ラクマ・メルカリ比較!利用者数や手数料・リアルな口コミも

  • 2025年3月6日
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フリマアプリのラクマとメルカリには、どのような違いがあるのか気になりますよね。手数料や機能などを比較してみると、それぞれ良い部分と悪い部分があることがわかります。

「利用者数の多いメルカリなら間違いない」というだけでなく、それぞれのサービスや機能性の違いを理解したうえで、自分に合っているほうを選択することが重要でしょう。

本記事では、ラクマとメルカリのサービスや手数料・口コミなどについて比較しながら解説します。どちらを利用するか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

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ラクマとメルカリ、どっちがいい?

ラクマとメルカリ、利用するならどちらのほうが良いのでしょうか。ここでは、ラクマとメルカリの利用者数と手数料の違いについて解説します。

一概にどちらが良いとは言えませんが、それぞれを比較して、自分に合ったサービスを検討しましょう。

利用者数ではメルカリが圧勝

ダウンロード数や利用者数は、ラクマよりも断然メルカリのほうが多いです。実際に行われたアンケート調査でも、メルカリを利用したことがある人の数は、ラクマを利用したことがある人の2倍以上でした。

(※)出典:株式会社ロイヤリティ マーケティング

ヤフオクやPayPayフリマ・ジモティーなど、ラクマ以外のフリマアプリやオークションと比較しても、利用者数の多さはメルカリがトップです。ラクマと比較した場合はもちろん、業界全体で見ても、メルカリが多くの人に利用されていることがわかります。

手数料の安さは状況次第

サービス名ラクマメルカリ
出品手数料無料無料
販売手数料4.5〜10%10%
振込手数料210円 ※楽天銀行への10,000円以上の振込は無料200円
決済手数料ペイディ/ATM:100円
コンビニ:100~200円
キャリア決済/d払い:150円
その他:無料
コンビニ払い/ATM払い/キャリア決済:100~880円
その他:無料
送料かんたんラクマパック:160~3,350円メルカリ便:160~2,500円

以前、ラクマの販売手数料は3.5%の時代がありました。そのときはラクマのほうが販売手数料が安かったのですが、現在は4.5~10%に改定されています。

基本の販売手数料が10%で、販売実績に応じて手数料が変動する仕組みです。たくさん販売を行う場合はラクマのほうが安くなりますが、そうでなければ大差はないでしょう。

メルカリと比較したラクマのデメリット

使い方によってはメルカリよりも販売手数料が安く済むラクマですが、メルカリとの仕組みやサービスの違いから、少し不便に感じる部分もあるかもしれません。

以下に、メルカリと比較した際のラクマのデメリットについて紹介します。

購入申請で「一見さんお断り」されることがある

メルカリは出品されている商品全て、誰でも最初に購入した人が買うことができます。

「当たり前じゃねーか」と思う方もいるでしょうが、実は出品者の中には取引トラブルを避けるため、信頼できる購入者でなければ売りたくないという人も少なくありません。

実際、メルカリの出品商品の中には「〇〇様専用」「お取り置き」なんて注意書きをつけて、「特定ユーザー以外に売るつもりはない」という意思表示をしたものが散見されます。

しかし、たとえ商品説明にそんな文言が付いていたとしても、メルカリには特定ユーザーにのみ購入させるといった「一見さんお断り」システムはありません。いくら出品者が「〇〇様専用商品」と言い張ったところで、他の人でも普通に購入できるのがメルカリです。

一方ラクマは、出品者が「一見さんお断り」にすることができます。それが「購入申請」システムです。

ラクマの出品商品をみてみると、「すぐに購入可」というタグが付いたものと付いていないものがあります。「すぐに購入可」と書かれた商品ならば、誰でも制限なしに買うことができます。

ラクマ「すぐに購入可」

ところが、欲しいと思った商品に「すぐに購入可」というタグがない場合、購入者はまず「購入申請」をしなければなりません。しかも出品者がその申請を拒否した場合、商品を買うことができないのです。

ラクマ購入申請

▲「すぐに購入可」以外の商品は購入申請し、許可されないと買うことができない

もちろん出品者にとっては取引トラブルを避ける一つの方法としてメリットのあるシステムではあります。

ただ、購入者からすれば、欲しいと思った商品を見つけたのに「出品者様、私に買わせてください!」とお願いしなければならないのは面倒この上ないですし、挙句「お前の態度が気に入らない」とばかりに入店拒否されるのは、使っていて気持ちのいいシステムとは到底言えません。

梱包資材をラクマで買えない

商品発送時、「荷物を入れる箱や袋はどうしよう」と悩むのはよくある話です。

メルカリの場合、メルカリアプリにある「メルカリストア」で発送に使える梱包資材を、売上金やポイントを使って購入することができます。

さらに梱包資材だけでなく、梱包資材と出品に必要なメジャーなどがセットになった「メルカリ出品キット」も販売されています。特にコンビニ発送を利用する場合は、サイズ間違いによる返送や送料アップなどが起こりがちなので、これらは大変重宝します。

一方、ラクマには配送用梱包資材が用意されていません。

もちろん梱包資材は、配送サービスごとの規格(サイズ)に適合していれば、一部サービスを除き市販の箱やクッション封筒、段ボールなどが利用可能です。メルカリで買った梱包資材をラクマの発送に使うことも問題ありません。

しかし、メルカリならば梱包資材の用意までメルカリのサービスとして提供されているのに対し、ラクマでは梱包資材はラクマサービス外で用意するしかありません。この辺りもメルカリと比較すると実に気が利かないサービスと言えるでしょう。

ラクマ・メルカリの口コミ評価を比較

ラクマアプリ

出典:ラクマ

ラクマやメルカリなどのサービスを比較する際は、利用者のリアルな口コミが参考になります。

ラクマとメルカリは、実際にどのような評価がされているのでしょうか。それぞれの口コミ評価を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ラクマの最新口コミ

GooglePlayでラクマアプリの最新口コミを確認してみると、アプリの使いづらさや見にくさ・不具合などに関する口コミが目立ちました。しかし、不具合については、アップデートによって順次改善されていくことが予想されます。

2024年2月21日☆2
主に出品で使っています。 他のフリマアプリに比べて、とにかく使いづらいです。よく使う金額変更でさえ、2度ボタンを押すという二度手間なうえ、確認→決定の際、ボタンが上に行ってしまい、手間な上に余計に手間。 他にも色々使いづらいですが、これくらいは普通に使えるようになってほしい。 自分の出品している品物を見る際、横に2列並んでいますが3列は欲しいです。単純に見づらいです。 ラクマだけの便利そうな機能もありますが基本的な操作をシンプルに使いやすくしてもらったほうが使いやすいです。 手数料もメルカリ並だし、他のアプリをメインで使いたくなるのも仕方ないのでは。
出典:GooglePlay

2023年12月31日☆2
購入をメインとして使用しています。アップデートされてから「保存された検索条件」や「フォロー」が大きな表示になってしまい以前の仕様と比較して、とても見にくく少々ストレスです。個人的に「コメントした商品」はコメントが追加されればお知らせで通知されますし、一時的なもので頻繁に見たい項目ではないので、一番上に表示する必要は無いと思います。他のフリマアプリより治安が良いとは思いますが、現状仕様ですと使いづらいので考えものです。
出典:GooglePlay

2024年1月6日☆2
主に出品で利用しています。出品した商品を値下げする際、値下げ後戻るを押すとまたページの1番上の商品に戻ってしまうのが手間で手間でしょうがないです。 下の方の商品の値下げは何度も何度もスクロールして行わなければなりません。 商品ページから出品した商品一覧に戻っても、今の場所のまま固定できるようにしてください。 あと出品した商品一覧も、横に2列ではなく3列にしてほしいです、一覧なのである程度見えて、ページを開いていただいて、戻っても最初に戻らないでもらったら、小さくても大丈夫だと思います。
出典:GooglePlay

2023年10月18日☆1
バーコード出品を行うと1回目は正常に動作しますが、2回目以降はバーコード読み取り画面のプレビューが真っ暗のままで動作しなくなります。複数のバーコード出品を行う場合は1個毎にアプリの再起動が必要な状況です。通常の商品写真撮影のカメラ起動は問題ありません。カメラの制御ルーチンにバグがあるのではと推察します。以前にも指摘しましたが、基本的な機能での不具合が期待よりも高頻度で発生しているように思います。商品出品に関わる機能なので、これが原因で出品を諦めたユーザーがいれば、サービス提供者側 、ユーザー側双方にとって大きな機会損失だと思います。
出典:GooglePlay

