中古シンセサイザーの気になる買取価格と高く売る方法まとめ

  • 2024年5月22日
中古シンセサイザーの気になる買取価格と高く売る方法まとめ
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

中古の楽器売りたい!

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昔趣味でバンドをやっていたけど、もう長らく楽器に触れていない。型が古くなってしまった楽器を、新発売した楽器と買い替えたい。家族の遺品だが誰も演奏する人がいない。子どもが昔ピアノ教室に通っていたが、今はもう演奏せず埃をかぶっている……など、さまざまな理由で使わなくなった中古楽器は、買取を検討しましょう。

たくさんある楽器の中から、今回は特に「シンセサイザー」にスポットをあてて、ご紹介します。

シンセサイザーとは

シンセサイザーの歴史は古く、100年以上前にさかのぼる電子楽器の黎明期から世界中で発明、開発されてきました。当初は200kgを超える大型のものもありましたが、次第に軽量化され持ち運びしやすい今のスタイルになり、現在、現代音楽に欠かせない楽器の1つとなっています。

シンセサイザーと一口に言っても色々な種類があります。たくさんの音を奏でる鍵盤型デジタルシンセサイザー、鍵盤は無くつまみが複数あるモジュールシンセサイザー、ギターのように首から掛けて主にライブで演奏するシンセサイザー、電子ピアノやステージピアノ、エレクトリックピアノと呼ばれるあくまでもアコースティックピアノの音色を追及したものなど、多岐に渡ります。

今回は数多くあるシンセサイザーの中から特に買取希望の多い、鍵盤型シンセサイザーとステージピアノについて気になる買取方法や買取価格を調べました。

中古シンセサイザーを売る方法

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使わないシンセサイザーを売る方法は主に、個人ネットオークション、質屋、楽器店や中古楽器を買取対象に含むユーズドショップで買取してもらう。また中古楽器専門の買取店や楽器店の買取部門などがあります。

ネット・オークションのメリットとデメリット

ネット・オークションを利用するメリットはお持ちのシンセサイザーを、欲しい人により高い値段で直接買ってもらえることです。オークションが成立すれば、他の買取方法より高い値段で売れる可能性があります。ただし、商品撮影や、的確な商品説明と状態の良し悪し、落札希望者や落札者との密なやり取り、発送、クレーム対処など手続きは煩雑です

質店のシステム

質屋では、シンセサイザーなどの商品を担保にお金を貸してもらうシステム。期日までにお金を返さないといわゆる「質流れ」し、預けていた商品が他人の手に渡ります。あくまでもシンセサイザーを担保としてお金を借りるので、買取として考えると安い金額になってしまうので注意が必要です

幅広い買取に対応するユーズドショップのメリットとデメリット

楽器以外の商品も買取するユーズド店は、引っ越しなどで大量に処分したいものが出る時は便利ですが、楽器やシンセサイザーに詳しくないスタッフが多いため、安い買取価格になってしまう可能性が高いでしょう。

シンセサイザーを高く売るポイント

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残念ながらシンセサイザーをはじめ、中古楽器は需要が少なく買取価格は安い傾向があるのが実情です。とはいえ、YAMAHAやRoland、KORGなどの有名ブランド、名器と名高く現在は手に入れにくいシンセサイザー、ビンテージのシンセサイザーやオールドエレキピアノは高い買取価格が期待できるでしょう。

大切なシンセサイザーや思い入れのあるステージピアノの買取は、楽器の知識が豊富な中古楽器の買取専門店や楽器店の買取を利用するのがベスト

楽器店によっては新品の楽器も扱っているお店もあり、お持ちのシンセサイザーを「下取り」し、新品の楽器購入費用に充てる楽器店もあります。新商品の楽器に買い替えたい人に便利です。

楽器買取専門店の多くは、店舗での店頭買取の他、宅配買取や出張買取に対応しているお店もあります。宅配買取は自宅で段ボールに入れたシンセサイザーを、希望する店に宅配便で送ると、見積もりしてもらえるサービスです。運ぶのに苦労することなく、スタッフと顔を合わせずに自宅にいながらにして買取してもらえるのがメリット。

宅配買取の郵送料は無料の店と、買取額が一定額以上のみ無料の店、見積もり額に満足できず買取をしてもらわない場合に限り、自宅までの返送料は有料の店など色々あります。あらかじめ希望する店に電話などで問い合わせると良いでしょう。

人気モデルの中古シンセサイザー買取価格紹介

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楽器買取専門店での中古シンセサイザー、ステージピアノの気になる買取価格のごく一部をご紹介します。

2012年発売されたRoland Jupiter50の新品の販売価格は現在199,800円~235,000円ほど。中古の買取価格は72,000円~80,000円です。コンパクトで搬送しやすく、音色と鍵盤の感触の良さ、USB接続できることなどからファンが多く、比較的高い買取価格です。

2010年発売、現在は生産終了しているステージピアノのYAMAHA CP-50は定価189,000円、アマゾンの新品価格で173,828円。買取価格はおよそ65,000円です。小室哲哉が愛用していることで人気がでたYAMAHA EOSシリーズの小室哲哉プロデュースの B2000は当時の販売価格が248,000円のところ、現在の買取価格は15,000円と、かなり値を下げています。

KORGで最も買取価格が高いのがKRONOS 88で現在の買取価格は11万円です。同商品は2012年発売し、現在148,500円で発売されています。プロも愛用するクオリティで大変人気なため、発売価格と買取価格の僅差は驚くばかり。

各ブランド毎、さまざまなシンセサイザーがあります。こちらの楽器買取査定表にお手持ちの中古キーボードのブランド名やモデル名を入力すると、おおよその買取価格がわかるので利用してみましょう。

中古シンセサイザーを売るときの注意点

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見積もり価格は市場で常に変動しています。人気商品でも市場に溢れすぎたら価格は下がり、有名ミュージシャンが愛用するシンセサイザーは途端に値段が上がることもあります。そのため見積もりには「価格保証期間」が授けられていることが多く、保証期間後は見積もり価格より値段が下がることもあります。

宅配買取ではくれぐれも大切なシンセサイザーを傷めないよう、エアパッキンで何重にもくるみましょう。宅配会社によっては、輸送中の事故を保証してくれるサービスもありますが、段ボールを繋ぎ合わせたり隙間を古新聞で詰めるなど、輸送中の破損事故をなるべく少なくする努力をしましょう。

壊れていても修理できる物は買取してくれる店もあります。つまみなど小さな付属品が無かったり、凹みなど傷のあるシンセサイザーは買取額が下がります。ACアダプターなど重要な付属品がないシンセサイザーは買取してもらえないか、買取額がかなり下がるので気をつけましょう。

買取には古物営業法に基づき身分証の提示、身分証コピーの添付が義務付けられています。氏名、生年月日、現住所が印字されている有効期限内の身分証を必ず用意しましょう。

まとめ

仮査定はほとんどのお店で無料です。提示された買取額に納得できないときは、無理に売ることはありません。複数のお店で見積もりしてもらい、納得できる買取店を探しましょう。

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