1996年から2004年まで週刊少年ジャンプに連載された漫画である遊戯王は、漫画の人気から派生してカードゲームにおいても爆発的人気を誇っています。
カードゲームの対象年齢は12歳以上ですが、小学生から大学生、成人までの幅広い年代がプレイしており、特に日本では高校生や大学生を中心に人気です。他のトレーディングゲームよりもカードの種類が豊富なことから、その戦略性の高さが根強い人気を支えています。
そしてその人気は日本に留まらず、北米・欧米を中心とした世界にも波及し、世界大会も開催されています。2009年には、1999年から発売を開始した「遊☆戯☆王」カードの累計販売枚数は、その11年の期間を経て225億枚を突破し、世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲームとして、2009年7月7日に、ギネス・ワールド・レコード社より世界記録認定を受けるまでに至っています。
遊戯王のカードゲームは全国各地で大会が開催されていますが、2015年今年のゴールデンウィークにおいて、ゴールデンウィークカップという大会が開催されます!開催間近に迫る中、準備の余年がない方も多いと思います。今一度大会のルールとルールに向けた対策をおさらいしておきましょう!
念のため確認!ゴールデンウィークカップにおける特殊ルール
ゴールデンウィークカップにおける特殊ルール
ゴールデンウィークカップのルールは通常と異なります。ゴールデンウィークカップにおいては通常禁止されている、禁止カードの中から3枚までデッキに入れることができます!
ただし、注意点が3つあります!
まず、同名カードは1枚のみですので注意してください。以下に例を記します。
○ 天使の施し1枚、苦渋の選択1枚、強欲な壺1枚 の計3枚
○ 天使の施し1枚のみ
× 天使の施し1枚、強欲な壺2枚 の計3枚
× 天使の施し3枚
次に、「禁止カードを入れることはできる」のであって「必ず禁止カードを入れなくてはならない」わけではありません。ご自身の戦術と手持ちのカードを踏まえた上で選択したほうがよいでしょう。
最後に、戦術の多様性を持たせるために、禁止カードの中でも「処刑人-マキュラ」のみは禁止となっていますのでご注意ください。
禁止カードって?
この記事を読んでいる方には改めて説明するまでもないかもしれませんが、禁止カードとはデュエルで使用することを禁止されているカードです。
1ターンでデュエルが終わる可能性が高くなったり、勝敗に直結するループコンボが生まれやすくなり、戦術の幅を狭めるものとして禁止カードが制定されました。
とはいえ、一旦禁止カード認定されたものも、カードの規制緩和により、使用可能になることもあります。1月、4月、7月、10月と年に4回ほど見直す時期があるので忘れずに確認しておきましょう。
ゴールデンウィークカップでのおすすめコンボリスト
禁止カードが使用可能なため通常では使えない様々なコンボが使用可能ですね。ご参考までに以下に実戦性のあるコンボ例を記載します。
ここに書いてあるものに留まらず禁止カードを活用したオリジナルコンボを自分で作ってみましょう!
手札破壊コンボ
「いたずら好きな双子悪魔」+「押収」+「強引な番兵」
有名な「ハンデス」(Hand Destruction)3種の神器ですね。相手の手札を減らし、戦略を崩せる攻撃であるため、先攻で決めたら勝利はかなり近づきます!
手札補強コンボ
「強欲な壺」+「天使の施し」+「第六感」
相手の手札を破壊する先ほどのコンボとは違い、手札を補強するコンボです。これは様々なデッキにも組み込めるコンボなため、比較的にお手軽に実装可能ですね!
コントロール奪取コンボ
「強奪」+「心変わり」+「洗脳-ブレインコントロール」
相手が大会用に用意したどんな切札も、こちらのものにしてしまえば全くの無力。その上でシンクロやエクシーズにつなげみるのも効果的です!
ゴールデンウィークカップのためだけじゃない!禁止カード購入のススメ
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、2015年に入り、「混沌帝龍 -終焉の使者-」、「キラー・スネーク」等の禁止カード数枚がエラッタされ(書き換えられ)様々な禁止カードが使用可能になっています。
更に、海外でも、強奪やゴヨウ・ガーディアンなどの強力なカードがエラッタ無しで緩和されていたりもします。そのため、今年の傾向を見る限り、既に持っている禁止カードは使えないからといってすぐに売るのではなく今後使えるようになる可能性もあるため持っておくというのも手です。
また、現在禁止カードであっても、購入しておくという考え方もあります。禁止カードになっているものは通常はあまり良い値で売れないため、今なら安く購入できる可能性があります!その禁止カードを自分が使わない場合においても、レギュレーションが緩和された後にそのカードを持っておけば、その時は希少性が高まるため高価な価格で売ることも可能です!
そう考えるとゴールデンウィークカップのためだけではなく禁止カードを購入しておくことは有効そうですね。
更なるデッキ強化のために不要なカードを買取に!高価な価格で買い取ってもらうためのポイント
禁止カードのみならず戦術とデッキを強化していくためには新たなカード購入が不可欠です。不要なカードを買取に出し新たなカード購入の資金を捻出してみましょう!
一時期デュエルを共にした思い入れのあるカード、せっかくなら高価な価格で買い取ってもらいたいですよね?賢く買い取ってもらうためのポイントをお教えします!
良い状態をキープする
よほどのレアカードでなければ汚れや曲がりがあると買取額が低下してしまいます。これは漫画や古本等でも同じですね。どうしても使っていると汚れがついてしまいがちですが、 できるだけ丁寧に扱う、保護シートを使うなどすると高額買取につながる可能性が高まります。また、店舗に郵送するときにカードが汚れたり、曲がったりすることも起こりえます。念のため発泡スチロールなどの緩衝材で丁寧に梱包するようにしましょう。
キャンペーンを利用する
特に人気のある遊戯王カードは買取強化キャンペーンというのを実地しているときがあります。買取強化キャンペーンというのは、例えば大体の買取相場が1,000円程度のカードが今売れば1,500円で買取しますといった特定のカードの買取価格を大きくして買い取ってくれるサービス期間のことを指します。
なのでもし買取強化の対象となっているカードを持っている場合は、相場よりも高く売ることができるチャンスです。先ほど述べたように遊戯王は禁止カードを含め、ゲームの環境が変わることが多いため、値段の上下変動は他のカードゲームよりも大きくなっています。そのため、キャンペーン期間については定期的に確認しておくとよいでしょう。
お店毎に比較する
それぞれのお店によって、カードの在庫状況等事情が異なるため、市場では人気カードであっても思ったほど高価な価格がつかない場合があります。トレーディングカード以外も扱っているお店、トレーディングカードに特化している専門店等幅広く比較してみることをオススメします。
実際の遊戯王カードの価格を比較してみよう
実際にトレーディングカード以外も幅広く取り扱っている駿河屋にて遊戯王トレーディングカード(真紅眼の黒炎竜)の買取価格を比較してみたところ、950円の買取価格が表示されました。
その他いくつかの専門店も比較したところ、状態によりますが、1,300円程度の買取価格を提示しているお店もありました。カード1枚でも数百円の価格差がありますね。沢山の枚数を買取に出すことで欲しいレアカードを購入することも可能です!
売りドキでも今後遊戯王のトレーディングカードの買取価格比較を追加予定です。
是非トレーディングカードの買取を考えている際は、利用してみてくださいね!