マザーボード、最新の傾向と買取相場のまとめ

  • 2018年3月31日
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

時間とともに安くなるマザーボードは売却を

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様々なPCパーツを組み合わせて自分好みの1台を作る。こんな敷居の高そうな趣味もすっかり一般的になり、今では単に「自作」といったら自作パソコンを指すまでにもなりました。

しかしご存じの通り、パソコンの世界は「ドッグイヤー」、最新モデルはあっという間に型おくれになってしまいます。

そこで古いPCパーツを買取ってもらい、新しいパーツを購入するという中古の市場も確立し、盛んに売買がおこなわれています。

今回取り上げるのは、自作パソコンの心臓部「マザーボード」、思ったより使えなかったマザーボードなど手元にありませんか?そんな場合は、早めに売ってしまうのが良いことはいうまでもありません。

あと1年放置しておくと、買取価格が付かずに廃棄せざるを得なくなるかもしれません。売却するなら買取価格が付く今、さっそくショップのHP上で相場を調べてみましょう。

人気のメーカーやモデル、最近の動向は?

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パソコンの機能を左右するのが、その頭脳とも呼べる「CPU」、高速な処理が必要なパソコンほど、より高性能なCPUが必要になってくるのです。
また、マザーボードに接続されている機器(メモリ、グラフィックボード、LAN)とのデータの受け渡しをするのが「チップセット」、マザーボードの性能を決めるのがチップセットといってよいでしょう。

様々なCPUが販売されていますが、積みたいCPUによって「ソケット」を選ばなくてはなりません。2015年にインテルが発売し、これから主流になるであろうCPUが昨年ぐらいから主流になり始めたのが「Skylake」という愛称で呼ばれるCPUのシリーズ。これらに対応しているのが「LGA1151」というソケットの規格です。

それ以前の主流のソケット「LGA1150」に対応しているCPUが「Haswell」シリーズ。旧規格になったとはいえ、まだまだ使えますから需要も高い。LGA1151に買い替えるならば、高価買取が期待できます。

LGA1151では満足できないハイエンドユーザー用の規格は「LGA2011-v3」同じCorei7でも5xxx系の超弩級プロセッサー「Haswell-E」に対応しています。

また拡張スロットとメインメモリーの規格は
それぞれ「PCI-Express x16」と「DDR4」が主流となりつつありますので使えるパーツは流用し、それ以外の規格のものは買取してもらうのがいいかもしれません。

現在、日本でマザーボードを扱っている主なメーカーは「ASUS」、「AS Rock」、「GIGABYTE」、「MSI」以上4社でシェアの90%を占めています。
とりわけ耐久性やチューニング系の機能が高いASUSが人気、1社で約40%を越えるシェアになっています。

つまり、今まで上げてきた「主流」の規格で構成されているマザーボードが、高価買取の可能性があるもの。
新しいモデルならば、動作確認がとられていないジャンク品でも値段が付きますから、廃棄する前に買取を検討してみましょう。

代表的なマザーボードの買取価格紹介

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※全て完動品、付属品完備の場合の参考価格です。
買取価格は、記事作成時点(2016/01/13)の価格です。

LGA1150搭載モデル

「LGA1151」の登場で影が薄くなったとはいえ、まだまだ使えるマザーボード。買取ってもらうなら今しかないタイミングです。

「ASUS H97-PRO」
買取 5,000~6,000円

「ASRock H97Pro4」
買取 5,000円

LGA1151搭載モデル

去年の8月に発売になった第6世代CPU「Skylake-S」に対応したマザーボード。これからしばらく主力になりそうな規格ですから、買取価格も高額になっています。
高性能のグラフィックボードをつなげることができるゲーム用のマザーボードはさすがの買取価格が付いています。

「ASUS H170-PRO」
買取 8,500円

「ASUS Z170 Z170 PRO GAMING」
買取 16,000円

「ASRock H170Pro4」
買取 7,000円

SLGA2011-v3搭載モデル

「Haswell-E」、対応するアプリケーションの数が少ないため、未だ充分に性能を発揮できる環境にはありません。オーバークロッカーなどマニア向けのマザーボードです。
高性能で販売価格も高い分、買取価格も高くなっていますから、買ったはいいが、その他の環境を整える予算がないとか、対応アプリが少なくて使えないとか、そんな方は早めの買取依頼をお勧めします。

「ASRock Fatal1ty X99 Professional

買取 22,500円

「ASRock Fatal1ty X99M KILLER」
買取 17,000円

買取している主なショップ

売却を考えるならば、中古販売もしている大手のショップに配送するのが一番。街中の小さなショップでは、販売まで手が回らないケースがありますから、その分買取価格も安くなってしまいます。

ソフマップ

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出典:ソフマップ

現金以外のソフマップポイントでの受け取りが可能になっており、ポイントカード会員ならば5%、プレミアムCLUB会員ならば10%アップというのが特徴。また、3,000円以上という下限はありますが、出張買取にも対応してくれています。

じゃんぱら

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出典:じゃんぱら

出張買取は対応していないですが、事前に発送先の店舗に電話して、査定額を知ることができます。その価格に納得したら、製品を店舗に送付することによって買取が完了、即日振込を待つという手順です。

ドスパラ

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出典:ドスパラ

PCショップの老舗ドスパラでもマザーボードは買取中、HP上で買取金額をチェックした後にオンラインで申し込み、発送、現物を見ての査定、支払いという流れになっています。査定額に納得がいかなければ返却してもらうことも可能です。

相手への思いやりが高価買取への道

どんなものを買取してもらう場合でも、次に使う人が気持よく使える状態にする、というのが基本。ですから、汚れは拭く、ホコリは飛ばします。その場合マイクロファイバーのクロスやエアダスターなどを使用してください。
ショップは新品のような状態で、少しでも高く販売したいもの。ですから、化粧箱やマニュアル、付属品など購入時と同じ状態で買取を依頼することが高価買取に必要なことです。

マザーボード売却時のまとめ

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上記のマザーボードを実際にHP上で調査した限りでは、各店舗の買取金額の差は数100円程度でほとんど差がない印象でした。しかし実際の査定となると、状態によって減額される可能性があります。

例えばCPUを抜くときに雑な扱いをすると、ピンが曲がりジャンク扱いになってしまうかも……。ジャンクでも買取はしてくれますが、金額はタダ同然。正常と信じていたのにジャンク扱いになったといった場合は迷わず返却してもらい、他のショップを当たるのがよいでしょう。

使用時も売却時も取扱いは丁寧に、マザーボードなどPCパーツの基本です。

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