有名な版画を確実に高価買取してもらうコツとオススメ買取店

  • 2020年7月30日
有名な版画を確実に高価買取してもらうコツ!有名作家リストも

絵画作品とはまた違った味わいのある版画。

版画にも作家がおり、耳にしたことがある有名な作家もたくさんいます。

今ご家庭にある版画を売りたいとお考えの方や買取が初めてという方に、版画売るために知っておきたいことや、おすすめの買取店、高く買取してもらうコツなどを紹介します。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

版画を売却予定の方に

null

彫刻や細工を施した版に、インクをつけて転写させる工程を繰り返し作成される版画。

古くから行われていた文化であり、はっきりとした開始年数はわからないものの、現代でも小学校、中学校などで授業に取り入れられるほどポピュラーな伝統として知られています。

そんな版画ですが、有名作家の作品になると高額取引されることも。

今回は、版画の買取相場や高く買取してもらうコツなど買取に関する情報をご紹介します。

版画の査定基準

版画ならなんでも高く買取してもらえるというわけではなく、様々な要素をもとに査定価格が決まります。

ここでは、どのような部分が査定対象となり価格に影響してくるのかをご紹介いたします。

状態

査定額に大きく関わってくるのが、保存状態の良し悪しです。版画の状態が良いほど、高価買取に繋がります。

そのため、湿度の高いところに保存したり、強い光が当たる場所に飾ったりということは避けるのがおすすめです。

また、湿気はカビや虫による変質を、光は塗料や紙の劣化を招きます。

特に直射日光は版画の劣化の大きな要因の一つですので、直射日光の当たらない場所で保管するのがおすすめです。

作家

状態以前の部分で査定額に大きく影響するのが、版画の作家です。

高名な作家の作品にはサインが入っているので、版画にサインがあれば写真をとって事前査定に出してみましょう。

また、エディションナンバーという、その版画が何枚中何枚目に刷られたものなのかを表す数字の有無も重要です。

数字が若ければ若いほど価値があるというわけではなく、エディションナンバーの記載があることが重要なので、もしそれらしきものがあれば高価買取が期待できます。

版画の種類

版画にはいくつかの種類があり、日本で有名な浮世絵は木版画です。

ヨーロッパで古い時代に人気があったのが銅版画。現代ではシルクスクリーンなどもあります。

価値としては、古くて再現性のない版画のほうが高値で取引される傾向にあります。

有名な版画作家

実際に、版画にはどのような種類があるのでしょうか。

ここでは高額査定に繋がる版画と、それぞれの作家を紹介します。

木版画

木板を彫り、転写させることによりできるのが木版画。

藤田嗣治、小野竹喬、吉田博、東山魁夷、星襄一、斎藤清、志村立美、谷内六郎、森義利、関野準一郎などが有名です。

銅版画

銅版に絵柄を彫り、転写させることによりできるのが銅版画。

加山又造、山本容子、南桂子、浜田知明などが有名で、数ある版画の種類の中では、作家が少なく希少な版画です。

シルクスクリーン

版画の中では比較的新しい作法のシルクスクリーン。

孔版画の技法のうち、メッシュを使うものは全てシルクスクリーンカテゴリに入っていることが多いです。

有名作家は笹倉鉄平、山形博導、鈴木英人、オノサト トシノブなど。

リトグラフ

水と油の反発作用を利用した版種である、リトグラフ。

こちらも版画の中では比較的新しい作法です。

草間彌生、鶴田一郎、島倉仁、小倉遊亀、伊東深水、天野喜孝、片岡球子などが有名です。現代の人気作家の作品も多いのが特徴です。

その他海外作家の版画

主に絵画作家として知られる作家でも、一定の期間中は版画に取り組んでいたという例もあります。

あの有名なピカソなどになると数千万以上の価格がつくこともあり、買取価格は日本作家の版画以上にピンからキリであると言われています。

版画の買取相場について

版画は古くから伝わる有名作家の作品から、現代作家まで年代がさまざまです。

過去の買取実績からみると、50,000円~数十万での買取実績が一般的ですが、買取相場を掲載していないお店が多く、査定をしてもらうまで金額は一切わかりません。

特に日本国内の作家の作品であれば、知らぬうちに家庭に本物が存在していたりなどして、希少価値の高い作家の作品になると数十万を超える可能性も出てきます。

必ず複数店に価格を聞いてから、最も高く売れる買取店を自ら判断して取引を行わなければ、大きく損をしてしまうこともあるので、お店選びは慎重に。

版画買取におすすめのお店

版画に専門的な知識を持ち、価値を見極めることができるおすすめの買取店を紹介します。

美術品・絵画買取センター

特徴

  • しつこい営業電話は一切なし
  • 原則査定額からの減額なし
  • 査定依頼の返答は24時間以内
  • 版画に強い鑑定士が査定

店舗紹介

美術品・絵画買取センターは、約30年の査定実績を持つ美術関係の買取専門店です。

様々なジャンルのアート作品を査定してきた実績を持っており、自社でオークションも開催しています。

