キーボードを売るには？
自宅に使わないキーボードがあると、お部屋や物置の場所を取ってしまうものです。
どうにか処分したいな～と思っても、一般的には日常的に売り買いを頻繁にするような商品ではないですから、処分に困ってしまいますよね。ではいざ処分するとなるとどのような手段があるのでしょうか。
市町村での処分
市町村によりかかる費用は若干変わりますが、例えば横浜市ではキーボードは粗大ごみの一種として扱われ、手数料は200円(2015年時点)です。お住まいの市町村によって手数料が異なるため、実際に処分する前に電話などで問い合わせをし値段を確かめてからにしましょう。
処分費用は最寄りのコンビニなどで簡単に支払う事が出来、支払うとキーボードに貼るシールが貰えるので、それを貼って指定場所に廃棄します。
回収方法についても、お住まいの町内の具体的にどこに廃棄するのかが異なるために、費用の確認の連絡を入れる際にお住まいの住所に基づく廃棄場所も併せて確認したほうが何度も質問せずにすむのでスムーズに処分ができるでしょう。
お手持ちのキーボードが故障していたり、重篤な不具合がある場合には一番手間がかからない経済的な処分方法と言えるでしょう。
そもそも電源が入らないキーボードや電子パーツが欠損していたり、亀裂が入っているキーボード、もしくは型番などが全く確認できない場合も買取は難しくなるでしょう。
持ち込みの場合
実際に対面して査定をしてくれるので買取初心者にとっては安心できる処理方法と言えます。
もし気軽に行ける距離に持ち込み可能な中古品取扱い店がある場合は比較的簡単に買取が可能です。
基本的には買取希望の用紙に住所や氏名などの個人情報を記入し、身分証を提示すると、すぐに査定に取り掛かってもらえます。
また近年ではこうした中古品店が直接買い取りに来てくれるサービスも提供している場合もあるので、最寄りの中古品店に問い合わせてみるのも良いかもしれません。
ただ、こうしたお店では場所代や従業員の費用などもかかる手前、あまり高く売れることは期待しないほうが無難と言えるでしょう。
ネットで買取
最近どんどん人気が出てきているのがネットで買取です。
近年はとにかく色々な買取業者がネットでの買取を大々的に行っています。ネットで簡単にお持ちのキーボードがいくらくらいの値段で売れるのか査定も可能なので、一円でも高く買取してほしい…！という方は、色々な買取業者で査定をしてみて、納得ができる買取業者に売るのが良いでしょう。
必要であれば、全く対面でやり取りすることなく買取を完了させることもできるので、煩わしい手続きはしたくない、仕事が忙しくてなかなか店舗に行って査定してもらう暇がない、という人にうってつけの処分方法と言えるでしょう。
多くの買取業者ではまず申込みをすると、業者によりますが、ネットで本人確認書類をアップロードして下さい、と言われる場合と、宅配キットを郵送するのでキーボードと一緒に本人確認書類のコピーを同封して下さい、と言われる場合があります。
査定が終了すると宅配業者がキーボードを回収する日にちを選ぶよう聞かれるので、空いている日に回収日を設定し、実際に回収してもらいます。
その後買取業者で査定をし、あなたが買取価格に納得した場合は数日以内で指定の口座へ商品の買取価格が振り込まれます。また、買取価格に納得できない場合は無料でキーボードを返送してくれるお店が多いです。
結局取引をしなかったとしても特に費用がかからない買取会社も多いですが、申し込みをする段階で見えない費用がないかどうかは念のために確認してみたほうがいいかもしれません。
キーボードを売るときに気をつけること
あなたが1の方法でキーボードを処分する場合は何も気を付ける点はありませんが、2と3の方法で売る場合に気を付ける点が何点かあります。
新品の場合
購入したものの一回も使っていない…と言う場合、買取価格を左右するのは開封済であるのかどうか、という点です。
もし買ったばかりで気が変わって売る、という場合には箱は開けずに売りましょう。
また、製造年月が若ければ若いほど値段が高くなるので、要らないと判断した段階で面倒くさいな…と放置せずに速やかに買取の手続きをしたほうが賢明と言えるでしょう。
新品に限らず、古い型に関しても若い方が高く売れるので、キーボードはもう要らないと思ったらすぐに買取業者に連絡を入れましょう。
喫煙者の場合
他の家具の買取と同様に、キーボードについても元所有者が喫煙者だったかどうかで価値が変わります。
喫煙者にはあまり感じなくてもヤニや匂いがついてしまったりして、敏感な非喫煙者の人が商品を購入した時に嫌だと感じる場合があるからです。
ですので買取業者のサイトでは喫煙をしていた場所にキ―ボードを設置していたかの質問がある業者も少なくありません。
購入した時点で禁煙しない部屋にキーボードを設置するなどの工夫が必要と言えるでしょう。
傷、汚れなど
皆さんお察しかとは思いますが、全く同じ製造月日、型番のキーボードでも傷や汚れがないもののほうが高く売れます。
普段から汚れがつかないように手を洗ってからキーボードを利用したり、ほこりをはたいたりしてほこりが本体に入らないようにこまめに掃除をしたり、また使用しない時は布などをかけて、ほこりが入らないように普段からのケアをしていくと良いでしょう。
また、購入してからあまりケアをしてこなかった、という場合でも、ほこりをはたいたり、 眼鏡ふきなど本体を傷つけない素材の布を利用して優しく拭き取りをするひと手間をかける事によって、買取価格が左右する場合もあるので、もう遅いし汚いまま売ってしまえ！と自暴自棄になるよりは簡単にでも掃除をしてから送った方が良いでしょう。
付属品の有無
取り扱い説明書やケーブル、楽譜立てなど、元からキーボードについてきた付属品は必ず保存しておきましょう。
付属品がないと売れないかと言えば、無くてももちろん売れますが、少しでも高く売りたい場合はセットで売った方高く売れます。
また、キーボードを購入した際の箱もあったほうが高く売れるので、なるべく綺麗に開封し、売るまでは保存しておいたほうが無難と言えるでしょう。
故障、不具合がある場合
上記でも述べましたが、故障や不具合があっても程度によっては買取してもらえる場合もあります。
素人では判断が難しい場合もありますので、売りものになるのか自分では疑問なキーボードであったとしても念のために買取業者に連絡して審査をしてもらってもいいかもしれません。
キーボードを買う瞬間から勝負は始まっている
こまめな掃除や喫煙部屋へのキーボードの設置を控えるなど普段の取り扱いも重要と上記でも説明させて頂きましたが、それと同じくらい重要な高額買取ポイントがあります。それはあなたのキーボードが売れ筋商品かどうかという点です。
例えばヤマハ、コルグ、カシオなど日本メーカーの商品は特に高値で売れる事が多いでしょう。
またこのメーカーのこの型番が高く売れますよ！と買取業者のサイトに書いてある場合もあるので、購入する前から売りたい場合に備えて商品の価値を事前にリサーチしておくと良いと言えます。
つまり、少し大げさかもしれませんがキーボードを買う瞬間からすでに勝負は始まっていると言っても過言ではないかもしれません。
まとめ
キーボードは電子機器な故に一生使うことはできないので、普段からキーボードを使っている人の場合は随時買い替えが必要ですので、その都度古いものを売って、新しいキーボードの購入資金にあてるようにすれば、買い替えへの金銭負担も減りますし一石二鳥と言えますね。
またあまりキーボードを使わないという人はお部屋にスペースができ、かつちょっとしたお小遣いもできるので一石二鳥と言えるでしょう。
ご自身にあった買取業者を利用して賢くキーボードを処分しましょう。
