- 不用品を寄付したい
- 寄付先の団体を探したい
- 寄付について詳しく知りたい
この記事では、不用品の寄付におすすめの団体を紹介します。
自分では使わなくても、「誰かに使ってもらいたい」と思うアイテムを手放す場合、寄付もひとつの方法です。寄付した品物は本当に必要な人の手に渡るよう、信頼できる団体に託したいですよね。
また、記事内では寄付するメリットから寄付の方法まで、これから寄付について知りたい人に向けた基礎知識も解説。寄付先を探している人や寄付に興味がある人は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。
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不用品を寄付するメリット
寄付には、寄付する側とされる側にそれぞれメリットがあります。
不用品を寄付する主なメリットは次の3つです。
- ごみを減らせる
- 必要としている人のもとに届く
- 団体の活動を応援できる
メリットを知っておくと、実際に寄付をしたときの気分も変わります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
ごみを減らせる
「なんとなく買ったけど全然使わない」「まだ使えるけど自分にはもう必要ない」こんなものがおうちにありませんか?
綺麗なもの、まだ使えるものでも自分にとって必要なければそれは「ごみ」といえるでしょう。
寄付は、そんな不用品を無駄なくカンタンに処分できます。
フリマアプリやオークションのように時間をかけて出品して売れるのを待つ必要もありませんし、まだ使えるものを捨てる罪悪感もありません。
段ボールに詰めて送るだけで、まとめて手軽に家にある不用品を処分できますよ。
必要としている人のもとに届く
日本などの先進国に住んでいるとカンタンにものが手に入るので、新しいものを買ったら今まで使っていたものは捨ててしまう人も多いでしょう。
しかし世の中には「最新のものでなくていい」「まだ動くなら使いたい」と思う人もたくさんいます。
とくにアフリカなどの発展途上国では、まだまだ経済格差があり物資が足りていません。寄付はそんな人々を、少ない負担で支援できる仕組みです。
ただごみとして捨ててしまうだけではこういった人々の元に届くことはありませんが、寄付として送ればもう一度使ってもらえます。
団体の活動を応援できる
不用品の寄付はものを受け取る国や地域だけでなく、支援をおこなっている団体を応援することにもなります。
支援活動をおこなっている団体は営利目的の組織ではないので、資金繰りに悩まされることも少なくありません。
不用品を寄付することによって団体の負担を減らし、浮いた費用を違う活動に当ててもらうことができます。
また寄付されたものを再販し、それを活動資金に当てている団体もあり、直接の金銭的な支援につながることもあります。
直接支援に関わることができなくても、寄付をすることで「困っている人を助けたい」「この活動を応援したい」という意志の表明になることも、団体を応援することにつながるでしょう。
寄付できる不用品はどんなもの?
寄付に適している不用品は「受け取って使えるもの」や「需要のあるもの」です。
具体的には以下のような品目です。
- 衣類
- 寝具
- 書籍
- 雑貨
- 切手、ハガキ
- カバン
- ベビー用品
- 学習用具
- ランドセル
- おもちゃ
- 弁当箱
- 食品類
- キャットフード、ドッグフード など
衣類や寝具などのそのまま使える日用品は需要が高くなっています。とくに発展途上国や被災地では、清潔な衣類が多く必要とされています。
学習用具やおもちゃ、書籍などは幼稚園や児童養護施設で需要が高いです。
切手やハガキは、寄付することで小児用ワクチンに換えられたり、寄付金にできたりする仕組みがあります。
また動物保護団体ではキャットフードやドッグフードの寄付を受け付けており、飼い主が見つからない動物の食事になっています。
日本国内では需要が低いと思われるものでも、海外では不足していて需要があるものも少なくありません。
寄付できないものに注意