自社でオークションを開催しているということは、販路が確保できているだけでなく、リアルタイムで相場情報を把握しているということですので、正確な買取が期待できます。

また、同店は基本的に査定額からの減額がありません。

悪質な買取店の手法で査定額で高い価格を提示し、実際に買い取る際には理由をつけて安い価格で買い取るという手法があります。

同店は基本的に査定額そのままでの買取となっているので、そのようなトラブルに巻き込まれるリスクは無いと言えます。

また、査定後のしつこい営業電話なども一切ないので、査定額に納得いかなかった場合は気兼ねせずに断ることができます。

なお、査定依頼の返答も原則24時間以内にくるので、スムーズに買取を進めることができます。

同店で買取を依頼する場合は、訪問買取・宅配買取・持ち込み買取の3つの方法が選べます。

いずれの買取方法でも手数料は無料となっているので、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

本郷美術骨董館

特徴

  • 150万点以上の買取実績
  • 幅広い版画の取り扱い

買取店紹介

本郷美術骨董館は、美術品や骨董品全般を扱うお店です。版画は浮世絵からインテリア版画まで幅広く取り扱っています。

150万点以上の買取実績をもち、最新相場を把握した鑑定士が査定するので、大切にしていた版画も安心して依頼に出すことができます。

買取方法は、店頭買取の他に全国からの宅配買取や出張買取にも対応しているので、お近くに店舗がない方もご利用いただけます。

また相場や需要など買取の際には詳しく話を聞くことができるので、初めての方にもおすすめな買取店です。

店舗情報

版画買取に関して知っておきたい知識

null

作者がわからなくても査定可能

「古くから家にある版画で、作家もわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

誰の作品かわからず、価値があるかどうか判断できない場合でも査定は可能です。

専門的な鑑定技術を要するため、価値を見極めてくれる専門店での査定がおすすめです。

傷んでいても査定可能

傷んでいたら買取はできないのではとご自身で判断せず、端が破れていたり、色が変色していたりとどのような状態でも、まずは査定に出しましょう。

希少価値の高い古い版画でれば、傷んでいてもある程度価格がつくことがあります。

また少しの傷でもむやみに修復せずに、そのままの状態で買取店へ相談することがおすすめです。修復したために買取できなくなってしまった、という例もあるので注意が必要です。

傷んでいると、その分は買取価格に減額として反映されてしまいますが、それでもトータルで高値で売れることもあるので、まずはお店へ問い合わせてみてください。

高く買取してもらうコツ

null

買取価格を比較してからお店を決める

買取価格はお店ごとに異なるため、必ず複数店の買取金額を比較してからお店を決めましょう。

作品によっては、数十万以上もの差額が出ることもあります。

多くの買取店では、事前にメールや電話、LINEで見積もり査定額を出してもらうことができます

複数店の査定額を比較して、納得のいく買取を行いましょう。

買取店の情報が知りたいという方はウリドキの活用がおすすめです。

有名買取店の買取サービス内容や、口コミも掲載されているので参考にしてみてはいかがでしょうか。

→ウリドキへ

サービスを活用して高く売る

買取店のホームページを見てみると、期間限定のサービスやクーポンが掲載されていることがあります。

買取前によくチェックしておき、忘れないよう活用しましょう。

高価な版画作品の場合、5%や10%買取金額がアップするとなると、大幅に価格が上乗せされる可能性もあるので見逃せません。

買取に関する注意点

null

取引成立後はキャンセルできない

一度承諾書にサインをしたり、お金を受け取ってしまうと、その後のキャンセル取引は基本的にできません。お店の価格比較は事前に済ませておきましょう。

後からキャンセルができないことを知り、大きなトラブルになる例が非常に増えているので、注意が必要です。

宅配買取時の梱包方法について

宅配買取をしてもらう際、ダンボール箱に入っているから大丈夫だろうとそのままの状態で版画を入れて発送すると、着いた頃には傷んでしまっている可能性があります。

雨など天候のことも考えて、ビニールで包んだり、箱の中で動かないよう固定するなど、高価買取してもらうためにも梱包方法は工夫をしましょう。

価値ある版画は買取へ!

null

有名作家の版画であるということがわかっている場合でも、作家名が誰かわからない場合でも査定してもらうことは可能です。

査定をしてもらうと思いがけない金額に驚くこともあるので、実際に買取の取引をする前にまずは査定をしてもらいましょう。

近場に買取店がなくても、宅配買取や出張買取に対応している店舗もあるのでどこにお住まいでも買取してもらえますよ。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる