テレビ画面は水拭きNG?正しい画面の掃除方法や注意点を解説!

  • 2024年1月5日

テレビを切って黒い画面になったときに、テレビ画面の汚れが気になりますよね。テレビ画面の汚れは、正しい方法で掃除をすれば、きちんと自分で落とすことが可能です。

しかし正しい方法を知らず、適当に自己流で掃除をしてしまうと、新たな汚れの原因になったり、テレビの故障や劣化を招いてしまうことに。

本記事では正しいテレビ画面の掃除方法と、掃除に当たっての注意点を解説します。さらに汚れを防ぐ方法も紹介するので、ぜひテレビを綺麗な状態で保てるよう、正しい知識を身に着けてくださいね。

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テレビ画面に付着する汚れの種類

テレビ画面に付着する汚れは、主にほこり、手垢、キッチン汚れの3種類に分けることができます。掃除を始める前に、汚れの原因について知っておきましょう。

ほこり

テレビ画面は静電気が発生しやすいため、日常生活を送っているだけで、空気中にあるほこりを吸着してしまいます。特にテレビ画面は大きくなればなるほど、ほこりを吸い寄せる力も大きくなってしまうもの。汚れが目立つのは、このためです。

リビングで掃除機をかけたり、子どもたちが元気に遊んだりといった行動で生まれたほこりが、テレビ画面に付着するケースも考えられます。また、黒い画面に白いほこりの組み合わせも、汚れが目立つ原因のひとつです。

手垢や指紋

テレビ画面周辺を片付けたり、テレビの向きを変更したり、ゲーム機を接続したりと、テレビに触る機会は意外と多いものです。意識せずとも、うっかり触れるなかで手垢や指紋がつき、汚れが溜まることもあります。

また、小さな子どものいる家庭では、テレビ番組に夢中になった子どもが、画面に近づき、汚れた手で触ってしまうこともあり得るでしょう。手垢でベタついた場所にほこりがつくと、より落ちにくい汚れになってしまいます。

油汚れや水滴、ヤニなどのキッチン汚れ

テレビは、キッチンまわりに置くシチュエーションも考えられます。

料理をしながら画面を見ることができて便利な一方、置く場所によっては、料理によって発生する油汚れや水汚れが付着する可能性大です。また、料理後に消臭スプレーを使うことがあれば、その水滴が飛び散ることもあるでしょう。

家族に喫煙者がいる場合は、タバコのヤニにも注意したいもの。テレビ画面に付着したヤニの上にほこりが重なり、汚れが目立っているケースも考えられます。

テレビ画面の掃除に必要な道具

汚れの原因を確認したところで、テレビ画面の掃除に役立つアイテムをいくつか紹介します。基本的にほこりをとるもの、画面を拭くものの2種類があれば、掃除は可能です。

  • ハンディーモップ
  • やわらかい布(マイクロファイバークロスやクリーニングクロス)
  • キッチンペーパー

パソコンの掃除アイテムとして売られているものの中には、テレビ画面の掃除と併用できるものもあります。自宅に使えるアイテムがないか、一度確認してみてください。

テレビ画面の掃除方法

本記事でご紹介するのは、基本的な掃除方法です。

テレビ画面は、メーカーによってコーティング内容が異なります。掃除をする前には、必ず自宅テレビの取扱説明書を読むようにしてください。

手順1:コンセントを抜く

安全のため、あらかじめ電源を切り、コンセントからプラグを抜くようにしてください。テレビ画面が暗くなると、ほこりの位置を確認しやすくなります。

このときに、コンセント周辺のほこりも一緒に掃除しておきましょう。

手順2:ハンディーモップでほこりを払う

ほこりがついたままの状態で画面を拭くと、画面を傷つけてしまう可能性が高いです。ハンディーモップを使い、テレビ画面やテレビ周辺のほこりを優しく拭います。テレビを倒したりしないように、優しく丁寧に行いましょう。

ポイントは、ウェットタイプではなく、ドライタイプを選ぶこと。また、さまざまな種類のハンディーモップが販売されていますが、液晶画面やプラズマ画面、有機EL画面などに対応しているものを選びましょう。

モップ表面の汚れも画面を傷つける原因になるため、必ず新しいものを使ってください。

手順3:画面を拭く

マイクロファイバークロスやクリーニングクロスなどのやわらかい布を使って、画面を拭きます。布を購入する際は、界面活性剤や流動パラフィンが含まれていないものを選んでください。

画面を拭く際は、同じ方向に布を動かしましょう。拭き跡が残らず、キレイに掃除することができます。

ただ、いくらやわらかい布とはいえ、力を入れてゴシゴシと擦るようなことは避けてください。力を入れずに優しく拭くことが大切です。

汚れがひどいときは

上記の方法を試しても汚れが落ちない場合は、キッチンペーパーを使いましょう。

掃除方法は簡単です。濡らしたキッチンペーパーで拭いたあと、乾いたキッチンペーパーで仕上げ拭きを行うだけ。汚れが気になる場合は、何度も繰り返してください。

頑固な汚れに対しては、100倍ほどに薄めた中性洗剤とやわらかい布を使う方法もあります。布を液に浸し、固く絞ったうえでテレビ画面を拭いてください。この場合も、最後に乾いた布で仕上げ拭きを行います。

