アップリカ・スティックのベビーカーの高額買取オススメ店2選と高く売るコツ

  • 2024年5月27日
ベビーカー「アップリカ・スティック」の買取について考える

日本の育児雑貨は質が非常に高いことで知られています。というか、欧米の国々で用いられている育児雑貨は基本的な発想からして日本のものとは全く違う。あえて言うならば、基本性能さえ満たせばいいと考える欧米の国々に対して、使い心地や使いやすさを重要視する日本。だからベビーカーの出来は出色、軽い、押しやすい、ほぼ満点なので、欧米製のものなど、どう考えても太刀打ちできないと思われていました。その一方で、見事にガラパゴス化も進んでいきました。

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アップリカ・スティックとは

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出典:アップリカ

「マクラーレン」など輸入ベビーカーのヒットは育児雑貨業界に大きな衝撃を与えました。重量や使い勝手などはアップリカやコンビなど国産メーカーのものよりも劣る、価格も高いにも関わらず大ヒット、首都圏で見かけるベビーカーのほとんどが輸入物という状態になったのです。理由は簡単、国産の育児用品にはなかったシックな色使いが新鮮だったのと、海外の有名人が愛用しているという情報が流れたから……まあ、踊らされたわけですね。

これにあせったのがアップリカ、マクラーレンの対抗策として「アップリカ・スティック」を発売しました。そしてスティックは2014年以来新型を発表せずに販売継続されています。これは毎年1度マイナーチェンジがおこなわれるベビー用品としては異例のこと。それだけ基本性能やデザインが優れていると考えるべきなのか、ターゲットである海外製品のモデルチェンジのペースと合わせているだけなのか……不思議な立ち位置の製品となっています。

スティックの買取価格紹介

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出典:買取大臣

買取上限参考価格:9,391円
販売価格:1万9,980円

スティック コスメクルール
買取上限参考価格:7,050円
販売価格:1万9,980円

スティックリミテッド ブリリアントネイビー
買取上限参考価格:16,751円
販売価格:3万5,640円

スティックリミテッド ブリリアントグレー
買取上限参考価格:16,751円
販売価格:3万5,640円

スティックのベビーカー買取について

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出典:アップリカ

スティックの優れている点

「A型の居住性とB型のコンパクトさを両立させた」これがアップリカ・スティックとマクラーレンの共通点です。加えてスティックならではの強みは、マクラーレンと比較して座面が高いために地面の熱が伝わりにくい点と、折りたたんだ場合に自立する点、折りたたみも片手でできるように工夫されていました、逆に弱みは今ひとつ垢抜けない外観と、マクラーレンと比較した場合の、アップリカのブランド力の弱さです。

スティックのグレードについて

現行の2014年モデルは「スティック」のワングレード、フルリクライニングすることにより生後1カ月より使用することができるようになっているもの、それ以前はスティック「フラット」というグレード名でした。他のグレードとして、リクライニング角度が140度にとどまり、使用できる月齢は3、4カ月からという「プラス」や「コスメクルール」、「ツイギー」がラインナップされていましたが、残されたのはフラットのみ。これ以外にも量販店向けの商品も販売されていた時期もありました。

加えて、ミセス向けのファッション誌「VERY」とコラボした「スティック・リミテッド」も2014年には発売になっています。これは、足元まで覆うサンシェードとシートの通気性を確保する「Wサーモメディカルシステム」を搭載したもの。紺系とグレー系の2色展開、現在も流通在庫が少量残っており、新品を入手することが可能となっています。

今でも支持されているのだろうか?

現在、アップリカがA型で推しているベビーカーは、前と後ろ両方から押せるという「両対面タイプ」で重量は5.2kg、実売は3万円中盤の「ラクーナ」というモデル。「スティック」背面からしか押せない上に5.7kgありますから機能では完全に劣っています。

しかし、機能がシンプルかつ実売が2万円を切るスティックの需要はあるようで、一定の人気を保っているよう。それが、上で取り上げた買取価格にも現れているのです。

スティックのベビーカーを高く売るコツ

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出典:アップリカ

古いモデルは売れない

新しいものほど高く売れるのはベビーカーでも同じ、育児雑貨の買取は2、3年前のモデルが値段がつく限界なのはオークションの落札相場を見ていてもわかります。未使用新品ならば「プラス」や「コスメクルール」などのグレードも買取ってはくれるでしょうが、価格には期待できません。だから、使い終わったらすぐに売る、しまっておいては売りどきを逃してしまいます。

きれいなモデル以外は売れない

ベビーカーやチャイルドシートなど、育児雑貨は汚れるものにもかかわらず、自宅でのクリーニングについてはほとんど配慮されていません。ですから、きれいに使わないと買取ってもらうことはできません。市販のカバーをあらかじめかぶせておくなど、使用時からの心遣いが重要になります。いくら中古といっても汚いベビーカーに子どもを乗せようとは思いませんよね。

おすすめ買取店、2選

ぴよこ合同会社

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出典:ぴよこ合同会社

買取価格をHPから問い合わせすることができ、梱包材も無料で手配してくれる。宅配買取の世界では当たり前になっている一連の流れですが、ベビー用品の買取では、ここまでやってくれるショップは少ないもの。「ぴよこ合同会社」はそれをおこなっている数少ないショップの一つです。いくら軽いとか小さいとかいってもベビーカーは巨大なもの、梱包材が無料というのは大きなアドバンテージといえるでしょう。HPに掲載されている、スティックの買取価格は低めですが、一度問い合わせだけでもしてみましょう。

買取大臣

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出典:買取大臣

「スティックの買取価格紹介」で紹介した価格は「買取大臣」のHPから引用したもの、にわかに信用出来ないほど高い価格が並んでいます。これらは「上限価格」とあるので、新品未使用の場合限定だとしても、充分に高価。一度問い合わせしたくなりますが、相談はメール等に加えて、LINEも活用できますから非常に手軽。買取にかかる費用はすべて買取大臣持ちなので安心して利用できる点も利用をおすすめしたくなるポイントです。

まとめ

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出典:アップリカ

「出産前に喜び勇んで買いにいったは良いけれど、結局使わなかったわ」……こんなケースが実に多いのが、育児雑貨、ベビーカーもその一つです。いつかは使うだろう、第二子に使うだろう、そう思ってしまっておくというのは、高く売れるチャンスを逃しているのと同じ。使わない、そう思ったらすぐに買取に出す。ベビーカー限定ではありません、これは大抵の育児雑貨に当てはまるのです。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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