メルカリのペナルティを受けたらどうなる?キャンセルが迷惑行為と通報・判断される実例紹介 – ウリドキ

  • 2025年5月30日
メルカリでペナルティを受けたらどうなる?
この記事で解決できるお悩み
  • メルカリのペナルティの内容を知りたい
  • メルカリのペナルティの原因を知りたい
  • メルカリのペナルティの回避方法を知りたい

本記事では、メルカリのペナルティの内容や対策について詳しく紹介!

メルカリはユーザ数が多くとても便利なサービスですが、使い方を間違うと厳しいペナルティを受ける場合があります。この記事では、そのペナルティの内容や、ペナルティを受ける原因などを解説。

ペナルティを受けるとどうなるのか、解除できるかどうかも紹介するので、これからメルカリ始める人も、すでに利用している人も必見です。メルカリのルールを理解し、正しく利用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

メルカリのペナルティとはどんな内容?

メルカリのペナルティが、どのようなものなのか気になりますよね。ペナルティを科せられると、サービスの利用を制限されて、さまざまな不利益が生じます。ルールを守って利用している人も、万が一に備えてペナルティの内容を把握しておきましょう。

メルカリ事務局からの警告

ペナルティの第1段階は、メルカリ事務局からの警告メッセージです。メルカリのペナルティで検索したところ、以下のような口コミが見つかりました。

メルカリのペナルティって、課されるとどうなるのでしょうか?
以前メルカリで購入をした際、発送期日が1〜2日、出品者からも購入後12時間くらいして「1〜2日で発送します。」とメッセージが来たのに4日経っても発送されず、それを理由にこちらからキャンセルしました。

運営からのメッセージには出品者に警告を行うみたいなことが書かれていた気がします。

この警告ってどのようなものなのでしょうか?しばらく出品ができなくなるとか?警告回数が多いと利用停止とか?

経験された方、いらっしゃいますか?

引用元:Yahoo!知恵袋|メルカリのペナルティって、課されるとどうなる(最終閲覧日2025年4月1日)

上記のように迷惑行為をしたり、利用規約に抵触する出品物を売ろうとしたりすると「出品できません」というメッセージが表示されます。

利用規約に違反する出品物の可能性があると「ご確認ください」というメッセージが表示されることも。この場合は商品に問題がなければそのまま出品できます。

メルカリの利用制限

メルカリで規約違反や迷惑行為をすると、ペナルティとして利用制限を受ける場合があることを知っていますか。マナー違反を繰り返したり、悪質な迷惑行為をしたりすると、ペナルティは重くなります。

ここからは利用制限の具体的な内容を説明するので、現在利用制限を受けている人も確認してみましょう。

一定期間の利用制限

メルカリでは、規約違反の程度や内容に応じて一定期間の利用制限を科されることがあります。数時間から数日間と期間はさまざまです。制限期間中は出品・購入のほか、コメントや「いいね」などもできません。

違反の度合いによってペナルティを受ける期間が変わるため、解除されるまでどの程度時間を要するかは人によって異なります。

事務局の判断で解除される利用制限

事務局の判断で解除される利用制限については、制限を受ける具体的な期間は決まっていません。

規約違反とみなされて利用制限を受けると、事務局から個別にメッセージが送信されます。解除されるのは、違反や問題行為に適切な対処をした場合や、詳細をヒアリングして事務局が制限を解除するべきだと判断した場合です。

メルカリからのメッセージを放置していると、利用制限はいつまでも解除されないので注意しましょう。

無期限の利用制限

重大な規約違反や迷惑行為が発覚した場合は、ペナルティとして無制限の利用制限を科せられることがあります。無制限の利用制限は解除されないため、今後メルカリでの取引はできません。進行中の取引と、売上金や購入ポイントの振込申請と払い戻しは可能です。

無制限で利用制限されると、もう取り返しがつきません。後悔しないように、マナーや利用規約を守ってサービスを利用してください。

メルカリの取引キャンセルでペナルティはある?

「取引キャンセル」はメルカリが公式に用意している制度なので、キャンセルしただけではペナルティを受けません。やむを得ず取引を中止しなければならなくなったときに、出品者・購入者ともにキャンセルできます。

キャンセルされると取引が無効になるため、システム上取引相手から評価されることもありません。

そもそも「キャンセル不可」の記載は認められていない

出品者のプロフィールや商品説明に「キャンセル不可」と記載されていることがありますが、メルカリの公式サイトでは以下のように「返品に応じない」記載は禁止行為として紹介されています。

概要
記載箇所、投稿箇所にかかわらず、商品に問題があっても返品に応じないという記載をすることを禁止します。

事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

どのようなものが違反になりますか?