【NG】テレビ画面の掃除でやってはいけないこと

禁止のイメージ画像

テレビ画面を掃除する際には、やってはいけないことがいくつかあります。知らないと、大切なテレビの故障の原因になることも。

NGな掃除方法を知り、画面の変色やコーティング剥がれなどを防ぎましょう。

水拭きはしない

テレビの画面は、基本的に水拭きNGです。黒い画面に水の跡が残ってしまい、見た目も美しくありません。

また、テレビの液晶画面はとてもデリケートです。汚れを落とすはずが傷をつけてしまったり、コーティングが剥がれたりといったことにもなりかねません。

ティッシュペーパーは使わない

リビングなどに常備されているティッシュペーパーは、テレビの画面の掃除には適していません。

汚れに気づいたら近くにあるティッシュで拭きたくなるかもしれませんが、ティッシュペーパーは繊維が粗いため、液晶画面を傷つけてしまう可能性があります。濡らしたティッシュも同様にNGです。

スプレー洗剤の直接噴射はしない

手軽に掃除ができる点が魅力のスプレー洗剤を、テレビ画面に使うことは避けましょう。スプレーした液体がスピーカーやテレビ本体の隙間から内部に入ると、故障の原因になります。

画面が手垢で汚れている場合、洗剤やハンドソープを使えばキレイに落とせるイメージがあるかもしれません。しかし、前述した通り、薄めた中性洗剤以外は基本的に避けましょう。画面コーティングが剥がれる可能性があります。

研磨剤が入った洗剤は使用しない

研磨剤を含むクレンザーやガラスクリーナー、メラミンスポンジなど、テレビ画面のコーティングを傷つける洗剤や掃除アイテムも避けましょう。画面に細かな傷がつき、映像が見えにくくなってしまうことも考えられます。

使用前には、成分に研磨剤が含まれていないかどうか、液晶テレビにも使用できるかなど、公式サイトでの確認がおすすめです。

化学薬品が含まれる布は使用しない

コロナ禍により一層身近になった、除菌・抗菌をうたうウェットティッシュですが、アルコールやエタノールといった化学薬品が入っているため、テレビ画面の掃除には不向きです。テレビ画面のコーティング剤と反応し、変色を起こす可能性があります。

そのほか、ベンジンやシンナーといった揮発性の薬品が含まれている布も、塗装が剥がれる原因になるため、使用NGです。

あらかじめ汚れを防ぐ方法

ここまでテレビ画面の掃除方法について紹介しました。ただ、汚れに気づいてから掃除をするよりも、日頃から汚れない工夫をする方がずっと楽です。

ここでは、簡単にできる汚れ防止の工夫について紹介します。

カバーをかける

テレビを見ないときは、ほこりから画面を守るためにカバーをかけておくことがおすすめです。特に、キッチンの近くなど汚れやすい場所にテレビがある場合は、料理の前にテレビにカバーをかける習慣をつけておくと良いでしょう。

カバーをかけることで、ほこりだけでなく傷や汚れからもテレビを守ってくれます。デザイン性の高いテレビカバーも多いため、インテリアの雰囲気を壊すこともありません。

静電気を除去するブラシを使用する

ほこりの原因となる静電気を、できるだけ除去することも大切です。例えば、帯電防止繊維が使われているブラシは使えるアイテムのひとつ。テレビのそばに置いておくと、スキマ時間に静電気の除去とほこり取りができるため重宝します。

より効果的に掃除をしたいなら、2WAYタイプのブラシもおすすめです。上記アイテムなら、テレビ画面だけでなくテレビの裏側に溜まったほこりも掃除できますよ。

画面保護フィルムを貼る

テレビにも、スマホやタブレットなどに使うような保護フィルムや保護パネルがあります。テレビカバー、テレビガードなどと呼ばれ、画面保護だけでなく、ブルーライトカット機能や反射防止効果を備えたものも増加中です。

アイテムによっては、多少の画質低下を感じる可能性もありますが、室内の映り込みを予防してくれたり、見慣れれば気にならなかったりといったメリットも多数あります。

テレビ購入の際に、合わせて保護フィルム・保護パネルも購入し、最初に貼っておくと良いでしょう。

正しい掃除方法でテレビ画面をキレイに保とう

テレビは汚れが目立ちやすいため、気づいたらすぐにお手入れをしましょう。

しかし、テレビは、とてもデリケートな電化製品です。掃除をすることで、液晶のコーティングが剥げてしまったり、画面に傷がついたりすることは避けたいもの。本記事で紹介したアイテムを活用し、正しいお手入れを行ってください。

また、極力画面が汚れないように、カバーや静電気除去ブラシなどを活用することもひとつの方法です。末長くキレイな画質を楽しむためにも、ぜひ紹介した掃除方法を活用してください。

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