メルカリで出品した商品が売れたら、購入者のもとへ発送しないといけないですよね。
着払いではなく送料込みで出品していた場合、送料は自分が負担しないといけません。
販売利益を上げるには、送料をいかに安くするのが重要です。
では、どの発送方法を選べば送料を安くできるのでしょうか?
今回はメルカリで商品を送るときに、送料を安く抑える方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
メルカリで送料を安く抑えれば販売利益が上がる!
出典:メルカリ
着払いで商品を販売したときは良いですが、送料込みの場合は自分で送料を負担しないといけませんよね。
メルカリで使える発送方法の中でも一番安いものを知らないと本来得られる利益から損してしまうこともあるので、送料は大切なポイントの1つです。
送料はどれを選ぶかで、同じ商品を送るのに500円前後の差額が出てしまうことも。
そのため、「適当に選んでもそんなに料金は変わらないでしょう」と思わず、できるだけ安く送る方法を工夫して選ぶことが大切です。
メルカリで送料を安く抑えるためには以下の2つが重要
- 商品をできるだけコンパクトに梱包する
- 送る商品のサイズに合わせて一番安い発送方法を選ぶ
メルカリ初心者の人はどのように発送方法を選んで梱包すればよいのか次の章から順番に説明していくので参考にしてみてください。
メルカリで送料を安く抑える方法【梱包編】
メルカリで送料を安く抑えるには、まず梱包方法に注意しなければなりません。
サイズや重さで送料が変わる発送方法は多いので、ポイントを抑えてできるだけコンパクトに梱包しましょう。
書籍類はできるだけぴったりサイズで梱包する
緩衝材が必要ない書籍類は、そのままズボンと封筒やビニール袋に入れるのではなく、書籍のサイズに梱包材をカットするのがおすすめです。
まずは、水濡れを防止するためにビニール系の袋に書籍類を入れましょう。
このときのビニール袋も、書籍のサイズに合わせてカットしてセロテープなどで袋が開かないように固定してください。
次に、ビニール袋に入れた書籍を封筒や紙袋、ビニール袋に入れます。
そして書籍のサイズに合わせて梱包材をカットし、セロテープなどで固定すれば完成です。
大きい梱包材に入れてしまうと、送料が高くなるだけでなく梱包材の中で書籍が動いてしまいます。
動いた衝撃で書籍が折れ曲がったりする危険性があるので、書籍のサイズに合わせて梱包材の大きさを調整しましょう。
ただし、1冊数万円もするような高価な書籍類を送るときは、緩衝材を入れた段ボールを利用するほうが中身を傷つけないので安心して発送出来ます。
衣類は圧縮してできるだけ薄い状態にする
衣類は空気を含んだ状態だとどうしてもかさばるので、梱包したあとのサイズが大きくなりがちです。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便などは、厚さ3㎝以内かそうでないかで送料が大きく変わります。
圧縮袋を使って衣類を薄い状態で送る方法がおすすめ
圧縮袋は100円均一でも売っているので、梱包材にかかる費用はそこまで高くはならないでしょう。
また、圧縮専用の袋でなくても、チャックつきの袋と掃除機を使う方法でも衣類を圧縮できます。
圧縮袋を使ったやり方
まず、チャックつきの袋に衣類を入れ、袋の口を掃除機のホースが入る分だけあけておいてください。
そして掃除機のホースの先を入れ、スイッチを押して袋の中の空気を抜きましょう。
ある程度、衣類が圧縮されたらすばやくチャックを締めて完成です。
ただし圧縮すると、衣類にシワがついてしまうというデメリットがあります。
そのため、圧縮して送るときは購入者にOKをもらうか、あらかじめ商品説明のところに圧縮して送ることを書いておくのがおすすめです。
ムダに大きいサイズの段ボールを使わない
段ボールで商品を送るとき、中に入れるものより大きすぎるサイズの段ボールを使っている人はいませんか?
