レコード針のおすすめ買い替えランキングBest10

  • 2019年11月20日
レコード針のおすすめ買い替えランキングBest10

温かみのある音が、楽しめるレコード。昔聞いたレコードを押し入れから出してきて、改めて聴くのも良いものです。

しかし、レコードプレーヤーの針が古くなっていては、せっかくの良い音楽も楽しめません。

そこで、レコード針のおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。

レコードの針を購入する際にはどんな事を基準に選べばよいかをまとめた「選ぶコツ」や、使っていないレコード針を「高く売るコツ」も併せてご紹介しますので、レコード好きの方は必見の内容ですよ!

※本記事内で紹介している価格は、2018年4月19日時点のものです。

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選ぶときのコツ

カートリッジの種類

レコード針を選ぶコツを3つに分けてご紹介します。

まずは、針を取り付けているカートリッジの種類です。

カートリッジは大きく「MM(ムービングマグネット)型」と「MC(ムービングコイル)型」の2種類に分けることが出来ます。

MM型

「MM型」は、価格が安く性能も良く針の交換も簡単なことが特徴。一番普及しているタイプのカートリッジになります。

また、MM型の1つで「VM型」と呼ばれるものがあります。これは、オーディオテクニカが独自特許を持っているカートリッジの事を指します。

MC型

次に「MC型」ですが、出力が小さく専用のプリアンプやトランスに接続して使われます。そして、高価格帯のカートリッジに多く使われているタイプです。

針先の材質

次に針先の材質がチェックポイントです。

レコード針の針先の材質は、「サファイア針」と「ダイアモンド針」の2つが存在します。

サファイア針

「サファイア針」は、加工が容易なため低価格の針に使用されていますが、針の寿命が短いことが特徴。

そのため、現在ではほとんど使われていることがない材質です。

ダイアモンド針

「ダイアモンド針」は、現在多くのレコード針に使われています。

ダイヤモンドは硬い材質のため、形状によっても変わってきますが数百時間使うことが出来ます。

高価格帯の針になると無垢のダイアモンドを研磨して作られるものもあるため、価格が十万円以上となり超高級品となります。

針先の形状

針先の形状は音の広がりや寿命にも関係するため、この点もチェックしたいポイントです。針先の形状は、「丸針」「楕円針」「超楕円針」「4ch針」の4種類です。

丸針

「丸針」は、通常のレコード針に使われていて低価格な事が特徴。針の寿命は約200時間です。メーカーによっては円錐針と呼ぶことも。

楕円針

「楕円針」は、トレース能力が高く高温域の伸びが良いことが特徴。針の寿命は約150時間です。

超楕円針

「超楕円針」は、盤面との接触面積が少ないため、摩耗が少なく高音質を得られることが特徴。針の寿命は約400時間。

4ch針

「4ch針」は、4ch録音されたレコード限定の針で、臨場感の高さが大きな魅力。

通常のレコードを聴くことも出来ますが、やはり4chレコードの再生で大きく力を発揮します。針の寿命は約400時間です。

レコード針のおすすめランキング

10位 SPU Synergy

製品情報

  • メーカー名:オルトフォン
  • 発売日:2010年2月
  • カートリッジ:MC型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:楕円針

おすすめポイント

価格が、20万円近くする、超高級オルトフォン製カートリッジです。

オルトフォンで、長年チーフエンジニアを務めたペア・ウィンフェルド氏が最後に残した作品で、このシリーズの中で最もパワフルなことが特徴。

ヘッドシェルは橅材の粉末が55%配合された樹脂製となっていて、豊かな響きに大きく影響を与えています。

非常に価格が高いため気軽に購入できるものではありませんが、レコード好きなら欲しくなってしまう一品と言えます。

9位 MC-1 Turbo

製品情報

  • メーカー名:オルトフォン
  • 発売日:2008年10月
  • カートリッジ:MC型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:楕円針

おすすめポイント

切れ味と高解像度が特徴のMC型カートリッジです。
MC-Turboシリーズのエントリークラスで、出力の低いMCエンジンにターボを搭載した機構になっているため、高い出力を手軽に味わうことが可能。

また、楕円針を装着していて、価格もカートリッジとしては低価格に分類されるため、入門用におすすめのカートリッジです。

出力電圧は3.3mV、周波数帯域は20Hz-25,000Hz、カンチレバー材質はアルミニウム製となっています。

8位 SPU#1E

製品情報

  • メーカー名:オルトフォン
  • 発売日:2016年7月
  • カートリッジ:MC型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:楕円針

