クリークのオーディオ買取相場と高価買取してもらう方法

  • 2020年8月19日
クリークのオーディオ買取価格と高価買取してもらう方法まとめ
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

英国のオーディオ「クリーク(Creek)」とは?

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出典:WIKIPEDIA

クリークはミドルクラスのために

ご存じの通り英国は階級社会です。アッパー、ミドル、ワーキングこの3つの階級は、英国に居住していない人にとっては想像すら難しいぐらい色濃く根深いもの。そこがわかっていないと、ベッカムの人気の理由を理解することもできないのです。

英国のオーディオメーカー「クリーク(Creek)」は、いわばミドルクラスのためのオーディオ。むやみに高い(としかマニア以外には理解できない)ピュアオーディオと決定的に異なるのは「ローコスト・ハイパフォーマンス」という理念です。

日本とは相性がいいクリーク

お城に住んでいるようなアッパークラスのものではないから、コンパクトな筐体を持たせて、価格も理解できる範囲に納める。これがクリークの製品に共通する思想。すでに忘れられかけた言葉ではありますが、「総中流社会」と呼ばれていた日本と実に相性がいいのです。ですから、売り場所さえ間違えなければ、高価買取が期待できるのがクリークでもあります。

クリークの高く売れるモデル紹介

この様に常識的な……ミドルクラスのオーディオを手掛けているメーカーだけに、販売価格も常識的。ですから、特別高価な買取価格がつくモデルこそありませんが、定価と買取価格のバランスでみると、非常に高いのがクリークの特長です。今回は、特に評価の高いアンプの買取価格を数機種見ていきましょう。

プリメインアンプ「4240」

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出典:ハイファイ堂

クリークのデビュー作「4040」から続く、シリーズ第3段。最近は定価も上昇傾向のクリークですが、こちらは原点の思想に近いだけに、定価も15万円と非常に(?)お手軽価格でした。現在、レストア済みのものが、5~10万円ほどで販売されているのは驚きです。発売以来20年以上たっているものです……買取価格の確認は取れませんでしたが……ムフフな額が期待できますね。

プリメインアンプ「Classic 5350SE」

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出典:http://hometheaterhifi.com/

中価格帯のシリーズとしてとして、日本でも人気のあった「Classic」のプリメインアンプ「Classic 5350SE」の定価は30万円弱でした。買取価格は5万2,000~6万8,000円、下取りを利用すると8万円以上としているショップもあります。発売後、10年以上も経過しているにもかかわらずこの価格。スイッチ類が全て丸型で統一されている、クラシックデザインも人気の理由になっています。

プリメインアンプ「EVOLUTION 50A」

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出典:ハイファイジャパン

現在もカタログに掲載中「EVOLUTION」シリーズのエントリーモデル。今なお高い人気の「A50iR」の後継機であり、「100A」や「Evolution 5350SE」への橋渡しの役割を担っています。こちらの定価は17万円弱に対して買取価格は3万円、一方A50iRには3万3,000円の値段を付けているショップもあります。普及価格帯のシリーズにもかかわらず、相場はボチボチといったところですね。

クリークの製品の査定基準

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出典:ハイファイジャパン

エントリーとハイエンド、各傾向について

「オンキョー」や「マランツ」など日本のメーカーも優れた商品を出している激戦区、アンプならば、20万円程度のエントリーラインの買取価格の率が高くなっています。これは比較的手が出やすい価格帯で人気が高いという証明です。

一方で、ハイエンド機の買取価格率は低めの傾向がありますが、これはピュアオーディオのファンからはそっぽを向かれる傾向にあるから。ここまでの値段を出すならば、例えば「アキュフェーズ」など別の選択肢が出てきますし、買取価格だけ見ると、後者の方が全然有利。まあ、買取価格のことを考えてオーディオを買う人はいないとは思いますが。

買取を考えるならエントリーモデル

高く売れる時期や売り時については商品の特性上、特にないという答えしかありません。しかし買取価格の傾向からみると、クリークのオーディオを購入するならエントリー機が「お得」ということがいえるでしょう。日本の事情にマッチした高級オーディオらしい相場なのです。

売りたくなった時が売り時です

新型が出ると雪崩をうったようにそっちに走る、そんなことはまず考えられないのが高級オーディオの世界。ですから相場の変動はほぼありませんし、経年とともに価格は下がりますが、そのラインは非常に緩やかです。

ですから特にクリークは、売りたくなった時が売り時ということになります。新しい機種を物色していて買換えを思いついたような場合なら、下取りをおこなっているショップもありますから、ぜひ一度ご相談を。当然、普通に売るよりは高価買取ということになります。

高価買取を狙うには

ハコや取説など付属品が揃っているか、外装の状態がいいか、そしてもちろん正常に作動するか。これらが高価買取のポイントとなります。

つまり、購入後気に入らなければすぐに売る、自前のシステムやオーディオルームとの相性に違和感を覚えたらすぐに売るのがよいでしょう。もちろん、その場合は下取りサービスも検討してください。

減額ポイントや注意点

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出典:Creek Audio Ltd

特別なオーラを感じないのがクリーク

クリークはその思想からか、こけおどしの様なルックスの製品は製造していません。ですからここが注意点、B&Wの「ノーチラス」のような外観のものなら一目で高価なものだとわかるのですが、クリークはよくわからないのです。聞いたことのないブランドのオーディオを譲り受けたら要注意、クリークはその定価同様、控えめなルックスをしています。

後は手入れと使用場所

あとは常識的な範囲で手入れをしてやるだけでいいのですが、注意すべきは特別塗装のブラックシャーシモデル。半ツヤ消しという微妙な塗装をしてありますので、爪でこすっただけでキズが入ってしまいます。ゴミの付いた雑巾で拭くことはご法度ですから、外装の手入れにも注意してください。

まとめ

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出典:SOLID STATE AUDIO

シンプル・コンパクトなデザイン、音もクリーク「らしい」特長的なもの。よっぽどのマニアでない限り、古くても必要十分な性能を持っているのがクリークなのです。譲り受けたりした場合、本当ならば使い続けるのがベストなのですが……。やむを得ない場合は、ショップを選んで買取を依頼しましょう。

クリークの製品は、ショップによって買取価格にかなり大きな差がみられました。ショップの選択は最重要事項ですから、電話やメールでの事前査定での比較は必ずおこない、ショップを決定しましょう。

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