エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代は?節電のコツも

  • 2022年5月31日
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代は?

夏と冬はエアコンが大活躍する季節。できることならエアコンをつけっぱなしにして、いつでも快適な室温のなかで過ごしたいですよね。

ですが、エアコンを使うと月々の電気代が心配になりませんか?

今回の記事では、エアコンのつけっぱなしによる電気代はいくらかかるのか、電気代を求める計算式を紹介します。

他にもエアコンをつけっぱなしにするメリット・デメリットや電気代が上がるポイント、節約方法なども紹介しているので参考にしてください。

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冷房を1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代

冷房を1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代はいくらになるでしょうか?

今から紹介する「電気代計算のステップ」に沿って計算すれば、簡単に電気代を求めることができます。

まず、電気代を求める流れを確認しましょう。

【電気代計算のステップ】

  1. エアコンの消費電力を調べる
  2. 消費電力に電力会社が定める1kWhあたりの電気料金をかける
  3. 1日あたりの電気代を求め、月にエアコンを稼働した回数をかける

電気代の計算方法

まずはエアコンの消費電力を調べましょう。
消費電力は、エアコンを販売しているメーカーの公式サイトや説明書に記載されています。
エアコンの消費電力がわかったら、1時間あたりの電気代を計算します。

1時間あたりの電気代=消費電力(kW)×1kWhあたりの電気料金

例)
・エアコンの消費電力が800W、1kWhあたりの電気料金が27円/kWhの場合
・1000W=1kWなので、800W=0.8kW
*1時間あたりの電気代=0.8kW×27円/kWh=21.6円/h

1kWhあたりの電気料金は電力会社によって異なるので確認しましょう。

1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代

1時間あたりの電気代がわかったら、1ヶ月あたりの電気代も算出できます。
求める式は次のようになります。

1ヶ月あたりの電気代=1時間あたりの電気代×1日の使用時間×1ヶ月の使用回数

先ほど求めた1時間あたりの電気代21.6円/hを使って、1か月つけっぱなしにした場合の電気代を計算してみましょう。

例)
・1日24時間使用し、1ヶ月に30回利用の場合
*1ヶ月あたりの電気代=21.6円/h×24h/日×30日/月=15,552円/月

エアコンを1日24時間、1ヶ月を30日としてつけっぱなしで利用した場合、1ヶ月にかかるエアコンの電気代は15,552円となります。

この料金を高いと感じるか安いと感じるかは人によると思いますが、節約の第一歩として、この金額を基準にしてみてはいかがでしょうか。

こまめにON/OFFするとかえって高くなる

電気代節約のために、こまめに電源をON/OFFしていませんか?
実はこまめにON/OFFを繰り返すと、かえって電気代が高くなります。

エアコンは、室内温度を設定温度に近づけるときにたくさんの電力を使い、電気代がかかる仕組みです。

エアコンの電源を切ると、室内温度は徐々に元の温度にもどってしまうので、もう一度、設定温度に戻すためには大きな電力が必要です。

そのためこまめにON/OFFを繰り返すと、かえって電気代が高くなるケースがあります。

冷房をつけっぱなしにしておくメリット・デメリット

冷房を1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代がわかりました。次は、冷房をつけっぱなしにしておくメリットとデメリットを紹介します。

結論、つけっぱなしで得られるメリットは良質な睡眠が取れることです。
反対にデメリットとしては、体調不良になりやすいことが挙げられます。

メリットとデメリットをそれぞれ詳しくみていきましょう。

メリット

エアコンのつけっぱなしで得られるメリットの1つは、睡眠の質を低下させずに済むことです。

睡眠は寝始めてから、3~4時間がゴールデンタイムと呼ばれています。ゴールデンタイムの時間帯に目覚めてしまうと、翌日のパフォーマンスに影響が出てしまいます。

影響を出さないためには、最適な温度に設定したエアコンをつけっぱなしにしておくことで、良質な睡眠がとれるでしょう。

特に、夏場は28度を超えると熱中症のリスクが高くなるため、室内温度は26~28度に保つと良いですよ。

デメリット

エアコンのつけっぱなしによるデメリットは、体調不良になりやすいことです。
エアコンをかけて就寝すると、朝起きた時に倦怠感を感じることがありますよね。

睡眠中は、体の深部の体温を放熱しやすくするため必要以上に体温が低下し、それが原因で倦怠感が生じます。また体の構造上、夏は毛細血管を広げ体内の熱を逃しやすくしています。

冷房の効いた部屋にいても血管が縮まらないため、必要以上に熱を逃して冷えてしまうのです。

屋外と室内の温度差が激しい場合は自律神経ホルモンが崩れ、だるさや体調不良になりやすいので注意しましょう。

参考:荒木脳神経外科病院「冷房病(クーラー病)」

また、エアコンをつけっぱなしにすることで、電気代がかさむ点もデメリットの1つです。

電気代が高くなるポイント

電気代を節約する上で大切なことは、エアコンの電気代が高くなるポイントを知ることです。夏に使うのと、冬に使うのとでは、どちらの電気代が高くなりやすいか知っていますか?