緩衝材で隙間を埋めれば中身が動かないので送る分には問題ありませんが、送料がムダに高くなってしまうので注意しましょう。
段ボールを使った発送で送料を抑えるコツは、商品よりも少しだけ大きめサイズを選び、隙間を緩衝材で埋める方法で送ることです。
もちろんぴったりサイズの段ボールでも良いですが、なかなかいい大きさの段ボールが見つからないことが多いです。
そのようなときは自分で段ボールのサイズを調整してください。
段ボールの幅を調節するのは難しいので、高さの部分で大きさを調整します。
商品のサイズに合わせて高さの部分をカットし、段ボールを折り曲げるなどをすればしっかりフタもできるはずです。
段ボールはあるものをそのまま使わず、少しでも商品のサイズに合わせられるよう工夫してくださいね。
メルカリで送料を安く抑える方法【発送方法編】
A4サイズ以下のものは郵便を利用するのがおすすめ
A4サイズに近いものではなく、ハガキサイズだったりテレフォンカードだったりと小さいものを送る時は郵便を利用すると送料を抑えられます。
郵便局で利用できる小さい商品を送るときに便利な発送方法は下記のとおりです。
小さい商品を送るときに便利な発送方法
普通郵便は定形郵便物なら送料は82円からです。
定形外でも規格内なら50g以内120円、100g以内140円で発送できます。
また、25g以下の軽いものなら、ミニレターを使えば62円で発送できるのでお得ですよね。
メルカリ便でも一番安い送料で175円ですから、定型郵便、定形外の規格内、ミニレターの規定サイズ・重さ以内のものなら、こちらを利用したほうが送料を抑えられます。
ハガキ類やブロマイド、テレフォンカード、トレカ、ステッカーなどを送るときは、郵便を使う方法を検討してみましょう。
A4サイズで厚さ3㎝以内ならゆうゆうメルカリ便のゆうパケットがおすすめ
A4サイズに近い大きさで、厚さが3㎝以内なら、175円で全国に発送できる『ゆうゆうメルカリ便』のゆうパケットがおすすめです。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットは、以下の条件に当てはまるときに利用できます。
- A4サイズ
- 厚さ3cm以内
- 縦横高さの合計が60cm以内
- 長辺34cm
- 重さ1kg以内
書籍類や衣類は重さがあるので、郵便だと送料が175円より高くなってしまいます。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットとほぼ同じ条件で使える『クリックポスト』もありますが、こちらも185円とゆうパケットより10円高い送料です。
雑誌やクリアファイル、薄手の衣類、スマホのケースなどは、郵便よりゆうゆうメルカリ便のゆうパケットのほうが送料を抑えられます。
▶︎ ゆうゆうメルカリ便の使い方!送料や集荷方法などを徹底的に解説
A4サイズだけれど厚さ3㎝を超えてしまう場合はレターパックプラス
A4サイズだけれど厚さが3㎝を超えてしまうときは、郵便局で利用できる『レターパックプラス』がおすすめ。
レターパックプラスはA4サイズで4kg以内のものなら、厚さが3㎝を超えていても520円で発送できます。
分厚い書籍や薄手の衣類のまとめ送り、厚手のタオルを送るときはレターパックプラスを使うと送料が抑えられますよ。
レターパックプラスは専用の封筒を520円で購入することで使える発送方法なので、取り扱っている郵便局で購入しましょう。
A4サイズで厚さ3㎝だけど重さが1㎏を超えてしまうなら『レターパックライト』
「A4サイズで厚さが3㎝。だけど重さが1㎏を超えてしまう…」というときは『レターパックライト』で発送しましょう。
レターパックライトはA4サイズで厚さが3㎝以内なら、4㎏のものまで370円で送れます。
メルカリで発送するもので4㎏を超えるものはあまりないかもしれませんが、もし超えてしまったときは、メルカリ便を使うより送料が抑えられるので覚えておいてくださいね。
らくらくメルカリ便の宅急便コンパクトもおすすめ
らくらくメルカリ便の中には『宅急便コンパクト』という発送方法があります。
宅急便コンパクトは65円で専用ボックスを購入すれば、送料380円で発送が可能。
宅急便コンパクト薄型ボックスは縦24.8㎝横34㎝、宅急便コンパクトは縦20㎝横25㎝高さ5㎝に収まるものなら発送できます。
宅急便より小さいものだったり、梱包材を自分で用意するのがめんどうだったりするときにおすすめ。
宅急便コンパクトの専用ボックスはリサイクルできないので、その都度新しく購入してくださいね。
▶︎ らくらくメルカリ便の使い方
A4サイズに収まらないならメルカリ便
A4サイズに収まらない商品を送るときは、メルカリ便の宅急便とゆうパックが安いのでおすすめです。
らくらくメルカリ便の宅急便とゆうゆうメルカリ便のゆうパックの料金は下記のとおり。
らくらくメルカリ便宅急便は最大160サイズまで送れますが、それぞれのサイズで重さが決まっています。
ゆうゆうメルカリ便ゆうパックは100サイズまでしか送れませんが、重さは一律25㎏までOK。
それぞれに特徴があるので、自分が送る商品はどちらを選んだら安いのか計算してみてくださいね。
メルカリ便の宅急便とゆうパックは、自分でクロネコヤマトや日本郵便を利用するより送料が安くなっています。
書籍のまとめ売りや衣類のまとめおくり、ぬいぐるみ、靴などいろいろな商品が安く送れるので、たくさんの人に利用されている発送方法です。
メルカリで送料を安く抑えるときはオプションにも注意!
ここまでで、メルカリで使える送料が安い発送方法がどれかはおわかりいただけたでしょう。
ここで一つだけ注意して欲しいことがあります。
それは、ただ値段だけを見て発送方法を決めるのではなく、その他のオプションにも目を向けるのを忘れないことです。
たとえば、今どこに荷物があるのかがわかる『追跡サービス』や、万が一配送トラブルが起こったときの『補償』、『宛名書き不要』のサービス、住所を知られずに発送・受け取りができる『匿名配送』など。
荷物を届ける以外のサービスのありなしは、発送方法ごとに違っています。
そのため、価格が高い商品を送るときは特に、必要な補償がついているかどうかをチェックしてから発送方法を選ぶのも忘れないようにしましょう。
送料の安さだけにこだわりすぎて、配送トラブルが起こったときに大損失…ということにならないよう注意してくださいね。
まとめ
メルカリでの発送に慣れていないときは、発送方法がいろいろありすぎて、どれを選べば送料が抑えられるかわかりませんよね。
今回ご紹介した方法は、初心者でも簡単に送料が節約できる方法ばかりです。
ぜひ参考にして販売利益をアップさせてくださいね!