電気代が高い原因は? 平均の電気代とできるだけ安くおさえる方法

  • 2022年5月30日

毎月の光熱費としてかかるうちのひとつ、電気代が高いと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。電気代は単発ではなく、継続的に支払うものだからこそ「出費を抑えたい」と思うのは当然のことです。

そこで今回は、「電気代の決まり方」や「なぜ高くなるのか?」について、わかりやすく解説していきます。また、電気代を抑える方法とおすすめの電力会社もピックアップしています。「今より少しでも電気代が下がると嬉しい」とお考えの方は、要チェックです。

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電気代の決まり方

「そもそも、電気代はどのようにして決まるのか」と疑問を抱いている方も多いはず。電気代は、季節や地域、電化製品を使用している環境によって異なります。その上で、計算式によって導き出されることを覚えておきましょう。

1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)

1時間あたりの消費電力は、家電によっても異なりますが、目安の数値は各製品の商品詳細に書かれています。一般的に、ドライヤーや電子レンジ、エアコンなどは消費電力が高い家電です。

また、料金単価は、住んでいる地域や電力会社、契約するプランによっても異なります。

電気代の平均金額は月どのくらい?

「電気代の決まり方」の欄で解説した通り、月々の料金は消費電力や時間、単価によって異なります。つまり、平均といっても、季節(エアコンをよく使うか)や一緒に暮らしている人の人数ごとに、変わってくると考えましょう。

この項目では、世帯人数や月ごとにわけて、データをご紹介します。

冬は高くなりやすい

まずは、1人暮らしと2人以上の場合に分けて、月ごとの電気代平均額をまとめました。

世帯1~3月4~6月7~9月10~12月
1人暮らし5,492円4,223円3,741円4,140円
2人以上12,642円9,609円9,419円9,597円

出典:CHINTAI
出典:Ever Green

1人暮らしの方の場合、4,200円~5,500円ほどと、時期によって差があります。また、世帯人数問わず、太陽が出ている時間が短く、気温の低い1~3月に電気代がよくかかると考えておきましょう。

もちろん、表の数値は平均であるため、これよりも上がったり、下がったりすることも考えられます。

住んでいる地域で差がある

電気代は住んでいる都道府県や地域によっても差が出ることがあります。

場所(エリア)電気代
北海道地方9,488円
北陸地方10,587円
関東地方7,792円
近畿地方8,300円
九州地方8,771円

出典:Ever Green

上記は2021年度の電気代平均の表です。日本の地方を5つピックアップして比べるだけでも、意外と差が見られます。このように、地域によって差が出るのは、気温の違いや、家族構成の傾向などさまざまな要因が影響していることが考えられます。

家電によってエネルギーが違う

家電によって必要なエネルギーの大きさは異なっています。基本的に消費電力はW(ワット)で記されているため、家電を選ぶ際は注目すると良いでしょう。

家電の種類消費電力(目安)
エアコン400~3200W
ドライヤー1000~1400W
電子オーブンレンジ1200~1400W
冷蔵庫150~300W

出典:Selectra

上記は、家電ごとの消費電力の目安です。消費電力が多い家電としては、ドライヤーや電子レンジ、エアコンなどが挙げられます。また、消費電力が少ない家電であっても、長時間使うと、電気代は上がることを覚えておきましょう。

電気代が高いときに考えられる原因

「電気代が高い」と思ったときに、原因として考えられる理由は下記の4つです。

  • 電力メーターが故障している
  • 漏電している
  • 使う電気の量が増えた
  • 市場連動型プランを使っている

ひとつずつ、チェックしていきましょう。

電力メーターが故障している

電気代が急に上がった場合、電気メーターが故障している可能性もゼロではありません。とくに、アナログ式の電気メーターを使用している場合、毎月の電気代は、検針員によってチェックされるメーターの表示を元にして計算されます。

そのため、メーターが故障して、正しい数値が表示されていなければ、当然、電気代にも影響するでしょう。ただし、すでにスマートメーター(デジタル表示)を取り入れている場合、故障の可能性は低いと言えます。

もしも、メーターの故障が疑われる場合は、電力会社へ問い合わせましょう。

漏電している

水道代が上がったときに水漏れを疑うように、電気代が上がると「漏電しているのでは?」と不安になるかもしれません。

漏電とは、電気が本来通る場所以外のところに流れてしまうこと。しかし、漏電が原因ですぐに電気代が急に跳ね上がるという可能性は低くなります。

もちろん、不安な場合は、漏電していないかどうか、業者へ点検を依頼したり、自分でチェックしたりして、安心感を得るのは良いことです。ただし、電気代が高くなった原因を見つけたい場合は、別の要因も合わせて考えなくてはいけません。

使う電気の量が増えた

「先月に比べて急に電気代が上がった」と思ったら、シンプルに消費電力が以前よりも増えていないかどうか思い返してみましょう。とくに考えられるのは、「季節が変わってエアコン(冷房・暖房)を付け出した」や「消費電力の高い家電を購入して使い出した」などです。

