格安SIM大手7社をすごくわかりやすく比較してみた

  • 2022年3月11日
格安SIM大手7社をすごくわかりやすく比較してみた

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photo by TAKA@P.P.R.S

すごくわかりやすいまとめ
この記事は「すごくわかりやすいまとめ」というコンセプトで執筆しています。
格安SIMのまとめサイトを見ていても、「必要事項が箇条書き」といった内容が大半でした。
でも、それで内容を理解する人がどれだけいるのか疑問に思い、今回はわかりやすいまとめを作成することにしました。
具体的にどういった人におすすめなのか、どこをチェックすればいいのかという点を重点的にまとめてあるので、格安SIMに興味があるけど内容がサッパリといった人は、是非この記事を参考にしてみてください。

月々の通信容量や通信速度を制限する事で、携帯料金を大幅に安くできるのが格安SIMと呼ばれるものです。
毎月のスマホ代が500円や1,000円といったサービスを提供する会社まで現れ、最近話題になっています。docomoやauといった大手通信会社の回線を使用するため、繋がりにくいといったこともなく普通に使える点が人気の理由です。

でも、数が多すぎてどこと契約するのがいいのかわからないといった人のために、今回は格安SIMを提供する大手7社を比較していきます。
会社ごとの特徴もまとめていきますので、格安SIM選びの参考にしてみてください。

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格安SIMを選ぶ4つのポイント

多くの格安SIMの会社から自分に合ったサービスを選ぶためには4つのポイントがあります。
その4つのポイント+格安SIM会社独自のポイントの数が多い所が格安SIM選びのポイントとなります。

格安SIM選びの4つのポイント
  1. 毎月の料金
  2. 通信速度
  3. LTE通信容量
  4. 使用回線

この4つのポイントの中でも、どこを重要視するかで自分に合った格安SIMを探すのがおすすめです。
今回はこの4つのポイント+独自のサービスを紹介していきます。

格安SIMカードおすすめ7社

上記で挙げた4つのポイントをメインに、これからおすすめ7社を比較していきます。

OCN モバイル ONE

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OCNモバイル

OCNモバイル4つのポイント
  1. 毎月の料金:900円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:110M/日〜15GB/月
  4. 使用回線:docomo

OCNモバイルはNTTコミュニケーションズが運営する格安SIMサービスです。
業界No.1のシェアを誇るだけありサービスの種類が多いことが特徴です。
中でも、データ通信容量を5種類の中から選択できる点は他社には無いサービスです。
あまり使わないけどスマホを持ちたいという人は、1日110MBの通信ができるプランがおすすめです。
逆に、スマホをかなり使うという人には月15GBの大容量プランがおすすめです。
さらに毎月データ通信容量の変更ができるので、使う月は大容量プラン、使わない月は小容量プランといった使い分けができます。
通信回線はdocomoのLTEが利用できるので安定したデータ通信が可能な点も特徴です。
LTEの使用容量を超えてしまった場合も、200kbpsでの接続であれば無制限で可能なので安心です。

UQ mobile

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UQ mobile

UQ mobile4つのポイント
  1. 毎月の料金:980円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:3GB/月
  4. 使用回線:au

UQ mobileはKDDIバリューイネイブラーが運営する格安SIMサービスです。
最大の特徴は通信品質の高さです。格安SIMの中でも通信が安定しているので途切れたりする心配がありません。
料金プランは大きく分けて4種類で、データ通信容量を3GBプランにするか低速の無制限プランにするかに分かれます。
そこに、音声通話サービスを付けるか付けないかといった選び方をします。音声通話サービスを付ける場合だけ最低利用期間が12ヶ月となります。
テザリングが使える点も特徴で、低速の無制限プランと組み合わせれば通信速度をあまり気にしなくていい携帯ゲーム機などをどこでも使うことができます。
こちらもLTEの使用容量を超えてしまったあとでも200kbpsのデータ通信であれば無制限で使えるので安心です。
格安で安定した通信ができるスマホが欲しい人にはおすすめのサービスです。

mineo

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mineo

mineo4つのポイント
  1. 毎月の料金:700円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:500MB/月〜5GB/月
  4. 使用回線:au

mineoの最大の特徴は、使いたい分だけ通信容量をチャージできるという点です。
まず契約の際に500MB〜5GBまでの基本の4つのプランからLTE通信容量を選択し、毎月足りない分はチャージするといった使い方をします。追加容量は100MB/150円から購入でき、追加チャージをしなくても200kbpsでのデータ通信であれば無制限でできます。
現在はauの回線を使った通信しかできませんが、2015年9月からはdocomoの回線も使用できるようになります。
格安SIMで通信会社が選べるのは日本初のサービスです。
音声通話サービスも付けるか付けないかが選べるので、用途に応じて好きな料金プランを組み立てられるイメージです。
全てパックになって高額な大手携帯会社に比べ、mineoは自分に必要なサービスだけをオプションで付けていけるので、自分にピッタリな料金プランを作ることができます。

楽天モバイル

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楽天モバイル

楽天モバイル4つのポイント
  1. 毎月の料金:525円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:0〜10GB/月
  4. 使用回線:docomo

