メルカリはユーザー数が多くて手軽に売れるメルカリですが、実際にメルカリを利用する場合はペナルティに気をつけなくてはいけません。
そこでこの記事では、メルカリを利用する上で絶対に知っておきたい「ペナルティ」について詳しく解説していきます。
メルカリをすでに利用している方はもちろん、これから使ってみようと考えている方必見の内容です!
メルカリでペナルティを受けたらどうなる?
メルカリのペナルティにはいくつかの段階があり、いきなり利用できなくなってしまうようなことはありません。
まずは軽めのペナルティから段階的に適用されていきます。
メルカリで適用されるペナルティは以下の通りです。
- 警告が届く
- 出品物の一時停止や削除
- 段階的な利用停止
- 無期限の利用停止
- 強制退会
この順番で適用されていきます。
警告が届く
1の警告についてですが、メルカリの利用規約で禁止されている行為をおこなうとメルカリの運営事務局から警告が記載されたメッセージが届きます。
意図的におこなっている場合はもちろん意図していないルール違反に対してもおこなわれるので、利用規約をよく読んでおくことが大切です。
出品物の一時停止や削除
次に2の出品物の一時停止や削除についてですが、出品が禁止されているアイテムや同じアイテムを大量に出品するなどスパム的な行為をおこなっていると適用されることが多いです。
この場合、警告されずにいきなり出品物の一時停止や削除になる場合もあります。
利用停止
次に3の段階的な利用停止についてですが、メルカリが禁止している行為をおこなっていたり続けていたりすると適用されてしまいます。
停止期間は、3時間、12時間、1日、2日、3日、1週間といった感じです。
停止期間中はメルカリを利用できなくなります。
3の段階的な利用停止でも行為が改善されないようであれば、無期限の利用停止となります。この場合、「いつ利用可能になるのか?」については特に決められておらず、適用されている間は当然メルカリを利用できなくなります。
強制退会
そして最も重いペナルティが、5番目の強制退会です。この場合、強制的に退会させられることはもちろん、売上金を没収されてしまう場合もあります。
ただし、これはあくまで一般的な対応の場合です。今回紹介したように段階的にペナルティが適用されず、いきなり強制退会になってしまうケースもあるので注意が必要です。
ペナルティを受けてしまうよくある原因
ペナルティを受けてしまう原因としてよくあるのは、禁止行為・迷惑行為を行うケースです。よくある原因を事前に知っておくことで、ペナルティを受ける事態を回避できるでしょう。具体的なケースとしては以下のようなものが挙げられます。
出品禁止物の出品
ペナルティを受ける原因として多いもののひとつは、出品禁止物を出品するケースです。出品禁止物はメルカリガイドにより規定されており、該当するアイテムを出品すると利用制限などのペナルティが課せられる可能性があります。
出品禁止物の例としては以下のようなものが該当します。
- 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
- 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
- 知的財産権を侵害するもの
- 盗品など不正な経路で入手した商品
- 危険物や安全性に問題があるもの
出品商品のアプリ外取引
出品商品についてアプリ外で取引をする行為は、ペナルティを受けやすいため注意が必要です。たとえば、「メルカリで用意された以外の方法で決済を行う」「アプリを通さずに発送する」などがアプリ外取引に該当します。
アプリ外取引はペナルティの対象となるだけではなく、詐欺・商品の未着などのトラブルにも繋がることも。不要なトラブルを避けるためにも、メルカリを利用する際には規定の決済方法・発送方法を使いましょう。
取引成立後の音信不通や未発送
取引が成立して決済が完了しているにもかかわらず、「商品を発送しない」「連絡が取れない」などの場合にはペナルティ対象となる可能性があるため注意しましょう。
メルカリでは、安心・安全な取引のために「発送予定日を過ぎても商品を発送しないこと」を迷惑行為と定めています。
出品者は決済が行われたら、期日までに速やかに商品を発送しましょう。発送が遅れてしまうなど事情がある場合には、必ず事前に取引メッセージで連絡してください。
なお、設定されている最長の日数を過ぎても商品が発送されない場合には、購入者はキャンセル申請ができます。
本来の利用用途以外での使用
メルカリの本来の利用目的以外での使用も、ペナルティ対象となる可能性があるため気をつけましょう。たとえば、「オンラインゲームのデータの交換に使う」「電子データをやり取りする」「ふざけた出品をする」などのパターンが該当します。
ネットワークビジネス・宗教活動などの勧誘活動も禁止されているため注意しましょう。また、SNSなどの外部サービスに誘導することや、それに応じることも禁止行為です。
外部サービスを利用した場合には、メルカリのサポートは一切受けられない点にも留意しておきましょう。
複数アカウントの所持
ひとりで複数のアカウントを所持することは、メルカリガイドにより禁止されています。違反すると、メルカリアカウントの不正利用とみなされペナルティが課せられる可能性があるため注意が必要です。
なお、キャンペーン企画・PRなどでメルカリが承認したアカウントの場合には、例外的にひとりが複数のアカウントを所持することが認められるケースがあります。
取引キャンセルでペナルティを受けることはある?
