せどりにおすすめのアプリ・ツール12選|選ぶ際のポイントも解説

  • 2024年1月23日
せどりにおすすめのアプリ・ツール

せどりの作業効率を図るうえで、アプリの利用が効果的です。とはいえ、似たような内容のものも多く、どれを選ぶべきか悩む人もいるのではないでしょうか。

せどりアプリは、仕入れや売上管理のしやすさ、利益を出せそうな商品・価格相場のリサーチのしやすさなど、それぞれ強みとするポイントはさまざまです。そのため、用途別にいくつかのアプリを併用する人もいます。

ただし、評価の高いアプリをただ片っ端から利用するだけでは、逆に効率が悪くなる可能性も。評価や人気よりも、自分の目的に合ったアプリを見つけ、自分なりに活用していくことが大切です。

本記事では、せどりにおすすめのアプリ・ツールを用途別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

「せどり」とは

せどりとは、商品を安く仕入れて高い値段で売り、利益を得るビジネスです。流れ自体はシンプルで、誰でもすぐに始められます。

せどりには種類があり、大きく分類すると「店舗せどり」「電脳せどり」の2つ。店舗せどりは、実店舗へ足を運んで商品のリサーチや仕入れを行うのに対し、電脳せどりはすべてインターネット上で行います。

どちらがいい・悪いというわけではなく、自分に合ったスタイルで行うといいでしょう。

せどりにおすすめのアプリ&ツール【管理・仕入れ】

せどりの円滑な運用には、アプリやツールの活用がおすすめです。無料で利用できるものも多くあるので、使ってみて損はないでしょう。

「仕入れ判断がむずかしい」「売上や仕入額の管理が大変」という人は、以下に紹介するアプリ・ツールを試してみてください。

【無料】Amazon Seller(アマゾンセラー)

Amazon Seller」は、Amazonが提供する販売者向けの管理アプリです。商品の管理はもちろん、顧客情報の管理も容易に行えるため、本格的なビジネスとしてせどりを行う人にも適しています。

売上分析・注文の出荷・在庫管理・商品検索・返品管理・そのほか数多くの機能を備えているにも関わらず、すべて無料で利用可能。Amazonで出品する人には必須といっても過言ではないアプリといえるでしょう。

魅力ポイント
  • 商品ごとの売上分析や在庫管理におすすめ
  • 豊富な機能をすべて無料で利用可能
  • アカウント健全性を常に把握できる
利用料0円
バーコード読み取り機能あり

出典:Amazon Seller

【一部有料】Seller Book(セラーブック)

Seller Book」は、フリマアプリで販売する人におすすめの売上管理アプリです。簡単に売上から仕入額・梱包資材費・手数料・取引状況まで細かく管理できるので、毎日コツコツと利益計算や入力作業を行っている人は、導入して作業の効率化を図りましょう。

基本的な機能は無料で利用できますが、有料版ではテンプレートで同じ商品をまとめて管理したり、出品用の画像や説明文を管理できたりと、より便利な機能が充実。支払いは1回きりで、3,600円のみで永久に利用できます。

魅力ポイント
  • フリマ向けの売上管理アプリ
  • 全商品の取引状況を簡単に把握できる
  • 売上データを自動でグラフ化
利用料
  • 基本:0円
  • プレミアムプラン:月額480円
  • 商品マスタ機能:1回払い3,600円
バーコード読み取り機能なし

出典:Seller Book

【有料】プライスター

プライスター」は、商品リサーチから出品までワンストップでサポートしてくれます。リサーチした商品をそのまま出品できるほか、価格改定も自動的に行うため、自分でこまめにチェックしたり、一つひとつ価格を変更したりする必要がありません。

月額は5,280円と少し高めではありますが、作業にかかる手間や時間を大幅にカットできるので、相応のメリットは得られるでしょう。サポートも充実しており、困りごとやトラブル時も対応してもらえます。

魅力ポイント
  • わかりやすいグラフで仕入れ判断がしやすい
  • リサーチした商品をそのまま出品できる
  • 好みのパターンに沿って自動で価格を改定
  • 売上管理を手動で行う必要なし
  • 最初の1ヶ月間は無料で利用できる
利用料月額5,280円
バーコード読み取り機能あり

