オーブンレンジのリサイクルショップ買取相場と高価買取のコツ

  • 2020年8月18日
電子レンジ買取

一昔前まで、一般家庭で食品を温めるといえば「電子レンジ」が主流でした。オーブンレンジは高価な家電製品でしたが、ここへ来て「スチームオーブンレンジ」の登場で、オーブンレンジも安価で手に入るようになりました。

価格が低下しているオーブンレンジですが、果たして高く売ることはできるのでしょうか?
ここでは、レンジに関する知識とオーブンレンジ買取の現状を解説します。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

違いが分かりますか?

電子レンジ買取

最近のレンジは、揚げ物をサクッとしたまま温めるものから、お料理にも活躍するトースターの登場で、その線引が曖昧になってしまった人も多いのでは?

オーブンレンジの買取について高く売る方法を考える前に、改めてオーブンレンジ・電子レンジ・オーブントースターの違いについて解説します。

電子レンジ

電磁波が食材の分子を振動させて、それによって出た熱で温めるのが電子レンジです。そのため、食材が内部から温まるのが特徴です。熱源を使わないので、焦げ目を付けたり、焼くということができません。

最近では、オーブン機能付きのレンジが主流になり、温めるだけの電子レンジは、安いものなら5,000円前後でも購入することができるようになりました。

オーブンレンジ

電子レンジに、お肉やケーキが焼ける機能がついたレンジを「オーブンレンジ」といいます。もともとオーブンは天火のことで、食材を外側から焼き上げる窯のようなものです。内側から温める電子レンジ機能と、外側から焼き上げるレンジが合体して、調理の幅が広がりました。

一昔前までは電子レンジと比較して高価なものでしたが、最近では1万円代でもそれなりの機能がついた製品も登場しています。高価なものほど火力が高く、低温から高温までの調整がしやすくなっています。また、安価なものは火力が弱く、ケーキなどはレシピ通りの時間で焼き上げることが難しいことがあります。

スチームオーブンレンジ

スチーム(加熱水蒸気)を使って加熱する調理家電です。高温スチームを使って調理するので、余分な脂や塩分を取り除いたヘルシー料理ができることで人気があります。また、食材の栄養素が破壊されるのを抑えて、水蒸気の粒子が食材内部に入り込んで、内部からしっかり加熱することができます。
調理パンはふっくらと仕上がり、電子レンジで温めるとベタッとなる揚げ物も、揚げたてのようにサクサクに仕上がります。

ただし、トーストを焼くのに時間がかかるという弱点があり、一般的なオーブントースターの倍ほどの時間がかかったり、機種によっては途中で裏返す手間がかかるものもあります。

石窯オーブンレンジ

火力が高く、庫内の熱を対流させるので、焼きムラのないオーブン料理が一般家庭で簡単につくれるレンジです。食材の温めや解凍といった基本的な機能に、一般家庭では難しかった自家製パンやグリル料理も、本物の石窯の長所を搭載して、短時間で美味しく仕上がります。

オーブントースター

電磁波も使わずオーブンのような火力もなく、単純にトーストを焼くのが目的で作られています。ヒーターの熱源を使用して焦げ目が付くので、グラタンやドリアなどの表面に焦げ目をつけたり、お餅を焼くのに利用されることもあります。

家電買取の変動

年式と性能

家電製品の買取価格は、製造からの経過年数によって変動します。当然、新しい物ほど高く、古くなるほど査定額は下がります。とはいえ、家電製品には性能というポイントも大きく影響しますから、
「レンジ」に絞って言えば・・

電子レンジ<オーブンレンジ<スチームオーブン<石窯オーブンレンジ

自分で新しいレンジを購入することを想定すると、温めるだけの電子レンジよりも、ヘルシー料理を作ったりフライをサクッと仕上げたり、パンをふっくら温める機能のついたレンジの方が魅力的です。
となれば、

ほぼ新品の電子レンジ<2年前に購入したスチームオーブンレンジ

となり、ただ新しいだけの製品よりも、許容範囲内の型落ち高性能レンジの方が、高額買取が期待できます。

生活家電買取の現状

掃除機・洗濯機・冷蔵庫・オーブンレンジといった生活家電の場合、購入して1年も経てば、買取で1万円以上の値段が付くものはほとんどありません。
大型の冷蔵庫やドラム式洗濯機など、高価な製品の場合は1万円を超えるものもありますが、そのような生活家電を購入する人は、そもそも長く使うことを想定していますから、よほど緊急の引越や何かしらの事情がなければ、そのような高スペックな生活家電がリサイクルショップに並ぶことはほとんどありません。

ましてや、リサイクルショップで最も売れる中古生活家電といえば、一人暮らし用の小さなサイズの製品です。炊飯器などでも、1升炊きや5合炊きのファミリーサイズよりも、1.5~3合炊き程度の方が、納得の行く査定を提示される可能性があります。

生活家電買取の一例

洗濯機 5kg  →1年後3000円 /5年後1000円

〃       8kg   →1年後4500円/5年後2000円

冷蔵庫 170L  →1年後3500円/5年後1500円

〃       300L →1年後12000円/5年後3000円

オーブンレンジ  →1年後 3000円/5年後600円

電子レンジ  →1年後800円/5年後150円

5.5合炊飯器  →1年後1500円/5年後300円

アイデアで高く売る

趣味でアピール

今、男性の料理教室が大人気というのをご存知ですか? 若い女性の間でも、手作りパンの教室が賑わうなど、SNSやブログで自分の作った料理を公開する人が増えています。例えば、一人暮らしを始める時に、無いと不便だからととりあえず購入した電子レンジでは、趣味の料理を始めるには物足りません。

そこで、売りたいオーブンレンジの機能をアピールするような写真を掲載して、オークションで売るという方法も考えられます。
5年前に購入したオーブンレンジが、買取店で600円と言われたとしましょう。オークションで1000円でオーブンレンジが出品されていたら、「安い!」と思いませんか? もしも、家電量販店で3~5万円程度のオーブンレンジを見て、ため息をついていたとしたら、3000円でも即買いするレベルですよね!

オークションはテクニック次第

オークションで少しでも注目を集めるためには、スタート価格はできるだけ安い方が良いです。多くの出品者は、1円からスタートして、最低落札価格を設定することで、不本意な低価格で落札されるのを回避します。

ただし、最低落札価格があまりにも相場からかけ離れていれば、落札される前に検討リストから外されてしまうので、自分で「この価格ならOK」というラインで即決価格を設定するのも良いでしょう。

まとめ

今や、家電量販店のレンジ売り場には多くの種類のレンジが並び、電子レンジに至っては、少々性能の高いオーブントースターよりも安いものまで登場しています。

10年前だったら高性能だと言われたオーブンレンジと同等の性能のものが1万円代で購入できる時代ですから、リサイクルショップで高額査定を引き出すのは、なかなか難しいのが現実です。

かといって、生活家電は、現代の生活に無くてはならないものですから、買取価格が付かないと諦める必要はありません。アイデア次第で、思わぬ高額換金ができる可能性は残されています!

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