オリエントの時計は恥ずかしい?世間のイメージを徹底調査

  • 2023年8月23日

腕時計好きに人気のある国産ブランドのオリエント。支持されている一方で、オリエントの時計を「身につけるのが恥ずかしい」という評判も見受けられます。しかし、実際に魅力を知れば、あくまでも一部の意見ということが分かるはずです。

本記事では、なぜオリエントの時計が恥ずかしいと思われるのか、世間のイメージを調査しました。オリエントの時計に興味がありつつも、世間の評価が気になって購入に踏み切れない方など、必見の内容です。

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オリエントの時計は恥ずかしい?

オリエントは価格帯の割に品質が高く、本来恥ずかしいと思われるような時計ではありません。価格帯が低いことから、新社会人などの若者の着用者も多く、年齢層の高い世代が身につけるにはチープといったイメージを持っている人がいるのでしょう。

また、若者からすると渋いデザインのものもあるので、シンプルで落ち着いたイメージが恥ずかしいと若い世代が感じているのかもしれません。

いずれの理由にしろ、世間の偏ったイメージでしかなく、自分に合ったアイテム選びを行えば、年齢を問わず着用できる時計ブランドです。

オリエントの時計の魅力

1950年に設立した多摩計器株式会社が、翌年社名を変更して生まれた会社がオリエント時計株式会社です。オリエントスターといった本格的機械式時計の開発を皮切りに、時計ファンを魅了する製品を生み出し続けています。

2009年にセイコーエプソンの子会社となったあとは、過去の名作たちを現代に合わせてリバイバルさせた製品を展開。注目度がさらに上昇しています。

そんな時計好きから愛されているオリエントの時計の魅力を紹介するので、ぜひご覧ください。

高品質な国産時計

国産の時計ブランドとして、機械式時計を牽引してきたオリエント。デザイン・設計・組み立てなど、全て日本の自社工場で行うマニュファクチュールです。

さまざまなムーブメントを自社で生み出し、2021年には70時間の長時間駆動を可能にしたシリコンがんぎ車を開発しました。国産ならではの技術力を活かした、質の高い時計として知られています。

リーズナブルな価格帯

自社ムーブメントを搭載している高品質な国産時計であるにもかかわらず、リーズナブルな価格帯です。質の高さや機能面を考慮しても、非常にコストパフォーマンスに優れた時計と言えます。

価格帯の低さから、新社会人といった20代の利用者も多いです。若いうちから選択肢のひとつに入る点も、オリエントの時計のファンが多い理由でしょう。

幅広いデザイン

オリエントは、シンプルなものからユニークなものまで、幅広いデザインの時計を展開しています。スタイリッシュなキングダイバーや、ムーブメントを見せる設計のスケルトンなど、多種多様です。

デザインが豊富なので、自分の年齢や着用シーンに合わせて好きな時計を選べます。このような間口の広さによって、幅広い年齢層を取り込んでいるのでしょう。

オリエントの時計が恥ずかしいと思われる理由

オリエントの時計は魅力があるにもかかわらず、なぜ恥ずかしいと思われることがあるのか。それには、オリエントの時計の特徴が関係しています。

ここでは、オリエントの時計が恥ずかしいと思われる理由を紹介。評判が気になっている方は、ぜひご覧ください。

若者のイメージがある

価格帯が安く、新社会人の着用者が多いことが、理由のひとつと考えられます。若者が身につけるイメージが先行し、30代以上の方が着用するのは恥ずかしいと感じてしまう方がいるのでしょう。

実際は安いからといってチープな印象はなく、品質の高いオリエントの時計は、30代以上の方が身に付けていても恥ずかしいものではありません。

価格帯が安い

機械式時計と言えばロレックスといったように、高級ブランドをイメージする人が多いです。「機械式時計は高価なものほど良い」とする価値観を持つ人が、価格帯が低いオリエントの時計を低く評価してしまっています。

機械式の時計はこだわりを重視されており、実際に価格帯が高いブランドが多いです。価格帯だけ見て、オリエントの時計を軽視しているのでしょう。

デザインがシンプルすぎる

デザインがシンプルな時計が多く、そのデザインに味気なさを感じた人が低評価をつけています。保守的なデザインと捉えられてしまうと、一定数の人からの評判は悪くなってしまいがちです。

シンプルだからこそ多くのシーンで活用でき、幅広い年齢層に似合います。なかにはユニークなデザインのものもあり、偏った意見によるイメージだと判断できるでしょう。

素材が安っぽい

革ベルトを使用したモデルを展開しており、その素材が安っぽいと感じている人がいます。高級ブランドの素材に比べたら劣りますが、決して質が悪いわけではありません。

価格帯の安さも相まって、素材も安っぽいというイメージを持ってしまう人がいるのでしょう。品質と安さを兼ね備えたブランドという認識が広がればいいですね。

オリエント時計を恥ずかしいと思わせないコツ

偏った意見だと分かっていても、なるべく恥ずかしいと思われたくない人も多いでしょう。

そのような方々に向けて、オリエント時計を恥ずかしいと思わせないコツを紹介します。実践して、自信を持ってオリエント時計を身に付けましょう。

年齢やファッションに合わせてデザインを選ぶ

できるだけ自分の年齢やファッションに合わせてデザインを選びましょう。オリエントの時計はデザインが豊富なため、自分に合った時計を見つけられる可能性が高いです。

年齢層が高い人はベルトをクロコ調にする、フォーマルな服装が多い方はメタルバンドを選ぶなど、アイテム選びによって恥ずかしさは軽減できます。

定番・人気モデルから選ぶ

定番モデルの時計を選ぶことで、流行の変化に左右されずに長く着用できます。また人気があるモデルは、それだけ利用者が多いということにつながるので、選びやすいでしょう。