また、一緒に暮らす人が増えたり、在宅ワークの導入で自宅で過ごす時間が増えたりと、ライフスタイルの変化が要因であるパターンもありえます。

市場連動型プランを使っている

契約している電気料金のプランが「市場連動型プラン」だと、電気代が急に上がるパターンも十分あり得るでしょう。市場連動型プランとは、日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動して、電気料金が変動するプランのことです。

市場価格が急激に上がった場合、各家庭へは即日、もしくは、翌日には影響するケースが考えられます。ちなみに、電気の市場価格が上がる状況は「急な寒さなどによる電力需要の増加」や「天然ガスの不足」などです。

電気代をおさえるには

「高い」と感じる電気代を抑えるために、できる工夫を4つご紹介します。

  • こまめに電源を消す
  • 最低限の電化製品を設置する
  • オール電化にする
  • 電気料金プランを乗り換える

できる範囲で取り入れて、電気代ができるだけ抑えるように試してみましょう。

こまめに電源を消す

電気代を抑えるために、まずは電力を無駄遣いしていないか見直しましょう。たとえば、テレビを見ないときや、トイレに入っていないときは「電源(電気)をつけっぱなしにせずこまめに消す」などです。

そのほか、冷蔵庫の温度設定を時期に合わせて変えたり、エアコン使用時にサーキュレーターを使ったりするなど、普段の家電の使い方を変えることで、電気代の節約ができます。複数人で一緒に暮らしている場合は、事情を話して皆の協力を得ることも大切です。

最低限の電化製品を設置する

電化製品の設置を最低限にすることも、電気代を抑えるポイントのひとつです。そもそも、家電を使わなければ、電力を消費することもありません。もちろん、生活スタイルや家族構成にもよりますが「電気を消費するものをあえて置かない」という選択肢を選ぶのもありです。

例えば「テレビをあまり見ないから、買取店やリサイクルショップに売って手放す」や「コインランドリーを頻繁に利用するから、次の引っ越し時には洗濯機を設置しない」などが挙げられます。

オール電化にする

「オール電化」とはキッチン設備や空調、給湯などのエネルギー源をすべて電気にすることを意味する言葉です。

オール電化プランの特徴は「夜間割引」や「早朝割引」などのプランが利用できる点です。そのため、上記のような電気代が安くなる時間帯によく電気を使う場合は、オール電化にするとお得になるパターンがあります。

しかし、「昼間の電気代が高くなりがち」などのデメリットもあるため、ライフスタイルと照らし合わせて、トータルで光熱費が安くなるのかどうか、しっかりと調べてから判断しましょう。

電気料金プランを乗り換える

電気料金のプランは、一緒に暮らしている人の人数やライフスタイルによって、相性の善し悪しがあります。つまり、電気料金のプランが合っていないことが原因で、金額が高くなっている可能性が考えられるということ。

もしも「自宅の電気代が高い原因がプランかもしれない」と思ったら、別のプランや会社へ乗り換えることも検討しましょう。
ただし、電力会社の数はたくさんあるため、勢いで決めるのではなく、慎重に比較して選ぶ必要があります。

おすすめの電力会社

数ある電力会社の中からおすすめの会社を5つピックアップしました。基本料金や対応エリアをまとめていくので、電力会社探しの参考にしてください。

会社ごとに提供しているプランはさまざまですが、よくあるプランは下記の二つです。

従量電灯プラン⇒基本料金+使った料金が発生する
定額プラン⇒ある一定量までは定額で電気が使える

下記の表に記載しているのは「基本料金」です。具体的に月にどのくらいの額になるのかは、選ぶプランや従量料金(使用量に応じて払う額)によるため、詳細は公式サイトでチェックしましょう。

電力会社名公式サイトベーシックプランの料金対応エリア解約の違約金セット割
ミツウロコでんき公式サイト1,144円(40A・東京の場合)日本全国(沖縄・一部地域除く)ガス
ネット回線
なし
TERASELでんき公式サイト1,144円(40A・東京の場合)北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州なし
CDエナジーダイレクト公式サイト1,144円(40A・東京の場合)東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・茨城県・山梨県・静岡県の富士川以東 ※離島除くガスなし
東京ガス公式サイト1,144円(40A・東京の場合)東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県(富士川以東)ガスなし
楽天でんき公式サイト0円 ※プランによる北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄(一部地域除く)ガスなし

ミツウロコでんき

ミツウロコでんきは、「ちびまる子ちゃん」とコラボレーションしている電力会社です。CM動画を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。親しみやすさを感じさせる会社ですが、決してそれだけではなく、特徴やプランにも魅力があります。

ミツウロコでんきの特徴

  • ガスやネット回線とのセットがお得
  • 料金プランが豊富にある
  • 「でんき安心サポート」があるから心強い

ミツウロコでんきの特徴は、ガスやネット回線とのセットプランがあることや、料金プランが豊富にある点です。例えば、一人暮らし向けの「シングル応援プラン」や、夜間の電気使用がお得になる「とくとくナイト」などが用意されています。。

