チェーンソーについて
意外と古いその歴史
庭の木を切ったり、日用大工などで大活躍する「チェーンソー」。別名「鎖鋸」ともいいます。実は、チェーンソーの歴史は意外と古いのです。海外ではアメリカが1856年に、イギリスでは1889年に後のチェーンソーのモデルになる電動ノコギリが発明されています。スウェーデンが1917年に開発した「ゼクトールチェーンソー」が発売されるや、しばらくこのモデルが普及しました。その後、1926年にドイツのスチール社からエンジン形式のモデルが登場、1956年には世界で最初の軽量チェーンソーが誕生したのです。とはいえ重さは14㎏もあったのだとか。日本での本格的な普及は昭和34年だと言われています。伊勢湾台風後に大量発生した倒木の処理のために、アメリカなどから輸入されたのです。
当時のチェーンソーは高すぎた!
当初、チェーンソーは一台10数万円もしたにも関わらず、驚異的に普及していきました。
当時の平均給料が2万円前後だった時代です。いかに高額だったことか分かりますね。しばらくアメリカ製などのチェーンソーの輸入が続きましたが、やがて国産メーカーのチェーンソーが台頭し始め、次第に海外製品は少なくなっていきました。
チェーンソーを高価買取してもらうコツ
今では国産のチェーンソーも使いやすく、品質の良いものが出回っています。コンパクトで使いやすい電動工具のチェーンソー。このチェーンソーが不要で使わなくなっていたり、海外製のグレードの高いものに買い替える予定があるなら、買い取ってもらいませんか。まだまだ使えるチェーンソーなら本当にもったいない!それでは、チェーンソーをできるだけ高価買取してもらうコツを紹介します。
見た目をできるだけきれいな状態にする
チェーンソーなどの電動工具を高価買取してもらうコツで大事なことは「見た目のキレイさ」です。クリーニングはもちろんのこと、メンテナンスはされていたか、大切に使われていたかどうか、の判断材料になります。時間がない場合でも、せめて簡単な掃除は済ませておきましょう。
箱や説明品などの付属品がそろっている
次にチェーンソーを高価買取してもらうポイントは付属品が揃っていること、説明書や保証書があることです。
新品の状態でも、ケースに汚れや本体に傷があると、マイナス査定になってしまうこともあります。
正常に動作すること
チェーンソーはできるだけ使用頻度が低いもののほうが高価買取してもらえます。また、正常に動作することも必要です。査定に出す前に正常に動くかどうか確認をしましょう。
その他
有名メーカーのチェーンソー(ハスクバーナー、ゼノア、スチールなど)や、大型業務用のチェーンソーなどは店によって高価買取キャンペーンを実施しています。ホームページなどをチェックしましょう。また、複数台あると、高価で買取してもらえる可能性があります。
チェーンソー高価買取モデル・メーカー一覧
STIHL(スチール)
- MS880:12万3500円
- 051AV:5万4500円
- MS241C:5万3000円
- MS240:2万7500円
- MS180:1万7000円
- 011AVT:1万7000円
- MS260:4万9250円
- MS200:2万5200円
- MS150TC:2万9750円
新ダイワ
- ELL:45S:5万6000円
- E577:2万6500円
- E2038S:4万7000円
- 395:1万5600円
- 1045S:3万1000円
- E440:2万9800円
- E400:2万8000円
- E398D:2万2000円
ハスクバーナー
- 550XP:9万4000円
- 339XP:3万7200円
- G3501EZ:3万6500円
- 435:2万3500円
- 242XP:2万6000円
- T425:3万3500円
- 395XPG:8万6000円
- 346XP:3万8000円
- 51:2万6000円
- 440:2万2000円
- G200T:2万6000円
- 242:2万円
- 345:2万4500円
マキタ
- MEA4300G:3万1000円
- DE4345:1万6250円
- DE5045:2万6800円
- ME333:1万6000円
- MEA3500L:2万2250円
- MUC250D:2万700円
買取価格は、記事作成時点(2016/01/21)のものです。
買取店紹介
エコランド
元値が高額な物の買取専門店の「エコランド」。法人の業務用品から家庭のモノまで幅広く取り扱っています。査定も無料。通常、チェーンソーはリサイクルショップや農機具屋さんでは買取してもらえないことが多いとか。でも、エコランドでは高価で買取してくれます。
全国対応で、宅配買取りもOK。
業務用から比較的新しいモデルまで、ありとあらゆるチェーンソーを査定してもらえます。
始動性が悪いチェーンソーでも買取可能。チェーンソーの買取専門店「チェーンソー買い取りドットコム」と同じ系列の店です。
パワーセラー
「STIHL」、「新ダイワ」、「マキタ」、「ハスクバーナー」を中心にチェーンソーの買取をしている「パワーセラー」。
特に「STIHL」の‘MS880’や新ダイワの’E1145S’などは高価買取してくれるそう。
新しく買い替えるなどの理由で、使わなくなった中古のチェーンソーがあれば、この機会に買い取ってもらいましょう。
チェーンソーの状態で買取金額が変わってくるので、まずは気軽に問い合わせをして下さいね。
良品企画
「良品企画」では、通常のリサイクルショップでは買い取りを断られるケースが多いチェーンソーを、専門のスタッフが、適正な価格で買取してくれるとか。比較的、高額な商品が多いので、多少状態が悪くても極力高価で査定してくれます。日曜大工程度で利用する、比較的安価な研磨機から、業務用の大型研磨機まで幅広く買取は対応してくれます。また、電動チェーンソー、エンジンチェーンソーの双方の買取を扱っています。大型のエンジンチェーンソーが高価買取の傾向にあるそうです。参考にして下さい。
注意点や減額ポイント
- チェーンソーを査定に出す前に、メーカー、型式・製品名の確認を。また、いつ買ったかも伝えて下さい。査定がスムーズに進みます。逆に分からないと減額になったり、買い取ってもらいない可能性もあります。
- 各所に損傷がないかどうか、チェックして下さい。特にエンジンは以下、細かくチェックして下さいね。
エンジンは稼働するか、正常に点火するか、焼き付きや摩耗などはないか、など。また、エンジンの内部に多量のガソリンが入ってないかもチェックを。さらにエンジンスイッチが正常にオンとオフできるかも確認を。 - チェーンソーを宅配で買取に出す時はガソリンなどは抜いた状態で出して下さい。チェーンソーオイルも運搬中に漏れる可能性があるので抜いて下さい。
- チェーンソーカバーがない場合は、安全とチェーンソーの保護のために梱包は段ボールなどでしっかりと行って下さい。予備のソーチェーンも同様にしっかりと梱包をして下さい。
減額ポイント
- スターターハンドルのヒモが切れかかっている、または切れている
- バーが曲がっている
- ソーチェーンに刃こぼれ、錆びがある
- パルスホースが切れている
- マフラー部分に破損や劣化がある
- ガイド板がこすれてボロボロになっている
- 前ハンドルに損傷がある
- 空気取り入れ部分がゴミ等で塞がっている
- 燃料ホースが切れている
まとめ
いかがでしたか。一口にチェーンソーといっても主に家庭で手軽に使えるものから、専門店で売っているプロ仕様のものまで幅広く揃っていますね。いずれにしても使わなければ、なるべく早めに売ったほうが、高価買取が期待できます。さらに複数台あれば高値で売れるかもしれません。参考にして下さいね。