お酒の売買におすすめオークションサイト3選|免許や違法性についても

  • 2023年10月4日

「お酒を売りたい」「お酒を買いたい」
そんな時に思いつくのが、ネットオークションだと思います。

お酒を専門的に扱うオークションというのは実はほとんどなく、現在は「Lオークション」というオークションサイトのみがお酒を専門的に扱っています。とはいえ、他にも一般的なオークションサイトや海外オークションサイトでも売買することは可能。

今回はそんなお酒のオークションサイトについてまとめました。記事の後半では、免許や違法性についてなどよくある質問もまとめていますので、不安な方は参考にしてみてください。

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お酒の売買におすすめオークションサイト3選

インターネットが日常的に使われる現代ではお酒の売買もインターネットオークションで行われています。数ある中から、特にお酒の売買におすすめのオークションサイトを3つ解説します。それぞれの特徴をつかんで、お得に活用しましょう。

オークション名公式サイト取扱品目開催日開催時間オンライン
Lオークション公式サイト問い合わせお酒毎月第3週10:00~あり
セカイモン公式サイト問い合わせファッション、アクセサリー、腕時計、ホビーなど年中無休24時間あり
ヤフオク公式サイト問い合わせオートバイ、ファッション、アクセサリー、時計など年中無休24時間あり

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

Lオークション

出品の方でオークションに参加させてもらいました。
初めてのオークション出品で不慣れな部分が多かったのですが、
非常に丁寧な対応でスムーズに出品できました。
まだまだウイスキーやワインがあるので引き続き参加させて頂きたいと思っています。

M Fさん

入札前に実際の商品を下見できたのは安心感があってよかったです!
ジャパニーズウイスキーがあれだけあると壮観ですね(笑)
スタッフの方がすごく丁寧でまた参加したいと思いました!

RY SKさん

特徴

  • お酒専門で適正価格を担保
  • 業者利用で落札額が上がりやすい
  • LINEや電話でスピード査定

サイト紹介

「Lオークション」はお酒を専門に扱うオークションサイトです。累計100万本以上、グループ全体で1万店舗以上の取引実績があり、お酒の売買において非常に信頼できるオークションサイトと言えます。お酒の知識が少ない方でも、業者の参加などにより落札価格がせり上がり、おおよそ適正な価格で売ることが可能です。

電話やLINEで事前に査定を受けることもできます。個人の出品者でもしっかりと適正な取引相場を教えてもらえるため、売買の際の値段設定がしやすいのが強みです。また、取引の手数料が安いのもLオークションの魅力。25%前後の手数料がかかるオークションが多い中で、8.8%で出品できます。お酒のオークション経験が少ないかたにもおすすめできるオークションサイトです。

落札実績

  • サントリー ザ センチュリー40年:8,900,000円
  • ザ・マッカラン マッカラン 1949:5,230,000円
  • ベンチャーウイスキー イチローズモルト カードシリーズ JKモノクロ:3,830,000円

出典:過去の高額落札商品TOP5|Lオークション

サイト情報

オークション名Lオークション
エリア全国
取扱品目お酒
開催日毎月第3週
時間10:00~
会場住所オンライン開催
オンラインの有無あり
オークションの種類入札
入会金・年会費・参加費入会金:無料、年会費:無料、参加費:無料
手数料出品:落札金額30,000円以上で8%、29,999円以下で15% 落札:落札金額の8%
参加条件必要書類なし
問い合わせ先https://l-auction.com/form/

セカイモン

セカイモン公式サイト
出典:セカイモン
口コミ実績なし

特徴

  • 約15億点の世界中の商品が出品
  • eBayの公式日本語サイト
  • 留め置きサービスで送料を低減

サイト紹介

「セカイモン」は世界最大級のショッピング・オークションサイトである「eBay」の日本公式サイトです。世界中で利用されているオークションサイトであるため、商品数が圧倒的。多様なジャンルのアイテム約15億点を取り扱っています。

日本にいながら世界に向けて出品、落札ができるのが非常に便利。日本に出回っていない商品も多数出品されているため、お目当ての物にも巡り会える可能性が高いでしょう。お酒そのものの取引は多くありませんが、容器やグラスといったアイテムは多数売買されています。

また、購入した商品を最大30日間倉庫で保管してもらえる「留め置きサービス」で、一度に複数の商品を送ることが可能。高額になりがちな国際送料を抑えることができるのも嬉しいポイントです。

落札実績

  • 田苑 芋 900ml:7,980円
  • サントリー 鏡月 700ml:4,787円
  • 中埜酒造 國盛 フルリア りんごのお酒 300ml:1,976円