出典:プライスター

【無料】メルカリ

フリマアプリのなかでも多くのユーザーや商品を抱える「メルカリ」は、仕入れ先・出品先のいずれにおいても利用価値の高いアプリです。

メルカリの出品者は、ビジネスとして利益を優先する人だけでなく、「安くてもいいから楽に早く処分したい」という人も少なくありません。そのため、Amazonでは考えられないお得な価格帯で、目当ての商品が出品されている可能性もあるでしょう。

自身が出品する際は、売れたときに手数料として販売額の10%が差し引かれるものの、アプリ自体は無料で利用できます。

魅力ポイント
  • 仕入れ先・出品先として利用できる
  • Amazonよりもお得に仕入れられる可能性がある
  • Amazonでは出品できないものを売りたいときに便利
利用料0円
バーコード読み取り機能あり

出典:メルカリ

【無料】ヤフオク

ネットオークションといえば、「ヤフオク」を思い浮かべる人も多いでしょう。メルカリと同じように、ヤフオクも仕入れ先のひとつとしておすすめです。

不用品を片付けるために、相場よりも低価格で出品しているユーザーも多くいます。仕入れたい商品がAmazonでなかなか価格が下がらないときは、ヤフオクで探してみると安く仕入れられるかもしれません。

アプリの利用や商品の購入に料金は一切かからないので、特に負担なく利用できる点が魅力です。

魅力ポイント
  • 仕入れ先として利用できる
  • Amazonよりもお得に仕入れられる可能性がある
  • アプリの利用・仕入れともに料金負担なし
利用料0円
バーコード読み取り機能あり

出典:ヤフオク

せどりにおすすめのアプリ&ツール【リサーチ】

せどりで稼ぐためには、入念な商品リサーチが重要です。リサーチ不足のまま仕入れても、売れない在庫を増やしていくだけの状況になりかねません。

ここでは、リサーチにおすすめのせどりアプリをいくつかご紹介します。

【無料】Ama-Jack(アマジャック)

Ama-Jack」は、完全無料のせどりツール機能つきアプリで、プロ・初心者問わず高い評価を得ています。他サイトとの比較・売れ筋確認・出品作業のすべてをこのアプリだけで完結できるため、少ない時間で効率よく利益を出したい人にぴったりです。

危険性の高い商品を正確に見極めて事前に警告し、アカウント停止を防止してくれる点もポイント。専用LINEに登録すると無料でサポートが受けられるので、慣れていない人も安心して利用できるでしょう。

魅力ポイント
  • 無料ですべての機能を利用できる
  • 直近3か月の販売見込みを1ヶ月単位で表示
  • 無料のLINEサポートあり
  • アカウント停止を未然に防げる
利用料0円
バーコード読み取り機能あり

出典:Ama-Jack

【一部有料】Amacode(アマコード)

Amacode」は、店舗せどりには欠かせないリサーチ系アプリです。商品のバーコードを読み取ることで、Amazonでの販売価格を把握できたり、販売手数料を自動で計算してくれたりと、仕入れ判断に役立ちます。

有料版の「Amacode Pro」に申し込むと、リサーチと同時にランキングや価格推移、出品者数のグラフも表示。さらに、自身のセラーセントラルにワンタップで出品できる機能も搭載しており、面倒な出品作業を効率化できます。

魅力ポイント
  • 商品の仕入れ判断におすすめ
  • 利益を自動計算してくれる
  • バーコード以外にテキストのJANも読み取り可能
  • アプリからワンタップで簡単に出品できる
利用料
  • 基本:0円
  • 一部の機能:月額4,980円
バーコード読み取り機能あり

出典:Amacode

【一部有料】Keepa(キーパ)-Price Tracker

Keepa」では、Amazonが取り扱っているすべての商品について、グラフで価格推移を確認できます。

仕入れを検討している商品をトラッキングし、価格の低下や在庫が復活した際にアラートで教えてくれるため、ベストなタイミングを逃すことなく商品を仕入れられるでしょう。

Google Chromeをはじめとするブラウザ、およびスマホアプリのどちらでも利用できます。商品の価格推移チェックのみではあるものの、無料版もあるので試しに利用してみるといいでしょう。

魅力ポイント
  • Amazon商品の価格履歴グラフが見れる
  • Amazonで入手可能な商品は基本的にすべてトラッキング可能
  • 値下げや在庫復活時にアラートで知らせてくれる
利用料
  • 基本:0円
  • 一部の機能:月額19ユーロ
バーコード読み取り機能あり

出典:Keepa

【有料】DELTA tracer(デルタトレーサー)

DELTA tracer」は、商品の適正価格や人気度の変動、出品者数などを、見やすいチャートグラフで確認できます。せどりの大人気リサーチ系アプリだった「モノレート」がサービスを終了して以降、代替えアプリとして利用している人も多いです。

仕入れに必要な機能を網羅したオールインワンツールなので、なにを使えばいいのか悩んでいる人は、とりあえずDELTA tracerのみ導入するだけでも作業が楽になるでしょう。月額は2,200円で、最初の2週間は無料でお試しできます。

魅力ポイント
  • 仕入れに役立つ機能をひとまとめにしたオールインワンツール
  • スピーディで効率的なリサーチを実現
  • 申し込みから2週間は無料で利用可能
利用料月額2,200円
バーコード読み取り機能なし

出典:DELTA tracer

【有料】ワカルンダ

ワカルンダ」は、バーコード読み取りやキーワード検索などで簡単に商品リサーチができるアプリです。

リサーチだけならほかにも数多くのアプリがありますが、このアプリを使うメリットは、アカウント停止対策も同時に行えること。過去のAmazon出品者アカウントの停止事例や真贋の疑いがあった事例などから、商品の危険度を5段階に分けて表示してくれます。

仕入れ前にリスクのある商品かどうかわかるため、慣れていない人も安心して仕入れ判断しやすいでしょう。

魅力ポイント
  • 利益計算や商品登録までフルサポート
  • アカウント停止対策も同時にできる
  • 最初の20日間は無料で試せる
利用料
  • スタンダード:月額2,480円
  • プレミア:月額4,980円
  • 価格改定オプション:月額500円
バーコード読み取り機能あり

出典:セラースケット ワカルンダ
※アプリ自体は無料ですが、「セラースケット」の会員限定アプリであるため、会員費として料金が発生します

せどりにおすすめのアプリ【マップ系】

店舗せどりでは、実際に店舗に足を運んでリサーチや仕入れを行います。あらかじめ目的の店舗をピックアップして巡回ルートを決めておくことで、余計な時間をかけずスムーズに進められるでしょう。

このような店舗せどり向けのマップ系アプリを2つご紹介します。

【無料】Googleマップ

普段から利用している人も多いかもしれませんが、巡回ルート作成には「Googleマップ」がおすすめです。

経路検索で目的地までの所要時間を、電車・車・徒歩・自転車などの移動手段別に表示。経由地を追加すれば、複数の目的地を通った最速ルートを案内してくれます。作成したルートは、共有することで保存可能です。

お気に入り機能を使うと、気になるお店をリスト化していつでも瞬時に再検索できるので、活用してみてください。

魅力ポイント
  • Googleが提供するサービスのひとつ
  • ルート共有で作成ルートを保存できる
  • お気に入り機能で瞬時に再検索が可能
利用料0円

出典:Googleマップ

【無料】ロケスマ

ロケスマ」は、現在地周辺の店舗をカテゴリ別に検索できます。各店舗特有のアイコンつきでマップ上に表示され、どこになんのお店があるのかひと目で把握しやすい点が魅力です。

数日内の最新データを随時更新しているため、「行ったら閉店していた」という心配もありません。営業時間などの店舗情報も細かく掲載しており、仕入れ先の店舗検索には欠かせないアプリといえます。