支援先で使えないものや、使用感が目立つものは寄付できないことがあります。
具体的には以下のような品目です。
- 殺虫剤、ヘアスプレーなどのスプレー缶
- ガーデニングの砂や土
- 家電
- 保存が効かない食品
- 日本語表記のもの など
スプレー缶は爆発する可能性があり危険なので、受け取ってもらえない可能性があります。ガーデニングで使われる砂や土は需要が少ないこともあり、受け付けていない団体が多いです。
家電は国内では需要がありますが、海外への支援では寄付できないことも少なくありません。海外は日本と電圧が異なるので使えないことが多かったり、発展途上国ではそもそも電気が通っていないこともあるからです。
暖かい地域への暖房器具など、支援先が必要としていない家電も寄付できないので、支援団体の受付品目をあらかじめ確認しましょう。
また日本語で作られたおもちゃなども海外では使えないので、受け付けていない団体が多くあります。
不用品を寄付する方法
不用品を寄付する方法は主に次の2つです。
- 郵送して引き取ってもらう
- 指定場所に持ち込む
寄付団体によってはどちらか一方の方法でしか受け付けていないこともあるので、それぞれの方法について知っておきましょう。
メリット・デメリット、注意点なども合わせて解説していますのでぜひご覧ください。
郵送して引き取ってもらう
寄付団体に郵送で品物を送ることで、寄付することができます。基本的には品物を梱包し、指定の住所に送付するだけで大丈夫です。
団体によって事前の申し込みが必要な場合や、不用品の送付と一緒に一定金額の寄付金を振り込む必要がある団体などもあります。
梱包は使用済みの段ボール等を使い、食器などの割れ物は衣類と一緒に梱包するなど、輸送時に割れにくいようにしておくのがオススメです。
また梱包材もリサイクルできるものなど、環境に配慮したごみにならないものを選ぶと良いでしょう。
注意点は「送料は送り主が負担する」ことです。着払いで発送してしまうと受け付けてもらえない団体が多いのでご注意ください。
指定場所に持ち込む
団体が指定した場所に持ち込むことで寄付することもできます。郵送に比べて持ち込む手間はかかりますが、送料が節約できることがメリットです。
ただしすべての寄付団体で持ち込みができるわけではなく、団体によっては持ち込みによる寄付は受け付けていないこともあります。
また、持ち込んだ際に受け付けてもらえるものとダメなものを選別される可能性もあるので、事前に団体の公式サイトやお問い合わせフォームから確認しておくことをオススメします。
不用品の寄付におすすめな信用できる団体5選
寄付を受け付けている団体は国内向け、海外向けなどさまざまで、どこを選べば良いか悩んでしまうかもしれません。
ここからは実績があり、信頼できる寄付団体・サイトをご紹介します。
発展途上国への支援に力を入れている団体や、日本国内への支援に力を入れている団体など特色が違い、また受け付けている品目もさまざまです。
ご自身が支援したいと思うところや寄付したい品物に合わせて選ぶと良いでしょう。
ワールドギフト
特徴
- 不用品の寄付で世界の国々を支援
- 90ヵ国以上の支援実績あり
- 様々な支援活動への寄付も可能
団体紹介
「ワールドギフト」は物品の寄付を中心に、食料、医療、安全な水など様々な分野で支援活動を行っているNPO法人です。日本では捨てられるような不用品も寄付することで、世界中の困っている人々の助けになります。
高価な物でなくても寄付が可能。不用な服やおもちゃ、キッチン用品やバッグ類など、自宅で処分に困っている不用品を世界中の人々のために寄付してみてはいかがでしょうか。
また、物品支援のほかにも食糧支援や医療支援、安全な水支援活動といった幅広い活動で世界の人々を支援しています。学習施設の運営ではパソコンを使用、動物支援活動ではペット用品などを再利用。
幅広い分野で支援を行うワールドギフトなら、自宅のあらゆる不用品を活動に役立ててくれるでしょう。
寄付方法
ワールドギフトへの支援は、物品とお金の2種類で可能です。ここでは、物品の寄付方法について解説します。
- 不用品を段ボールなどで梱包し、サイズ(3辺の合計)をマジックなどで記載する
