調布市の粗大ゴミの出し方|料金表や申し込み方法も

  • 2024年5月1日

調布市に引っ越してきた方や市外に引っ越す方にとって、粗大ごみの処分方法は悩みの種ですよね。調布市では、基本的に最大辺40cm以上のものを粗大ごみと定義しています。

ただし、例外もあるため注意してください。処分方法を間違えてしまうと、トラブルになる可能性大です。

本記事では、調布市の粗大ごみの対象となる品、対象にならない品、費用などについてわかりやすく解説。買取業者を利用し、お得に粗大ごみを処分する方法も紹介します。

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調布市の粗大ごみ対象品

調布市では、電化製品や自転車、タンス、テーブルなど、「最大辺が40cm以上」のものを粗大ごみとして扱います。ただし、最大辺40cm以下の場合も、すべてが粗大ごみ対象品ではない点に注意が必要です。

カセットコンロや着火装置のあるストーブのように、一般ごみとしての収集がむずかしいものは、粗大ごみとして扱われます。また、粗大ごみの対象となるものは、調布市内の家庭で使用していたもののみです。

参照:調布市

調布市の粗大ごみ対象外品

家電リサイクル法で定められたエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機や、リサイクルが義務付けられているパソコン本体・ディスプレイは、粗大ごみの対象外です。

そのほかの対象外品の一例について、一覧にまとめました。

  • 店舗や事務所の事業活動によって生じたもの
  • 自動車、オートバイ
  • 住宅設備
  • 建築資材
  • 耐火金庫
  • 消化器
  • 長さ250cm以上のもの

粗大ごみ対象外品は市に収集を依頼できないため、自分で購入した店舗などに問い合わをする必要があります。

参照:調布市

調布市における粗大ごみの出し方

調布市で粗大ごみを捨てる場合は、以下の2つの方法があります。

  • 市に回収してもらう
  • クリーンセンターに持ち込む

どちらも受付場所は同じですが、手順が少し異なってくるので注意が必要です。こちらで詳しく見てみましょう。

市に回収してもらう

粗大ゴミを申請し、指定の場所に粗大ゴミを置いておくと、市が回収にくる方法です。

粗大ごみ受付センターへ申し込みをする

粗大ごみを調布市で回収してもらう際は、事前に受付センターへ申し込みをする必要があります。受付方法は、インターネット申し込みと電話申し込みの2種類に対応していますので、次の案内に沿って申し込みをしてください。

申し込み方法連絡先受付時間
インターネットウェブサイト24時間
※メンテナンスを除く
電話042-306-7731平日8:30〜17:15
※ 年末年始を除く

<申し込み時の注意事項>

  • 粗大ごみの名称、寸法、数量をあらかじめ確認しておく
  • 申し込みから収集まで1月以上掛かる場合があります
  • 1回に収集可能な数量は1世帯10点まで
  • 収集日の変更は3日前まで可能(インターネットでの変更は不可)

出典:調布市 | 粗大ごみの出し方と申込方法

特定廃棄物処理券の購入

申し込みが完了したら、お近くのコンビニエンスストアや取り扱い店舗で回収量に合った適切な特定廃棄物処理券を購入しましょう。

特定廃棄物処理券とは、粗大ごみを回収してもらうための費用を払った証です。特定廃棄物処理券がなければ回収されないません。

指定場所に粗大ごみを出す

収集日当日になれば、指定の場所へ定められた時間までに粗大ごみを出します。また、特定廃棄物処理券に日時、氏名を記載して、粗大ごみ1点毎に貼る必要があるので注意してください。

立ち合う必要はありませんが、申し込みの品目と異なっていたり、ルールに沿っていなかったりする場合は回収されないため、最終チェックはしておきましょう。

クリーンセンターに持ち込む

2つ目は、クリーンセンターへ直接持ち込む方法です。市に回収してもらう方法と手順が少し異なるので、詳しく見ていきましょう。

粗大ごみ受付センターへ申し込みをする

「調布市へ回収を依頼した場合」と同様に、まずはウェブサイトか電話で粗大ごみ受付センターへ予約の連絡をします。

前日までに予約完了で問題ないですが、申し込み状況によっては空きが無い可能性もあるため、可能な限り余裕を持って行動するのが望ましいでしょう。

指定された日時に粗大ごみを持っていく

予約が完了すれば、当日決められた時間に粗大ごみをクリーンセンターへと持ち込みます。しかし、持ち込みできる点数の上限が決められていますので注意が必要です。

1度に申し込みできる粗大ゴミの上限は、持ち込み時の車両に積載される点数が最大であり、2台以上での運搬や複数回に分けることは禁止されています。

処理費用の支払いをする

クリーンセンターで粗大ごみを捨てる場合の費用は、重さによって決定します。流れとしては、持ち込み時を捨てた後に車両込みの重量を図り、この時の差が粗大ごみの重さとして計算されます。