おすすめポイント

オルトフォン製MC型カートリッジです。
図太いサウンドと豊かな低音域が特徴で、完璧な「THE SPUサウンド」を聴くことが出来ます。

また、「SPU♯1」には2つのメッセージが込められており、昔からのファンに捧げるという意味での「マイファーストSPU」、これから新たに親しむオーディオファイルに向けられた「マイファーストSPU」という意味合いがあります。

シリーズの中でも一番コストパフォーマンスが高いと評判のカートリッジです。

7位 DL-103R

製品情報

  • メーカー名:デノン
  • 発売日:2005年1月
  • カートリッジ:MC型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:丸針

おすすめポイント

デノン製MC型カートリッジです。

DL-103をベースにしていて、発売から20年以上たった今でも販売されているロングセラー商品です。

発電コイルには、純度99.9999%(6N)の高純度銅が採用されています。

メーカーの針交換価格は、27,295円(税抜)。

6位 SPU#1S

製品情報

  • メーカー名:オルトフォン
  • 発売日:2016年7月
  • カートリッジ:MC型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:丸針

おすすめポイント

最新SPUの丸針モデルカートリッジです。
製品名のSPU♯1には、古くからのファンに向けたメッセージの「マイファーストSPU」、そして新たに親しむオーディオファイルに向けられた「マイファーストSPU」という2つの意味が込められています。

SPUシリーズの中では、コストパフォーマンスが高く、購入しやすい価格設定となっています。

出力電圧は0.18mV、周波数特性は20Hz-20,000Hz(±3dB)となっています。

5位 2M Red

製品情報

  • メーカー名:オルトフォン
  • 発売日:2007年10月
  • カートリッジ:MM型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:楕円針

おすすめポイント

エントリーモデルのMM型カートリッジです。
Per Windfeld氏の傑作品の一つで、5.5mVの高出力エンジンが大きな特徴。

また、ハウジングはデンマークのデザイナーMoeller Jensenが担当。

1万円代前半と手頃な価格設定になっているため、アナログオーディオの初心者におすすめです。

出力電圧は5.5mV、周波数帯域は20Hz-22,000Hzとなっています。

4位 M44-7

製品情報

  • メーカー名:シュアー
  • 発売日:2007年7月
  • カートリッジ:MM型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:丸針

おすすめポイント

シュアー製MM型カートリッジ。1960年台に発表されてから、50年以上に渡り高い人気のある商品です。

耐久性が高いことや針飛び発生の少なさが大きな特徴で、DJにおすすめのカートリッジと言えます。

特に、バトル系やハードなスクラッチを行うDJにおすすめ。

また、一つひとつの音が重いため、ハードロックやメタル、ジャズなどがお好きな方にもおすすめできます。

その他に、ロック系の音楽をよく聴く方には最適のカートリッジと言えます。

3位 M44G

製品情報

  • メーカー名:シュアー
  • 発売日:2007年7月
  • カートリッジ:MM型
  • 材質:ダイヤモンド
  • 形状:丸針

おすすめポイント

世界中のカートリッジの原点と言える商品です。

30年以上のロングセールスを記録していて、低域の素晴らしさや耐久性の高さ、レコードの摩耗率の少なさが大きな特徴。

現在はDJ用の種類として分けられていますが、元々はリスニング用に作られていたため、どちらで使っても問題のない品質と耐久性が魅力と言えます。

出力電圧は6.2mv、再生周波数は20Hz~19kHz、針先形状は0.7mil丸針(円錐針)、適正針圧は0.75g~1.5gとなっています。

2位 DL-103

製品情報

  • メーカー名:デノン
  • 発売日:2005年1月
  • カートリッジ:MC型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:丸針

おすすめポイント

デノン製MCカートリッジです。FMステレオ放送用のために、NHKと共同開発された商品で、1965年に完成しています。

その後、各放送局で頻繁に使われて、1970年に民生用オーディオ機器として販売され始めました。

その後、50年近く製造販売されているモデルで、デノンのベストセラー商品と言えます。

出力電圧は0.3mV、再生周波数は20Hz~45kHz、インピーダンスは40Ω、針圧は2.5g ± 0.3gとなっていて、メーカーの針交換価格は、22,800円(税抜)となっています。

