いろいろなものが出品されているメルカリでは、ルイヴィトンを含むブランド品も売りに出されています。
しかしルイヴィトンに限らず、高級ブランド品をメルカリで出品・購入する際にはいくつか注意しておくべき点があります。
購入者は、出品情報をしっかりと見極めないと、偽物をつかまされる可能性あり。出品者は、「偽物ではないか…?」と不安になっている購入者を安心させられるよう、きちんとした情報を掲載しないとなかなか売れないことが考えられます。
メルカリでルイヴィトンの商品を取引する際に知っておきたいことを紹介しますので、参考にしてみてください。
ルイヴィトンのメルカリでの相場
そもそも、メルカリでのルイヴィトンの相場はどれくらいなのでしょうか?
試しにルイヴィトンの売れ筋商品3つをメルカリで検索してみました。
まずはバッグの売れ筋商品である「ネヴァーフルMM」検索内容は“ルイヴィトン ネヴァーフルMM”で検索してみます。
出典:メルカリ
デザインによりますが、新品の場合は約25万〜35万円ほどの値段の商品が、安いと5万〜7万円で取引されていて驚きです。
続いては財布“ルイヴィトン ジッピー・ウォレット”で検索してみましょう。
出典:メルカリ
こちらも新品では約10万〜15万円の物が多い中、3万円前後で取引されている物が多いです。
3つめはアクセサリーを検索してみます。人気デザインである“ルイヴィトン ネックレス モノグラム・イディール”に絞って見てみましょう。
出典:メルカリ
新品だと約30万円前後の商品が16万〜18万円で出品されていることがわかります。出品数はバッグや財布と比べ少ないようですね。
ルイヴィトンの偽物が出回っている
メルカリには、ルイヴィトンの偽物が出回っていることをご存じの方もいると思います。
昔は「シリアルナンバーの刻印が無い」「モノグラムのズレがある」「細部のパーツが違う」など、すぐに偽物とわかる物ばかりでした。
しかし近年の偽物は、上記の違いはほぼなく、一部本物を使って作っているなど、偽物と見抜くことが難しくなっているのです。
ルイヴィトンの偽物を見分ける方法
見抜くのが難しいとは言っても、確認できるポイントはあります。ここでは偽物を見分ける方法をいくつかご紹介します。
文字の刻印・印字の差異
シリアルナンバーやブランドロゴの違いをよく確認しましょう。
本物と比べて大きさや印字の深さ、場合によってはフォントに違いがあることもあります。
また、真っ直ぐキレイに印字されていないものや、深さにばらつきがあるものも偽物の可能性が高いです。
縫製の違い
最近のルイヴィトンの偽物は、縫製技術も上がっており見分けが難しくなっていますが、それでも細かな違いがあるのでチェックしておきましょう。
糸の太さや縫い目の形を本物と比べるのがポイントです。
金属パーツを見比べる
ルイヴィトンの本物と偽物を比べる上で金具に差異が出ることも多くあります。
光沢感や形状、取付位置のズレ、後処理が甘くバリが出ているなど見極められる情報が多く詰まっている箇所です。
モノグラム柄
ルイヴィトンの特徴でもあるモノグラム柄で判別できることもあるので覚えておきましょう。
ルイヴィトンの商品は、必ず中心に真っ直ぐ柄が配置されています。バッグであれば、留め具の上に位置する一番目立つ位置にLVロゴの柄が縫い目などに重なることなく配置されています。
さらに、バッグの蓋部分と本体の柄が閉じた時にズレが無いように配置してあるのも特徴です。
購入する人も偽物を懸念している可能性
メルカリでルイヴィトンの商品を出品する際、購入する人も「偽物かもしれない」という懸念があることを頭に置いておきましょう。
場合によっては、トラブルになることも考えられます。嘘偽りない記載と、細部まで確認できる商品画像を掲載することをオススメします。
メルカリの利点と欠点を理解する
ルイヴィトンの商品を買いたい・売りたい時に、メルカリを使うメリットとデメリットを紹介していきます。