楽天モバイルは、楽天が運営する格安SIMサービスです。
最大の特徴は料金の安さで、最安値で月額525円という金額です。
525円のベーシックプランはLTEに非対応で200kbpsの低速固定となりますが、昔使っていたスマホをLINEなどの専用端末にしたい人にはおすすめです。他に3GB、5GB、10GBのプランがあり、そちらはLTEに対応しています。
楽天モバイルも他の格安SIM会社同様に、まずは通信容量を選び音声通話サービスをオプションで付けるか付けないかを選択する形式です。
追加容量のチャージも出来ますが値段は100MB/300円なので、mineoの2倍の値段がします。安いプランにしておき必要な分だけチャージするのではなくあらかじめ余裕をもったプランで契約するのが良さそうです。
2つ目の特徴は、毎月の携帯代金100円につき1ポイントが、楽天スーパーポイントで還元されることです。
楽天で買い物することが多い人にとっては間違いなくおすすめです。

DMM mobile

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DMM mobile

DMM mobile4つのポイント
  1. 毎月の料金:440円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:0〜20GB/月
  4. 使用回線:docomo

DMM mobileはDMMが運営する格安SIMサービスで、徹底的に価格で対抗する点が特徴です。
他社がDMM mobileより安いプランを提供したら、すぐにその金額より安くするといった徹底的な価格競争をしています。
そのため最安値は楽天モバイルの525円より安い、440円という値段です。
他社と価格競争をしているため、選べる料金プランの種類が多い点も特徴です。まずは10種類のデータ通信容量から自分にあったプランを選び、そこに音声通話サービスを付けるか付けないかを選べます。
他社にあるサービスは基本的に全て取り扱っているので、追加容量のチャージも100MB/200円でできます。
DMM mobileも他社同様、LTE通信容量を超えてしまったあとでも200kbpsでの通信ができます。
しかし他社のと最大の違いが「バースト機能」と呼ばれるサービスがある点です。低速通信の際に、ちょっとだけ(225Mbps)高速で通信を行ってくれるのでページの読み込みがストレスなく行えます。このサービスを使うことでLTEが使えなくても追加容量をチャージする必要があまり無いといった利点があります。
格安SIMなんだから、絶対に一番安くないと嫌だという人にはおすすめのサービスです。

IIJmio

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IIJmio

IIJmio4つのポイント
  1. 毎月の料金:900円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:3〜10GB/月
  4. 使用回線:docomo

IIJmioの特徴は、LTE通信容量をクーポンとして購入できる点です。
毎月3GB、5GB、10GBのLTE通信クーポンを契約プランによって配布され、足りなくなったらクーポンを買い足すといった使い方をします。もちろん、最初に配布されたクーポンが余れば翌月に繰越できます。
さらにそのクーポンを賢く活用できるためのアプリがあり、LINEやTwitterなどあまり通信速度が必要ない場合はLTE通信を切ってクーポンを節約できます。クーポンを使いきってしまったり、LTE通信を切っている場合は低速の200kbpsの通信が無制限で行えます。追加クーポンは100MB/200円で購入できます。
IIJmioにも、低速通信時に最初にちょっとだけ(225Mbps)で高速通信をしてくれる「バースト機能」が付いています。
IIJmioは10GBのプランで契約するとSIMカードが最大3枚まで発行できるので、お使いのスマホの他にタブレットなどにもSIMカードを入れることが可能です。そうすることで1つの契約で複数の端末が同時に通信できます。
クーポン制度など、ちょっと最初に覚えることはありますが、活用次第ではどの格安SIMよりも細かい使い方ができるのでおすすめです。

U-mobile

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U-mobile

IIJmio4つのポイント
  1. 毎月の料金:680円〜
  2. 通信速度:150Mbps
  3. LTE通信容量:1GB/月〜無制限
  4. 使用回線:docomo

U-mobileは株式会社U-NEXTが運営する格安SIMサービスです。
最大の特徴はLTE使い放題のプランがあることです。他社の格安SIMサービスではLTE通信容量に制限があり、通信容量を使いきってしまうと追加で容量を購入するか、低速通信になってしまうかのどちらかです。しかしU-mobileはLTE通信が使い放題なので通信容量の心配をする必要がありません。
月の通信料が1GB以下なら料金が690円、1GBを超えれば900円という二段階定額プランも用意されています。
どの料金プランにも音声通話サービスをオプションで付けることが可能です。
月の使用料がハッキリしない人、または毎月かなりLTE通信を使う人にはおすすめの格安SIMサービスです。

まとめ

どうでしたか?今回は今話題の格安SIM(MVNO)をわかりやすくまとめてみました。
基本となる4つのポイントと、大手7社それぞれの独自のサービスをまとめることで、自分に合ったサービスを探しやすくなったと思います。
docomoやauやソフトバンクはあまり選べる料金プランが多くないのが現状です。
しかしスマホの使い方は人それぞれなので、格安SIMであれば自分にピッタリな料金プランを組み立てることができます。

昔使っていたスマホをSNS専用にしてみたり、ガラケーと格安スマホを持ってLINEを使ってみたり、iPadなどのタブレットで使ってみたり、安いからこそ気軽な使い方が広がるのが格安SIMのいいところです。

LTEを使わないのであれば月440円〜データ通信が使えるのも格安SIMの特徴です。
逆に、どんなにLTEを使っても3,000円以下で収まってしまうのも格安SIMの特徴です。
とにかくスマホやタブレットの使い道が広がる格安SIMを利用しない手はないですよね。

最近では格安SIMを利用した様々なサービスも始まっているので、次回はそのサービスもご紹介します!
→GEOとTSUTAYAの格安スマホ、気になるサービスを比較してみた

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