木暮康雄|ウリドキ創業者兼CEO

木暮康雄

木暮康雄(Yasuo Kogure)

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了。
ウリドキ株式会社代表取締役。Forbesオフィシャルコラムニスト。
2005年に学生起業し、漫画の全巻大人買いサービスをつくる。
その後10年間代表取締役を務めた後2014年にMBOし、同年シリアルで起業。

学生起業時代に、60店舗のリサイクルショップの在庫をPOSでシステム連動しオンライン上で販売した実績や、運営サイトの大人買いシステム(及び漫画全巻管理システム)が他リユース業界に研究される等、リユース会社に求められるシステムやリユース会社のオペレーションを熟知していることが強み。

リユース企業を自ら経営していた経験から、リユース業界の支援に徹する買取プラットフォームの必要性を強烈に感じ、「世界を変えるC2Bプラットフォームをつくる」をミッションとする株式会社ウリドキを設立。
売りたい個人と買いたいリユース企業を繋ぐ「ウリドキ」、リユースに特化したニュースコンテンツを配信するWEBメディア「ウリドキプラス」を運営。

リユース市場における企業の在り方

二次流通の市場には、ゲーム・パソコン・スマホなどの機能や価値が明確である「機能商材」と、衣料品やブランド品などの人や年代などにより価値が異なる「情緒的商材」に大きく分けられます。

メルカリやヤフオクといったC2Cのフリマアプリは、画像とテキストで商品を紹介するため、テキストのみでの説明がむずかしい情緒的商材が得意分野。一方で、ブランド品・高級時計・家具家電など、原価率が高く利益(粗利)の少ない高価商材・専門的商材については、C2Cでは売ることによるインパクトが減少します。

そこで出てくるのがリユース企業です。個人間売買では粗利が少なくインパクトの低い高価商材・専門的商材は、企業側の得意分野。企業側が取り扱う商材を明確にすることで、消費者が売りたいニーズに沿って適切にC2C・C2Bを使い分けられ、売却インフラの構築や循環型社会への一歩につながります。

家庭に眠るリユース品を掘り起こす

年を追うごとにリユース市場は拡大している一方で、家庭内の不用品を買取に出している人はあまり増えていないのが現状。循環型社会の実現には、そんな「家庭に眠るリユース品」を市場に出し、流通させることが重要です。

「ウリドキ」では、行き場のない品物をリユース企業(査定士)とつなげるマッチングサービスを展開しています。また、消費者にとってリユースが当たり前の選択肢になるよう、WEBメディア「ウリドキプラス」では日々ニュースコンテンツを配信。

買取へのハードルを下げるサービス展開と、リユースへの関心を引くコンテンツ配信の両面から、循環型社会の拡大を目指しています。

著書・SNSアカウント・YouTubeチャンネル

著書:リユース革命
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Forbes:リユースと学術と起業家な僕
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