メルカリを利用する際は参考にしてみてください。
買う場合の利点と欠点
まず、購入する際のメリットは、
- 新品より安く手に入る
- 商品の使用感がわかる
という点です。
メルカリに出品されたものは、一度誰かの手に渡った「中古品」になりますので、新品より安価で手に入るのはわかりやすい利点になります。
さらに、「中古品」であるからこそ、商品の説明文や写真から「出品者がなぜ手放すことにしたのか?」などのリアルな使用感を知ることができるのもメルカリならではでしょう。
そしてデメリットは、
- 商品の詳細がわからないことがある
ということが挙げられます。
例えば説明文に「美品」「新品同様」などの記載があったとしても、それはあくまでも出品者の感覚であり、想像していたほど綺麗ではない可能性もあります。
出品者と購入者の間にギャップが生じる可能性があることも、頭の片隅に置いておきましょう。
売る場合の利点と欠点
売る場合のメリットは、
- 自分で値段設定が可能
であることです。
下手なリサイクルショップなどで安く買い叩かれることもありませんし、買い手さえ見つかれば、高く買取ってもらうことができます。
デメリットは、
- 購入者との連絡を自分で行う必要がある
- 売れるまで品物の管理をしなくてはいけない
という2点が挙げられます。
品物に関しての詳細な説明を求められたり、値下げの交渉などの連絡に自分で答える必要があり、答えたからと言って必ず購入してもらえるとは限りません。
また、出品した商品の現物を売れるまで保管しておく必要があるので、すぐに売りたいという人には大きな欠点になってしまいます。
メルカリでルイヴィトンを売るコツ
メルカリでルイヴィトンを売る場合のメリットとデメリットは上記の通りです。
それを踏まえたうえで、「メルカリでルイヴィトンを売る」と決めた場合のコツを紹介したいと思います。
正規品であるとハッキリ記載する
先述した通り、メルカリでルイヴィトンの商品を購入する人は「偽物かもしれない」という懸念がある方も少なくありません。
なので、ハッキリと正規品であること、商品の詳細がわかるような説明文を記載しておきましょう。
買取販売店の価格も参考にする
ルイヴィトンの中古品を扱っているお店の値段を確認することも大切です。
まったく同じ商品であれば、安いほうが買い手が付きやすいのは当たり前。もし同じ値段だったとしても、「お店で買うほうが安心」と思っている方も多くいます。
自分が納得できて、買い手も見つかる値段を付けられるようにしておきましょう。
買取店を利用するという手も
ここまで、ルイヴィトンのメルカリ内での相場や、出品する際のコツなどを紹介してきましたが、メルカリではなくルイヴィトンを取り扱う買取店を利用することも視野に入れるのをオススメします。
実はルイヴィトンに限らず、メルカリではブランド品が売れにくく、何日待っても売れないということも少なくありません。
売れるまでルイヴィトンがずっと家でかさばり続けるよりも、買取店に買取ってもらったほうが迅速に売ることができます。
専門の買取店であればルイヴィトンの知識もあり、適正な価格で買取ってもらえるので安心です。
納得の価格で売買しよう
ルイヴィトンは、世界的な人気と知名度を誇るブランドで、中古品も比較的高値で取引されています。
そんなルイヴィトンだからこそ、新品でなくとも売りたい・買いたいという人が多く、メルカリが利用されることも少なくないのです。
しかし、メルカリを利用するのも簡単ではないので、専門の買取店を利用するという手段も覚えておくと、より納得の価格での取引が目指せるでしょう。
ルイヴィトンの商品を売りたいときは、『ウリドキ』の利用もオススメです。
ウリドキでは複数社の査定士から査定を受け、評価やレビューを確認して取引ができます。ルイヴィトンを少しでも高く、楽に売却したい方はぜひご活用ください。