- ホームページの寄付フォームから、発送方法(自宅集荷または発送)を選択する
- 住所や氏名などの個人情報、荷物内容、集荷希望日時を入力して送信する
- 確認メールを受け取り、振込で料金を支払う
- 集荷もしくは発送で不用品を送る
寄付できるもの
- 日用品
- 食品類(常温保存で60日以上の賞味期限が残っているもの)
- 洋服、ベビー服
- 装飾品
- 靴
- スポーツ用品
- ランドセル、バッグ類
- 文房具
- おもちゃ、ぬいぐるみ
- 調理器具、台所用品
- 工具、梱包資材
- 介護用品
- 紙おむつや生理用品(不衛生でないもの)
- メディカル用品
- 動物用品(不衛生でないもの)
- そのほかもったいなくて捨てられないもの
団体情報
団体名 | NPO法人 ワールドギフト |
代表者 | 理事長 平井尊雄 |
所在地 | 〒538-0031 大阪府大阪市鶴見区茨田大宮3-7-52 |
電話番号 | 06-7506-5206(寄付金について) 06-7505-4585(物品寄付・再利用について) |
Eメール | service@world–gift.jp |
対応時間 | 10:00~17:30 |
定休日 | なし |
事業展開の地域 | 全国 |
もったいないジャパン
特徴
- Amazonを通じた寄付が可能
- メール対応は365日24時間可能
- 活動にGoogle Grantsの助成
団体紹介
「もったいないジャパン」は、廃棄される食品やまだ使用できる不用品を集め、必要としている地域や団体、個人に寄付を行っているNPO団体です。日本国内の子ども食堂や福祉施設、海外ではスポーツのクラブチームや教育支援活動を行っている団体などに寄付しています。
自宅にある不用品や食料品を寄付できるのはもちろん、Amazonでの購入を通して寄付できることがもったいないジャパンの特徴。随時必要なものが掲載されているため、「ニーズに合った寄付をしたい」といった方に便利です。
もったいないジャパンは、世界の課題に取り組む団体を支援するGoogle Grantsプログラムの助成を受けていることから、世界レベルで信頼できる団体と言えます。
寄付方法
物品を寄付する際は、宅配便などで発送します。寄付したいものを段ボールや紙袋などに詰めて、ホームページにある送り先に発送しましょう。送料は自己負担となり、着払いで送付すると受け取られないため注意が必要です。
寄付する際は、あらかじめ寄付対象品であるかの確認をし、返品不可ということも覚えておきましょう。お金を寄付する際はクレジットカード、郵便振込、金券での寄付が可能。クレジットカードでの寄付は最低額が500円、毎月自動で継続的な寄付もできます。
寄付できるもの
- 日用品・雑貨類
- 書籍・メディア
- 衣類・鞄・靴
- 装飾品・貴金属
- 健康用品・介護用品
- ベビー用品・おもちゃ・学用品
- スポーツ用品
- 楽器
- 手芸・裁縫品
- 工具・梱包資材
- 食料品
- 電化製品・OA機器・オーディオ
団体情報
団体名 | NPO法人 もったいないジャパン |
代表者 | 理事長 大森裕貴 |
所在地 | 〒253-0071 神奈川県茅ヶ崎市萩園1642-2 |
電話番号 | 0467ー38ー7222 |
Eメール | info@mottainai-japan.com |
対応時間 | 電話:10:00~17:00 メール:24時間 |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
事業展開の地域 | 全国 |
オックスファム
特徴
- 80ヵ国以上で貧困に対する支援
- 難民、食糧危機問題へ取り組む
- クレジットカードでの寄付が可能
団体紹介
「オックスファム」は、世界中の難民に対する支援を行う団体です。その歴史は長く、第二次世界大戦中の1942年に「オックスフォード飢餓救済委員会」としてイギリスで設立されました。
日本にも活動の輪が広がり、「オックスファム・ジャパン」が2003年に活動を開始。ただ、経営資金上の問題で2018年に解散、新たに「CHANGEネットワーク」が若者や学生を対象に設立されました。
