家電リサイクル券はコンビニで買える？料金・使い方を解説

壊れてしまったエアコン・テレビ・冷蔵庫などを処分するために必要な家電リサイクル券。実際に使う場面に直面すると、どのように使うのか、どこで入手するのかなど、わからないことは多いですよね。

そこでこの記事では、リサイクル券の購入方法や使い方などを紹介します。これから家電を処分する方は、ぜひ参考にしてみてください。

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家電リサイクル券はコンビニで購入できる？

家電リサイクル券は、コンビニで購入できません。家電リサイクル券を購入するには、郵便局まで行く必要があります。

家電リサイクル券の購入方法

実際に家電リサイクル券を購入するには、どのような手順を踏めばよいのでしょうか。
ここからは、家電リサイクル券を購入する手順と購入時や引き渡し時の注意点について詳しく解説していきます。

購入の手順

1. 大きさやメーカーなど家電製品の基本情報を記録する
2. 郵便局にて家電リサイクル券の購入用紙に必要事項を記入する
3. 窓口やATMからリサイクル料金を支払う
4. 郵便局の窓口で振替払込受付証明書を受け取る

購入時の注意点

続いて購入時の注意点や家電の引き渡し時の注意点について解説していきます。
購入方法に対して不安がある方は、家電リサイクル券の購入に対しての不安を払拭しておきましょう。

窓口が閉まっている時は購入不可

支払いはATMでも可能ですが、家電リサイクル券を購入した場合、振替払込受付証明書を交付してもらわなければなりません。
振替払込受付証明書は、窓口でしか受け取ることができないので、窓口が開いている時間に手続きを行う必要があります。

振り込み手数料がかかる

家電リサイクル券を購入する際は、窓口でもATMでも振込手数料がかかるので注意しましょう。
窓口で料金を支払う場合は 1件あたり130円 、ATMで支払う場合は 1件あたり80円 の振込手数料がかかります。

家電リサイクル券の控えを必ずもらう

家電を引き渡す際には、家電リサイクル券の控えを必ずもらっておきましょう。控えに記載されている管理表番号から、引き渡した家電がどのように処分されたかを知ることができます。
トラブルが発生した場合にも対処できるように、家電リサイクル券の控えは必ずもらって保管しておいてください。

振替払込受付証明書を紛失、または間違えて購入したときは？

家電リサイクル券に「振替払込受付証明書」がない場合は、引き取ってもらえません。

ATMでリサイクル料金の振込を行い、「ご利用明細票」の控えを持っている場合は、「振替払込受付証明書」の代わりに「ご利用明細票」の控えを貼付することで引き取りできる場合があります。家電リサイクル券を誤って購入してしまった場合は、手数料を除いた金額が返金可能です。家電リサイクルセンターに連絡し、返金申請用紙に同封して返送しましょう。

メーカーがもう存在しない・わからないときは？

メーカーがもう存在しない、わからない廃棄物は「指定法人」がリサイクルしてくれます。

郵便局券を使用する際は、「製造業者等名コード」欄に「999」と記入して、郵便局券の製造業者等欄の「その他の（　　　　）」内に「指定法人（その他）」と記入してください。

