初代『妖怪ウォッチ』の買い取り価格が下がらないヒミツ

  • 2020年1月6日
初代『妖怪ウォッチ』の買い取り価格が下がらないヒミツ

今や知らぬ人はいない『妖怪ウォッチ』は、『ポケットモンスター』に匹敵するような国民的作品として認知されつつあります。ニンテンドー3DS作品を皮切りに、アニメ、映画、キャラクターグッズと軒並み大ヒットし、流行語大賞トップ10に選ばれるなど時代を象徴する作品として子供を中心に人気です。→妖怪ウォッチグッズの買取価格についてはこちら

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なぜか値崩れしない前作

買取価格面から見ると、『妖怪ウォッチ』は値崩れしにくい良作として中古市場でも人気です。『妖怪ウォッチ2』だけでなく、前作である無印の『妖怪ウォッチ』も未だに高値で推移しています。ゲーム作品は最新作の発売とともに前作の買取価格が暴落してしまうのが通例で、今回は異例の事態とも言えます。その理由はどこにあるのでしょうか?

計算されたメディア展開

まず、『妖怪ウォッチ1』と『2』などの発売期間に注目してみましょう。『1』は2013年の7月、『2』はちょうど1年後の2014年7月、そのパワーアップバージョンである『2 真打』は2014年12月に発売されています。この発売間隔期間の短さはもちろん意図されたものです。

開発・発売元のレベルファイブはクロスメディアプロジェクト作品の一環として、『1』の発売時からきちんとした複数メディア展開を計画していました。作品の勢いがあるうちに次々と展開を行い、ただでさえ飽きやすい子供達の興味を惹き続け、その熱気を冷まさないようにプロジェクトは進行しているのです。

ポケモンとの違い

ことあるごとに『ポケモン』と比べられがちな『妖怪ウォッチ』ですが、明らかに両者には違いがあります。『ポケットモンスター』の初代作品『赤・緑』が発売されてから続編の『金・銀』がリリースされるまでには、実に3年9ヶ月という時間を費やしています。それでも大ヒットに繋げてしまう『ポケモン』のブランド力はさすがですが、もっと発売時期が早ければさらなる大ヒットを狙えた・・・かも知れません。

関連作品も大ヒット

『妖怪ウォッチ』の多数メディア展開の巧さは他メーカーも参考になる点が沢山あります。アニメは大胆なパロディセンスや独特のクセになる関連曲が話題になりました。グッズの妖怪メダルは本家のゲーム作品をしのぐほどの勢いがあり、商品を求めた騒動はたまごっち現象を彷彿とさせるものがあります。映画も大ヒットし、まさに無敵の布陣で快進撃を続けています。子供達にとってはどこを向いても『妖怪ウォッチ』があり、その世界に夢中になってしまうのも頷けるでしょう。

この勢いがどこまで続くかは分かりませんが、『妖怪ウォッチ』の今後の展開は誰もが気になるところでしょう。

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