捨てないで!ブラウン管テレビの高価買取オススメ店3選

  • 2024年3月21日

地デジ化と同時に、ほとんどの家庭では処分したであろうアナログのブラウン管テレビ。ところが、倉庫に忘れられたまま残ってた、思い出が詰まってて捨てられなかったなど、今もブラウン管テレビが家にあるという人は意外に多いです。

液晶テレビやブラズマテレビと違って、奥行きもあって予想以上に保管場所を占領してしまうブラウン管テレビ。ひょっとしたら、もっと先々に「レトロなテレビ」として価値がでるかも・・という淡い期待を抱いて、大切に保管しておいたという人もいるかもしれません。

ここでは、ブラウン管テレビの処分について困っている方に、処分方法とリサイクルについてまとめました。

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ブラウン管テレビは再利用できないか?

ブラウン管テレビ買取

再販目的の買取りはほぼゼロ

国内で再販を目的とするリサイクルショップでは、査定価格が付かないどころか、引き取り自体を拒否されるケースが増えています。少しでも安く処分したいというのであれば、リサイクル料金不要のリユースショップに引き取ってもらう方法が最も安全でしょう。ただし、リユースショップでは運搬費用は負担することになります。
残念ながら「ブラウン管テレビの現金化」「自己負担 完全無料」での処分は、今となっては不可能と考えておく方が良いでしょう。

処分するのにかかる費用

昭和時代の象徴ともいえるブラウン管テレビは、日本国内で「テレビ」として再利用することはできません。
テレビは家電リサイクル法の対象品目になっているので、粗大ゴミとして出すこともできず、処分しようと思えば指定業者に委託して、リサイクル料金を支払って廃棄してもらうしかありません。

  • 15型以下の小型 1700円
  • 16型以上の大型 2700円

これに業者の運搬費などが加算されるので、処分費用の相場としては、大型テレビだったらおよそ4,000~5,000円前後の処分費用が掛かります。

オークションで売れたという事実

ブラウン管テレビといえば、今の薄型とは違い、あの奥行が特徴的です。特に、昭和時代の家具調テレビなどは、その大きさと高級感・レトロな雰囲気が、いかにも再利用できそうですね。

実際に、処分する前に試しでオークションで出品したところ、数千円で売れたという話があります。落札者は、どんな利用法の為に購入したのか気になるところです。

例えば、海外では水槽やドッグハウスとしてリメイクされたり、ミニチュアハウスやジオラマアートのケースにするなど、趣味やアートの世界で再利用する人もいます。

海外途上国の物資支援というリサイクル

海外途上国の物資支援というリサイクル
出典:ワールドギフト

使わなくなった液晶テレビ、廃棄する予定のブラウン管テレビを、徹底的にリサイクルして海外支援・社会支援に役立てることができるのを知っていましたか?
日本では使えなくなったブラウン管テレビも、海外輸出業者に買い取りしてもらったり無料で譲渡するなど、世界中のどこかに喜んで使ってもらえる国があります。
廃棄処分をしない再利用なのでリサイクル料金はかからず、宅配送料込みの再利用手数料で全国どこからでも支援に参加できます。

おすすめのリユースショップ

株式会社 浜屋

出典:浜屋
出典:浜屋

北海道~九州まで全国に広がるネットワークで、資源の再活用を促進させる金属回収・加工事業を展開するリサイクル店です。日本で役目を終えて「ごみ」として出される家電を、発展途上国に輸出販売。世界50ヵ国、年間3300本ものコンテナを輸出し、現地に到着した家電製品を現地スタッフが一つ一つ修理。新たな商品として、次の利用者に届けるリユース事業を展開しています。
まだまだ使える家電をわざわざ原料に戻すのではなく、修理して限界まで使うというリサイクルにこだわっています。

サンワールド株式会社

サンワールド株式会社
出典:サンワールド株式会社

リユース目的の回収なのでリサイクル料金は不要、サイトを見ると「無料回収 買取ます」と出ますが、送料の負担があります。家電・不用品の回収は3つのサイズがあり、160サイズ30㎏以下1900円、170サイズ50㎏以下2400円、180サイズ50㎏以下2800円。希望日時・指定場所まで集荷に来てもらえます。
修理した後のリユースを目的としているので、通電できない・ブラウン管割れ・修理不能の大きな破損があるブラウン管テレビの買取・引き取りは出来ません。

セカンドライフ

出典:セカンドライフ
出典:セカンドライフ

全国どこからでも一律料金、ブラウン管テレビは1980円のみで回収・引取りしてもらえます。沖縄離島を除く全国どこでも、希望の場所・日時の指定が可能、セカンドライフが手配した宅配業者が専用伝票を持ってきてくれるので、玄関先で渡すだけで完了です。
不用品の再資源化と再利用で、ユニセフと国連を通じて発展途上国の子どもたちへのワクチン募金を行い、ぬいぐるみ・人形・玩具・ランドセルなどの寄付も受け付けています。

ブラウン管テレビを処分する時の注意

家電リサイクル法

一般家庭や事務所などから出されるゴミのうち、対象となる4品目について部品や材料を回収し、ゴミの減量化と資源の有効利用を促進するための法律です。ブラウン管テレビは、この家電リサイクル法の対象品目の一つで、粗大ゴミとして捨てることはできません。

一般的な処分方法としては、購入したお店か新たに購入する小売店に回収を依頼するのがもっとも手っ取り早い方法ですが、郵便局でリサイクル料金を支払って、指定取引場所へ自ら持ち込むという方法もあります。

指定業者を見極める

家の近所などを巡回している「不用品買取」の軽トラックを見かけたことはありませんか?
このような業者は無許可の違法業者が多く、荷物を積み込んだ後で高額な請求をされるなどトラブルが後を絶ちません。
また、安易な気持ちで買取を依頼して不法投棄されれば、違法行為に荷担したことになってしまいます。もしも所有者が判明した場合には、罰則の対象になることも覚えておきましょう。

ブラウン管テレビの廃棄を依頼する時には、「一般廃棄物収集運搬業」もしくは「市区町村の委託業者」であることを確認してください。中には「産業廃棄物の許可」「古物商の許可」を提示する業者がありますが、これらの許可で廃棄処分をすることはできません。

リサイクル料は、対象品目を再資源化するために必要な経費です。節約のつもりが犯罪になっていた・・なんてことがないように注意しましょう。

まとめ

昭和の象徴でもあったブラウン管テレビは、すでに現金買取をしてくれる業者はゼロだと心得ておくことをおすすめします。
つまり、この先大切に保管しておいたところで高く売れる可能性は低く、むしろ、リサイクル料や消費税の値上げによって、ますます処分費が高くなる可能性の方が高いです。倉庫の隅で、錆びた金属の塊になってしまう前に、正規の方法で廃棄するか途上国支援へリユースするかを検討しましょう!

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