炊飯器の寿命はどれくらい？買い替えタイミング・劣化のサインを把握しよう

炊飯器の寿命は、判断するのがむずかしいですよね。おいしくごはんが炊けなかったり、内釜のコーティングが剥がれたりすると、寿命なのか悩んでしまうのではないでしょうか。

本記事ではそのような悩みを解決し、炊飯器の寿命についてわかりやすく解説。

また、まだ使用できる炊飯器のお得な処分方法についてもご紹介します。炊飯器をひと回り大きいサイズに買い替えたい方や、長く使った炊飯器の買い替えを考えている方は必見です。壊れる前のサインを見逃さないで、炊飯器の寿命を見極めましょう。

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炊飯器の寿命はどれくらい？

炊飯器の寿命は明確には決まっていません。製品や使用状況によって寿命は大きく前後します。使用している炊飯器の寿命を知りたい方は、月にどのくらいの頻度で使用しているか、どのメーカーの製品を使っているのか考慮する必要があります。

炊飯器は内釜と外釜にパーツがわかれており、パーツごとの寿命が異なることにも注意しましょう。特に内釜は消耗品と呼ばれており、外釜に比べて消耗が激しいです。

「部品保有期間」と寿命の違い

炊飯器には補修用の部品保有期間という、メーカーが製造終了後に部品を保有しておかなければいけない制度があります。メーカーによって部品保有期間は違いますが、期間内であれば製品の修理や交換が可能です。

製品の寿命を表しているものではないので、部品保有期間が過ぎたからといって製品が故障するわけではありません。あくまでも1つの目安として認識しておきましょう。

こうなったら寿命？炊飯器の劣化サイン

炊飯器には寿命があり、使用するたびに消耗しています。急に動かなくなることもありますが、劣化したサインが出ていることも多いです。

ここでは、炊飯器の劣化サインを紹介します。事前に把握することで対策ができ、故障を防ぐことができるかもしれません。

炊いたごはんから異臭がする

炊飯器の内蓋や内釜を掃除していないと、炊いたごはんから異臭がする場合があります。

炊飯器内に付着した食品の成分を放置することで雑菌が繁殖。その雑菌がごはんに付着したことによって異臭となります。

炊きご飯や煮物など、お米以外の調理をした場合は特に注意が必要です。炊いたごはんからだけではなく、炊飯器からも臭いがしないか確認してみましょう。

内蓋、内釜、パッキンを清掃してみよう

臭いの元となる内蓋、内釜、パッキンを清掃することで異臭はなくなる可能性があります。原因は炊飯器内の雑菌の繁殖によるケースが多いので、清掃すれば解決することも多いです。洗浄コースを搭載している機種であれば使用しましょう。

清掃して臭いが取れればまだ使用できます。臭いが取れなければ、故障している可能性が高いです。その場合は修理か買い替えを検討しましょう。

内釜のコーティングが剥がれる

内釜にはコーティング加工を施された製品が多いですが、使用するごとにコーティングは剥がれていきます。多少剥がれた程度であれば不自由なく使えますが、剥がれ具合によっては焼きムラや焦げ付きに繋がってしまうことも。

内釜が傷つくと温度センサーが正常に機能しなくなり、ご飯が炊けなくなる可能性があります。内釜のお手入れは丁重に行うことで寿命を伸ばすことができるでしょう。

内釜だけ購入可能

内釜だけ購入することもできます。炊飯器に他の不具合がない場合、内釜だけ買い換えればまだ使用することは十分可能です。

製品によっては内釜の交換保障期間があり、期間内であれば無料で交換できるかもしれません。買い替える前に一度確認してみてください。
コーティングの剥がれは目に見えて劣化がわかります。すぐに行動するためにも、変化が出始めたら内釜の交換、炊飯器を買い替えを視野に入れておきましょう。

電源が入らない

配線をいじっていないにもかかわらず、炊飯器の電源が入らない場合は、寿命のサインかもしれません。なにかの拍子に電源プラグが抜けた可能性やブレーカーが落ちている場合があるので確認しましょう。

液晶画面の表示が乱れたり、途中で電源が落ちてしまったりするのは、電源が入らなくなる前兆のひとつです。完全に電源が入らなくなる前に、修理や検査を依頼することで寿命が伸びる可能性があります。

電源プラグをまず確認

電源が入らない場合は、まず電源プラグがコンセントにしっかりと差し込まれているか確認しましょう。電源プラグが抜けていたり、中途半端に差さっているだけかもしれません。

しっかりと差さっていても接続不良の可能性があり、何度か抜き差しすることで解決できる場合があります。電源プラグ自体に問題があるケースもあるので、そちらも確認してみてください。

それでも電源が入らない場合は炊飯器の故障が考えられます。修理や買い替えを検討しましょう。

異常音が発生する

炊飯中に「ジー」という音や「ブーン」というファンの音など、炊飯器からは音がなるのが正常です。しかし明らかに通常時と違う音が発生した場合は寿命が近いかもしれません。

放っておくとごはんが炊けなくなったり、急に動かなくなったりと、トラブルや故障に繋がる可能性があります。寿命が気になる方は、普段から炊飯器から出る音にも注目しておきましょう。

いつもと違う音なら故障の可能性大

IH炊飯器は火力調整時に音がなるものが多いですが、いつもと明らかに違う音がする場合は故障を疑いましょう。炊き上がりに違いはないか、炊飯器自体に変化はないかなど、ほかにいつもと異なる点がないか確認してください。

音以外に変化がない場合でも故障の可能性は十分にあるので、異常音がした段階で点検や修理依頼を出してもよいでしょう。早い段階で対処すれば、寿命が伸びる可能性が高くなります。

炊飯器を長持ちさせるポイント

ここでは炊飯器を長持ちさせるポイントを紹介します。知っておけば炊飯器の寿命が伸ばせるかもしれません。

手間がかかるポイントもありますが、日頃の扱いによって寿命が変わってくるので、ぜひ実践してください。

使うたびにきれいにする

ごはんを炊く度に炊飯器の清掃を行い、常に清潔な状態を保つことで炊飯器は長持ちするでしょう。ごはんの成分が付着したままだと雑菌が増殖し、異臭に繋がります。

内釜や温度センサー、特に水蒸気がたまりやすい内蓋は汚れやすいので念入りに洗いましょう。排気口や吸気口にホコリがたまると故障につながるので、こちらも定期的な清掃をお勧めします。

保温機能を長時間使わない

保温機能の長時間の使用は炊飯器が劣化する原因です。さらにパッキンや内釜に臭いが付いてしまい、異臭にもつながる恐れがあります。

また、保温機能の長時間使用が原因で修理依頼を出しても、自己責任として対応してくれないでしょう。

ごはんが炊けたらすぐに電源を切り、ほかの容器に移すなどして保温機能の使用時間を短くする方法がおすすめです。

内釜の扱いには気をつかう

内釜は消耗品といわれ、コーティングが剥がれるなどの劣化がしやすい部品です。内釜でお米を研いだり、熱湯を入れたりするとコーティングが剥がれてしまうので、注意してください。お米はボウルやザルで洗うことをおすすめします。

内釜を洗う際も気を使いましょう。タワシなどでゴシゴシこすらず、柔らかいスポンジを使ってやさしく洗うとコーティングが長持ちします。

寿命を迎えた炊飯器の処分方法

ここでは、寿命を迎えた炊飯器の処分方法を紹介します。知っておくことで、自分の条件にあった方法でスムーズに処分できるでしょう。

炊飯器の処分に困っている方は、ぜひ参考にしてください。

自治体のルールに沿って捨てる

炊飯器は自治体に処分してもらう方法があります。ほとんどの場合は不燃ごみか粗大ごみとして処分することになるでしょう。

不燃ごみの場合は収集日に集積所に出せば無料で引き取ってくれますが、粗大ごみとして扱われる場合は回収の予約や費用がかかります。自治体によって処分に関するルールが異なるので確認しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう手もあります。自宅まで来てくれるので、手間が少ない点がメリットといえるでしょう。ただし手間がかからない分、自治体に依頼するより費用が割高になるケースが多いです。

また、無料回収をうたいながら、高額な請求をしてくるような悪徳業者が存在します。依頼する場合は、市区町村のホームページで収集許可を持った回収業者を探しましょう。

修理と買い替えではどちらがお得？

修理か買い替えのどちらがお得かは、故障している内容や製造メーカーによって異なります。買い替える炊飯器によっても費用が変わってくるでしょう。

例えば、電源が入らないような状態だと修理費用が高く、買い替えたほうがお得なケースが多いです。異臭や異音がする程度の場合は、修理に出せば安くすみ、元の炊飯器を使い続けられる可能性が高いでしょう。

試用期間が長い炊飯器は、修理してもすぐにほかの不具合が発生する場合が多いです。古い炊飯器は早めの買い替えをおすすめします。

まだ使える炊飯器を手放す際のおすすめ方法

ここでは、まだ使用できる炊飯器を手放す際のおすすめ方法を紹介します。

完全に壊れていない炊飯器をただ処分してしまうのはもったいないです。ぜひ参考にしていただき、お得に炊飯器を手放しましょう。

新しい炊飯器を購入する店舗で下取りしてもらう

炊飯器は下取り対応している販売店があります。新しい炊飯器を購入するお店で下取りしてもらうことで、お得に処分が可能です。

もし炊飯器がまだ使える状態である場合は、対応している販売店を探し、下取りすることを検討してみてはいかがでしょうか。

買取店で査定してもらう

買取店で査定してもらう方法はおすすめです。炊飯器がまだ使える状態であれば、値が付くケースが多いでしょう。もし使用できる状態でない場合は買取を断られる場合があるので注意してください。

また、査定料が無料の買取店は多いです。査定料がかからないお店を探して、気軽に査定を依頼してみましょう。

炊飯器のおすすめ買取店3選

買取店によって買取方法や買取品目はさまざまです。自分にあった買取方法に対応しているお店や炊飯器が買取対象のお店を探す必要があります。

ここでは、炊飯器のおすすめ買取店3選を紹介。特徴や口コミなどをまとめたので、比較して買取店選びにお役立てください。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

バイセル【PR】

出典：バイセル

特徴

• 高い顧客満足度
• 選べる3つの買取方法
• 査定料などの手数料が無料

買取店紹介

「バイセル」は、全国に店舗を展開する買取店です。サービスの質が高く、アンケートでは約87％の方が今後も利用したいと答えています。

買取方法は店頭買取、宅配買取、出張買取の3種類です。出張料や査定料、キャンセル料などの手数料がすべて無料で利用できます。余計な費用を気にせずに状況にあった買取方法を選択できる点が同店の魅力です。

汚れや傷があっても買取できる可能性があります。炊飯器のような生活家電の買取実績も豊富なので、安心して買取に出せる買取店としておすすめです。

買取実績

• SHARP ホットクック
• JANOME ミシン
• Panasonic ホームベーカリー

出典：家電買取｜バイセル

店舗情報

駿河屋

出典：駿河屋

特徴

• 幅広い買取ジャンル
• 2種類の宅配買取
• 大量買取が可能

買取店紹介

「駿河屋」は、全国各地に店舗を出している買取店です。

買取方法は店頭買取と宅配買取の2種類。宅配買取では、あんしん買取とかんたん買取といったふたつの買取システムが選べます。

あんしん買取は、事前に商品の買取価格を検索し、見積もり金額に納得できれば品物を店舗に発送するシステムです。見積もりは商品の付属品があり、状態が良好だった場合の金額なので注意しましょう。見積もり価格が3,000円以上で送料が無料になります。

かんたん買取は事前査定せずに品物を送るだけで買取が完了する、手間が非常に少ない買取システムです。合計点数と合計買取金額のみのお知らせになり、1点ごとの詳細がわからない点は注意してください。買取商品点数30点以上で送料が無料です。

買取実績

• 象印 マイコン炊飯ジャー極め炊き (3合炊き)：5,000円
• 象印 マイコン炊飯ジャー 3合炊き：7,000円
• BALMUDA The Gohan：22,000円

出典：家電買取強化タイトル

店舗情報

買取屋さんグループ

出典：買い物屋さんグループ

特徴

• 豊富な販路
• 最短30分の出張買取
• 送料・手数料・査定料無料

買取店紹介

「買い物屋さんグループ」は全国に店舗を構える買取店です。国内外に豊富な流通経路を持つため、状態がよくない商品など幅広い商品の買取を可能にしています。

買取方法は店頭買取、宅配買取、出張買取の3つです。そのなかでも出張買取に力を入れており、店舗が近ければ依頼から最短30分で指定場所に来てくれます。また、査定料や出張料などの手数料をかけずに依頼が可能です。手間も少ない出張買取で依頼してみてはいかがでしょうか。

同店は相見積もりに対応しています。少しでも高く売りたい方はほかの買取店で見積もりをもらってから依頼しましょう。

買取実績

• DENON CDプレイヤー
• GoPro HERO4
• JBL 2WAYフルレンジ・スピーカー

出典：買取事例|買取屋さんグループ

店舗情報

炊飯器は故障する前にお得に手放そう

本記事では、炊飯器の寿命についてや劣化サイン、長持ちさせるポイントやおすすめの買取店を紹介しました。

炊飯器の劣化サインを知り、寿命の前に手放すことでお得に処分できます。買取の際には品物の状態が査定額に大きく影響するので、長持ちさせるように扱いつつ、寿命だと感じたら早めに行動しましょう。

ウリドキでは、複数の店舗を一括で査定できます。炊飯器の買取を検討している方は、ぜひご活用ください。