返品不可
ノークレーム (NC)
ノーリターン (NR)
ノーキャンセル (NC)
3N (略語)
その他、商品に問題があっても返品に応じないことを記載しているもの

引用元:メルカリヘルプセンター|商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(禁止されている行為)(最終閲覧日2025年4月1日)

ただし「双方の合意」があれば認められている

基本的に返品に応じないという行為は認められていませんが、双方の合意があれば問題ありません。たとえば、以下のようなケースであれば、返品に応じなくても良い可能性があります。

  • 購入時点で商品に問題があることを購入者が同意していた
  • 商品自体に不備がないのに気に入らないという理由で返品を要求された

上記のように、どちらかが一方的に返品を要求するような場合では、返品の拒否が可能です。返品には必ず両者の合意が必要ということを、知っておきましょう。

「迷惑行為」と判断されるとペナルティの可能性あり

上述したように、取引をキャンセルしただけではペナルティを受けません。ただし、キャンセルした理由が「迷惑行為」と判断されると、ペナルティを受ける可能性があります。

ペナルティはメルカリ事務局から警告メッセージが表示されることから始まり、悪質な迷惑行為とみなされると利用制限を科されることも。

メルカリの公式サイトでは、以下のように取引キャンセル・商品削除などの措置を取る可能性があると言及しています。

“事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。”

メルカリで禁止されている事項に触れていないか、取引をキャンセルする前に一度確認するように心がけましょう。

メルカリで禁止されているペナルティ対象

メルカリでは、出品物や行為に関して禁止されていることがいくつかあり、メルカリのホームページでも以下のように禁止行為について言及されています。

取引
メルカリで用意された以外の決済方法を促すこと
商品の詳細がわからない取引
メルカリが用意した取引の流れに沿わない行為
マネーロンダリングが疑われる行為
商品の出品者自身や親族、その他関係者などが購入すること
交換、半交換

引用元:メルカリヘルプセンター|禁止されている行為(最終閲覧日2025年4月1日)

禁止行為を行ってしまうと、出品できないなどのペナルティを課せられてしまうので、注意しておいてください。

「禁止されているとは知らなかった」とならないよう、事前にチェックしておきましょう。

禁止されている出品物の取り扱い

メルカリでは電子データや犯罪や違法行為に使用される可能性が高いもの、たばこなど出品が禁止されているものがあります。以下はメルカリのホームページで言及されている、禁止されている出品物の一部です。

電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データ
新型コロナウイルスの影響に伴い、取引が禁止されている商品
偽ブランド品、正規品と確証のないもの
知的財産権を侵害するもの
盗品など不正な経路で入手した商品
犯罪や違法行為に使用される可能性が高いもの
殺傷能力があり武器として使用されるもの
危険物や安全性に問題があるもの
児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
18禁、アダルト関連
使用済みの下着類
使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
医薬品、医療機器
許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類
法令に抵触するサプリメント類
安全面、衛生面に問題のある食品類
たばこ
農薬、肥料
現金、金券類、カード類
チケット類

引用元:メルカリヘルプセンター|禁止されている出品物

金券や試作品の掲載がないオーダーメイド品など、一見問題なさそうなものも出品を禁止されています。各出品物の詳細についてもホームページで詳しく解説されているので、事前にチェックしておきましょう。

偽ブランド品、正規品と確証のないもの(禁止されている出品物)

メルカリでは、偽ブランド品はもちろん正規品かどうか不確かなものも出品できません。そもそもブランド品の偽物を販売や譲渡する行為は法律で禁止されており、刑罰の対象です。メルカリのホームページでも、以下のように言及されています。

メルカリでは、ブランド品の偽物や正規品と確証がない商品の出品を禁止しています。

ブランド品の偽物を販売、譲渡する行為は商標法、意匠法、著作権法などの法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が科される可能性があります。

偽物の出品は絶対におやめください。正規品かどうか不確かな場合も出品をご遠慮ください。

「パロディ」「偽物」などと明記したとしても法律で禁止されていますので、絶対に出品しないでください。

事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

引用元:メルカリヘルプセンター|偽ブランド品、正規品と確証のないもの(禁止されている出品物)(最終閲覧日2025年4月1日)

