クーペの買取相場と高価買取になるオススメ店3選

  • 2022年3月11日
車好きが選ぶクーペは、車好きが集まる買取店選びがポイント!
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

クーペとは

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photo by tofuprod

「クーペ」と聞くと、ボディがなめらかで流麗な線を描くスポーツカーを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、クーペには色々な種類があります。

乗用車でクーペと言えば、一般的に2ドア2人乗りで、車高が低く空気抵抗の少ない形状が特徴的です。しかし、現在では、後部にも座席を配した4ドアタイプが主流になっています。ただし、最近の4ドアクーペは、「クーペ」というよりも、空気抵抗を最大限カットした「セダン」という方が近いと言えます。

愛車を売りに出す時、「クーペ」を高く売るコツや、クーペ買取に強いショップというのは存在するのでしょうか?
ここでは、クーペの売却についてまとめていきます。

クーペの種類

photo by Jason Trbovich
photo by Jason Trbovich
  • ノッチバッククーペ

「ボンネット+車室+トランク」といった3BOXからなる形状をもつ車です。
全体的なフォルムはセダンと似ていますが、ドアは2ドア仕様になっているのが特徴です。

  • ファストパッククーペ

リアの屋根部分がなめらかな流線型を描く、スポーツタイプの形状をしています。
クーペと聞いて、もっとも想像されるのがこのタイプではないでしょうか。

  • カムテール

ファストパッククーペの変化型で、ボディーの後方部分を切り落としたような形状が特徴的です。

クーペの語源

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「クーペ」とは、もともとフランス語の「coupe(クペ)」から由来しています。〝coupe〟には本来「切られた・切る」という意味があり、後ろ部分を切り落とした2人乗りの箱形馬車を指す言葉としても用いられました。
つまり「クーペ」は、本来「2人乗り」の意味から派生した、2ドア仕様の車のことを言います。

これに対して、「セダン」とは、1人乗りの椅子カゴ「セダンチェア」に由来していると言われています。車で言えば、前後2列シートで4人以上の乗車がラクにできる4ドア仕様、「ボンネット+乗車スペース+トランク」からなる3ボックスの乗用車を指しています。
近年、ミニバンや軽自動車の人気が高まり、日本国内でのクーペモデルは少なくなっています。

クーペの人気車種と買取相場

photo by Damian Morys
photo by Damian Morys

国産クーペの人気ランキングと買取相場を検証してみましょう。

1位 日産 フェアレディZ

26年式 ニスモ 358~408万円
24年式 ロードスターバージョンST 278~328万円
23年式 バージョンニスモ 238~288万円

2位 トヨタ 86

27年式 GTリミテッド 185~235万円
26年式 GT 160~210万円
24年式 GT 139~189万円

3位 日産 GT-R

27年式 トラックエディションエンジニアードByニスモ 898~948万円
26年式 プレミアムエディション 742~792万円
25年式 スペシャルエディション 775~825万円

4位 日産 スカイライン

27年式 350GTハイブリッドSP 300~350万円
26年式 200GT-tタイプSP 242~292万円
27年式 200GT-tタイプP 225~275万円

5位 マツダ RX-8

24年式 スピリットR 190~240万円
22年式 タイプRS 163~213万円
20年式 タイプRS 122~172万円

クーペ高価買取り厳選ショップ紹介

スマイルワークス

出典:スマイルワークス
出典:スマイルワークス

ドレスアップやチューンナップにお金をかけるスポーツカーは、いざ売却する時には、その価値がマイナス査定になってしまうことの方が多いです。大手買取店では、評価基準をマニュアル化して査定を行うため、特に改造車オーナーにとっては非常に不利です。
車の乗り換えで改造車の売却は、予想以上に悩みの種。スマイルワークスは、大手買取業者が苦手とする専門的なパーツ名も通じる精鋭スタッフが揃い、北海道から沖縄まで出張買取に対応しています。

GTNET

出典:GTNET
出典:GTNET

中古車査定とスポーツカー販売の両機能を備えた独自の流通システムで、大切な愛車を、大切にしてもらえる次のオーナーに届けることを使命としているGTZET。
スポーツカー・チューニングカーを専門的に扱うので、売りたい車の価値を正確に査定、「こんな車を探している」というリクエスト情報などもキャッチして、愛車の買取り価格を高く評価してもらえます。
ローンが残っている車の売却も、事故や故障で動かない車の引き取りも、気軽に相談ができます。

CPS

出典:CPS
出典:CPS

系列の販売店で社外パーツやチューニングカーの販売を行うCPSは、中間マージンを省いた高額査定を実現。全国の業者・ディーラーからもチューニングカー・ドレスアップカーの買取を行っています。ノーマルなスポーツカーから、大切にメンテナンスしてきた旧車、フルチューンのオリジナルカーまで、査定スタッフを唸らせるほど愛情をかけた車ほど、高額査定に期待です。
フリーダイヤルは24時間対応なので、仕事などで営業時間内はなかなか連絡できないという人にも便利です。

クーペを高く売るコツ

photo by kf_photographie
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スポーツカーに強い買取店選び

クーペタイプの車を高く売却するには、車そのものの価値はもちろんですが、エアロパーツやホイールなど、チューンナップを正しく査定してもらえるか? という点がポイントになります。
もしも、査定依頼した買取店がファミリーカーをメインに扱うお店だとしたら、エコカーやコンパクトカー人気の昨今の流れに反するクーペは、価値を低く見積もられたり、時には「マイナス査定」されてしまうこともあるのです。

嗜好性の高い車ほど下取りは損

クーペの売却実績データを検証すると、一般的な車買取では重要な査定基準となる「走行距離」と売却数に、あまり関連性がないことが浮かび上がってきます。
クーペのようなスポーツカーは、もともと走行性能や車のスタイルが重視される車種なので、中古車市場でも経済的事情を鑑みた買い換えで候補に挙がることはほとんどありません。その為、年式と走行距離でおおよその査定額が決まってしまう「ディーラー下取り」は絶対に損です!
車の乗り換えでクーペの売却を検討しているなら、下取りよりも中古車買取をおすすめします。

まとめ

バブル時代には、フェアレディZを筆頭に、RX-7、セリカ、スカイラインなどの国産スポーツカーが大人気でした。ポルシェやプジョー、カマロといった輸入車もカッコ良く街を走り抜けていました。

最近では、実用的なミニバンや低燃費エコカーに人気を奪われて、クーペの人気も下火かと思われましたが、最近になって再び人気が高まっています。クーペから車の乗り換えを検討しているとしたら、今がチャンスかもしれませんよ!

photo by Antrell Williams
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木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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