欲しいものをガマンしなくてもお金が貯まる人の共通点とは?

  • 2022年3月11日
欲しいものをガマンしなくてもお金が貯まる人の共通点とは?

ウリドキニュースをご覧の皆さま、こんにちは!ファイナンシャルプランナーの飯村と申します。普段、家計診断で様々な家計を拝見していますが、欲しい物をガマンしなくても上手にお金を貯めている人にはある共通点があることがわかります。今回はその共通点をご紹介したいと思います。

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会社員Aさんの話

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会社員のAさんは、靴にこだわりを持っていて、1足数万円もするようなおしゃれな靴を履きこなしています。シューズクロークの中を見ると、まるでデパートの靴売り場のショーケースのように靴が並んでいます。

数は決して多くはないですが、黒、茶色、こげ茶・・・とピカピカに磨かれている靴たちを見ると、ご主人様が自分の出番を選んでくれるのを待っているかのようです。

Aさんのルールとは?

Aさんにはルールがあります。

1日履いた靴は、シューキーパー(靴の型崩れを防ぐもの)を入れて、必ず休ませます。2日連続で履くことはありません。クロークにしまう際には、クロスでさっと磨きます。良いものを長く使うために、靴が傷まないような履き方をしているのです。

これが日常のルーティンになっているので玄関に靴が何足も脱ぎ散らかしていることはありません。自分が手にしたモノに愛着を持って接しているのがわかります。

また、買う時もルールがあります。

1足新しいものを買ったら、1足手放すというルールです。履けなくなった靴はもちろん処分しますが、履かなくなった靴も思い切って処分をするか、リサイクルショップに出します。不要となったモノを手放すことでスペースが生まれ、リサイクルに出して売れたらその分、新しい靴を安く買えたことになり、一石二鳥です。

「生き金」と「死に金」

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Aさんはこのようにルールを決めることで、持っている靴の数を把握し、持ち物すべてを生かしています。たとえその1足がAさんにとって高額であったとしても、そのお金の使い方は「生き金」となり、Aさんにとって満足をもたらす、価値あるお金の使い方になるのです。

一方で、安いから買った、なんとなく欲しくて買った、衝動的に買ってしまった…などは要注意です。

大概そのような理由で買ったモノは、なくても不自由することはありません。手に入れたもののその存在すら忘れてしまっているというのも多いもの。それはお金の使い方が「死に金」になってしまっています。

本当に自分がほしいモノを手にするのか、もしくは惰性で、なくても事足りるようなモノを買っているのか・・・モノを買うときは、それを手にした喜びの先に、どんな価値が自分に返ってくるのかを考えてみましょう。手にした一瞬ですぐに終わってしまうものなのか、それとも投じる金額以上の価値を自分に見い出だせるのか。

モノと向き合うお金の使い方

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自分にとって生きたお金の使い方をしている「生き金」
使わないにこしたことはなかった価値のないお金の使い方をしている「死に金」
これまで買って手にしたモノがどのようなお金の使い方だったのか振り返ってみてください。それだけでもこれからのお金の使い方が変わってくるでしょう。

Aさんは靴にこだわりを持っている分、例えば、普段着などはファストファッション(最新の流行を取り入れながら低価格で提供される洋服)ですませるなど、買い物にメリハリをつけています。有限なお金を有効に使うためにも、自分の価値観を明確にして、優先順位を立てることが大切です。

自分の持ち物とちゃんと向き合っていくと、自分を幸せにしてくれるモノだけに囲まれます。心や空間にもゆとりが生まれ、無駄な買い物も減る分、お金がみるみるたまってくるということです。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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