トヨタアベンシスの高額買取にオススメの方法は?詳しいやり方も解説

  • 2024年5月23日
トヨタアベンシスの高値買取なら一括査定を活用してみよう!

アベンシスは、トヨタ自動車が生産している乗用車です。1997年に欧州で発表されて以来、開発は現在3代目まで進行しており、生産は一貫して英国で行われ、日本では輸入販売する形となっています。

日本向けに販売されているモデルは2代目からで、セダンとステーションワゴンが販売されていましたが、3代目からはステーションワゴンのみ(標準と上級の2グレードが存在)の販売となりました。ヨーロッパ生まれらしい流線型のフォルムが特徴で、欧州基準の走りや静粛性が楽しめる一台です。

日本向けにはマイナーチェンジも重ねられ、年式によっては査定価格に差が出てくるかもしれません。今回は、アベンシスを紹介してゆくとともに、買取査定を申し込む際に高値がつく方法として人気のある一括査定の利用についても説明してゆきます。

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トヨタ・アベンシスの基本情報と型式・モデルについて

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出典:トヨタ

アベンシスは、1997年末に欧州でカリーナE(日本名・コロナ)の後継車として発表され、98年から欧州専売車として英国で生産、販売されました。2.0/1.8/1.6のガソリンエンジンと2.2のディーゼルターボエンジンの計4種類があり、当時はセダン、ハッチバック、ステーションワゴンの3タイプが生産されていましたが、モデルチェンジを重ねた結果、現行の3代目モデルで日本向けに販売されているのはステーションワゴンタイプのみとなっています(ハッチバックは2代目限りで廃止、セダンも一部の欧州のみで販売)。

実際に日本で販売が始まったのは2代目モデルからであり、2003年10月に英国の工場から輸入が開始されました。2代目モデルは日本向けに2000ccのガゾリンエンジン(欧州向けはディーゼルエンジン)でセダン、ステーションワゴンタイプが投入され、国内限定で4WD車も販売しました。

3代目は、2011年7月から国内向けに2000ccガソリンエンジン+CVT(無段変速機)のステーションワゴン、かつFF車のみを販売。当初は標準グレードの「Xi」のみで、改良時期も迫っていたため10月までの期間限定販売となりました。

2012年2月にはマイナーチェンジという形でフロントデザインの変更やシート、空調の吹き出し口などの装飾も一新したことで質感が向上。さらにはフロントフォグランプ、17インチタイヤ&ホイール、クルーズコントロールなどを備えた上級グレード「Li」も登場し、期間を伴わない国内通常販売も始まりました。

2015年10月には国内向けに2度目となるマイナーチェンジが施され、ワイド感のある力強いフロントデザインや、グレードに応じて内装色も変更。燃費性能も向上したほか、衝突回避システムも標準搭載されました。

トヨタ・アベンシスの買取価格

  • アベンシス2.0 2007年式 走行距離35,000キロ 買取価格:880,000円
  • アベンシス2.4 Li 2007年式 走行距離42,000キロ 買取価:格860,000円
  • アベンシスXi 2005年式 走行距離47,000キロ 買取価格:730,000円
  • アベンシス2.0 4WD 2008年式 走行距離53,000キロ 買取価格:700,000円

(※2016/07/21時点)

どんなスペックのアベンシスが高値査定されている?

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では、アベンシスはどのようなスペックが高く査定されているのでしょうか。まずは、中古車販売サイト「カーセンサー」でアベンシスの価格相場を調べてみました。2016年4月現在、最も多く流通しているアベンシスの中古は2012年製であり、販売価格帯は180〜110万円台です。

スペックは走行距離が1〜2万キロのXi、または2万後半〜4万キロのLiです。ちなみに、前年の2011年製で最も高値だったのは走行0.3キロのXiで170万円と、マイナーチェンジの前後では走行距離に関係なく価格差が出てくることが読み取れます。

参考までに、2台目モデル(2003〜2008年)の価格帯もお伝えします。こちらは2004、2007年製が最も多く流通しており、それぞれの価格帯は平均30万円、60万円でした。10年近く経過したアベンシスは販売価格も半額以下となり、車の価値はだいぶ低くなってしまうようです。

次は、買取相場を分析します。カーセンサーで流通量が最も多かった2012年製について、比較サイト「価格.com」で買取業者が提示する予想価格を調べてみたところ、Xiが84〜99万円、Liは100〜115万円となりました。標準グレードのXiより、上級グレードのLiの方が15万円ほど高値の査定がつくようです。

直近ぐ5年の全グレードの買取予想額は79〜168万円と90万円近い差が出ています。標準と上級の差こそあれ、5年間でこれだけの差がつくので、1年の違いで10万円以上の価値が下がることがわかりました。

まずは査定から!買取サービスの利用手順を確認

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まず、車を買い替えたいと思った時、下取りではなく買取サービスを選んだ方がよい理由について説明します。新車に替えるためにディーラーで元の車を査定してもらい、新車の購入値段から査定額を引いた価格で購入できるのが「下取り」なのですが、ディーラーの査定は低いことで知られています。

なぜかといえば、ディーラーの下取りは人気やカスタマイズしたパーツのことなどを一切考慮せずに査定するからです。それよりも、相場や人気車種を知り尽くしている査定士同士で値段を競わせた方が値はつり上がってゆくでしょう。

アベンシスを高値で買取してもらうための一括査定の申し込みは、ネットから行いましょう。多くの場合、サイトのトップページで車種や年式といった車の情報を打ち込む欄がありますので、そこから情報を入力し、さらに個人情報を入力すると、サイトに登録された情報を見た中古車の買取業者が取得し、連絡をくれますので査定日を決めましょう。

一括査定の申し込みは、個人情報の入力時に査定を依頼したい業者を選択することもできるサイトも多いので、お好みで業者数を調整しましょう。

実際に業者から査定を受ける前に、注意しておきたいのは持っている車の実際の買取相場を把握しておくことです。業者は安く中古車を仕入れて、販売額との差額で利益を得ています。このため、業者によっては車の本来の価値から大幅に下げた値段から交渉に入ることも考えられます。

あらかじめ保有車の適正な相場を知っておき、「このくらいまでは値段が上がるはず」と考えて駆け引きをしてゆきましょう。

まとめ

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トヨタ・アベンシスは新車で購入すると、上級グレードのLiは税込約300万円、標準グレードのXiは275万円となっています。前段落でも紹介した通り、最も流通している4年前の2012年製の中古車は状態が良くても180万円と新車時の6割の値段で販売され、買取価格となるとLiでも3分の1近い115万円です。

これらの相場からわかることは、年式が1年違うだけでも価格に大きな差が出てくるということです。もっと踏み込んで言えば、買取価格は1日ごとに値が下がっていると言っても過言ではありません。

車はモデルチェンジが発表された途端、今までの最新車種は「旧型」の扱いとなります。車は売りたいと思った時こそ売り時なので、躊躇せずに一括買取査定サイトに申し込み、1日でも早く車を売るのが最も賢い方法といえるでしょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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