エレキギターを買取してもらう時に気を付けることまとめ

  • 2020年7月6日
エレキギターを買取してもらう時に気を付けることまとめ

エレキギターを売ろうと思い立ったものの、たくさんある買取店の中からどのお店へ査定に出すのかお悩みの方も多いのでは。

お店選びのコツや高く売るギターのポイントなど、エレキギターの買取で知っておきたい情報をまとめてお届けします!

この記事に登場する楽器買取の専門家

サウンドプラグ 岩井

東京・江戸川区平井にある中古楽器専門店「サウンドプラグ」のオーナー。多くのお客様にご好評をいただき、今年でオープンから10周年を迎えます。

マイナーなイメージを持たれる平井ですが、ライブバーやスタジオがあり、定期的に音楽イベントが開催される音楽に熱い街です。当店の隣には、腕の良いリペアショップがあります。

当店のギター関連をメインとした楽器の査定に本気で取り組み、【業界最高水準】での査定額を提示させていただいております。買い取った楽器類で在庫が成り立っているので、大型店舗に負けない条件で買取可能です。

楽器に詳しくない方にもわかりやすく丁寧な接客を心がけ、プロミュージシャンからのマニアックな内容(特にギター関連)にも対応します。お客様のご希望等をお伺いしながら柔軟に対応することで多くのリピーターを獲得。

店内では、好きなアーティストやマニアックな話で盛り上がったり、いきなりセッションや初心者の方へのギターレッスンが始まったりと、小規模店ならではの気の張らない雰囲気を目指しています。お客様や自分自身にとっても居心地の良い、楽しい場所を提供して参ります。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

エレキギターを売りたい時はどうするのがベスト?

エレキギターを売りたいと思ったとき、どうするのが一番よいのでしょうか。

純粋に金額を考えるならオークションで売るのが一番高額になるかもしれませんが、あまりにも手間がかかりすぎます。

エレキギターは繊細な電気機器ですので、発送をするには十分な保護をしなくてはいけません。個人で緩衝材を購入し、付属品と一緒に梱包をするだけでもかなりの手間がかかります。

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photo by Andy Gasparini

逆に手間を惜しんで近所のリサイクルショップへ持っていくと、専門ではない店員が査定を行うため、安く値段を付けられてしまうことが非常に多いです。

国産の希少な中古ギターをただの量産品のギターとして安く買取されてしまう恐れもあります。

エレキギターはギター買取店へ!

エレキギターはギター買取専門店に査定を申し込むことを強くお勧めします。

買取専門店では中古のエレキギターに詳しいスタッフが査定を行いますので、安心して買取を申込むことができます。

最近では出張買取や宅配買取を行っている店舗が非常に多く、宅配買取の場合は梱包材を全て無料で用意してくれる店舗もあります。

買取方法やコツについては以下のページで詳しく紹介しています。
ギターを売るなら知っておきたい!高額買取のコツや方法まとめ

また、エレキギターは他の楽器と違って周辺機器が多いのも特徴です。もうエレキギターを弾くことはない、まとめてグッズを手放したいという方は、周辺機器のアンプやエフェクターを一緒に買取してくれる店舗を探しましょう。

何点かまとめて買取をしてもらうことで査定額がアップするという店舗もあります。

岩井さん
サウンド・プラグは、ギターをはじめ周辺機器やエフェクターも扱っています。

状態の悪い個体でも、極力買取できるように努力しておりますが、基本的には、修理にかかると想定されるコストが査定額より減額されます。修理不能の場合は、パーツ利用や現状販売としての査定額提示になる場合もあります。

エントリーモデル等、中古品として流通させるのに修理をするとコスト倒れになってしまう場合は、無料引き取りの対応になってしまう場合もあります。

このような買取を可能としているのは、小規模専門店ならではだと思います。大型の買取店では密に相談できず、正常動作しないものや外観に著しいキズがある場合は、そもそも受付できないことが多いと思います。

リサイクルショップはジャンク扱いで販売を想定するケースが多く状態の判断も難しいので、リスクを避ける為にほとんど査定がつかない場合も多いようです。

おすすめの買取店

サウンド・プラグ

サウンドプラグ

サウンドプラグで買取を申し込む

特徴

  • ギターの価値を反映した高価買取が期待できる
  • 丁寧な対応で初めての方も安心
  • 状態が気になるものも買取可能

買取店紹介

サウンド・プラグは、ギターやベースを扱う買取・販売店です。

ギター愛の深いスタッフがお手持ちのギターを見極めます。あらゆるギターを見てきたらこそ、その培った経験に基づいた高価買取が期待できるでしょう。

利用者から丁寧な対応が好評で、楽器についてあまり詳しくないという方も安心して依頼できますよ。

店頭買取のほかに、宅配買取や出張買取も受け付けており、ライフスタイルに合わせて選べます。

修理に対応していることから、音がでないものやキズのあるギターも買取可能とのこと。状態が気になるものも、まずはサウンド・プラグに相談してみては?

店舗情報

店舗名サウンド・プラグ
電話番号0120-987-808(受付時間10:00~21:00)
住所〒132-0035 東京都江戸川区平井6-14-5-1F
アクセスJR総武本線「平井」駅から徒歩4分
駐車場
営業時間10:00~21:00
定休日年中無休
主な買取ジャンルギター、ベース、管楽器、音響機材 など
買取方法店頭買取・宅配買取・出張買取
会社名株式会社プラグ
古物商許可番号東京都公安委員会許可 / 第307771308020号
査定士岩井拓郎
店舗ページ公式サイト
その他特徴

イシバシ楽器

特徴

  • 1938年創業
  • 楽器専門店
  • 高価買取

買取店紹介

イシバシ楽器は、1938年創業で、楽器を専門に販売と買取をしています。

海外を中心に数多くのブランドの楽器を取り扱い、エレキギターでは人気モデルや希少なモデル・アーティストシグネチャーなどなんでも買取の対象です。

買取方法は、店頭・宅配・出張の3種類から選ぶことでき、どれを選んでもキャンセル料や手数料などは一切かかりません。

宅配・出張買取を利用することで、近くに専門の買取店がないという方やギターが重くて運べないという方も安心して売りに出すことが出来ます。

公式ホームページにてブランド別にエレキギターの買取価格を公開しているので、まずは自分のがいくらで売れるのか参考にしてみましょう。

LINEによる査定もあるので、まずは気になった方はお気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

  • 店舗名:イシバシ楽器
  • 住所:〒101-0062 千代田区神田駿河台2-2

どのようなエレキギターが高く売れるの?

需要がある人気のエレキギターは高く買取をしてもらえます。ここではその具体的な例を紹介していきます。

人気ブランドのエレキギター

ギブソン、フェンダーなど、世界的に有名なブランドのギターは高く買取をしてもらえます。中でも完全受注生産などで本数が限られているもの、ヴィンテージもの、新しいモデルなどは高価買取が期待できます。

岩井さん
GibsonのヒストリックコレクションやFenderのカスタムショップ製などは高額査定が期待できます。

20万~30万くらいの買取価格が多いですが、年代や仕様によって変わってきます。

ジャパンヴィンテージ

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photo by Anne Worner

近年国内で製造されているエレキギターは、海外の有名なもののデザインを模したものが非常に多いです。

そのような中1970年代から1980年代の国産ギターは『ジャパン・ヴィンテージ』と呼ばれ、非常に注目を集めています。実際にヴィンテージではない復刻モデルでもデザインがよいものは高額で買取をしてもらえます。

岩井さん
日本製の古いギターがジャパンヴィンテージなどと言われて高額で取引されたりもしております

仕様や使われている材料等が、その年代しかないもので人気のあるモデルは、80年以降のモデルでも定価を超えで取引されるギターやベースも少なくありません。

状態のよいエレキギター

エレキギターは細かい傷がつきやすいものです。他の楽器や機材と接する機会も多いので、ぶつけて痕がついてしまうことも。

そのため傷が少ない中古のエレキギターは需要が高く、高額買取が期待できます。

国内ブランドで人気が高いのはヤマハ

エレキギターで高価買取が期待できるのは海外製ですが、国内産のエレキギターも質や音のよさで人気があります。

海外の有名ブランドよりも比較的安価で購入でき、取扱店舗が多いのも人気の理由です。

特にヤマハのエレキギターは音だけでなくデザインもよく、エレキギターの初心者だけに留まらず海外のアーティストも愛用しているほどです。ここではヤマハのギターで高価買取されているものを紹介します。

※買取価格はイシバシ楽器店の美品状態の欄を参照にしています。店舗や楽器の状態により買取価格は異なりますので、詳しくは店舗へお問い合わせください。

SGシリーズ

yamahaSG

出典:ガクヤ楽器買取ネット

1966年から生産されている、国産エレキギターの代表ともいえるモデルです。

生産された年によって買取値段は変動します。1973年より前のSGは、現在のSGとは少し形が異なっていて、SG-5A ’60sはヴィンテージギターとして愛好者に人気があります。

また、有名アーティストのシグネチャーモデルの中古は生産本数が限られているため高く買取されています。その中でレアなものの一つが高中正義モデル。特に初代のSG-Tは約200本しか生産されていません。

・SG-T…100,000円買取
・SG-T2…150,000円買取

SAシリーズ

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photo by Freebird

空洞のないギターをソリッドギターと呼びますが、そのソリッドギターのボディに穴をあけたものをセミホロウギターと呼びます。

ソリッドギターよりも音が大きく、アコースティックギターに近い音質なのが特徴です。

ヤマハのセミホロウギターの代表であるSAS1500やSA2200はバイオリンのように美しい木目が特徴。

もともとセミホロウギター自体の種類が少ないため、ヤマハのこのシリーズの中古は高く取引されています。

・SA-2200…65,000円買取

BJ-PRO

「寺内タケシとブルージーンズ」結成45周年記念を記念した45本限定のモデルです。

シリアルナンバーが刻まれていて、認定書も同梱されています。生産本数がごく限られていますので、高額買取が期待できます。

もしお持ちの場合は複数の店舗へ査定を申し込むことをおすすめします。

・BJ-PRO (W/HARDCASE)…135,000買取

エレキギターを売るときの注意

いざエレキギターを査定に出すとなった場合、気をつけなければいけないことがいくつかあります。

ギター全体の注意に関しては、上で紹介したギターを売るなら知っておきたい!高額買取のコツや方法まとめに記載していますが、ここではエレキギター独自の注意事項をまとめます。

付属品や部品はできるだけ揃える

購入時に付属していたケースやアームなどが揃っているとその分高額で買取をしてもらえる可能性があります。

ヘッドの部分にあるトラスロッドカバーは外してしまう方もいるので、忘れないように持っていきます。

パーツを交換して使っている方もいるかと思いますが、元のパーツをつけていたほうが高額で買取してもらえるかもしれません。気になる場合は査定時に店舗に相談をしましょう。

ガリ音が出ないようにジャックの清掃を

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photo by irish10567

ガリ音というのは、古いエレキギターをアンプに繋いだときに出てしまうガリガリという音のことです。

エレキギターを査定する際には必ずアンプとギターを繋いで試し弾きをしますが、その時にガリ音が出てしまうと査定ダウンの要因になってしまいます。それを防ぐためにジャックの穴の掃除を行いましょう。

掃除方法は、エタノールをつけた綿棒でジャックの穴の内部を磨くだけです。この時シンナーやベンジンを使うと塗装が痛んでしまいますので、絶対に使わないでください。

岩井さん
一般的に「キレイにクリーニングしておく」という事が言われているようですが、クリーニングを含めたメンテナンスは、扱いに慣れていない素人作業ですと、楽器の状態を悪化させてしまうこともあります。

クリーニングの際に弦をすべて外した状態で査定を依頼される事がありますが、弦は古くても張ったままのほうが楽器の状態を判別しやすいです。

当店は買い取った楽器を調整、クリーニング、弦を張り替えた上で店頭に並びますので、そのままの状態でも持って生きていただいても買取金額にあまり影響ありません。

ただし、著しいタバコのヤニ汚れやフレットのクスミやカビ、サビに関しては減額対象になってしまうかもしれません。

また、付属品などは揃っていたほうが良いと思います。もちろんあまり必要でない付属品もありますが、オリジナルのケースや認定書、保証書等がない場合は減額になる場合もあります。

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