メルカリの最新口コミ

GooglePlayのメルカリの最新口コミでは、アプリの使いやすさや完成度を評価する声がある一方で、アップデートによって使いにくくなったという口コミもありました。便利な機能が増えることに伴って、複雑化しているという見方もあるようです。

2024年3月15日☆3
アプリ自体はとても満足してます。使いやすく欲しかった物を見つけられたりして助かることも多々あります。しかし、同じ商品を大量に出品する方(ほとんどがshops)でとても調べにくい時が多いです。特定の人のブロック機能と言いますか非表示に出来るともっと使いやすいと思うんですけどね🤔
出典:GooglePlay

2024年2月20日☆2
2月初旬のアップデートで一気に使いにくくなりました 具体的には起動時に検索条件一覧が全部表示されなくなりました。大変不便です。 あと、一覧表示時の写真が大きくなったせいで網羅性が悪くなりました。 むしろ小さく表示できるようにしてほしいです。 (フォローしてるユーザ情報が表示されるようにはなってしまいましたが欠片も役に立たないです。) 早急な修正をしてほしいです。 去年の中頃からちょくちょく変な変更加えてますが そんなくだらないことをするより 手数料を還元するほうがユーザーが増えると思いますよ? ご検討お願いします。
出典:GooglePlay

2024年1月29日☆1
1/29 アプリを起動したら強制アップデートが入りました。 UI変更&視差効果の追加が主な変更ですが、これが厄介です。 まず、検索画面にトレンドワードが増えました。以前のように自分が保存したアイテムと検索履歴の間に挟まっており非常に邪魔です。しかも、保存したアイテムのアイコンは狭くなっています。 次に、検索履歴からの検索結果のデフォルトがおすすめで固定され、新規順に変更するには逐一プルタブの操作が必要になりました。 以前はスライドで変更することが出来ていたので、非常に煩わしい改悪となります。最近の大きなスマホや、Xperiaのように画面が縦に長い端末だと尚更厄介です。開発者は最近のスマホを使ってないんですかね…… 最後は視差効果です。これは個人的に邪魔と感じているだけでそれほど害はありませんが、画面がフワッと切り替わっても特に何もメリットは無いので、スムーズな操作感を失っただけになります。 以上何のために追加したのか分からない機能ばかりでした。以前のバージョンのUIに戻ることを強く希望しています。
出典:GooglePlay

2024年3月2日☆4
購入ボタン等が大きく解り易くて良いのですが、スマホが誤動作(ゴーストタッチ等)した時に、勝手に購入等に進んでしまっている事が有るので、目を離す時には画面を消すなど気を付けた方が良いです。手数料が10%ですが、仲介(見守り)費用と考えると許容範囲とは思います。アプリの完成度は高く、やり取りのシステムも良く出来ています。但、売買双方が、品物をしっかり確認したり、相手を思いやる心が大事で、偶に品番の間違いや出品写真には載る付属品が非送付等の出来事が有ります。又、ここ最近のアプリバージョンは、写真画質が上がったり機能が増えた為か動作が重く、おすすめにも沢山の項目が表示される様になり、かなり使い難くなってしまいました。以前の様な、もう少し簡潔な仕様に戻る事を期待します。追記、最近時々、タッチした箇所とは違う箇所が反応する事象が発生しています。他のアプリの操作では起こらない為、スマホ側の問題では無く、メルカリアプリだけの事象の様です。
出典:GooglePlay

総合的な評価はメルカリに軍配

最新の口コミでは両者ともにアプリの不具合や使いにくさに関する口コミが目立ちました。しかし、全体的に見るとどちらも良い口コミ・悪い口コミがあり、評価の良し悪しに大きな差はないようです。

総合的な星評価で考えると、GooglePlayはメルカリが4.6なのに対し、ラクマは4.2。AppStoreでの評価はメルカリが4.6なのに対し、ラクマは4.5と、メルカリが少し高めであることがわかります。

メルカリよりラクマを評価するユーザーにインタビュー

以上のように、ネット上で確認できる情報をもとにラクマとメルカリの比較を行ってきましたが、基本的には「ラクマよりもメルカリの方がユーザー評価が高く、利用者数も多い」という評価になっているようです。

ところが、弊社「ウリドキ」のスタッフの中に「メルカリよりもラクマの方が断然いい!」と声高に主張する男性Aさんがおりましたので、Aさんに「ラクマがメルカリよりも優れている点」について話を聞いてみました。

ラクマの方がライバル少なく、高く売れるし購入者の質も高い(Aさん談)

ウリドキスタッフ
▲ウリドキスタッフのAさん。実は開発マネージャーも務めるお偉いさん。

Q : ラクマの方がメルカリより良いという、その心は?