オックスファム、CHANGEネットワークに寄付できるのは、ものではなくお金です。
ただし、世界中に展開している「オックスファム・ショップ」では、衣類や靴、家具、本といった物品の寄付も受付中。自宅の不用品も寄付して、店頭に並べてもらえます。
寄付方法
オックスファムでの寄付では、クレジットカードやPayPal、郵便振替が利用できます。クレジットカードを利用した継続的な支援である「マンスリーサポーター」になることも可能。
CHANGEネットワークへの寄付は、ホームページに記載されている振込先に寄付金を振り込みます。
また、世界中に展開している「オックスファム・ショップ」に送料無料で不用品を郵送することでも寄付が可能です。ただし、現在日本国内にオックスファムショップがないため、お金による寄付が一番手軽な方法でしょう。
寄付できるもの
- 書物
- 衣類
- アクセサリー
- バッグ
- 靴
- ジュエリー
- 子ども用おもちゃ、育児用品
- 電子機器
団体情報
団体名 | オックスファム |
代表者 | Gabriela Bucher |
所在地 | ケニア ナイロビ |
電話番号 | +254 (0) 20 2820000 |
Eメール | recruitment@oxfaminternational.org |
対応時間 | ー |
定休日 | – |
事業展開の地域 | 全国 |
国際子供友好協会
子どもの頃のおもちゃや着なくなった洋服などをお送りすると、途上国の女性や子どもたちに届けて下さいます。
使わなくなったモノでも、誰かのお役に立てるならとても嬉しく、快く手放すことができています。
メールや電話での問い合わせにも親切に対応して下さいます。
特徴
- 15年以上世界の子ども達を支援
- 不用な子ども用品を無料引取
- 宅配便で手軽に寄付が可能
団体紹介
「国際子供友好協会」は、世界の発展途上国で暮らす子どもを支援するNPO団体です。不用品の寄付やボランティア活動、災害救援活動、子どもの国際交流事業など幅広く事業を展開しています。
支援対象が子どもであるため、寄付できる不用品は主に子ども用のおもちゃ、学習用具、乗り物、スポーツバッグなど。発展途上国で学校に行けない、安い賃金で働き続ける子どもに笑顔を送る目的で活動中です。
汚れや使用感といった状態は細かく問われないため、自宅で眠っている、お店では買取を拒否された子ども用品を手軽に寄付できます。宅配便で送るだけなので、不用な子ども用品があればぜひ利用を考えてみましょう。物品だけではなく、寄付金による寄付も可能です。
寄付方法
物品を寄付する場合は段ボールや袋などで梱包し、宅配便で送付先に送ります。料金は元払いであるため、お得に利用できる配送業者を選びましょう。着払いで送ったものは、受け取ってもらえません。
小さい箱につめる、なるべく箱の個数を少なくするといった料金を抑える工夫がホームページで紹介されているため、参考にしましょう。また、匿名を希望する人は無記名での発送も可能です。
寄付金の場合は、指定の振込先への振込で寄付できます。
寄付できるもの
- ぬいぐるみ・人形
- 学習用品(新品のみ)
- おもちゃ
- 遊具
- 自転車などの乗り物
- スポーツ用品・水遊び道具
- 民芸品・キーホルダーなどの小物
- 楽器
- アクセサリー
- バッグ・リュック(大人用も可能)
団体情報
団体名 | 特定非営利活動法人 国際子供友好協会 |
代表者 | 濱口 由希子 |
所在地 | 〒285ー0852 千葉県佐倉市青菅443 |
電話番号 | 043ー464ー3555 |
Eメール | info@npo-icfa.org |
対応時間 | – |
定休日 | – |
事業展開の地域 | 全国 |
ジョイセフ
特徴
- すべての人の性と生き方を支援
- 物品、寄付金など多彩な寄付方法
- 書き損じはがきで寄付が可能
団体紹介
「ジョイセフ」は、主に女性の性や生き方を支援している公益財団法人です。1968年に日本で発足し、40以上の国と地域での支援実績があります。
現代においても、文化や宗教といったことを背景に、性と生殖、生き方の自己決定権をもてない女性も少なくありません。そういった女性が主体的に性や生き方を選べるよう、さまざまな方法によって支援を行っています。
個人でできる寄付方法が多様であることが、ジョイセフの強みです。寄付金をはじめとし、ランドセル、物品、買い物、チャリティラン、相続寄付、ボランティアなど寄付方法は多岐に渡ります。
学用品、貴金属、商品券といったほか、書き損じはがきでの寄付ができ、より多くの人が参加しやすいでしょう。
寄付方法
寄付金で寄付を行う場合は、ホームページからクレジットカード、コンビニ、銀行振込、郵便振替が利用できます。ランドセルや物品は、指定の送り先(学用品、ランドセル)へ送ることで寄付が可能です。
ランドセルは1個の寄付につき、送料のほかに海外輸送費1,800円の寄付が必要。物品の場合は段ボール1箱につき、3,000円の海外輸送費が必要です。海外輸送費については63円の書き損じはがき(ランドセル1個では49枚、物品1箱で82枚)で支払ができます。
寄付できるもの
- ランドセル(豚革製以外のもの)
- 学用品(新品のみ)
- 書き損じはがき
- コイン・紙幣
- 貴金属類
- 商品券
- 未使用のプリペイドカード
団体情報
団体名 | 公益財団法人 ジョイセフ |
代表者 | 明石 康 |
所在地 | 〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1-10 プライム市ヶ谷ビル |
電話番号 | 03ー3268ー5875 |
Eメール | info@npo-icfa.org |
対応時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
事業展開の地域 | 全国 |
寄付する団体の選び方
国内外問わず、寄付を受け付けている支援団体は数多く存在します。しかし中には寄付団体を装った詐欺団体がいたり、注意しなければいけないこともあります。
ここでは、ご自身にあった寄付団体の選び方を解説します。
寄付する人・される人、それぞれの立場からのポイントをご紹介するのでぜひ参考にしてください。
信用できる団体かどうか
寄付をする前に、一度信用できる団体なのかを調べることが大切です。寄付団体を装った詐欺団体などもあり、信用できない団体に寄付してしまうとせっかくの物資が支援先に届きません。
具体的には次のようなポイントを確認しましょう。
- 活動実績や寄付品の用途などが明記されているか
- 公式サイトなどに情報がきちんとあるか
- SNS上の評判 など
寄付活動を行なっている団体は名前が知られている大きな組織が多いため、調べるときちんと情報が出てくることがほとんどです。
なので、最初に団体の情報や口コミを確認してから寄付するようにしましょう。
どのような人・国を支援しているのか
どのような人・地域を対象にした団体なのかも、寄付をする前に確認しておきましょう。
支援団体は発展途上国などの海外に向けてなのか国内に向けてなのかなど、団体によって対象にしている地域が異なります。
地域以外にも女性や子どもを中心に支援しているのか、貧困で生活が困難な人が中心なのかなどの属性も変わってきます。
どの団体に寄付をしても世の中の役に立つことに変わりはありませんが、せっかくなら自分が支援したいと感じる人に向けて寄付を行うのがオススメです。
自分が支援したい人に向けて寄付をすると、役に立った実感がわきやすく充実感もあります。
対応可能な寄付方法か
先ほど説明した通り、ほとんどの場合寄付の方法は「郵送」か「持ち込み」の2種類です。
寄付しようとしている団体が、ご自身が対応できる寄付方法を受け付けてくれているか事前に確認しておきましょう。
「遠すぎて持ち込めないけど郵送を受け付けていない」
「送料をかけたくないし持ち込みしたいけど、郵送しか受け付けていない」
このような場合は、残念ながら希望とする方法で寄付することができません。
梱包など寄付にも多少の準備が必要ですので、それらを終わらせる前にまずは公式サイトなどで寄付方法を確認することをオススメします。
送ろうとしている寄付品を必要としているか
支援先が自分の送ろうとしている寄付品を必要としているかどうかもとても大切です。
たとえばアフリカにコートを送っても暑すぎて着られなかったり、暖房器具を送っても必要なかったりしますよね。そもそも家電を発展途上国に送っても電気が通っていなくて使えないこともあります。
寄付することで不用品を片付けられるメリットもありますが、あくまで支援であることを忘れず、現地で必要とされているものかを一度考えてみましょう。
寄付団体の公式サイトでは寄付を受け付けているもの・受け付けできないものがそれぞれ記載されていますので、品物を送る前に一度確認しておくと確実です。
不用品を寄付する際の注意点
寄付する際には送る品物や寄付先の団体について注意することがいくつかあります。
場合によっては詐欺にあってしまったり、誰かのためを思っての寄付が迷惑になってしまうこともあります。
みんなにとって役に立つ寄付をするためにも、あらかじめこれらの注意点について一通り知っておきましょう。
送って迷惑になるものは送らない
寄付は不用品回収業者とは違います。送ってもらった支援先の人が必要としているものでなければ意味がありません。
ですので壊れているもの、汚れていて不衛生なもの、そもそも支援先で必要とされていないものなどは送らないようにしましょう。
間違っても回収業者に出すとお金がかかるからといった考えで、送って迷惑になるものを寄付しないようにご注意ください。
何が必要なもので何が迷惑になるのか自分で判断がつかないという方は、支援団体の公式サイトや問い合わせフォームから確認すると確実です。
送料など費用負担が生じる場合も
郵送で寄付をする場合は送る側が配送費用を負担します。着払いで送った場合は受け付けてもらえない団体がほとんどですのでご注意ください。
もし送料を節約したい場合は、持ち込みでの寄付ができる団体を利用しましょう。
また団体によっては物品の寄付だけでは受け付けておらず、同時に寄付金の振り込みも必要な場合があります。
さらに海外に向けての支援をする場合は、海外輸送費がかかる場合もあります。
寄付金や海外輸送費が必要な団体は、品物の大きさによっても金額が変わることも多いので事前に確認しておきましょう。
怪しい団体に注意が必要
まれに寄付団体に見せかけた詐欺団体も存在するのでご注意ください。寄付団体を装って不用品を回収し、売却することで利益を得ている人たちです。
怪しいと感じたら、公式サイトなどに以下の情報が公開されているかチェックしましょう。
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 活動報告
あまりにも公式サイトの作りが簡素だったり、非公開の情報が多い場合は要注意です。
またネット上だけでなく電話やメール、直接訪問や街中での呼びかけをしている詐欺団体もいるので注意してください。
寄付をする前に一度団体情報を調べるようにしましょう。
寄付がむずかしい場合は買取サービスの利用を検討
「持ち込みが難しく寄付できない」「寄付しようとしていた団体が現在受け付けていない」などの理由から、残念ながら寄付ができない場合は、買取サービスの利用を検討してみましょう。
寄付団体では受け付けてもらえなかった品物も、買取サービスなら幅広い品物を扱っているので買取ってもらえるかもしれません。
ウリドキでは一括査定をおこなっています。売りたいアイテムの情報を一度入力するだけで、複数の買取店の査定結果が確認でき、お手軽に一番高く売れるお店を探せますのでぜひご利用ください。
寄付で不用品を無駄なく処分しよう
寄付は、状態のよい不用品を捨てることなく、必要としている人に届けられる方法です。寄付できる品目は多岐にわたり、団体によって受け付けている品目が異なります。寄付先の団体によっては社会貢献にもつながるため、寄付先の団体選びが大切です。
団体によっては送料などの費用がかかる場合もあります。なかには詐欺行為をはたらく団体もあるため、寄付先の団体については事前によく調べておくとよいでしょう。
寄付がむずかしい品目の場合は、買取サービスの利用も検討してみてください。
本記事の画像や買取実績、口コミの出典
出典:ワールドギフト,もったいないジャパン,オックスファム,国際子供友好協会,ジョイセフ