1位 M97XE

製品情報

  • メーカー名:シュアー
  • 発売日:2007年10月
  • カートリッジ:MM型
  • 材質:ダイアモンド
  • 形状:楕円針

おすすめポイント

シュアー製MM型カートリッジです。
すべての周波数レンジにわたって、忠実に再生する再現性に優れていて、オーディオ愛好家の中では定番のカートリッジです。

また、正確な音の再生を目指して設計されていて、耳が疲れないスムーズなサウンドが魅力。

そして、精巧に磨かれた楕円ダイアモンド針とシュアー独自のカンチレバーにより、フラットな周波数と高精度なトラッキング能力が実現されています。

出力電圧は4.0mV、再生周波数は20Hz~22,000Hz、針圧は0.75g~1.5gとなっています。

おすすめ買取店と価格

Real Audio(リアルオーディオ)

こちらのお店は、オーディオ機器の買取専門店です。

買取対象商品は、アンプ、スピーカー、プレーヤー、ターンテーブル、カーステ・コンポ、オーディオラック、ヘッドホンなどのアクセサリー、PA機器となっています。

また、買取方法は宅配買取、出張買取、店頭買取の3つから選べます。

宅配買取なら、必要に応じて梱包材を無料で提供してくれるため、自宅にダンボールがなくても利用出来ます。

また、着払いで発送できるため、送料無料で利用できることも魅力。

出張買取は、大きなスピーカーなど一人では運べないようなものの買取にお勧めです。

もし、買取が不成立となった場合でも、出張料や査定料はすべて無料で利用出来ます。

ただし、昨年度の商談不成立は2%と低いため、ほとんどの方が査定額に納得しているようです。

最後に店頭買取は、スタッフが無料出張で不在のこともあるようなので、電話かお問い合わせフォームを利用して来店予約をするのがお勧めです。

なお、お店の営業時間は10:00~19:00となっています。

店舗情報

参考買取価格

  • 製品名:オルトフォン/SPU COLLECTORS BOX
    価 格:¥250,000
  • 製品名:オルトフォン/SPU‐90 Anniversary
    価 格:¥130,000
  • 製品名:オルトフォン/SPU Spirit
    価 格:¥70,000
  • 製品名:Wilson Benesch/Analog
    価 格:¥97,000
  • 製品名:Wilson Benesch/Carbon
    価 格:¥72,000
  • 製品名:光悦/Jade Platinum
    価 格:¥81,000

高価買取のコツ

付属品を完備させる

レコード針を査定に出すなら、次に紹介する点に気を付けて査定に出せば買取額がアップします。

まずは、付属品を完備させることです。箱やケース、取扱説明書などの付属品は揃えて査定に出せば高い査定額が付きやすくなります。

しかし、箱などの付属品がないと買取額が大きくダウンしてしまうため注意して下さい。

付属品が揃っている商品は、より新品に近い状態のものと判断されますし、何より次の購入者が決まりやすいため、高い査定額になりやすいのです。

そのため、査定に出そうと思ったらまずは付属品を揃えるようにしましょう。

そして、新しいレコード針を購入したら、付属品はきちんと保管しておくことも忘れてはいけません。

未開封品はそのまま

新品未開封品のレコード針なら、ぜひそのままの状態で査定に出しましょう。

新品未開封品であれば一度も使用されていないため、非常に状態がよく高価買取してもらえます。

この時に、せっかく売るのだから開封して使ってみようとなると、その時点で新品未開封品ではなくなるため買取額は下がってしまいます。

誰でも売る前に少しだけ使ってみたくなるものですが、出来るだけ高く売りたい場合にはそこは我慢することが大切です。

そのため、新品未開封品のレコード針をお持ちの方は、必ずそのままの状態で査定に出しましょう。

買取価格を比較する

レコード針を買取してもらおうと思ったら、いくつかのお店に見積もり依頼をしてみましょう。

いくつかのお店から見積もりを取れば、査定額を比較することが出来ます。

比較対象があればより高い査定額を選ぶことが出来て、結果的に一番高く売ることが出来ます。

また、お店を選ぶ際には、専門店を選ぶことが大切です。

現在レコードを聴く人は少なくなっていますが、需要があることは間違いありません。

特に、一部の高級品はマニアに人気があるため、そういった客層を持っている専門店のほうが高い査定額を付けてくれます。

そのため、見積もり依頼をするなら、オーディオ機器を専門に扱っているお店を選ぶようにしましょう。

まとめ

最後までお読み下さりありがとうございます。

レコード針はレコードプレーヤーの心臓部とも言えます。そのため、選ぶコツを把握して購入すれば、より深みのある音が楽しめます。
また、箱から出さずにしまったままのレコード針があるなら、ぜひ買取してもらいましょう。

高価買取のコツを参考にしてもらえば、想像以上の買取価格になるかもしれませんよ。

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