また、「電気がつかなくなった」「ブレーカーが落ちる」などのトラブル時に、24時間365日無料で駆けつけてもらえる「ミツウロコでんき安心サポート」がある点も魅力のひとつ。さらに、再生型エネルギーを10%使用している点にも注目です。

TERASELでんき

TERASELでんきは、2016年に設立された株式会社エネクスライフサービスが運営しています。サービス開始以来、着実に売上を伸ばし、2021年度実績は99億円。実績のある会社と契約したい方におすすめと言えるでしょう。

TERASELの特徴

  • 楽天ポイントが貯まる
  • 契約時に特典がもらえる
  • 消費電力が多いほどお得になりやすいプランもあり

TERASELでんきの特徴は、電気を使うほどお得になる「超TERASELプラン」と、単身者~2人向けの「TERASELでんきプラン」の2つあること。対象者を明確に絞っているため、選びやすいというメリットが得られます。ただし「一人暮らしではあるものの消費電力は多い」などの方は、慎重にプランを選びましょう。

また、楽天ポイントが貯まったり、契約時に嬉しい特典がもらえたりする点にも注目。特典は、amazonギフト券(2,000円分)やHuluチケット2ヶ月分など6つから選べます。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトは、東京電力エリアが対象の電力会社です。中部電力&大阪ガスの電気とガスの知見を元に、幅広いプランを提供しています。

ただし、日本全国に対応しているわけではないため、まずは自宅が範囲内に入っているのか、確認する必要があります。

CDエナジーダイレクトの特徴

  • プランの数が豊富
  • 会員サイト「カテエネ」が便利
  • 生活トラブルサポートあり

CDエナジーダイレクトの特徴は、スタンダードメニューの「ベーシックでんき」や「ファミリーでんき」の他、ライフスタイルメニューを取り揃えていることです。

例えば、Amazonプライム会員の方や会員になることを検討している方向けの「エンタメでんき」や、楽天ポイントやdポイントが貯まる「ポイントでんき」など。その他にも、さまざまなプランがあるため、自分に合ったプランが見つかるでしょう。

また、月々の電気使用量が見れる会員サイト「カテエネ」も便利。さらに、契約者向けの生活トラブルサポート(水回りやガス機器トラブルなどへの対応)がある点も検討する際の材料となるでしょう。

東京ガス

名称からもガスのイメージが強い東京ガスですが、実は電気の契約も可能です。ガスとのセット割や、新規申し込みのキャンペーンなどもあるため、お得に契約したい方は必見。対応エリアに入っている場合は、一度チェックすることをおすすめします。

東京ガスの特徴

  • ガスと電気のセット契約がお得
  • 新規申し込みで基本料金3ヶ月間無料
  • パッチョポイントが貯まる

東京ガスは、ガスと電気をセットで契約したい方におすすめです。その他、新規申込者向けのキャンペーンを開催していたり、パッチョポイントが貯まったりと、東京ガスならではの魅力が多い点にも注目。パッチョポイントは、1ポイント1円相当の、提携ポイント(dポイントやTポイントなど)に交換できます。

また、「my TOKYO GAS」では、スマホから電気やガスの使用状況を確認可能。さらに、ガスと電気をセットで契約すると、レシピ動画サービス「クラシル」のサービスが一部無料で使える点も見逃せません。

楽天でんき

楽天でんきは、楽天エナジー株式会社が運営している電力会社です。その名の通り、楽天グループであることから、楽天会員の方は必見の会社と言えるでしょう。楽天ポイントが貯まったり、使えたりする点が特徴です。

楽天でんきの特徴

  • プランS・プランMは基本料金が0円
  • 楽天ポイントが貯まる・使える
  • 電気とガスのセット契約でより効率的にポイントゲット

楽天でんきの特徴は、プランSとプランMの基本料金が0円であることです。使用した分のみの支払いで良いため、人によっては電気代を安く抑えられる可能性があります。

また、楽天ポイントが貯まるだけでなく、支払いに使える点も楽天でんきならではのシステム。通常ポイントの他、期間限定ポイントも支払いに利用できます。

さらに、ガスと電気をセットで契約した場合、通常200円につき1ポイントのところ100円につき1ポイントがつくため、より効率的にポイントを貯めることが可能です。

上記のことから、楽天ポイントを貯めている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

料金プランとライフスタイルを見直してお得&快適に暮らそう!

電気代が高いと思ったら、まずは高くなった原因を探ることが大切です。もしも、家電の使い過ぎが原因であれば、電源をこまめに消すなどして節電を試みましょう。

その上で、電気料金の契約プランや電力会社の変更も視野に入れて、「もっと安くならないかどうか」調べることをおすすめします。どこの電力会社が良いか迷ったら、今回ピックアップした5つの会社もぜひ合わせてご検討ください。