家電リサイクルにかかる料金は？

出典：家電製品協会

家電をリサイクルする場合、一般的に 依頼主がリサイクル費用を負担 しなければなりません。

家電リサイクル料金の内訳には「リサイクル料金」と「収集運搬料金」があります。ここでは、それぞれについて解説していきます。

リサイクル料

リサイクル料金とは、指定取引場所で引き取った家電4品目をリサイクルプラントまで運び、リサイクルするための費用のこと。

リサイクル料金には以下の表のように、おおよその相場が存在します。

リサイクル料金はメーカーごとに自由に設定することができるため、同じ家電でも、メーカーが違えば料金が変わり、サイズも料金を決める要因のひとつです。

出典：家電リサイクル料金
リサイクル料金は1年ごとに改定されるため、リサイクルに出す際には、その都度確認するようにしましょう。

収集・運搬料金

収集・運搬料金とは、消費者からリサイクル製品を「指定取引所」まで届ける運搬諸経費のことです。収集・運搬料金は小売業者ごとに異なります。

収集運搬料金は、自治体が指定する「指定取引場所」に自分で持っていくことで節約が可能です。その場合、指定取引場所に事前に連絡しておきましょう。

家電リサイクルの方法は2つ

家電をリサイクルする方法は料金販売店回収方式と料金郵便振込方式の2種類から選ぶことが可能です。

それぞれのリサイクルの種類にはどのような違いがあるのでしょうか。ここから、料金販売店回収方式と料金郵便振込方式について解説していきます。

料金販売店回収方式

家電の買い替えをする家電量販店やリサイクルする家電を購入した小売店などに引き取り時に料金を支払う方法です。

基本的なリサイクル方法ですが、依頼する小売業者が一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターに入会している必要があります。

買い換え先の家電店に依頼する

新しい家電を購入した家電店には、古くなった家電を引き取る義務があります。その際、リサイクル料金と収集・運搬料金が必要です。

家電店に依頼した場合、必ず家電リサイクル券の「排出者控」を受け取ってください。

購入した小売店に依頼する

製品を買い替えずに、家電のリサイクルのみを依頼したい場合でも、販売したお店には引き取る義務があります。

購入した小売店に依頼する場合でも買い替え先の家電店に依頼する場合と同様に家電リサイクル券の「排出者控」を忘れずに受け取っておきましょう。

自治体に依頼する場合

何年も前に購入した家電で、購入したお店が分からなかったり、購入したお店が近くになかったり、閉店していたりする場合もあるかと思います。その場合は自治体に相談しましょう。

お住まいの市町村区が指定する収集運搬業者に依頼することができます。自治体に依頼する場合でもリサイクル料金と収集・運搬料金が必要です。必ず家電リサイクル券の「排出者控」も必ず受け取ってください。

料金郵便振込方式

料金郵便振込方式は、排出者が郵便局で家電リサイクル券を使用し、リサイクル料金を支払う方法です。

排出者は、リサイクル料金を支払った後に処分する家電を小売業者または自治体に引き渡します。料金郵便振込方式では家電リサイクル券を自分で購入する必要があります。
購入方法については、後に説明します。

家電リサイクル券センターに未加入の場合

家電リサイクル券センターに未加入の販売店に廃棄物の引き取りを依頼する場合、料金郵便局振込方式を利用します。家電リサイクル券を自身で購入し、小売店もしくは自治体に持っていくことになるので、注意が必要です。

家電リサイクルを安く済ませるには？

リサイクルにかかる費用を少しでも安く済ますことができれば、その分買い替えの時に予算を多く持てます。

ここから、家電リサイクルにかかる費用を安く済ませる方法をご紹介。自分に合う方法があれば実践してみましょう。

料金郵便振込方式を利用する

家電リサイクル料金を安くしたい場合は、料金郵便局振込方式をおすすめします。料金郵便局振込方式は小売店を通さず、自分で指定取引場所まで持っていくことが可能で、小売店に運搬・収集料金を支払う必要がないためです。

しかし、リサイクルに出す家電を自分で近くの指定取引場所へ持っていく手間がかかります。自分で持ち込む際には、支払い済みの家電リサイクル券を指定取引場所まで持っていき、引き取り完了時に「排出者控」を必ず受け取っておきましょう。

リサイクル以外の方法で

リサイクル料金を支払いたくない場合は、リサイクル以外の方法を取ることが可能です。その場合、リサイクル料金を支払う必要はありません。
ここからは、リサイクル以外の家電の処分法を解説していきます。

フリマアプリに出品

フリマアプリを利用して出品すると、 リサイクル料金を支払わずに引き取ってもらえ、臨時収入を得る こともできます。デメリットとしては、 発送と梱包に手間がかかる ことと、 売れるまでに時間がかかる場合がある ことです。

家電量販店に下取りしてもらう

家電量販店に下取りに出すのもフリマアプリに出品するのと同様に、 リサイクル料金を支払わずに済む 方法です。

下取りに出すと、無料で引き取ってもらえる場合や家電に価値があれば買取ってもらえる可能性があります。価値を知るためにも、まずは家電量販店に下取りに出してみることがおすすめです。

買取に出すのも手！おすすめ店3選

手放したい家電がある方は、買取店へ売却することも検討しましょう。

家電を売るときにおすすめの買取店についてまとめました。各買取店の査定・買取方法や買取実績などを紹介しているので、店舗選びの際にぜひ参考にしてください。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

バイセル【PR】

出典：バイセル

公式サイト

特徴

• 2,700万点以上の買取実績
• 24時間365日問い合わせ可能
• 強化買取中のメーカーあり

店舗紹介

バイセルは、家電を含めた2,700万点以上のアイテムを買取してきた経験と実績があります。

買取してくれる家電は、ロボット掃除機・電子レンジ・エスプレッソマシン・スマートスピーカーなどさまざまです。自分が売りたい家電が買取対象かどうか不安な場合は、公式サイトをチェックしたり、バイセルに直接連絡して確認してみたりすると良いでしょう。

バイセルは、メールや電話での相談を24時間365日受け付け可能です。問い合わせは携帯からもでき、通話料はかかりません。

公式サイトでは、ダイソンやバルミューダ、デロンギをはじめとする、強化買取中のメーカーが紹介されているので確認し、買取サービスの利用を検討してみてください。

買取実績

• SHARP ホットクック
• JANOME ミシン
• Panasonic ホームベーカリー

出典：家電買取｜バイセル

店舗情報

アムウェイ製品買取ドットコム

出典：アムウェイ製品買取ドットコム

公式サイト

特徴

• アムウェイ製品の買取専門店
• 強化買取キャンペーンを開催
• Web査定・LINE査定あり

店舗紹介

アムウェイ製品買取ドットコムは、キッチン用品や家電、化粧品・サプリメント・飲料など、多彩なアムウェイ製品の買取を行っている買取専門店です。

全国からの送料が無料の宅配買取や、出張費無料の出張買取に加え、その場で現金を受け取れる店頭買取を利用できます。利用しやすい方法で家電の買取を依頼すると良いでしょう。

時期によっては、特定のキッチン用品や家電を強化買取するキャンペーンを開催しており、公式サイトに情報を掲載しています。家電を売る前に、ぜひチェックしてみてください。

買取方法だけでなく、査定方法も選べる点がアムウェイ製品買取ドットコムの魅力です。気軽にWeb査定またはLINE査定を依頼してみましょう。

店舗情報

駿河屋

出典：駿河屋

公式サイト

特徴

• 専門スタッフが家電を査定
• さまざまな家電を買取可能
• 店舗買取と通信買取に対応

店舗紹介

駿河屋では、家電やゲーム、フィギュアなどを含む、さまざまなジャンルのアイテムを専門性の高いスタッフが査定してくれます。家電は、高価買取リストのなかに含まれており、高値での売却が望めるでしょう。

公式サイトでは、強化買取対象としているアイテムが多数紹介されています。手放したい家電が強化買取対象となっているか、ぜひ確認してみてください。

駿河屋が買取している家電は、キッチン家電・美容家電・生活家電・事務機器・カー用品など、バリエーションが豊富です。

買取方法は、店舗買取と通信買取の2つから選べます。買取方法ごとに異なるキャンペーンが開催されている場合があるため、査定や買取を申し込む前に公式サイトを確認してみましょう。

店舗情報

不要な家電をリサイクルで断捨離しましょう

ここまでで、家電リサイクル券の購入方法や使い方、注意点、リサイクルを安く済ませる方法について解説してきました。正しく家電リサイクル券を使えないと、回収してもらえないことがあるので使い方をしっかりと理解しておくことが大切です。

家電をリサイクルするには小売店や自治体に依頼することのほかに、リサイクルにかかる費用を安くするために自分で指定取引場所まで持っていくことも可能。自分に合った方法で不要な家電をリサイクルして、断捨離しましょう。