先祖から引き継いだ装飾品、古い家屋の取り壊しで出た道具類、などの中には思わぬ価値をもった美術品があることも。
今使っていない、飾る予定のない、ものなら、然るべき価値を評価してもらって手放すことを考えましょう。
もしかしたら良いものかもと思いながらも、片付けているうちにゴミとなっていくとすると、悲しいことだと思いませんか。
プロの目で見てもらえば、後の世代に引き継げるものがあるかもしれません。
美術品買取の専門店で、福井にお住いのかたが利用しやすい店をいくつか紹介してまいります。
美術品買取の注意点
実に様々な分野のある美術品の世界、その価値を見極めるにはそれぞれに専門の知識を持った鑑定士が必要です。
リサイクル店や質屋では、適正に判断されるか不安な面もあります。
その分野の買取の実績を確認できる店に依頼すること大事です。
福井でおすすめの着物買取店
①古美術やかた
【特徴】
安心できる店として多くの信頼できるメディアで取り上げられている「古美術やかた」は、京都祇園の古美術骨董街に店舗を構える老舗骨董店です。
買取と販売、双方において顧客ひとりひとりとの信頼関係を大事にしています。
小売り価格から買取価格を算出し、その品物をいくらで販売するのかを提示した上で、買取をしていることが最大の特徴です。
遠方の方から買い取ったものは、ＨＰ上で小売り価格がわかるように公表しています。
処分した品物が、どう評価されているかを自分で確認できるなど、高額買取を前面にネットで宣伝する多くの業者とは一線を画しています。
依頼人が、時間をかけて納得して判断することに、寄り添ってくれます。
買取は全国に対応していて、出張費用はすべて無料です。
【問合せ】
075-533-1956 11時～18時 月・火定休
京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地
②本郷美術骨董館
【特徴】
「次の世代へ大切に受け継ぐ方への橋渡し」１４の店から成るアンティークモール（専門店集合体）という形をとり、在籍する２７人の鑑定士は、あらゆる分野の専門家がそろっています。
来店鑑定、宅配鑑定、出張鑑定のほかに、スマホによる写真鑑定もしてもらえます。
まずは、電話による簡易査定を利用して、相談できます。
福井の方が店に行く場合は、神戸芦谷支店となります
まずは電話をして、どのように鑑定してもらえるか、相談しましょう。
本店は東京本郷ですが、福井の方の最寄りの店舗は、神戸芦谷支店になります。
【電話鑑定】
0120-518-100平日10時～19時
土曜10時～18時
日・祝日10時～17時
【アクセス】
神戸芦谷支店
兵庫県芦屋市上宮川町9-7
電話0970-80-7447
③八光堂
【特徴】
「あなたの想いと一緒に、大切にしていただける次の方へと橋渡しいたします」
関東圏、関西圏、九州に七つの店舗を構え、店主はメディアにも数多く取り上げられています。
近くに店舗がなくても気軽に出向くことができるよう、出張無料鑑定会を全国で開いており、ホームページで予定を見ることができます。
スマホやパソコンから写真を送っての無料メール査定は、手軽で便利です。
また、ＬＩＮＥを使っての査定もできるので、より敷居が低く感じられます。
出張買取は全国無料です。
福井の方には京都が最寄りの店舗となります。
【問合せ】
0120-29-8510 10時から18時 年中無休
京都店 京都府京都市中局錦小路通洞院東入る西魚屋町612-12 10時から18時
④藝品館
【特徴】
「骨董品の価値を高め、次の時代につなげていく」
特に力を入れているのは、古美術品や骨董品です。
中国美術や、茶道具、掛け軸、刀剣、他、さまざまなものが含まれます。
各分野の専門家が、在籍・契約していて、離島でも全国無料で出張査定をしています。
パソコンやスマホからの簡易査定もあります。
【会社情報】
京都本社 京都市中京区堀川通錦小路上ル吉野町836-2
URL http://geihinkan-kottou.com/
営業時間９：００～２０：００ 年中無休
買取専門ダイヤル 0120-596-510
⑤京都さわだ古道具
「骨董品たちを少しでも多く未来に残し伝えていく」
いわゆる「ガラクタ」や古道具から、美術品まで、あらゆるものを命あるものとして扱っています。
建物の解体、リフォーム、引っ越しなどで出る古道具、骨董品について、相談しやすいでしょう。
【会社情報】
京都市北区紫野雲林院町17番地
0120-159-850 10時～18時年中無休
一番高く売れるのは？
いくつかの店に問合せてみることが大事です。複数、査定を依頼してもよいでしょう。
美術品の買取は、大きな金額になることが多いでしょう。何より大事なのは、店との信頼関係です。納得して処分できることが、重要です。
高価買取のコツ
希少価値のある美術品の場合は、高額で買い取ってもらえるかもしれません。希少価値買取を専門に行っている業者をさがしましょう。
保存状態も重要な査定のポイントです。
美術品には、木箱に入っていたり、布で包まれていたりするものがあります。それらの付属品も、大事にとっておきましょう。
また、有名な作家によるものであれば、ほぼまちがいなく高く売れます。特定の地域で作られる伝統工芸品も、高い値がつくでしょう。ほかにも、外国人コレクターの欲しがるもの、も需要があるときなら高く売れるでしょう。それぞれ、査定士がその分野に精通しているかどうか、見極めることもだいじです。
市場の相場で、買取価格が上下することもあります。処分、売却の時期についても親身に助言してくれる店をさがしましょう。
掛け軸の取り扱いに注意
掛け軸は、特に注意してください。連続して掛けておけるのは最大２週間程度です。収納するときは、乾燥した晴天が２日ほど続いた日を選びます。毛ばたきでほこりを払い、正確に巻きます。風帯は横に折って収納します。湿度が低く、温度変化の少ないところに保管します。最低年一回の虫干しも欠かさないようにしましょう。
掛け軸に限らず、保存状態が悪ければ、評価も下がります。美術品それぞれの扱い方、保管の仕方を間違えないように、気を配っておきましょう。
まとめ
長い間大事にされてきたものならば、もしかすると、価値のあるものかもしれません。処分するなら、ぜひ専門の鑑定士に見てもらいたいものです。
出張査定も完全無料のところが多いので、気軽に電話やメールで相談できそうです。
大きなお金の動くことです。時間をかけて納得のいく取引をすることが大事です。いくつかの店に相談して、気持ちよくお付き合いのできる店を見つけてください。