Aさん(以下敬称略) : 単純にラクマが一番早く、高く売れるからです。

同じ商品をラクマ・メルカリ・ヤフオク!で出品しても、ラクマの方が、売れるのも購入者からの反応も早いです。なんでみんなそんなにメルカリが良いっていうのかが僕にはわからない。

Q : 出品した商材によって差がある気も。実際にラクマで売った商品は?

A : レディースもののバッグと、少女漫画全巻。少女漫画全巻は、メルカリだと3,600円で出して全く売れなかったのに、ラクマだと4,000円で売れました

Q : やっぱりラクマは女性ユーザーが多いから、女性ものが売りやすい?

性別_ラクマ・メルカリ・ヤフオク利用者
▲ラクマ・メルカリ・ヤフオクの性別利用者数。2018年時点でラクマは女性ユーザーが約7割。

出典:AppApe「楽天「ラクマ」 どんな人が使っている?もっとも利用が伸びる時間帯は? 2018年最新利用データから紹介-

A : というよりは、ラクマの方がライバルが少ないからじゃないかな? 買うならメルカリだけど。

Q : なぜ買うならメルカリ?

A : やっぱりメルカリの方が利用者が多くて、出品者にとってはみんなライバルだから相場価格がラクマに比べて安くなるんです。データ取ってるわけではないので体感ですけど、メルカリの方が安く買えると思います。

Q : ラクマは「出品者」としては高く売れるけど、購入者としては商品価格が高い?

A : そうですね。だから僕は何かを売りたいときはラクマで、何かを買いたいときはメルカリとかヤフオク!を使っています。

Q : そのほかラクマの方が良いと感じる点は?

A : 購入者の質というか、信頼感はラクマの方が高いかな。

ラクマは、売れた後購入者からすぐに反応があるし、価格交渉もないからすごく取引がスムーズなんです。売れたら流れ作業で発送までいける。

Q : メルカリはそうじゃない?

A : メルカリは売れたと思っても、その後購入者から全然反応なかったり値下げ交渉が始まったり、取引がすんなり進まなくて面倒なことが多い気がする。

後、メルカリはコメントとか「いいね!」がついても全然売れないことが多い。買わないくせにコメントとか「いいね!」がつくのはうっとうしいし、面倒くさい。ラクマの方がスッと取引完了まで持っていけるから楽です。

ラクマは利用者の少ないからこそ狙い目?

以上、「断然ラクマ派」と主張する弊社スタッフAさんへのインタビューでした。

Aさんが主張する「ライバル少ないから高く売れる」「困った客が少ない」というメリットは、いずれもメルカリと比較してラクマの利用者数が少ないという悲しい事実に立脚した、ラクマにとっての不都合な真実のような気もしますが、ともかく高く売れる上に購入者も信頼できるというのが事実であれば、それは確かに出品者にとって大きなメリットです。

あるいはラクマをうまく活用しているユーザーたちは「ラクマは利用者が少ない」という点こそを評価していて、ラクマに対してはそのままの君でいてと切に願っているのかもしれません。ともかく、メルカリよりも利用者が少ないからこそ、ラクマは狙い目なのかもしれません。

状況に応じてうまく使い分けよう

ラクマとメルカリ、どちらも同じフリマアプリですが、機能や使い勝手はそれぞれ違います。利用者数や知名度で考えるとメルカリのほうが良いような気がしますが、ラクマはライバルが少ないぶん高く売れやすい・購入者の質が高いといったメリットもあるようです。

また、ラクマは販売実績に応じて販売手数料が安くなるので、たくさん販売する人にとってはラクマのほうが良い場合もあるでしょう。一概にどちらが良いとは言えないので、自身の状況に応じて上手く使い分けてみてくださいね。

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)。自身が運営する「リユースチャンネル」は登録者数1万人を突破。

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