合成ダイヤモンドって何?偽物?そんな疑問に全部答えてみた

  • 2022年3月24日

宝石やジュエリーが好きな人であれば、「合成ダイヤモンド」というものを見たことがあるのではないでしょうか。

名前の印象から何となく本物のダイヤモンドよりも価値が落ちることは想像できるかもしれません。とはいえ、合成ダイヤモンドとは何かわからない人も多いはずです。

そこでこの記事では、合成ダイヤモンドとは何かとともに、普通のダイヤモンドとの違いや見分け方、似ている宝石などを詳しく解説します。

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合成ダイヤモンドって一体何?

合成ダイヤモンドって一体何?という方に向けて、3つの特徴を解説します。特徴を理解して、どのような宝石かを押さえていきましょう。

  • 成分は天然と一緒
  • 圧力をかけて作ったり、ガスの化学反応で作ったりする
  • 本物と遜色ないほどのクオリティ

成分は天然と一緒

合成ダイヤモンドという名前から、何かと何かを合成しており、天然のダイヤモンドとは異なるように思いがちでしょう。

実は、成分は天然のダイヤモンドと同じで、炭素だけでできています。硬度や密度、屈折率、分散度などの性質も同じです。

圧力をかけて作ったり、ガスの化学反応で作ったりする

合成ダイヤモンドは、圧力やガスの化学反応などを使って作られています。

圧力を使った方法は高圧合成法と言い、約10万気圧・約1600℃の高温・高圧によってダイヤモンドの結晶をつくる方法です。

ガスの化学反応を使った方法は、気相合成法と言います。約800℃の高温下で化学反応を起こし、ダイヤモンドの生成を行う方法です。

本物と遜色ないほどのクオリティ

合成のダイヤモンドは、一見すると本物と見間違えるほどのクオリティです。素人目には見極められない場合もあるほど、とても精巧につくられています。

天然のダイヤモンドと思っていたものが、実は合成のダイヤモンドだったということもあるかもしれません。

普通のダイヤモンドとの違いは?

3つの特徴を解説しましたが、では普通のダイヤモンドとはどのような違いがあるのでしょうか?特性、価格という2点で違いを見ていきましょう。

特性

天然のダイヤモンドと合成のダイヤモンドは、ダイヤモンドが形成される過程が異なります。

形成過程の違いから、天然のダイヤモンドは八面体の結晶を外側に成長させる、合成のダイヤモンドは立方体の結晶を上に成長させるという特性に違いがあるのが特徴です。

肉眼で確認できないものの、専門的な機器を使うと特性の違いが明らかになります。

価格

2つ目の違いは、両者の価格です。天然のダイヤモンドに比べると、合成のダイヤモンドの価格は10分の1と言われています。

例えば、天然のダイヤモンドを使ったピアス「ダイヤ ピアス 750 0.50ct グラフ コンステレーション」の買取価格は1,020,000円です。
出典:なんぼや

同じものを合成ダイヤモンドでつくったとすると、目安ではあるものの10万円ほどの価格となるでしょう。

合成ダイヤモンド=偽物?

合成ダイヤモンドは、偽物ではありません。ここまで解説してきたように、ダイヤモンドと成分が同じであり、作り方こそ違うものの天然と遜色のないクオリティを持っています。

天然でできたものと人の手によって作られたものという違いだけで、どちらも本物のダイヤモンドです。

合成ダイヤモンドの見分け方

両者には違いがあるものの、見分けるためにはいくつかのポイントがあります。素人では判断できない場合もあるので、その際はプロに見てもらうのも方法のひとつです。

  • 息を吹きかけてみる
  • 角が丸みを帯びているかチェック
  • ブラックライトを当ててみる
  • 専門店で鑑定・査定をしてもらう

息を吹きかけてみる

天然のダイヤモンドは高い熱伝導性を持っており、すぐに放熱する性質があります。息を吹きかけると息に含まれた熱をすぐに放つため、曇らないのが特徴です。

合成ダイヤモンドも比較的熱伝導性は高いものの、天然のダイヤモンドと比べると息を吹きかけたときの変化が異なるでしょう。

角が丸みを帯びているかチェック

天然のダイヤモンドは硬度が高く、角がしっかりあり、美しいカット面が特徴です。合成のダイヤモンドも硬度が高いですが、天然に比べると角に丸みがあるように見えます。

ルーペなどのアイテムを使用して、角の形状を見比べてみましょう。

ブラックライトを当ててみる

天然のダイヤモンドは蛍光性という性質を持ち、ブラックライトを当てると青く光ります。

一方、合成のダイヤモンドは蛍光性を再現できていないので、ブラックライトを当てても青く光りません。ブラックライトを当てればすぐに見分けられるでしょう。

専門店で鑑定・査定をしてもらう

息を吹きかけたり、角の丸みをチェックしたりしても、自分では見分けられない場合もあります。その場合は、専門の販売店や買取店で鑑定・査定してもらうのが安心です。

専門的な機器や知識、経験などを生かして、プロによって天然か合成かを判断してもらえます。

合成ダイヤモンドに似ているもの

合成ダイヤモンドと似ている宝石に挙げられるのが、以下の2つです。

  • キュービックジルコニア
  • 合成モアッサナイト

似ている宝石の特徴を解説しますので、見分ける際に役立ててみましょう。

キュービックジルコニア

キュービックジルコニアは、合成ダイヤモンドに比べて熱伝導性や硬度が低い宝石です。低価格のジュエリーや歯科医療などに使われています。

熱伝導性の低さから、息を吹きかけると合成ダイヤモンドと見分けられるでしょう。

合成モアッサナイト

合成モアッサナイトは、炭化ケイ素という物質でつくられた宝石です。天然のモアッサナイトは非常に稀少なものでしたが、合成での製造技術によって大量生産が行われています。

熱伝導性や硬度、密度など、合成ダイヤモンドと似ている部分が多く、素人では見分けは難しいです。

合成には合成なりの価値がある

合成ダイヤモンドは偽物ではなく、本物のダイヤモンドの1種です。とはいえ、天然のダイヤモンドとは特性や価格に違いがあり、価値には大きな差があります。

天然と見分けるためには、息を吹きかけたり、角の形状を見たりする方法がありますが、自信がない場合は専門店に鑑定を依頼するのがおすすめです。

特徴や似ている宝石なども押さえて、合成ダイヤモンドを正しく理解しましょう。

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