10kg毎に税込み300円かかり(※ 2022.5月時点)、支払い方法は現金のみのため、前もって準備しておきましょう。

粗大ゴミを捨てるときにかかる費用

調布市で粗大ごみを捨てる方法をお伝えしましたが、実際にどれぐらいの費用が必要か気になりますよね。こちらで、処理費用について詳しく説明します。

特定廃棄物処理券

特定廃棄物処理券は、スーパーやコンビニエンスストアで販売されています。申し込みのときに案内された手数料分を、粗大ゴミのわかりやすい場所に貼り付けましょう。

特定廃棄物処理券は、315円と630円の2種類。廃棄物の重量によって値段が決定するので、必要な分を購入しましょう。

また、調布市で粗大ごみを捨てる際は市で発行している特定廃棄物処理券が必要です。誤って調布市以外の場所で購入してしまうと、回収されないので注意してください。

粗大ごみ 処分手数料

特定廃棄物処理券は、粗大ごみの重量によって金額が異なります。調布市では、315円と630円の券が販売されていますので、組み合わせて適切な金額に調整します。

また、申し込み時に案内はされますが、事前にいくら必要になるか確認をしておくと良いでしょう。下記表は一例になりますので、参考にしてみてください。

こちらの詳細に関しては、粗大ごみ受付センターのHP上でも確認することができます。

品目金額
衣装ケース・アイロン・敷物(6畳未満)315円
敷物(6畳以上)・応接用椅子・ソファー(1人用)630円
電子レンジ・自転車(16インチ以上)・食器棚・茶だんす945円
応接用椅子・ソファー(2人掛け以上)1,260円
本棚・テーブル1,575円
シングルベッド2,205円
ダブルベッド3,150円
キングサイズ、クイーンサイズのベッド4,410円

粗大ごみとして捨てられないものの処分方法

調布市が定めた基準で捨てられないものは、どうやって処分すればよいのでしょうか? こちらで詳しく説明します。

粗大ごみとして捨てられないもの

以下に該当するものは、粗大ごみとして捨てられない決まりとなっています。

  • 家電リサイクル法対象品
  • 資源有効利用促進法に基づきリサイクルが義務付けされているもの

また、家庭以外の店舗や事務所といった事務活動で生じたものも同様です。これらの粗大ごみに関しては、市の回収や持ち込みができないため、別の方法で処理する必要があります。

粗大ごみとして回収できない場合の処理方法は、基本的には宅配業者か専門の引き取り業者への依頼となるでしょう。自身で見分けることが難しい時は、調布市の粗大ごみ受付センターへ相談することをおすすめします。

家電リサイクル法の対象となる家電の捨て方

こちらでは、粗大ごみとして捨てられない家電リサイクル法の対象品について、より詳しく解説します。

家電リサイクル法対象の家電

粗大ごみとして捨てられない家電リサイクル法の対象品は次の通りです。

<家電リサイクル法に該当する製品>

テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ) / 冷蔵庫 / 冷凍庫 / 洗濯機 / エアコン / 衣類乾燥機 など

対象機器は、家庭用として製造・販売されているものに限ります。業務用機器を家庭で使用している場合は対象外、家庭用機器を事務所で使う場合は対象となるので注意してください。

家電リサイクル法は、有用な部品をリサイクルすることで、資源の節約と廃棄物の減少を目的としています。そのため、一般的なごみと同様に簡単に捨てることができません。

購入したお店に引き取りを依頼する

家電リサイクル法の対象品は、購入した店舗で引き取り可能です。引き取りにかかる費用は、店舗や家電のメーカーなどによって変動します。ここでは、ヤマダデンキでのリサイクル料金を紹介します。

家電の種類リサイクル料金(目安リサイクル回収料金+収集運搬料)
テレビ(液晶・プラズマ式)4,370〜6,200円
冷蔵庫・冷凍庫6,240〜8,649円
洗濯機・衣類乾燥機5,030〜5,800円
エアコン3,490〜12,400円

出典:家電リサイクル回収|ヤマダウェブコム

また、新しく家電を購入するのであれば減額プランがある店舗もあるので、処分費用をお得にすることができます。

注意点として、購入店舗以外では引き取りができない可能性があるため、基本的には家電を購入した量販店への依頼がおすすめです。また、購入時のレシートを提示できればスムーズな引き取りができるでしょう。

回収業者に依頼する

洗濯機や冷蔵庫といった大型家電は、店舗への持ち込みが困難なため、基本的には回収業者に依頼することになります。また、テレビなど持ち込み可能なものであっても、買い替えをしないのであれば、回収業者を利用するのが良いでしょう。

ただし、無許可営業の業者に引き渡すと、法を遵守した処理をしているのか不明確です。そのため、場合によっては不法投棄や火災などによる、高額トラブルに巻き込まれる可能性があります。

粗大ごみの処分で回収業者を利用する際は、業者選びに注意しましょう。

パソコンのリサイクル方法

資源有効利用促進法の対象となっているパソコンは、粗大ごみとして調布市で捨てることはできません。処分を考えている人は、各メーカーの窓口に申し込む必要があります。

<パソコンリサイクルの流れ>

  1. 使用しているパソコンのメーカーに回収の連絡をする
  2. メーカーから送付用の伝票が届く
  3. パソコンを梱包して発送準備をする
  4. 郵便局へ持ち込むか、集荷依頼で回収してもらう

基本的には、このような流れで処分をしますが、自作のパソコンや既に倒産したメーカーであった場合は、「一般社団法人パソコン3R推進協会」へ問い合わせてみましょう。

リサイクルショップ・買取店に売るのもひとつの手

この記事では、調布市で粗大ごみを捨てる際の方法や費用をお伝えしました。今回は一般的な処理方法についてお伝えしましたが、他の手段としてリサイクルショップや買取店に売ることもおすすめです。

もちろん、状態によっては買取ってもらえない場合もあるでしょう。しかし、買取が成立すれば、粗大ごみを片付けながら臨時収入を得られるかもしれません。

粗大ごみの処分を考えている人は、一度リサイクルショップや買取店への売却を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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