J-POPの買取価格・相場

J-POPって何？

J-POPとは、日本の音楽であり元々は日本古来からの伝統音楽（雅楽、民謡）を指します。古代においては、『記紀歌謡』という宮廷に伝承された歌曲が記録の上に残されています。曲名がある歌を『大歌』と呼びましたが、どのような曲調なのかは未だに判明されていません。１８７７年に発明家エジソンがレコードを開発、１８７９年に東洋・西洋の両音楽のいい所を取り入れ、日本にふさわしい音楽を作曲しそれを音楽教育にとり入れる等の目的のため、文部省による音楽の調査が開始されました。そして１９２８年、日本ではじめてレコードが発売されました。レコード(蓄音機)の普及に伴い、多くの人々の生活にJ-POPが寄り添うようになりました。 第二次世界大戦敗戦後、日本を励まそうと数々の日本人歌手が素晴らしいJ-POPを歌い続けます。１９７０年代にジャズやロックンロールのツールとも言われている、ブルース・ブームが起こり、日本の独自のブルース・シーンが形成されて行きます。アイドル歌謡全盛期といわれる１９８０年代には８cmCDシングルが登場し、J-POPのデジタル化へ大きく前進することになります。今、『懐メロ』と言われ、世代が違う方達も一度は聞いた事がある曲が多いのではないでしょうか。１９９０年代になるとバンド全盛期を迎え、多くの若者たちが楽器をその手に演奏を繰り広げました。また、音楽制作現場において人・時間・予算の大幅な削減により楽曲の大量生産を実現し、デジタル技術により楽器を実際に弾く事無く楽曲を作成する事が可能となりました。その結果、『ミリオンセラー』という現象が続発する事となります。２０００年代には９０年代末に流行り出した『カリスマ』と呼ばれる歌姫達や、男性ユニットによるR＆B(リズムアンドブルース)やヒップホップなど外国のリズムやダンスを取り入れた歌手が音楽シーンの中心となります。そして２０００年代後半からは音楽配信によるデジタル・ダウンロードへ移行していきCDの売り上げは徐々に減少していき、２０１０年代の今日においてはiTunes、スマートフォンなどが大量に普及した事により、CDの売上はピークの年より約２分の１以下となってしまいました。また、音声合成システムを用いた「VOCALOID」というメロディや歌詞を入力し、合成音声によるボーカルパートやバックコーラスを自分で作成する事ができるデジタル音楽が人気を出しています。

買取について

ディスクに傷が付いていないのが大前提となります。 ケース、歌詞カードがあるのとないのとでは買取額に大きな違いが出てきます。ケースが無い場合ほとんどの買取業者では買い取りが難しいようです。 汚れ、傷は査定額ダウンの可能性もありますので大切に保管しましょう。 また、初回限定品がついていると大幅に買い取り額がアップすることもあるそうです！