着物の衿合わせは右前・左前? TPOに合った衿合わせの作り方

  • 2022年7月27日
着物の衿合わせは右前・左前?

「着物を楽しみはじめたけど、衿合わせの作り方がわからないので知りたい」という悩みを持った方はいませんか?

他にも成人式や催しで着物を着る機会ができたけど、いざ着付けをする際に混乱してしまう方も多いでしょう。

本記事では、衿と半衿の違いから解説し、正しい着物の着方について詳しく紹介していきます。

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衿と半衿の違い

着物を着たときにまずに目に入るのが衿の部分。しかし、衿にも種類があり、違いがわからない方も多いはず。

ここでは、衿と半衿の違いについて基本的な知識をまとめていきます。

衿は普通の洋服と同じように、首を回って体の前面まである長方形の部分のことを言います。

洋服のように最初から着物についているものなので、取り外して汚れを落とすために洗濯することができません。

半衿

半衿は、衿と違って後から長襦袢に縫い付けるものです。衿と違って取り外しができるため、洗濯できます。

半衿は着物を1回〜2回着たら、汚れを落とすために洗濯するのが一般的です。

半衿はすべての着物で必要なものになるので、衿と合わせることとなります。衿と半衿の合わせ方を詳しく知らない方は、次に解説しているので参考にしてみてください。

衿合わせの向き

衿合わせ

衿を合わせるときに、右を前にするのか左を前にするのかによって違いがあります。

左右で意味が違うので確認してみましょう。

右前

「右前」は、自分から見た時に右側の衿を手前にする着方です。右前は、普段着物を着るときにします。成人式や催しのときも右前で着物を着るようにしましょう。

左前

右前とは反対に、自分から見て左側の衿を手前にする「左前」。左前は亡くなった方に着せる着物の着方になるため、左前で着付けないように注意しましょう。

最近では、SNSやネットで着物を着た画像がアップされていますが、スマートフォンの内カメラで撮っている場合は、左右が反転しています。

そのため、ネットの画像を見て着物を着る際は、左前にならないように気を付けましょう。

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着物の前合わせは右前・左前どっち?

衿合わせの作り方

洋服で言うカジュアルに着こなすときと、フォーマルに着こなすときで、着物も衿の合わせ方が異なります。

小紋や紬・縞といった着物が洋服のカジュアルなコーディネートに当たり、振袖・留袖・訪問着・付け下げがスーツといったフォーマルスタイルに当たります。

普段着

普段着として小紋や紬・縞といった着物を着るときは、衿の角度はそこまで気にする必要はありません。ある程度、気分で決めて問題ありません。

のどのくぼみが見えるくらいの、浅めでゆったりした衿の合わせ方は、落ち着きある印象を与えます。そのため、40代から50代、また60代以降向きです。

一方で、20代〜30代は90度に近い深くきっちりとした衿の合わせ方が一般的になります。

フォーマルな場

振袖・留袖・訪問着・付け下げは50代~60代は浅めできっちりと衿を合わせてください。20代~30代は深くきっちりと衿を合わせましょう。

普段着の着物の衿の合わせ方と比べて、半衿を多めに出すようにします。

また、半衿の色も白色のものを使うようにしましょう。

帯と生地の合わせ方

着物と帯

着物は素材や帯によって、着こなし方が変わり印象も大きく変化します。

ここでは着物の着用シーンと季節感に着目して、帯と着物の生地の合わせ方を解説するので、参考にしてみてください。

着用シーンに合っているか

着物の帯は着用シーンによって種類が変わります。帯の種類は主に次の3つです。

  • 名古屋帯
  • 袋帯
  • 半幅帯

これらの帯を着用シーンによって変えましょう。

結婚式といった比較的フォーマルな場面では、袋帯や華やかな名古屋帯を着用するのが一般的です。

一方で、お出かけや食事会といった普段着のような着こなしをする場合は、八寸名古屋帯や半幅帯を着用しましょう。

季節に合っているか

着物を着こなすためには、洋服と同じように季節にあった着こなしが重要です。洋服でも冬はダウンジャケットやニットを着て、夏は半袖やノースリーブシャツを着るのと同じ。

着物も季節や気温によって適した生地があります。快適に着物を着こなすためにも、季節や気温に合った生地を選びましょう。

季節やシーンに合った着こなしで着物を楽しもう

着物の衿に注目して、着こなしについて紹介しました。

衿は特に右前と左前の違いに注意しましょう。着物を着用するときは、必ず右前にして衿を合わせましょう。

他にも着物の着こなしには帯と生地をTPOに合わせることが重要です。着用シーンや季節感にあった着こなしをすると、快適に着物を楽しむことができます。

着物を初めて着る方ならなおさら着こなしや着方に困るでしょう。その際は、ぜひ本記事を参考に着物を着てみてください。

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