実は、電気代が高くなりやすいのは冬場です。
先ほども紹介した通り、エアコンは室内温度を設定温度に近づけようと稼働します。その際に多くの電力を使用し、比例して電気代もかかるのです。

例えば、夏場の平均気温が30度として、冷房の温度を26度に設定した場合、エアコンは4度室温を下げます。冬場の平均温度が10度として、暖房の温度を20度にした場合、10度上げることになります。

よって、気温とエアコンの設定温度の差が大きい冬場のほうが、電気代は高くなりやすいので注意しましょう。

エアコンの電気代を節約するには

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代と、電気代が高くなるポイントを紹介しました。
では具体的にどうすればエアコンの電気代を節約できるのでしょうか?

方法はさまざまありますが、今回は以下の3つの方法を紹介します。

  • 扇風機をつける
  • 新しいエアコンに買い換える
  • 掃除する

1つずつ詳しく解説していきます。

扇風機をつける

クーラーの冷たい空気は部屋の下に、暖かい空気は上に溜まります。
そのためクーラーを起動しているときは、足元だけが冷たく感じやすいです。

またエアコンは部屋の上につけていることが多いため、エアコンは部屋が暑いと感じ、大きい力で冷やそうとします。

扇風機を使い、足元の空気を室内に循環させれば、比較的早く涼しく感じられます。

新しいエアコンに買い換える

エアコンをつけてもなかなか設定温度にならない場合は、エアコンを買い換えることを検討する必要があるかもしれません。

故障している可能性もありますが、そもそも部屋の広さにあっていない場合も考えられます。

例えば、8畳の部屋に6畳用のエアコンをつけた場合、省エネ性能がいいエアコンでもかえって電気代がかかってしまいます。エアコンの力が足りず、大きな力で設定温度まで稼働し続けるため、電気代が高くなるのです。

また、過剰運転によってエアコンの寿命が短くなってしまう可能性もあります。

対応畳数が小さいエアコンは購入時は安いですが、過剰運転による電気代、それにより引き起こされる修理代のことを考えると、かえって負担が大きくなります。

掃除する

エアコンのフィルターにゴミや埃がついてしまうと、運転効率が悪くなり、余計な電気を必要とします。結果、消費する電気が増えてしまうので電気代も上がるのです。

経済産業省では、月に1回か2回の掃除で、年間860円の節約につながると発表しています。

また、結果として約5~10%の省エネ効果が期待できるそうです。

2週間に1回掃除する余裕がない、仕事で忙しくて時間が取れない方にぴったりな、自動で掃除をしてくれるエアコンも登場しています。気になる方はぜひチェックしてみましょう。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁

電力プランの見直しもひとつの手

エアコンの電気代の節約を考える時、はじめに消費電力を抑える方法がないかを模索する人が多いと思います。消費電力量を下げるのではなく、電気の使用単価を変える方法もあることを覚えておきましょう。

例えば、TEPCO東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」プランだと、1kWhあたりの料金は、税込で19.88円です。

ほとんどの電力会社には複数のプランがあり、自分に合ったプランが選べます。引っ越しや年末の掃除などのタイミングで、定期的にプランを見直しましょう。

どのプランが最適かわからない場合は、複数の電力会社を比較したり、シミュレーションで調べたりしましょう。

参考:エネチェンジ「電気料金比較」

冷房の使い方を見直して快適に過ごそう

エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代や、つけっぱなしにするメリット・デメリット、電気代が高くなるポイントを紹介しました。

電気代を計算したりプランを考え直すことは、手間がかかりますよね。ですが、見直すことが節約への第一歩なので、一度やってみましょう。

各家庭のライフスタイルや環境によって変わりますが、電気代を見直すことで、長い目で見ると大きな節約につながることが多いです。
この機会にぜひエアコンの電気代を見直してみましょう。