ルート作成可能なGoogleマップと組み合わせて使うことで、より店舗せどりの作業効率アップにつながるでしょう。

魅力ポイント
  • 完全無料のマップ系アプリ
  • カテゴリ別に近くの店舗を検索できる
  • 店舗せどりの仕入れ先店舗選びにおすすめ
利用料0円

出典:ロケスマ

せどりでアプリを使うメリット・デメリット

せどりにアプリを取り入れることには、さまざまなメリットがあります。一方で、デメリットもないわけではありません。

せどりアプリの良い面もマイナス面もきちんと理解したうえで、上手に活用しましょう。具体的なメリット・デメリットは以下に解説します。

メリット

せどりでは、いかに利益の出る商品を仕入れるかがポイントです。しかし、商品リサーチは時間がかかるうえ、見極めを誤ると売れない商品を仕入れてしまうリスクもあるでしょう。

せどりアプリを使えば、仕入れるべき商品の判断がしやすく、リサーチにかかる時間や手間を軽減できます。また、仕入れた商品や売上の管理が楽になるので、せどりにあまり時間を割けない人も、効率よく運用できるでしょう。

デメリット

せどりアプリを使用するデメリットとしては、ものによって利用料を支払う必要があることが挙げられます。特に始めたての初心者は、慣れるまではなかなか利益を出せず、出費のほうが多くなることもあるでしょう。

マイナスが続くと損している気分になるかもしれませんが、ある程度は必要経費といえます。無理に有料アプリを使う必要はないものの、勉強代や将来への投資として考えましょう。

せどりアプリを選ぶ際のポイント

せどりする男性

せどりアプリといっても数多くの種類があるため、どのアプリを選ぶべきか悩みますよね。だからといって、良さそうなアプリをあれこれ適当に利用することはおすすめしません。

ここでは失敗なくアプリを選ぶポイントをご紹介します。

使用目的を明確にする

アプリをどんなことに使いたいのか、どんなことを求めているのか、まずは使用目的を明確にしましょう。

似たような機能を備えたアプリであっても、強みはそれぞれ違います。自分のニーズに適したアプリを選ぶことで、より効果的に活用できるでしょう。

必要な機能があるか確認する

たとえば店舗せどりでは、バーコードリーダーがあると便利です。ところが、「いざ使おうとしたら対応していなかった……」となれば、また新しくアプリを登録し直さなければなりません。

無料ならまだしも、有料だと無駄な出費を負うはめになるので、必要な機能がついているか事前によく確認しましょう。

まずは無料のアプリから試す

有料アプリのほうが使える機能が多くて便利なことはたしかですが、初めは逆に機能が多すぎるとわかりづらく、うまく使いこなせないかもしれません。

利益が出るまでは月額の負担も大きいため、無料のものから始めてみて、慣れてきたら物足りない部分を有料版でプラスαするといいでしょう。

せどりに関するよくある質問

せどりは立派なビジネスのひとつで、本業の片手間でも十分稼げる可能性があります。とはいえ、「興味はあるけど、ちょっと不安……」という人もなかにはいるでしょう。

せどりに関して懸念されやすい・疑問を持たれやすい点をご紹介します。

転売との違いは?せどりは違法?

せどりと転売は、いずれも仕入額より高い金額で売ることは同じです。明確な違いはないものの、商品を安く仕入れ、利益分を上乗せして売るせどりに対し、転売は入手しにくい商品を仕入れて定価よりも高額で売ることが多いでしょう。

なお、せどりも転売もその行為自体に違法性はありません

せどりは確定申告が必要?

せどりを本業とする場合は、所得が基礎控除の48万円を超えると確定申告が必要です。所得は利益額のことを指し、総売上額ではありません。

一方、副業として行う場合は、所得が20万円を超えたら申告してください。この金額以下の利益であれば不要です。

せどりで効率よく稼ぐには上手にアプリを活用しよう

せどりは誰でも簡単に挑戦できますが、なかなか利益が出せなかったり、予想以上に時間を取られたりして、挫折してしまう人も少なくありません。しかし、自分に合ったアプリやツールを取り入れることで、初心者でも効率よく稼げる可能性が上がるでしょう。

無料のアプリでも、便利な機能を備えるアプリはたくさんあります。お金をかけたくなければ、まずは無料のものから試してみるといいでしょう。ぜひ本記事でご紹介したアプリを参考に、せどりで収入アップを目指してください。

また物販ラボでは、物販ビジネスについてのノウハウを紹介しています。収入の柱を増やしたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる