ハッチバック車の特徴と買取してもらう3つの方法

  • 2022年3月11日
ハッチバック車の買取は事前調査が大事!お得な情報まとめ
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

ハッチバック車を売り抜く!

走ること自体を楽しむ、コストが安い、実用性がある…。車選びにも様々な基準がありますよね。環境にやさしい電気自動車、近年増えたと言われる車を所有しない若い年代も含めて、カーライフは実に多様化してきました。今回は高い実用性とコストパフォーマンスを実現しているハッチバックと言われる車種の、買取に焦点を当てたお話をお届けします。ハッチバック以外の車をお持ちの方にもお得な情報を網羅しています。きっとご損はさせません、ぜひご一読お願いします!

ハッチバックとは

分類

まずハッチバック車について情報を整理してみましょう。エンジンルーム・乗車ルーム、トランクルームが3つに分かれているものを3ボックス、いわゆるセダンと呼びますが、エンジンルーム・乗車ルームと区切りがない収納エリアを持つ5ドアの車を一般的にハッチバックと呼びます。形式上軽自動車は軽トラック以外、ほぼハッチバックとも言えるのですが、一般的には軽自動車は除外して語られることが多く、今回は買取のお話でもありますので、ここでは軽自動車はハッチバックに含めないこととします。

位置付けと市場での扱い

ハッチバックは軽自動車よりも駆動力が大きく、サイズが大きいので居住性に優れており、セダンより幅をとらない分小回りが利くといえます。トヨタ・プリウスやマツダ・デミオなどのハイブリッドカーも一般にハッチバックに含まれます。

積み荷のスペースも広く馬力もあるため、実用性が高いと言えますが構造上振動などの点でセダンより乗り心地が劣り、燃費は軽自動車に軍配が上がります。中古市場では大枠で使用度が強くなる(年式が古くなる・走行距離が長くなる)ほど買取価格はセダン・スポーツモデル、軽自動車に比べて相対的に下落します。

売り時・車種ごと

スタンダードハッチバック

特に大きな付加価値を持たない5ドアハッチバックは、スペックとして軽自動車と競合してしまいます。同じ年式・走行距離であれば燃費の良い軽自動車が選ばれるので、スタンダードハッチバックの価値は下落が激しくなってしまいます。中古車の指標として引き合いに出される走行距離10,0000kmを例にとれば、50,000万kmに達する前に売却するのが良いでしょう。

高級志向

ホンダ・フィット、トヨタ・ヴィッツ、フォルクスワーゲン・ゴルフなど内装を革張りにしたりハイスペックなエンジンを搭載している、いわゆる「高級志向」ののあるハッチバックはスタンダードハッチバックより価格の下落の度合いはゆるやかになります。内装や足回りがしっかりしていればあまり急いで売る必要はありません。

ハイブリッド

大ヒット車トヨタ・プリウス、マツダ・デミオなど一見付加価値が高い、と思えるなエコカー、ハイブリッドカーですが、中古市場では意外と苦戦します。原因はやはりバッテリーの交換リスクが大きく、電子制御系統もハイブリッドカー独自のものなので交換リスクは不安定です。そしてハイブリッドカーは代謝が激しく、次々とスペックを上げた機種が発売される・新しいメーカーが参入する、など変動が目まぐるしいジャンルです。

新世代機種が出れば旧世代機種は一気に値下がりします。スタンダードハッチバックと同様、売却を考えるのであれば50,000km以下で早め早めが良いでしょう。

ハイブリッド買取・実践編

ハッチバック車も普通乗用車ですので、買取のコツはありますがショップとしてハッチバック専門で買取をしているショップはありません。インターネットで一見「ハッチバック高価買取店」と見かけるようなものはクリックして元をたどってみれば普通の買取ショップに到達します。ネット上でも居場所争いは激しいのです。

実際の方法としては次の方法があります。

実店舗をまわる

各都市・街中にあるショップに直接出向いて査定をしてもらう方法です。実物を査定してもらうので査定の精度としては手堅いです。他のショップではxx万円だった、といったアピールもしやすいです。ただし複数店舗をまわるのは非常に骨が折れますし、ショップでは自分のところで買取したがるので、即決ならこの価格、というような条件を出すところもあります。こういった労力を厭わなければ仮査定と本査定の金額ギャップに泣くことはないと言えます。

ネットで買取査定

各買取ショップのホームページで、入力フォームに車種・年式・使用感を入力、場合によっては写真添付して送信すると、折り返しで電話が来て、仮査定価格などを教えてくれます。メールで価格を教えてくれるショップはまずありません。ここから猛然と買取アピールがあります。ショップとしては自社でできるだけ安く買い取って販売業者(あるいは自社)に出来るだけ高く売るのが商売です。買い取る車は多いほど売り上げにつながるわけです。

各ショップをまわるよりは多くのショップに査定してもらうことができます。ですが実物を見てもらっているわけではありませんし、ショップとしては猛烈に出張査定をを押してきます。評判で優良なショップを知っている、ホームページが信頼できそう、といった場合にやりやすい方法と言えます。

ネットで一括査定

ネットで車種・年式、使用状態などを入力し入力フォームで送ると、複数社に内容が伝わりメール・電話などで交渉が始まる方法です。これはこうしたサービスを行う業社が取り仕切っていて、各買取ショップはそこに会員として登録し手数料を払うことで、交渉の糸口を見つけることができるわけです。

現在はこの方式はかなり盛んになっていて、自前の買取よりも一括買取からの買取に比重を置いているショップもあります。ユーザーとしては個人では到底できない数の店舗を比較できるメリットがあります。ですが、申し込みと同時に複数社のメールや電話での強力なプッシュに対応せねばならず、ここに労力を費やすことになります。ネットでは好条件なうたい文句で誘導してきますが、少し立ち止まってこのサービスの成り立ちを冷静に見てから始めても遅くはありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はハッチバックカーの買取に際してのお役立ち情報をお届けしてまいりました。コンパクトさと実用性を兼ね備えるハッチバックカーですが、そのセダンと軽自動車との中間と言える立ち位置から、流行や社会情勢によって市場価値は変動しがちです。そのポイントに敏感になって買取に臨んでいただきたいです。

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