絵画の高価買取は相場チェックから!おすすめ買取店3選

  • 2024年11月12日
絵画の高価買取は相場チェックから!おすすめ買取店3選

絵画など美術品の買取相場は、変動が激しくて把握が難しいと言われています。絵画などは人気によって相場価格が変わるため、買取相場もそれに合わせて変わってしまうせいです。

有名作家の名作絵画などの相場は比較的安定していますが、それでもそのときどきの流行りがあり、幅があります。そんな絵画を始めとする美術品を高く買取ってもらうためには、現在の相場や、高価買取店を知っておくことが大切です。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

有名作家の美術品相場

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東郷青児

東郷青児は幻想的な美人画作家として安定した人気を誇っています。その絵画作品にはどこか人を惹きつける魅力があります。ピカソとも交流があり、1900年台に活躍していました。

1978年に亡くなりましたが、死後も人気は続き、やわらかでやさしい画風でありながらどこか現代的なタッチが、オフィスや現代家屋にぴったりとして購入希望者は多いようです。絵画の価格相場も安定していて、買取の際にも安心感があります。
相場価格200万円から100万円

サルバドール・ダリ

見る人に強烈な印象を与える絵画を描いたサルバドール・ダリは、スペイン出身の作家です。また、ダリは絵画だけでなく、彫刻や版画、果ては舞台に関わる美術や映画などにも手を広げ、多くの美術的作品を創造し続けました。

自ら天才と称し、愛妻家としても知られるサルバドール・ダリの絵画には熱狂的なファンも多く、今回は版画としての買取相場ですが、油絵などが出ると、一気に億単位の相場となることもあります。一般に流通しているのはほとんどが版画作品です。
相場価格100万円から

古美術の相場

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伊万里小皿

古美術、いわゆる骨董のジャンルでは古い伊万里焼きの皿は古伊万里皿と呼ばれていて、人気の高い古美術品となっています。同じ伊万里でも現代で普通に食器として売られているものもあり、そういったものと混同してしまうと、相場が一気に下がってしまうので注意が必要です。

古伊万里の皿はあくまでも古美術品として買取してもらいましょう。古伊万里の小皿の相場にも幅があり、必ずしも万円単位とはいかないこともあります。1万円以下であったとしても不思議ではないのが古伊万里の小皿です。
相場価格70,000円から

漆器 蒔絵文箱

古美術品としての漆器 蒔絵文箱は、職人による手作業で漆を塗り、絵画的な絵柄を描かれた精密な美術品です。しかし漆器製品は現代でも普通に売られているので、食器や雑貨として出してしまうと、とんでもない安価で買取されてしまう場合があるので注意してください。

古美術品としての漆器製品を売りに出す場合には、必ず古美術商や骨董商に買取ってもらいましょう。相場としてはやはり美術品ですから蒔絵の美しさが値段の決め手と考えていいでしょう。
相場価格50,000円から

現代美術の相場

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アンディ・ウォーホル Flowers,1970

アンディ・ウォーホル Flowers,1970は、現代美術であるポップアート作家アンディ・ウォーホルの作品です。有名雑誌の表紙などを手掛けた作家で、スープ缶やマリリンを描いた絵画も有名です。相場は300万円前後ですが、プリント作品も多いので注意が必要です。

この作品は花を描いたポップな絵画で、アートプリントとして多く出回っている人気作品です。抽象的でありながら強い印象を与えてくる画風は、つい意識を奪われてしまう吸引性があります。美しいカラーが独特の作家です。
相場価格350万円から250万円ほど

村上 隆 Sphere

村上 隆 Sphereは、日本が世界に誇る現代美術のポップアーティストである村上隆の作品です。この作家の絵画はどこか不思議な日本の今昔をテーマにしているものが多く、古い日本画をベースに印象的なマンガのようなデザインを加えた絵画などがあります。

村上 隆 Sphereは村上隆とルイヴィトンとのコラボによって誕生したもので、球状に広がるモノグラムが不思議な宇宙観を想起させます。カラーに白と黒があり、デザインとしての美しさも魅力です。相場は40万円ほど。人気の現代絵画作家です。
相場価格40万円ほど

おすすめの絵画・美術品買取店

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なんぼや

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出典:なんぼや

なんぼやは全国展開している大手の業者です。骨董品を始めとする美術品、絵画などを相場より高値で買取ることを掲げています。ホームページには実際に買取った絵画や美術品の買取額も載せられていて、相場がわかりやすく便利です。

さらにインターネットを使ったオンライン査定やLINE査定なども行っていて、事前に絵画などの写真を撮って査定をしてもらうこともできます。買取方法としては、全国各地にある店舗での買取と、出張費無料の出張買取を利用することができます。

総合美術買取センター

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出典:総合美術買取センター

総合美術買取センターは、その名の通り、絵画を含む美術品の買取業者です。美術品は絵画や骨董、現代美術など奥深いジャンルですが、こちらの業者にはそれぞれの専門鑑定士が多数在籍していて、より正確な相場に合わせた鑑定が行える体制となっています。

買取相場額の問い合わせは、フリーダイヤルの電話やLINE、ホームページの査定フォームを使って行うことができます。買取方法は宅配買取と訪問買取の2種類。もしもの場合にもクーリングオフ制度があるので契約後8日間はキャンセル可能です。それだけ高値買取に自信がある業者と言えるでしょう。

アート買取協会

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出典:アート買取協会

アート買取協会は、絵画をメインとする美術品の業者です。本社は名古屋にあり、東京、仙台、大阪、広島、九州に支社を持っています。15年以上の実績のある業者で信頼性が高く、年間で3万点以上の買取を行っています。相場より高値の買取に自信があることを表明している業者です。

事前に買取相場を調べるにはホームページの査定フォームを利用できます。もちろんフリーダイヤルの電話での査定もOKです。絵画などの買取方法としては出張買取、持込買取、宅配買取の3種類となっています。絵画などの美術品が相場よりも高額になる条件などもホームページに載っているので参考にしてみましょう。

絵画や美術品の高価買取のコツ

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絵画展などで人気が高まっているときが高値買取チャンス

絵画などの美術品の買取価格は常に変動しています。この買取額の変動が何によって決まっているかというと、そのときの人気です。絵画などの人気は、一般人には掴み辛いものですが、大きなブームなどの場合にはわかりやすいこともあります。

有名な絵画作家の生涯が映画になったとか、未発見の絵画作品が発見されたとか、人々の話題に上がる回数が増えると、その作品を見たいと思う人が増え、購入意欲が高まります。そういった時期に買取値段が上がりやすくなるのです。

大きな盛り上がりの機会はなかなか訪れないものですが、機会を掴んだら即対応できると、高値買取が期待できます。また、大きな絵画展などが開かれた場合も、絵画の購入意欲が高まり高値相場になることがあります。

無料査定を利用して買取相場をチェック

絵画などの美術品をできるだけ相場よりも高値で買取してもらいたいという場合には、各買取業者の無料査定を利用しましょう。最近は大きな買取業者はホームページなどに、無料査定のフォームを設置していたり、LINEで写真査定などを無料で行っていたりします。

そういった査定を多く受けて、もっとも高値を出したところに売るという方法が1番確実に相場よりも高値で買取を狙える方法でしょう。ただし、あまりにも飛び抜けた高値の査定となった場合、無料査定だけ高くしている疑いもあります。

買取に出しても値段が査定や相場と大きく違った場合にはキャンセルできるかどうかを事前に調べておきましょう。

宅配買取や出張買取がおすすめの理由

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多くの買取業者が宅配買取や出張買取を行っています。これは買取店側からすれば店舗に訪れることができない場所からも広く絵画などの美術品を集めることができるというメリットがあります。そして買取店にとってだけでなく、依頼者にとってもメリットがあるのです。

破損の不安がある貴重な絵画などの美術品を持って移動しなくていいというのは大きなメリットです。さらに高価な美術品の多くはかさばるという問題もあります。店舗に持ち込む際に車で移動するならともかく、電車などの公共機関を利用する場合にはひどく居心地の悪い思いをすることになるでしょう。

その点、宅配買取や出張買取なら自宅からそのまま絵画などを送り出すことができるので便利です。宅配買取の場合は途中の破損の不安があるので、梱包はしっかりと行いましょう。出張買取ならそのような不安はありませんが、点数が少なかったり、安価なものの場合には断られることもあるので確認をしてください。

まとめ

絵画などの美術品を買取に出す際に気になる相場をチェックしてみましょう。絵画などの美術品は、相場は常に変動していますが、大きく変わるということはあまりありません。

だいたいの相場金額を把握したら、買取業者の無料査定を利用して、実際の買取相場を確認してみてください。絵画や骨董などは驚くような高値になる場合もあるので、一見無価値に見える古いものでも査定してみることが大切です。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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