出典:酒 日本の出品一覧|セカイモン

サイト情報

オークション名セカイモン
エリア全国
取扱品目ファッション、アクセサリー、腕時計、ホビー、インテリア、食器、楽器、本、スマホ、日用品など
開催日年中無休
時間24時間
会場住所オンライン開催
オンラインの有無あり
オークションの種類入札
入会金・年会費・参加費入会金:無料、年会費:無料、参加費:無料
手数料商品代金の15%または800円の高い方
参加条件必要書類なし
問い合わせ先https://help.sekaimon.com/inquiry?_ga=2.250049286.1238742174.1543974930-1881896456.1543974930

ヤフオク

ヤフオク公式サイト
出典:ヤフオク
口コミ実績なし

特徴

  • 日本最大級のオークションサイト
  • いつでも誰でも手軽に売買が可能
  • お得なクーポンが多数配布

サイト紹介

「ヤフオク」はYahoo!JAPANが運営する日本最大級のオークションサイトです。Yahoo!JAPANのIDをもっていれば誰でも手軽に売買が可能。取扱ジャンルも多様で、お酒も多数取引されています。

ヤフオクでは「オークション形式」と「フリマ形式」の2種類の取引方法があります。オークション形式では希望金額を入力して、一番高い金額を提示した人が落札可能。フリマ形式は出品者が提示している即決価格ですぐに落札できる形式です。

また、ユーザー数が多いため、出品者にとってもメリットがあります。多くの人が入札に参加した場合落札金額がつり上がりやすく、予想より高い金額で売れる可能性も。Yahoo!JAPANのユーザーはぜひ利用を検討してみましょう。

落札実績

  • SCREAMING EAGLE(スクリーミング イーグル)ソーヴィニヨン ブラン 2015 14.1% 750ml R23G260002:655,776円
  • KAVALAN(カバラン)ソリスト マディラ カスクストレングス 59.4% 700ml R23G210006:18,700円
  • SUNTORY(サントリー)ミレニアム 2000 43% 700ml T23H070016:24,013円

出典:アルコールの商品一覧|ヤフオク

サイト情報

オークション名ヤフオク
エリア全国
取扱品目オートバイ、ファッション、アクセサリー、時計、家電、コンピュータ、書籍、ホビーなど
開催日年中無休
時間24時間
会場住所オンライン開催
オンラインの有無あり
オークションの種類入札
入会金・年会費・参加費入会金:無料、年会費:無料(Yahoo!プレミアム会員は月額508円)、参加費:無料
手数料出品:無料(自動車・オートバイカテゴリーのみ3,080円) 落札:8%(Yahoo!プレミアム会員)、10%(Yahoo!プレミアム会員登録なし)
参加条件15歳以上でYahoo!JAPAN IDを取得していること
問い合わせ先https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/

オークションでお酒を購入するメリット

オークションでお酒を購入するメリットは次の通りです。

  • 安い価格で入手できる可能性がある
  • レアな商品に巡り会える
  • ネット利用で売買の時間や場所を問わない

オークションでは出品者の価格設定や入札の成り行きによっては、定価より安価で入手できるメリットがあります。また、市場にはなかなか出回らない希少価値の高いお酒に巡り会えるチャンスもあるでしょう。オークションサイトでは日本国内に限らず、いつでも世界中の商品にアクセスできるのも大きなメリットと言えます。

オークションでお酒を出品するメリット

オークションでお酒を買う際のデメリットは次のようなものが挙げられます。

  • 偽物が出回っている可能性がある
  • 違法行為に触れる可能性がある
  • 個人間のトラブルが起こる

オークションサイトでは現物を確認できないため、届いたら偽物だったという可能性もゼロではありません。また、未成年による取引など思わぬところで法に触れてしまう危険性もあります。入金されない、商品が届かないといったトラブルが起こる場合もあるため留意しておきましょう。

オークションで高値がつきやすい銘柄

オークションでは実に多くの種類のお酒が取引されていますが、その中でも高値がつきやすい銘柄が存在します。あらかじめ銘柄を把握しておくことで、出品時や落札時の金額設定の参考になるでしょう。ここでは4種類のお酒の銘柄を紹介します。

ウイスキー

銘柄詳細落札相場
マッカランマッカラン 1989 The MACALLAN 未開栓 箱付き2,155,000円
グレンフィディックグレンフィディック レア コレクション 36年 1979 木箱付260,000円
ボウモアボウモア 1946 フィノカスク 37年2,501,000円

ワイン

銘柄詳細落札相場
ロマネコンティロマネコンティ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ  20193,500,000円
シャトー・ペトリュスシャトー・ペトリュス 2015545,598円
スクリーミング・イーグルSCREAMING EAGLE(スクリーミング イーグル)ソーヴィニヨン ブラン 2015655,776円

ブランデー

銘柄詳細落札相場
コニャックコニャック ハーディー ペルフェクション903,000円
アルマニャックアルマニャック カスタレード 1914年81,888円
カルヴァドスカルヴァドス 1924 アドリアンカミュ249,000円

日本酒

銘柄詳細落札相場
楯野川光明 楯野川 山田錦 純米大吟醸117,000円
十四代十四代 龍泉 七垂二十貫 純米大吟醸379,000円
新政新政 見えざるピンクのユニコーン 201865,000円

オークションを選ぶ際のポイント

日本各地、オークションサイトで開催されているオークションですが、どれに参加すればいいか悩む人も少なくないでしょう。ここではオークションを選ぶポイントを解説します。ポイントを抑えて、目的に合ったオークションを選びましょう。

オークションの種類

オークションの種類は大まかに「入札式」「手競り」「平場」に分かれます。入札式は購入者が落札希望価格を示して、一番高い金額を提示した人が落札する形式です。

入札式は匿名、非公開で行われることもありますが、手競りは手のサインや声で希望金額を伝えます。平場は実際に会場へ足を運んで取引を行う形式のことを指します。

手数料の体系

オークションでは出品者、落札者ともに手数料がかかる場合がほとんどです。手数料の体系がどのようになっているかも事前にチェックしておきましょう。

あらかじめ定額が明示されている場合と、落札金額の数%といった割合でかかる場合があります。購入する商品の価格帯によっては手数料が高額になる可能性もあるため、留意しておきましょう。

オンラインの有無

オンラインの有無もオークションを選ぶ際の大きなポイントとなるでしょう。全国各地で開催されているオークションに足を運ぶのはかなり厳しいもの。オンラインで参加できるシステムがあれば、居住地に関わらず売買を行えます。

オンラインでもリアルタイム入札や事前入札など使い方は様々です。事前に確認しておくのがおすすめです。

そのオークションが得意としている価格帯

オークションによって得意としている価格帯は様々です。例えばブランドオークションと言っても、数十万円~数百万円といった高額な商品をメインで取り扱っているオークションがあります。

一方でブランド品でも数千円~数万円といった価格帯の商品を取り扱っている場合も。どのような価格帯で取引されているのか情報収集しておくことも大切です。

お酒のオークションについてよくある質問

日本国内の製品に限らず、世界中で流通しているお酒。法律にも関わるお酒だからこそ、オークションで取り扱う際も留意する点があります。ここではお酒のオークションについてよくある質問と回答を解説。事前に不安点を解消してから参加しましょう。

お酒をオークションに出品するのは違法?

お酒をオークションに出品するのが違法になるかどうかはケースによります。個人が単発で出品する場合は違法にはなりません。ただ、継続的な出品を考えている場合は注意が必要です。継続的に出品する場合は酒税法に基づいて、税務署による種類販売業免許が必要になります。

免許をもたずに継続的な出品を行うと、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、必要な人は事前に税務署の許可をもらうようにしましょう。

購入するのに酒類販売業免許は必要?

オークションでお酒を購入する際に基本的には酒類販売業免許は必要ありません。ただ、転売をするなど事業としてお酒を購入する場合は免許が必要になります。

酒類販売業免許はお酒を継続的に販売する場合に必要な免許。事業として購入する場合や、法人で購入する場合は継続的な販売が目的と見なされる場合も多いため、該当するか不安な場合は事前に税務署に確認するのがおすすめです。

海外サイトから購入しても問題はない?

海外のオークションサイトから購入すること自体は違法ではありません。輸入するお酒の総重量が10㎏以下で、個人的な使用目的であれば特別な手続き等がなくても問題はありません。ただ、10㎏を超える場合や、輸入して販売する目的であれば「食品等輸入届出書」という書類を提出し、輸入者が酒税を納める必要があります。

食品等輸入届出書は厚生労働省検疫所へ提出、酒税は所轄する税務署へ納付しましょう。法に関わる取引であるため、ケースに応じて正しい手続きが必要です。

お酒のオークションで利用してみよう

記事ではお酒の売買におすすめのオークションサイトについて解説してきました。オークションサイトは時間や場所を問わず、様々なお酒を手軽に購入することできます。市場ではなかなか出回らない商品に出会えるのも魅力の一つです。

一方で、酒税といった法律に関わる取引になる場合もあるため、必要な手続きや参加条件などは事前に調べておきましょう。記事を参考に、ぜひオークションサイトでお酒を購入してみてはいかがでしょうか。

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