メルカリには、本物かどうか分からないものを専門業者が鑑定してくれるあんしん鑑定というサービスもあります。不安がある方は、ぜひ活用してみましょう。

盗難品を出品する

盗難品や入手経路が不明な品物の出品もペナルティの対象です。メルカリのホームページでは、以下のように言及されています。

メルカリでは、盗品やそれに類する商品の売買を禁止しています。

事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

また、盗品の出品を確認した場合や、盗難にあった被害者または公共機関から連絡があった場合は、ご利用の停止とともに捜査機関への通報などの対応をするケースがあります。

引用元:メルカリヘルプセンター|盗品など不正な経路で入手した商品(禁止されている出品物)(最終閲覧日2025年4月1日)

化粧品などのテスター、試供見本品なども違反の対象です。出品はもちろん、購入もしないよう気を付けましょう。違反の対象となるものを見つけた際は、商品の報告をするよう推奨されています。

出品商品のアプリ外取引

出品した商品の決済などの取引を、メルカリアプリ外で行う行為は禁止されています。具体的な違反行為は、ホームページで以下のように言及されています。

下記の決済方法を利用した取引
銀行口座への直接振り込み
通常の購入・支払いではなく、「おくる・もらう」による直接支払い
「おくる・もらう」は、メルペイ残高・ポイントをおくったり、もらったりすることができるサービスです
現金書留での決済
オンラインギフト券での決済
仮想通貨での決済
代金引換
外部サイトや対面においてのローン支払い
現金手渡しでの決済
1つの商品に対し、支払いページを複数出品すること
300円未満または999万9999円以上の価格で取引を促すこと
その他、上記以外のメルカリで用意された以外の決済方法を利用すること

引用元:メルカリヘルプセンター|メルカリで用意された以外の決済方法を促すこと(禁止されている行為)(最終閲覧日2025年4月1日)

アプリ外取引が判明した場合、利用制限などのペナルティを課せられるため注意しましょう。また、上記のようなアプリ外取引は、メルカリのサポート対象外です。トラブルなく取引するためにも、必ずアプリ内で取引をしましょう。

取引成立後の音信不通や未発送

取引が成立したのにも関わらず発送しないなどの行為は、迷惑行為に当たります。警告や利用制限などのペナルティが課せられる可能性があるので、注意しましょう。メルカリのホームページでも以下のように言及されています。

あんしん・あんぜんに取引いただけるよう、メルカリでは下記を迷惑行為として定めております。
発送予定日を過ぎても商品を発送しないこと
迷惑行為が確認できた場合事務局にて取引状況を確認のうえ、警告や利用制限などの措置を行っております。お問い合わせは不要です。
なお、該当の出品者に対する個別の対応内容についてはご案内しておりません。

引用元:メルカリヘルプセンター|購入者向け:商品の発送期限/発送されない(最終閲覧日2025年4月1日)

取引成立後の音信不通や未発送は取引キャンセルになるため、購入者にとって損になることはありません。

本来の利用用途以外での使用

メルカリではトラブル防止のため、本来の利用用途以外での使用も禁止しています。たとえば、宗教活動への勧誘や低俗、わいせつであるとみなされる投稿を行うなどが代表例です。ホームページでも以下のように言及されています。

トラブルを防止するため、あらゆる勧誘活動を禁止します。

事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

引用元:メルカリヘルプセンター|勧誘活動を行うこと(禁止されている行為)(最終閲覧日2025年4月1日)

SNSなどの外部サイトやサービスへの誘導もペナルティの対象です。プロフィールや取引メッセージなどに記載しないよう注意しましょう。

複数アカウントの所持

メルカリではひとりにつき1アカウントの利用が決められており、複数アカウントの所持はペナルティの対象です。ホームページでも以下のように言及されています。

メルカリでは「お1人さま1アカウント」の利用をお願いしており、複数アカウントの登録を禁止しています。

引用元:メルカリヘルプセンター|会員登録ができない(最終閲覧日2025年4月1日)

万が一、間違えて複数アカウントを作ってしまった場合は、放置せずメルカリ事務局に問い合わせましょう。悪質なものと判断されてしまうと利用制限などのペナルティが課せられてしまう恐れがあります。

【購入者】ペナルティの可能性があるキャンセル理由

メルカリでは、基本的に双方の同意があればキャンセルしてもペナルティには課せられません。具体的には、どんな理由であればペナルティを受けてしまうのか、詳しく解説していきます。