自分に選ぶセンスがないと感じている方は、定番・人気モデルの時計を選ぶ方法がおすすめです。そのなかから自分好みの時計をチョイスしましょう。

ベルトを自分好みにカスタマイズする

デザインがシンプルすぎると感じている方は、ベルトを自分好みにカスタマイズする方法もひとつの手です。ベルトの色をアクセントカラーに変えたり、個性的な柄に変更することで、おしゃれを楽しめます。

いくつかベルトを購入しておき、着用シーンに合わせて付け替えるのもおすすめです。定期的にベルトを交換することで寿命も伸び、長く楽しみながら愛用できるでしょう。

オリエント時計の人気モデルを紹介

オリエントではさまざまなモデルの時計が展開されています。時計選びに自信がない方は、どのモデルにすればいいか迷ってしまうことも多いです。

ここでは、オリエント時計の人気モデルを紹介するので、ぜひ時計選びの参考にしてください。

オリエントスター

オリエントを代表する人気モデルの「オリエントスター」。本格的な機械式時計として、発売から愛され続けるロングセラーモデルです。

クラシカルなデザインと独自のムーブメントが搭載された機能性の高さを両立しており、さまざまシーンで活躍できるでしょう。初めてオリエント時計を購入する方に、強くおすすめしたいモデルです。

ロイヤルオリエント

「ロイヤルオリエント」は構造や素材、デザインなど、すべての要素をこだわり抜いて開発された、オリエントの最高峰モデルです。1959年に初代モデルが誕生し、洗練されたデザインとオリエントでは初の防水機構を搭載し、当時から完成度の高さが評判でした。

現在は生産終了していますが根強い人気があり、中古市場でも需要が多いです。

キングマスター

大きなダイヤルが無骨な男らしさを感じさせる「キングマスター」。社会で働く大人な男性にぴったりのモデルです。初代モデルの誕生は1965年ですが、リバイバルした復刻版も発売し、いまだに多くの人から支持を集めています。

生産数が少なく、流通量も多くはないので、人とかぶる可能性も低いでしょう。

バンビーノ

「バンビーノ」は、伝統的な意匠が特徴の世界的に人気のシリーズです。丸みを帯びたガラスや細いラグなど、レトロ感のあるクラシックテイストが高く評価されています。2023年には新作が発売されました。

3万円代で購入できるモデルもあり、高性能な機能を搭載した機械式時計としては手頃な値段で買える点も人気の理由です。

メカニカル

オリエントの機械式月齢時計「メカニカルムーンフェイズ」。搭載されたセミスケルトンのムーブメントは、59日で1周する仕組みです。趣味性の高い仕様だけでなく、視認性・判読性を高めるための設計やガラスを採用しており、実用性の高さも兼ね備えています。

文字盤の種類も多彩で、自分の好みに合った魅力的なデザインを見つけられるでしょう。

オリエント時計のリセールバリュー

オリエント時計のリセールバリューは、時計ブランドのなかでは高い傾向にあります。品質が良く劣化しにくいオリエント時計は、状態が悪くなりにくいです。買取店としては再販時のメンテナンス費用を抑えやすく、その分高値での買取を期待できます。

ただし、高級ブランド時計と比較して安価な価格帯なので、資産価値は低いです。投資目的で購入する場合は、そのほかの資産性のあるブランド時計を選びましょう。

買取相場

商品名買取価格
ロイヤルオリエント WE0011JD レトログラード150,000円
オリエントスター WZ0031DX スケルトン70,000円
オリエントスター クラシックメカニカルムーンフェイズ60,000円
オリエントスター RK-AM0005S ムーンフェイズ60,000円
オリエントスター WZ0331DK 65周年記念モデル25,000円
オリエントスター RK-AU0301B ダイバー30,000円
オリエント WV0081FD×STI 2ndモデル15,000円
オリエント RA-AS0003S10B オープンハート15,000円

出典:オリエント買取|エコスタイル

モデルの違いにより、買取価格に差があることが分かります。ロイヤルオリエントなどの高級モデルは買取価格が高いですが、購入価格も高いです。リセールバリューとしては、そのほかの人気モデルと大きな差はありません。

モデルによっては需要が少なく価格がつきにくいものも少なくないので、買取を想定して購入する場合は、人気・定番モデルの時計を選ぶのがベターでしょう。

オリエントの時計は着用しても恥ずかしくない!

本記事では、オリエント時計の魅力や恥ずかしいと思われる理由、思わせないコツを紹介しました。

多くの人気のモデルを展開し、国産ブランドとして海外の人気も高いオリエントの時計。質が高く、デザインも多彩で、着用しても恥ずかしいブランドではないことが伝わったのではないでしょうか。

偏った意見は気にせずに好きな時計を着用するのが望ましいです。どうしても評判が気になってしまう方は、自分の年齢やファッションに合ったものを選び、自信を持ってオリエントの時計を着用しましょう。

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