相続や家の整理などで日本刀が出てきたけれど、不要なため買取してもらえないかとお考えの方に、日本刀の買取情報を紹介します。
ここでは大阪のおすすめ買取店紹介をはじめ、高価買取のコツや売る時の注意点をまとめていますので、ぜひ買取の参考にしてみてください。
おすすめの買取店
鋼月堂
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出典:鋼月堂
特徴
- 日本刀の買取専門店
- 宅配買取は送料無料で宅配キットも無料提供
- 画像査定のサービスを実施
店舗紹介
鋼月堂は日本刀の専門買取店として、大阪と東京で店舗を運営しています。
取扱品は太刀、刀、脇差、短刀、槍などの刀剣をはじめ、拵(こしらえ)、鐔(つば)、笄(こうがい)・小柄(こづか)、目貫などの刀装および刀装具を幅広く買取しています。
錆や傷があっても買取OKでひと振りだけの買取依頼も積極的に受け受けており、他業者の骨董店やリサイクルショップからも査定を依頼される信頼のある買取店です。
買取方法は出張買取・宅配買・持込買取の3つが利用でき、まずは電話および問い合わせフォームからの申し込みが必要です。
出張買取は大阪府全域が対象エリアで出張料や査定料も無料となっており、宅配買取は送料が無料で専用の宅配キットも利用できます、
持込買取は完全予約制のため、待ち時間なしで査定を受ける事ができます。
また。デジカメや携帯電話で撮影した日本刀の画像を専用フォームやLINEから送るだけで、およその査定額を提示してくれる画像査定のサービスも行っています。
さらに、刀剣専門のオークションへの出品代行や委託販売も受け付けており、様々な買取方法を選べるのが特徴です。
店舗情報
- 店舗名:鋼月堂
- 住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1-9-19
高価買取のコツ
日本刀の査定ポイントとしては保存状態の良し悪しや銘および鑑定書の有無などがあり、これらによって買取額が変わってきます。
ここでは日本刀を高価買取してもらうためのコツについて紹介します。
保存状態が良く銘がある日本刀
日本刀は美術品として扱われるため、錆や傷などがない状態の良い刀の方が査定も高くなります。
錆びてしまった日本刀は研ぎ直す必要があり費用は10万円以上かかってしまうようで、買取でも高価査定は期待できないでしょう。
また無銘の刀よりは「虎徹」などの銘が入った刀の方が査定も良くなります。
銘は日本刀の柄(つか)の部分をはずした茎(なかご)にあり、作者の名前や作られた年紀が刻まれていますが、無銘の刀であっても買取に問題はありません。
鑑定書を一緒に出す
鑑定書がある場合は日本刀と一緒に買取に出す事で買取額がアップします。
鑑定書は対象となる日本刀の銘が本物かどうかや、無銘であれば作られた年代や流派について鑑定をした証明書です。
鑑定書を発行している所はいくつかありますが、公益財団法人日本美術刀剣保存協会(日刀保)の鑑定書が最も信頼されており高価買取のポイントにもなるようです。
また、日刀保が発行する鑑定書には4つのランクがあり、「保存刀剣・特別保存刀剣・重要刀剣・特別重要刀剣」の順に買取額が高くなります。
査定額を比較する
日本刀を買取依頼するなら実物を送る前に、画像から査定してくれるサービスを利用して複数のお店の査定額を比較してみてはいかがでしょうか。
方法はデジカメやスマホで売りたい日本刀の写真を撮って、専用フォームやLINEから画像を送るだけなので便利です。
ただ、実物査定に近い形で査定してもらうためには、ポイントとなる部分の写真をいくつか撮って送りましょう。
刀の全身画像や鋒(きっさき)、刃区(はまち)の拡大画像をはじめ、拵(こしらえ)や鐔(つば)などの刀装具、銘がある刀身の茎(なかご)部分などの写真を送る事でより正確な査定をしてもらえます。
注意点
日本刀の売買には登録証が必要でこれがないと買取サービスを利用できません。
また登録証がないと不法所持になってしまうので、登録証がない場合は、発見届を警察に出しましょう
ここからは、日本刀を売る時の注意点ついて詳しく紹介します。
登録証について
日本刀を買取に出す際は登録証(正式名称:銃砲刀剣類登録証)を一緒に出す必要があります。
登録証は各都道府県教育委員会が、伝統的な製法に基づいて製作されており美術的価値があると認めた日本刀などに対して発行しています。
売買の際には必ず必要となるため、存在の有無を確認しおきましょう。
古いタイプは紙製で現在はラミネート加工がされており、多くの場合刀と一緒に保存されているはずです。
また登録証は所有者に対して発行されるのではなく対象の日本刀に対して発行されるため、登録証には所有者名の記載はありません。
ただ譲渡が行われた場合には所有者変更の届け出が必要となります。
登録証がない場合
もし登録証が見つからない場合は、その日本刀が見つかった地域を管轄する警察署に発見届を出しましょう。
事前連絡の上で対象の日本刀と印鑑および身分証明書を持って警察署へ行けば「発見届済証」を発行してもらえるほか、登録証発行希望の書類を各都道府県教育委員会に送付してくれます。
後日登録審査会のお知らせが届くので、指定場所で審査してもらい問題なければ登録証が発行されるという流れです。
その際日本刀ひと振りにつき6300円の費用が、また紛失による再発行の場合は3500円の費用がかかります。
また、日本刀を処分したい場合は警察署に頼めば処分してもらう事が可能です。
ちなみに模造刀は登録証がなくても所持や売買には問題がありません。
画像を撮る時の注意点
画像査定のサービスを利用するために日本刀の画像を撮る際には、刀の抜き差しなど扱いには十分気をつけてください。
特に銘が刻まれている茎(なかご)の部分は査定の重要なポイントですが、柄(つか)を外して茎の画像を撮影する必要があります。
方法は目釘を押し出して鞘を抜き刀身を柄から外すという作業になりますが、固くなっていて外しにくい事もあるようなので注意が必要です。
作業が難しい場合は無理をせず、出来る範囲の情報を提供して事前査定をしてもらいましょう。
まとめ
大阪でおすすめの買取店や、買取サービスを利用する時のポイントについて紹介してきました。
今回の記事などを参考にして、大阪で高価買取してくれるお店を探してみてください。