ここでは購入者側のキャンセル理由を解説するので、参考にしてみてください。

誤操作・誤購入を理由にキャンセルする

まずペナルティ対象になるのが、誤った操作や、誤購入によるキャンセルです。他の通販サービスではキャンセルできることも多いですが、メルカリでは迷惑行為として扱われます。

購入する気がないのに操作や判断のミスでキャンセルすると、購入者側の落ち度だと判断されるので気をつけましょう。忙しい時や移動中などは、思いがけないミスが発生することがあるので、落ち着いた環境で購入してください。

必要なくなったことを理由にキャンセルする

さらに安い商品を見つけた場合や、同じものを人から譲ってもらった場合など、購入後に商品が不要になったからといってキャンセルすることは控えましょう。これらは、完全に購入者の自己都合であり、迷惑行為に該当します。

購入後の事情は出品者には関係がありません。あとで気が変わったり必要なくなったりする可能性を考えて、吟味してから購入しましょう。

商品情報などの見落としを理由にキャンセルする

商品の傷や汚れについての注意書きや、送料が購入者負担という点など、商品や発送に関する情報を見落としていた場合は購入者のミスです。一方的にキャンセルを申し込むと、迷惑行為に該当するので注意しましょう。

商品のサイズや個数なども見逃しやすいポイントです。出品者が記載している情報をしっかりと確認し、納得してから購入してください。

イメージと異なることを理由にキャンセルする

商品がいざ届いてみると、その色合いやサイズ感が「なんとなく思ってたものと違う」と感じることはよくあります。欲しいものがあっても衝動的に手続きを進めず、冷静になることが大切です。

画像を撮影する場所や、光の当たり方などで商品の雰囲気は大きく変わります。完全に自分のイメージ通りのものが手に入るとは限らないので、よく検討したうえで取引しましょう。

支払い方法の変更を理由にキャンセル申請をする

購入者の迷惑行為と判断するもの
《購入》

自己都合により取引をキャンセルすること(以下参照)
誤操作、誤購入によりキャンセルすること
必要なくなったとの理由でキャンセルすること
着払い見落としなど、送料を理由にキャンセルすること
サイズや状態などの商品説明の見落としを理由にキャンセルすること
届いた商品がイメージと異なることを理由にキャンセルすること
支払い方法の変更を理由にキャンセルすること
引用元:メルカリ|取引における迷惑行為について(最終閲覧日2024年12月20日)

上記のように、メルカリでは「支払い方法の変更を理由にキャンセルすること」は迷惑行為のひとつです。

クレジットカード払いからコンビニ払いへの変更のように、支払い方法を変更することを理由としたキャンセル申請はペナルティを受ける可能性があります。

支払い方法は事前に購入者が自由に設定できるため、取引中に変更することは購入者の自己都合といえるからです。

購入する前に、自分が利用しやすい支払い方法を設定しておくように心がけましょう。

【出品者】ペナルティの可能性があるキャンセル理由

出品者側は、売り切れを理由にキャンセルしたり、値上げに同意されずにキャンセルしたり、一方的な理由の場合ペナルティを受ける場合があります。具体的に解説するので、取引成立後にトラブルにならないようチェックしておきましょう。

売り切れや紛失を理由にキャンセルする

出品した商品の在庫切れや紛失によるキャンセルは、ペナルティの対象です。同一商品を複数のフリマサイトで出品していると、タイミングによっては在庫切れが発生する可能性があります。

他のフリマアプリで商品が売れた場合は、メルカリでの出品をすぐに停止するようにしましょう。出品した商品を紛失して販売できない場合も同様です。商品の保管には十分気を配りましょう。

購入後の値上げに同意されないことを理由にキャンセルする

商品が売れた後に値上げを希望し、購入者が同意しないことを理由にキャンセルするケースも、ペナルティの対象です。

たとえば、梱包サイズなどを勘違いしており、発送段階になって予想以上の送料がかかると気づくケースもあるでしょう。しかし買ったあとに想定外の値上げをされたら、購入者は困惑します。出品する前に赤字にならないように計算して、適切な価格で販売してください。

【購入者・出品者】ペナルティの可能性があるキャンセル理由

購入者と出品者どちらでも、独自のルールを理由にするなど一方的なキャンセルはペナルティの対象です。必ず、キャンセルには双方の同意が必要であることを理解しておきましょう。