メルカリの取引をキャンセルするとき、場合によってはペナルティを受ける可能性があります。取引キャンセルによるペナルティを受けないためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。購入者・出品者それぞれの場合についてチェックしましょう。
購入者の場合
メルカリの取引を購入者としてキャンセルした場合、とくにメルカリ側からペナルティが課せられるということはありません。ただし、キャンセルが自己都合である場合、迷惑行為に該当する場合、悪質とみなされる場合などにはペナルティ対象となることがあります。
安易に購入してキャンセルを繰り返すと迷惑行為と判断されてしまうケースもあるため、購入はマナーを守って慎重に行いましょう。
出品者の場合
出品者として取引をキャンセルした場合、キャンセル行為だけでメルカリ側からペナルティを受けることはありません。ただし、キャンセルが自己都合の場合、繰り返される場合、迷惑行為とみなされる場合などにはペナルティが課せられるケースがあります。
出品物が購入されてからキャンセルすることがないように、出品は慎重に行いましょう。また、やむをえず自己都合でキャンセルする場合には、購入者に連絡して謝罪の言葉を伝えるとともに理由を説明し、キャンセルの合意を得ることが大切です。
キャンセルに同意しない場合
キャンセルに同意しなかったからといって、何らかのペナルティが科せられることはありません。
取引キャンセルのなかには、理由に納得がいかないものや迷惑行為と判断できるものもあるでしょう。その場合は同意せず、事務局に同意できない理由を報告してください。
事務局は同意できない理由や状況などを確認したのち、どのような判断を下したのか連絡を送ってくれます。トラブルを回避するためにも、事務局に間に入ってもらい判断をゆだねることをおすすめします。
ペナルティを受けてしまったら
もし実際にペナルティを受けてしまったら、事務局からのメッセージをよく確認し、該当していると思われる行為をやめる必要があります。
例えば、同じアイテムを大量に出品しているのであればそれらの出品を取り下げる必要がありますし、禁止されているものを出品しているのであればそれも取り下げなくてはいけません。
また、ペナルティが解除されるまでの期間についてですが、先ほど紹介したように制限つきのペナルティであれば規定の時間が経てば解除されます。
しかし、それ以外のペナルティは問題が解決されるまでは解除されません。また、解除されるタイミングはあくまで運営事務局次第という形になるので、禁止行為はもちろん行わず、ペナルティが解除されるのを待ち続けましょう。
ペナルティを自分でリセットする方法はない
もし、運営からペナルティを受けた場合、「自分でリセットできるのかな?」と考えてしまうでしょう。しかし、残念ながらペナルティを自分でリセットする方法はありません。
運営からペナルティを受けた場合、リセットできるのは運営側のみ。期限付きのペナルティなら期限の日数が過ぎれば再び利用できるので、期間が過ぎるのを待つしかないでしょう。
ペナルティの回避法
メルカリの利用規約にしたがって、ルールを守って正しく利用することがペナルティを回避する方法です。
そうすることでイレギュラーなペナルティ以外は回避することができます。ですので、利用規約を今一度よく読み、違反してしまわないように気をつけながら利用するようにしましょう。
ここでは特に注意が必要なことを紹介します。出品前に確認しておきましょう。
ブランド品は正規品であることを明記
メルカリでは、偽ブランド品や本物の確証がないものの出品を禁止しています。
ブランド品を出品する際には、商品紹介ページに購入したレシートやシリアルナンバーの写真を載せましょう。「正規品」とタイトルや説明文に入れるだけでなく、本物と証明する写真があると良いです。
気持ちの良い取引を心がける
他のユーザーから通報されないよう、相手を不快にさせない取引を行うことが大切です。
メルカリが公式に認めていないマイルールを押し付けたり、自己都合で取引をキャンセルするなど身勝手な取引をしないよう心がけましょう。
禁止されている出品物を売らない
「手軽になんでも売れる」と言っても、やはり規定は設けられています。禁止されている出品物の中には、以下の商品も含まれます。
– 手作りのコスメ・石鹸
– たばこ
– 着用した制服
– 金券・チケット
– 薬
– 現金
– ゲームのアカウントやゲーム内アイテム など
知らずに出品してしまい、ペナルティになってしまった!ということがないよう、出品前にメルカリのルールを確認しておきましょう。
手早く不要品を売るなら買取店がおすすめ
メルカリは手軽に不用品を売れる反面ペナルティのリスクがあると解説してきました。
そのため、もしペナルティのリスクに悩まされることなく、かつ手っ取り早く不要品を処分したいのであれば買取店に買取ってもらうのもおすすめです。
買取店ではあらゆる不用品を適切な価格で買取ってくれますし、何よりペナルティで強制退会されて商品が売れなくなってしまったというようなこともありません。
「ORBITAL(オービタル)+カメレオンクラブ」のような買取店であればありとあらゆるものを買取ってくれるので、ぜひ一度利用を検討してみてはいかがでしょうか?
メルカリのルールをしっかり確認しておこう
メルカリでペナルティを受けると、出品物の削除、利用制限などが課せられるほか、場合によっては強制退会となるケースもあります。
メルカリのペナルティ対象になる原因は、出品禁止物を出品するなどの禁止行為・迷惑行為によるものがほとんど。これらは、事前にメルカリのルールを把握しておくことで避けることが可能です。
禁止行為・迷惑行為をチェックすることで、不要なトラブルを避けられるメリットもあります。安全かつ快適にメルカリを利用するためにも、事前にしっかりメルカリのルールを確認しておきましょう。