがかかった緑色に変化したのがグリーンゴールドです。

ほんのりグリーンな輝き

グリーンゴールドは、エメラルドのようにはっきりとした緑色は少ないです。どちらかというと、ほんのりとグリーンな輝きを放ちます。

黄みがかった明るい緑色で、アップルグリーンやライムグリーンと称されるような色味に近いです。

金ならではの強い輝きが抑えられるため、アクセサリーにすると、優しげな印象を与えてくれます。

5月20日の誕生石

グリーンゴールドは、5月20日の誕生石に選ばれています。グリーンゴールドの石言葉は「満足感」です。

ゴールドが持っている金運を向上させてくれる力と、グリーンの色味が混ざることから、心身を癒やしてくれる効果が期待できます。

心身のリラックスや、安定感のある生活のパワーを引き寄せる力を持っているでしょう。

グリーンゴールドの相場

グリーンゴールドの相場は、日々変わります。

金は価値がどんどん高まってきており、資産運用の対象に金を選ぶ方も多いです。グリーンゴールドは純金ではなく、25%の銀が配合されていることから、18金に分類されます。

執筆当時(2021年6月)の18金相場は、以下の通りです。

  • 18金の買取価格:1gあたり5,153円(税込)

出典:リファスタ

買取店で売却する際は、必ず金相場がどのように変動しているかを確認しましょう。

グリーンゴールドを選ぶメリット

グリーンゴールドを選ぶメリットは、以下の3つです。

  • 純金よりも安価
  • 他にはない珍しい輝きに価値あり
  • 他のカラーゴールドに比べてアレルギーリスクが低い

それぞれ詳しくご紹介します。

純金よりも安価

グリーンゴールドは、純金よりも安価で購入しやすいです。グリーンゴールドは、純金に銀を配合して作られています。

金は純度が高いほど価値が高くなるため、グリーンゴールドのほうが比較的手に入りやすい価格帯のアイテムが多いです。

金は欲しいけれど手が出ない方には、グリーンゴールドのようなカラーゴールドをオススメします。

他にはない珍しい輝きに価値あり

グリーンゴールドは、他の宝石類にはあまり見られない特殊な輝きをしています。淡い黄みがかったグリーンは、爽やかな印象を与えてくれるのが特徴です。

金といえば強い輝きを放ちますが、グリーンゴールドはギラギラとした輝きではなく、落ち着いた輝きをしています。

その珍しい輝きと、市場であまり見かけないこともあり、グリーンゴールドは高い人気があるのです。

他のカラーゴールドに比べてアレルギーリスクが低い

グリーンゴールドは、他のカラーゴールドに比べてアレルギーリスクが低いのもメリットです。

カラーゴールドは、金に配合する金属(割金)によって種類が分かれます。

アレルギーリスクが高いのは「パラジウム」と「銅」と言われており、カラーゴールドのなかでは「レッドゴールド」や「パープルゴールド」系のアレルギーリスクが高いです。

金・銀はアレルギーを引き起こしにくいため、グリーンゴールドはアレルギーリスクが低いカラーゴールドに分類されます。

しかし、全員が金・銀にアレルギー反応を示さないとは限らないので、アレルギーテストを行っておくことが得策です。

グリーンゴールドを選ぶデメリット

グリーンゴールドを選ぶデメリットは、以下の2つです。

  • 「投資」と考えるとメリットはない
  • 取り扱っているお店が少ない

それぞれ詳しくご紹介します。

「投資」と考えるとメリットはない

金は世界中で価値が高く、投資の対象に選ばれています。純金はいざという時に通貨として換金できることもあり、投資するメリットが強いです。

しかし、グリーンゴールドは純金ではありません。

グリーンゴールドのような金属が配合されている金は、加工はしやすいですが、投資としてのメリットは低いと思ったほうがいいでしょう。

取り扱っているお店が少ない

グリーンゴールドは、カラーゴールドのなかでも取り扱いしているお店が少ないです。市場にあまり流通しておらず、入手が困難なのがデメリット。

ただ、グリーンゴールドの淡い黄みがかった緑色は、他のゴールドにはない輝きです。その珍しい輝きは、なかなか目にすることができませんが、一見の価値があるでしょう。

入手困難なグリーンゴールド

グリーンゴールドは、純金に25%以上の銀が配合されているカラーゴールドです。カラーゴールドには赤やピンク、イエローなどさまざまな色があります。

そのなかでもグリーンゴールドは、取り扱い店が少なく、市場に出回る点数が少ないです。

他の宝石類やカラーゴールドにはない、淡く美しい緑色の輝きをぜひお楽しみください。

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