ペナルティの可能性がある具体的なキャンセル理由は、以下で解説します。

独自ルールを理由にキャンセル申請をする

利用者はメルカリが公式に決めたルールに従わなくてはいけませんが、個人が独自に作ったルールを守る必要はありません。そのため、独自が守られていないことを理由としたキャンセル申請はペナルティの対象となる可能性があります。

以下のケースは独自ルールが守られなかったに過ぎず、キャンセル申請するとペナルティの対象となるでしょう。

  • 「即購入禁止」と記載した商品をコメントなく購入された
  • 特定の人のために出品した商品を別の人に購入された
  • キャンセル料や迷惑料を請求したのに支払われない

相手のユーザー情報を理由にキャンセル申請をする

年齢や性別など相手のユーザー情報を理由としたキャンセル申請は、取引における迷惑行為に該当し、ペナルティの対象となる場合があります。

評価が低いことや初心者であることが理由のキャンセルも、取引における迷惑行為のひとつです。

「商品を大切に扱ってきたコレクターから購入したい」などの希望がある場合は、購入する前に出品者のプロフィールをよくチェックしておくと良いでしょう。

相手が同意すればペナルティは受けない

メルカリでの取引キャンセルは、相手が同意すればペナルティを受けません。つまりお互いが納得できる理由で、話し合いの末キャンセルが成立すれば、問題ないということです。

具体的にペナルティを受けないキャンセルについて、詳しく解説していきます。

相手がキャンセルに同意していればペナルティを受けない

お互いが納得できる理由で相手がキャンセルに同意すれば、ペナルティは課せられません。たとえば、商品到着後に思わぬ破損が見つかったなど、防ぎようのないトラブルかつ具体的な理由を説明すれば、相手にも理解してもらいやすく同意してもらえるでしょう。

一方的なキャンセル理由は同意してもらえずペナルティを受けることがほとんどですが、真摯に対応すれば、キャンセルもスムーズに受け入れてもらえるはずです。

一度キャンセルを申請すると取り消し不可能

メルカリでは、一度キャンセル申請すると利用者間で勝手に取り消しすることはできません。相手側がキャンセルに同意しないを押さない限りは取り消しされないので注意しましょう。

キャンセルを申請したい場合の方法については、ホームページで以下のように言及されています。

キャンセル申請を取り消したい
お客さま間でキャンセル申請の取り消しはできません。
取引メッセージにて、相手に「同意しない」をタップしていただくようお伝えください。

引用元:メルカリヘルプセンター|取引のキャンセル方法(メルカリ)(最終閲覧日2025年4月1日)

上記の通り、取引メッセージにて同意しないをタップしてもらうよう伝えましょう。

キャンセル申請後にメッセージのやり取りはできない

キャンセル申請後、キャンセルが確定すれば取引相手とメッセージのやり取りはできません。また、閲覧や投稿機能なども使えず、取引相手との連絡手段が途絶えてしまいます。

取引について相手と話し合いや相談を行いたい場合は、必ずキャンセル申請前に行いましょう。キャンセルに関して返事がないなどのトラブルが起きた際は、メルカリ事務局への連絡を行ってください。

返品方法や返金方法について話し合いが必要

キャンセルが成立してしまうと、メッセージのやり取りが一切できなくなってしまうので、必ず事前に返品方法や返金方法について、取引相手と話し合っておきましょう。また、返品を行う際は、出品者に商品が届いたあとに、キャンセル申請を行う必要があります。

返品についての注意事項については、ホームページで以下のように言及されています。

トラブルを防止するため、返品を行う前に下記5点を必ずご確認ください。

出品者の同意なく、商品を返品しないでください。
取引完了後は、取引キャンセルができません。受取評価は行わないでください。
出品者が返品された商品を受け取った後に、取引キャンセルを行ってください。
返品時はメルカリ便(匿名配送・プライバシー配送含む)のご利用はできません。
返品時の配送方法、送料の負担は、出品者・購入者間で取り決めてください。

引用元:メルカリヘルプセンター|商品の返品手順(最終閲覧日2025年4月1日)

返品の際は、送料の負担についても話し合っておくようにしましょう。

正当なキャンセル理由の例

メルカリでの取引でトラブルがあっても、「この理由でキャンセルしてもいいのかな」と判断に迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

ここでは、購入者側・出品者側の正当なキャンセル理由をそれぞれ紹介します。

購入者側の正当なキャンセル理由

購入した商品と違うものが届いた

メルカリ上で購入した商品と異なるものが届いた場合は、購入者は取引をキャンセルできます。たとえば、出品画像に写っているブランドとは異なるブランドのバッグが届いたときなどです。

ただし、購入品と異なる商品が届いたからといって必ずキャンセルが成立するわけではありません。相手がキャンセル申請を拒否し、メルカリ事務局に問い合わせる必要があるかもしれないからです。

出品画像のスクリーンショットを保存したり、届いた商品の写真を撮影したりすることで、問い合わせで提出できる証拠になります。

商品が壊れて届いた

届いた商品が開封したときにすでに壊れていた場合は、正当な理由としてキャンセル申請できます。出品画像ではきれいな状態だったゲーム機が、開封したときには画面にひびが入っていた、といったケースです。

出品者が別の商品の画像を掲載していた場合や、配送中に壊れてしまった場合などが考えられますが、相手が同意しなければすぐにキャンセルは成立しません。

事務局へ問い合わせる際に証拠として提出できるように、開封した直後の商品を撮影しておくことがおすすめです。

出品者が発送しない

出品者が発送予定日を過ぎても商品を発送せず、商品を受け取れないときは、購入者は取引をキャンセルできます。商品の代金を入金したのに、数日経っても発送されないケースなどです。

相手がキャンセル申請を拒否した場合は、ただちにキャンセルが成立せず、メルカリ事務局に問い合わせる必要があります。

事務局へ問い合わせる際は、入金した日や発送予定日、現在まで発送されていないことなどが分かるスクリーンショットを保存し、証拠として提出しましょう。

出品者側の正当なキャンセル理由

購入者から支払いがされない

購入者が商品の代金を支払わず、取引が進まない場合は、出品者は正当な理由としてキャンセル申請できます。相手が商品の購入を決めてから数日待っても入金されない、といったケースです。

相手がキャンセル申請に同意しないと、ただちにキャンセルが成立せず、メルカリ事務局への問い合わせが必要となります。

事務局への問い合わせで証拠となるように、購入した日や現在まで代金が支払われていないことなどが分かるスクリーンショットを保存しておくことがおすすめです。

誤って違う商品を送ってしまった

購入された商品とは異なるものを誤って送ってしまい、あとからそのことに気づいた場合、出品者は取引をキャンセルできます。

まずは、誤った商品を送ってしまったことを購入者に伝えましょう。メルカリ便を利用している場合は、購入者に商品を受け取ってもらい、メルカリの公式サイトで紹介されている手順に従って返品の手続きを依頼してください。

なお、メルカリでは発送通知を取り消したり、取引を発送前の状態に戻したりできません。再度取引したいときは、当事者同士で話し合って配送方法や送料の負担などを決めましょう。

メルカリでキャンセルする手順

メルカリでキャンセルをするには、キャンセル申請フォームから申請を行う必要があります。キャンセル申請フォームの流れについては、ホームページでも以下のように解説されています。

  1. 取引画面の最下部に表示される「この取引をキャンセルする」をタップする
  2. 注意事項を確認し、同意する
  3. キャンセル理由を選択し、「理由の詳細」を入力する
  4. キャンセル時の注意点にチェックを入れ、「キャンセルを申請する」をタップする

次から、購入者側と出品者側それぞれのキャンセル方法について、確認していきましょう。

購入者側のキャンセル方法

購入者側のキャンセルの流れは、以下の通りです。

  1. 出品者にキャンセルの理由を説明して同意を得る
  2. 「発送までの日数」を経過した翌日0:00に表示される「この取引をキャンセルする」をタップする
  3. キャンセル理由などを入力し申請する
  4. 出品者が同意すればキャンセル成立

購入者側は、発送予定日を過ぎるまでキャンセル申請フォームが表示されません。間違って購入してしまったなどのトラブルがないよう、購入前に必ず確認しておきましょう。

出品者側のキャンセル方法

出品者側のキャンセルの流れは、以下の通りです。

  1. 購入者にキャンセルの理由を説明して同意を得る
  2. 返品や返金方法について話し合っておく
  3. 返品が必要であれば、返品してもらう
  4. 商品が手元に到着したら「この取引をキャンセルする」をタップする
  5. キャンセルの理由などを入力し申請する
  6. 購入者が同意すればキャンセル成立

キャンセルが成立してしまうとメッセージでのやり取りができません。返品などが必要な場合は、必ず手元に商品が戻ってきてからキャンセル申請を行いましょう。

キャンセル以外でペナルティを受ける例

ペナルティを受けてしまう原因としてよくあるのは、禁止行為・迷惑行為を行うケースです。よくある原因を事前に知っておくことで、ペナルティを受ける事態を回避できるでしょう。具体的なケースとしては以下のようなものが挙げられます。

出品商品のアプリ外取引

出品商品についてアプリ外で取引をする行為は、ペナルティを受けやすいため注意が必要です。たとえば、「メルカリで用意された以外の方法で決済を行う」「アプリを通さずに発送する」などがアプリ外取引に該当します。

アプリ外取引はペナルティの対象となるだけではなく、詐欺・商品の未着などのトラブルにも繋がることも。不要なトラブルを避けるためにも、メルカリを利用する際には規定の決済方法・発送方法を使いましょう。

取引成立後の音信不通や未発送

取引が成立して決済が完了しているにもかかわらず、「商品を発送しない」「連絡が取れない」などの場合にはペナルティ対象となる可能性があるため注意しましょう。

メルカリでは、安心・安全な取引のために「発送予定日を過ぎても商品を発送しないこと」を迷惑行為と定めています。

出品者は決済が行われたら、期日までに速やかに商品を発送しましょう。発送が遅れてしまうなど事情がある場合には、必ず事前に取引メッセージで連絡してください。

なお、設定されている最長の日数を過ぎても商品が発送されない場合には、購入者はキャンセル申請ができます。

本来の利用用途以外での使用

メルカリの本来の利用目的以外での使用も、ペナルティ対象となる可能性があるため気をつけましょう。たとえば、「オンラインゲームのデータの交換に使う」「電子データをやり取りする」「ふざけた出品をする」などのパターンが該当します。

ネットワークビジネス・宗教活動などの勧誘活動も禁止されているため注意しましょう。また、SNSなどの外部サービスに誘導することや、それに応じることも禁止行為です。

外部サービスを利用した場合には、メルカリのサポートは一切受けられない点にも留意しておきましょう。

複数アカウントの所持

ひとりで複数のアカウントを所持することは、メルカリガイドにより禁止されています。違反すると、メルカリアカウントの不正利用とみなされペナルティが課せられる可能性があるため注意が必要です。

なお、キャンペーン企画・PRなどでメルカリが承認したアカウントの場合には、例外的にひとりが複数のアカウントを所持することが認められるケースがあります。

ペナルティを受けてしまったら

もし実際にペナルティを受けてしまったら、事務局からのメッセージをよく確認し、該当していると思われる行為をやめる必要があります。

例えば、同じアイテムを大量に出品しているのであればそれらの出品を取り下げる必要がありますし、禁止されているものを出品しているのであればそれも取り下げなくてはいけません。

また、ペナルティが解除されるまでの期間についてですが、先ほど紹介したように制限つきのペナルティであれば規定の時間が経てば解除されます。

しかし、それ以外のペナルティは問題が解決されるまでは解除されません。また、解除されるタイミングはあくまで運営事務局次第という形になるので、禁止行為はもちろん行わず、ペナルティが解除されるのを待ち続けましょう。

ペナルティを自分でリセットする方法はない

もし、運営からペナルティを受けた場合、「自分でリセットできるのかな?」と考えてしまうでしょう。しかし、残念ながらペナルティを自分でリセットする方法はありません。

運営からペナルティを受けた場合、リセットできるのは運営側のみ。期限付きのペナルティなら期限の日数が過ぎれば再び利用できるので、期間が過ぎるのを待つしかないでしょう。

ペナルティの回避法

メルカリの利用規約にしたがって、ルールを守って正しく利用することがペナルティを回避する方法です。

そうすることでイレギュラーなペナルティ以外は回避することができます。ですので、利用規約を今一度よく読み、違反してしまわないように気をつけながら利用するようにしましょう。

ここでは特に注意が必要なことを紹介します。出品前に確認しておきましょう。

ブランド品は正規品であることを明記

メルカリでは、偽ブランド品や本物の確証がないものの出品を禁止しています。

ブランド品を出品する際には、商品紹介ページに購入したレシートやシリアルナンバーの写真を載せましょう。「正規品」とタイトルや説明文に入れるだけでなく、本物と証明する写真があると良いです。

気持ちの良い取引を心がける

他のユーザーから通報されないよう、相手を不快にさせない取引を行うことが大切です。

メルカリが公式に認めていないマイルールを押し付けたり、自己都合で取引をキャンセルするなど身勝手な取引をしないよう心がけましょう。

禁止されている出品物を売らない

「手軽になんでも売れる」と言っても、やはり規定は設けられています。禁止されている出品物の中には、以下の商品も含まれます。

  • 手作りのコスメ・石鹸
  • たばこ
  • 着用した制服
  • 金券・チケット
  • 現金
  • ゲームのアカウントやゲーム内アイテム など

知らずに出品してしまい、ペナルティになってしまった!ということがないよう、出品前にメルカリのルールを確認しておきましょう。

メルカリのキャンセルについてよくある質問

メルカリを利用している方のなかには、「キャンセルでトラブルが起きないか心配」など、不安を感じている方もいるでしょう。ここでは、メルカリのキャンセルについてよくある質問を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

キャンセルをする際に使える例文は?

メルカリでキャンセルをする際は、以下のような例文を活用してみましょう。

この度はお取引いただきありがとうございます。大変恐縮なのですが、このお取引をキャンセルさせていただきたくご連絡いたしました。(キャンセルしたい理由)ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございません。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご返信いただけますと幸いです。

キャンセルする場合は、相手に敬意を払い丁寧に対応することを心がけましょう。高圧的な態度を取ってしまうと、大きなトラブルに発展する恐れもあります。スムーズに取引するためにも、低姿勢でやり取りを行いましょう。

キャンセルが同意されなかった場合どうすれば良い?

キャンセルに同意されなかった場合、再度取引メッセージにて話し合いを行う必要があります。話し合いでも解決しなかった場合は、メルカリ事務局が間に入り、事務局側の判断でキャンセルされるでしょう。

キャンセル理由によっては、事務局の判断でペナルティを受けてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

また、キャンセルが同意されず、相手から返信が一切ない場合は、24時間経過後に自動的にキャンセルが成立します。

キャンセルが成立したらいつ返金される?

キャンセル成立後の返金されるタイミングは、返金方法によって異なります。それぞれの返金時期について以下で表にまとめたので、参考にしてみてください。

返金方法 返金時期
メルペイ、ポイント払い 取引キャンセルと同時に返金
クレジットカード 不明
コンビニ、ATM払い 取引キャンセルと同時に返金
キャリア決済 不明
メルペイ後払い 数日~数週間
FamiPay 不明
ビットコイン 取引キャンセルと同時に返金

クレジットカード払いやキャリア決済では、決済代行会社を利用しているため、明確な返金時期は分かりません。基本的には、処理までに数日~数週間かかると考えておきましょう。

キャンセル申請を取り消すにはどうすれば良い?

キャンセル申請は自身ではできないので、相手にキャンセルを「同意しない」を押してもらうよう伝えましょう。キャンセルが成立してしまうと、以降メッセージのやり取りができません。

まずは、本当にキャンセル申請をしても問題ないか、改めて確認しておきましょう。

手早く不要品を売るなら買取店がおすすめ

メルカリは手軽に不用品を売れる反面ペナルティのリスクがあると解説してきました。

そのため、もしペナルティのリスクに悩まされることなく、かつ手っ取り早く不要品を処分したいのであれば買取店に買取ってもらうのもおすすめです。

買取店ではあらゆる不用品を適切な価格で買取ってくれますし、何よりペナルティで強制退会されて商品が売れなくなってしまったというようなこともありません。

「ORBITAL(オービタル)+カメレオンクラブ」のような買取店であればありとあらゆるものを買取ってくれるので、ぜひ一度利用を検討してみてはいかがでしょうか?

ペナルティに注意してメルカリを利用しよう

メルカリでペナルティを受けると、出品物の削除、利用制限などが課せられるほか、場合によっては強制退会となるケースもあります。

メルカリのペナルティ対象になる原因は、出品禁止物を出品するなどの禁止行為・迷惑行為によるものがほとんど。これらは、事前にメルカリのルールを把握しておくことで避けることが可能です。

禁止行為・迷惑行為をチェックすることで、不要なトラブルを避けられるメリットもあります。安全かつ快適にメルカリを利用するためにも、事前にしっかりメルカリのルールを確認しておきましょう。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:メルカリヘルプセンター

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)。自身が運営する「リユースチャンネル」は登録者数1万人を突破。

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