iPhoneを使用している方のなかには、「最近充電が遅いな」と感じている方もいるのではないでしょうか。
正常なiPhoneなら、充電がない状態からフル充電まで約1~1.5時間ほどです。仮に1.5時間以上充電に時間を要している場合、iPhone事態が何かしらのトラブルを抱えているかもしれません。
そこで本記事ではiPhoneの充電が遅い原因や対処法、バッテリーを長持ちさせるコツなどをお伝えします。
iPhoneの充電スピードに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
iPhone充電時間の目安は1〜1.5時間で100%
そもそも、iPhoneの充電はどれくらいで100%になるのが正常なのでしょうか。
結論、目安としては、Apple正規品の充電コードで1〜1.5時間ほどです。
試しにiPhone 11をApple正規品の充電器で5%の状態から充電し、時間を測ったところ、1時間ほどで100%になりました。
iPhoneの充電が遅い原因
iPhoneの充電に時間がかかってしまう原因を紹介します。
iPhoneの充電がなかなかできずに困っている方は一つずつ確認してください。
- 出力が弱い充電器を使っている
- パソコンから充電している
- アプリをいくつも使用している
- バッテリーが劣化している
- 水没させたことがある
- 周囲の温度が極端に高い・低い
- ウイルスに感染している
出力の弱い充電器を使っている
出力の弱い充電器を使っている場合は、その分充電が遅くなります。
1A(アンペア)の充電器を使った場合は、充電に3時間ほどかかります。今では3Aの出力が出るものもあり、それなら1時間ほどで充電ができるのでチェックしてみてください。
パソコンから充電している
作業中にパソコンで充電している人も多いはず。パソコンの出力は弱いため、充電するのに時間がかかります。
パソコンで充電をして、溜まるのが遅いと感じている方はコンセントから充電しましょう。
アプリをいくつも使用している
アプリを複数個起動しながら充電をしていると、消費電力が多いため充電が遅くなってしまいます。
また、アプリの消費電力が優先されるのも、充電が遅くなる原因です。
急ぎで充電をしたい方はアプリの起動をオフにしてから、機内モードにするとより早く充電できます。
バッテリーが劣化している
バッテリーが弱っている場合は充電が遅くなります。バッテリーはiPhoneの利用を控えても回復するわけではないので、iPhoneを機種変更するか、バッテリーを取り替える必要があります。
バッテリー残量は「設定→バッテリー→バッテリーの状態」で確認が可能です。バッテリー交換の目安は80%以下になので、充電に時間がかかると感じる場合はチェックしてみましょう。
水没させたことがある
水没させたiPhoneは中のハードウェアが劣化してしまっている可能性があります。
その場合は、iPhoneを修理するか買い替えましょう。iPhoneは不具合があっても売ることができます。
自分で修理しようと無理することはオススメしません。というのも自分で手を加えてしまうとAppleの保証が利かなかったり、修理してもらえない可能性があるからです。
水没させた経験がある方は、何も手を加えずに修理・買取に出しましょう。
周辺の温度が極端に高い・低い
周囲の温度が高すぎる、低すぎると充電が遅くなります。特に多いのが車の中です。
車の中に放置し、iPhoneが熱くなると充電が遅くなってしまいます。
ウイルスに感染している
iPhoneが正常に動かなかったり、アプリが勝手に起動したりする際はウイルスに感染している可能性が高く、またウイルスが原因で充電が遅くなっていると考えられます。
定期的にアップデートをしていても、ウイルス感染を絶対に防げるわけではありません。上記症状に該当するなら、端末データをバックアップ後に初期化すればウイルスを削除できます。またウイルス対策のアプリを事前にインストールし、感染しないようにしておきましょう。
充電が遅い場合の対処法
スマホの充電に時間がかかる原因を紹介しました。ここでは、原因を把握したうえでどのように対処するべきかを解説していきます。
- アプリを使用しない
- iPhoneを再起動する
- 機内モードで充電する
- iPhoneの電源を切る
- 充電する周辺の温度を調節
- バッテリー交換をする
充電中にアプリなど使用しない
充電中はできるだけ消費電力を少なくしてください。そうすることで、充電が早く溜まります。
特にアプリをいくつも起動している場合は充電時間が長くなるので、一度すべてのアプリを終了しましょう。
再起動してみる
充電がなかなか貯まらない場合は再起動しましょう。電源をきると、それまで裏で起動していたアプリなどが一度すべて終了します。
そのため、消費電力が少なくなり充電が溜まるスピードが早くなります。
低電力モードや機内モードで充電する
iPhoneのそもそもの消費電力を少なくすれば、充電が早く溜まります。
機内モードにすると、位置情報をずっと許可している場合などでも通信しなくなるため、充電が早くなります。
低電力モードと機内モードはともに設定からできるので、試してみてください。
電源を切って充電する
iPhoneの消費電力を抑えるという点で、電源を切ってしまうのも一つの手です。
電源を切るとソフトウェアも停止させることができます。そのため、消費電力が極端に減るため充電にかかる時間をかなり短縮できます。
デメリットは充電がどれくらいたまったのかを確認できない点です。なので、スマホを必要としないときにこの方法を使いましょう。
充電する周辺の温度を調節
iPhone本体が熱いと、充電が遅くなることもあります。
したがって、夏場の車内や直射日光があたる場所などでの充電は避けるようにしましょう。また、スマホケースをしている場合も、iPhoneが熱くなりやすいです。
充電が遅いと感じたら、スマホケースを外してみると解決するかもしれません。
バッテリー交換をする
バッテリーの劣化が原因で充電が遅いなら、業者に依頼して新しいものへと交換してもらいましょう。
iPhone購入時に「AppleCare+」に加入しており、保証期間内であればAppleでの交換が可能です。仮に期間外であったり、加入していなかったりするなら、近くの修理業者へバッテリー交換を申し込みましょう。
バッテリーを長持ちさせる方法
バッテリーは誤った使い方をしていると寿命が縮まり、充電の消費が速くなったり、なかなか充電出来なくなる原因に繋がります。
バッテリーは消耗品なので減るのは仕方ないのですが、寿命を長持ちさせることは可能です。
ここでは、バッテリーを長持ちさせる方法について紹介していきます。
適切なタイミングで充電する
バッテリーを長持ちさせるためには適切なタイミングで充電することが大切です。タイミングの目安は充電が20%ほどになったときになります。
また、充電しながらiPhoneを使うとバッテリーに負荷をかけてしまうので避けましょう。
1日に何度も充電しない
一日に何度も充電をするとバッテリーの負荷が大きくなります。なので、充電する時は一回で一気に充電するようにしましょう。
オススメは寝ている時間に充電することです。「過充電になるから良くないのでは?」と感じる方もいると思います。
しかし、最近は過充電されないように対策されているので、問題ありません。
むしろ、一回で一気に充電できるため、バッテリーの寿命を伸ばすことができます。
iPhoneの充電時間の最適化設定
意外と知られていませんが、iPhoneには充電の最適化設定があります。最適化設定とは簡単に言うと、過充電を防止する設定です。
充電が80%を超えた時点で、充電スピードを遅くしてくれます。
設定の方法は次の5ステップです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 「バッテリー最適化設定」をタップ
- オンにする
バッテリーを長持ちさせたい方はぜひ試してみてください。
過充電防止アプリを使う
最近は過充電対策がされていると言いましたが、100%対策されているわけではありません。
そのため、過充電を防止する設定をした方がバッテリーは長持ちしやすいです。
そこで、最適化設定をすることをオススメしましたが、何かしらの理由で設定できなかった人はアプリを使うことで、過充電を防止できます。
充電の速度が気になるなら買い替えも検討
ここまでの対策をしても充電のスピードが改善されない場合は、iPhoneを修理に出すか、買い替える必要があります。
というのも、バッテリーの寿命がきている可能性があるからです。
iPhoneを買い替えることを決めた場合、充電がうまくできなくなったiPhoneは処分するのではなく、買取に出すのがオススメ。iPhoneであればバッテリーの寿命がなくても高価買取してもらえることが多いです。
しかし、具体的に「どこに買取を出せば高く売れるのかわからない」という方も多いはず。そのような方は一括査定を利用してみましょう。
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プロの査定士とチャットで簡単にやり取りができるので、買取店をほとんど利用したことがない方にもオススメです。
また、iPhoneを売却する際には、高く売るために準備しておくべきことや気をつけたいポイントなど、知っておきたいことが多々あります。詳しくは下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
iPhoneを高く売るには、買取価格を減額されないための準備と、お店選びが大切です。iPhoneの買取に必要な準備は? 価格を比較するには? おすすめのお店は? 初めてiPhoneを売りたいと思っている方でも安心して高額査定を受けられる方法[…]
充電に2時間以上かかるなら買い替えを検討しよう
iPhoneの充電が遅くなる原因と対策法、どうしても解決しないときの対処法まで詳しく解説しました。
バッテリーは消耗品で寿命があるので、正しい使い方をしないと2年も経たずに寿命がきてしまうこともあります。
もし本記事の方法で充電速度が改善しない場合は、買い替えを検討しましょう。
買い替えの際、不要になったiPhoneは買取依頼に出すのがオススメです。iPhoneであれば、バッテリーが少ない状態でも高価買取が期待できますよ。
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