前田青邨は、大和絵を深く追求し、肖像画や花鳥画など様々な作品を世に生み出した画家です。
2010年には代表作の「洞窟の頼朝」が重要文化財に指定されたほどの実力を持つ彼の作品は、いくらで売れるのか？
ここでは前田青邨の作品の買取価格、おすすめ買取店などをご紹介します。
買取価格
絵画の買取価格は、その時代においての人気度や作品の評価によって左右されるものです。
同じ作家でも人気作品、評価が高い作品は高価買取が見込めますが、そうでない場合は思っていたよりも低めの価値がつけられることも考えられます。
また同じ作家でも、若いころの作品と晩年の作品では評価が変わり買取額にも差が出てきます。
では前田青邨の場合はどうなのか？ここでは、彼の作品の価格事情についてまとめました。
前田青邨作品の買取価格
重要文化財に指定された「洞窟の頼朝」に匹敵する歴史画の作品なら1000万円以上の値で取引されますが、掛け軸などの作品は数十万から取引されています。
ここでは、ヤフオク落札価格を参考までにご紹介しておきます。
※2018年7月8日時点の価格
- 作品名：本物保証「翡翠」紙本軸装 共箱 二重箱 東京美術倶楽部鑑定書 取得済
落札価格：100,000円 - 作品名：真作 「初茸」共箱 二重箱 掛け軸
落札価格：300,000円
共箱や二重箱がついていて、真作である保証がされているものが比較的高価買取につながる傾向にあります。
こうした付属品をお持ちの場合は、査定時に作品と一緒に出しておくといい結果につながりやすいです。
前田青邨のおすすめ買取店
美術品・絵画買取センター
《ウリドキ編集部おすすめ買取店》
特徴
- 前田青邨の査定に強い鑑定士が査定
- 基本的に査定額がそのまま買取額になる
- 商品写真を添付できるLINE査定に対応
店舗紹介
絵画や美術品を専門に取り扱っている買取専門店です。前田青邨の買取事情に詳しい鑑定士が査定をしてくれるので、お手持ちの絵画に高値が付く可能性があります。
またこちらのお店では、基本的に査定額がそのまま買取額になります。よって、査定額と買取額のズレを心配している人にも安心して利用できるサービスと言えるでしょう。
査定依頼の際には、商品状態を撮影して送れる「LINE査定」がおすすめです。基本的に24時間以内に査定結果が届くので、あまり時間がかかる心配もありません。
買取依頼をする場合は、全国対応・出張費無料の出張買取がおすすめです。買取成立にならなかった場合も出張費を請求されることはないので、安心して利用できるサービスと言えます。
店舗情報
八光堂
特徴
- 40年以上の運営実績有
- 商品写真を送るだけのLINE査定に対応
- 1点売りもOK
店舗紹介
美術品・骨董品専門の買取店で、絵画や掛け軸も取り扱っています。
40年以上の運営実績があり、絵画の買取実績も豊富なため、お手持ちの作品の価値も的確に見極めてくれることが期待できます。
LINE査定にも対応しているお店のため、商品写真を送るだけで簡単に査定額を知ることができるのも嬉しいポイントですね。
店頭・出張・宅配といずれの買取方法にも対応しており、中でもおすすめなのが「出張買取」です。
買取点数1点でも対応しており、まとめ売りをお考えでない方にも利用しやすいサービスと言えます。
店舗情報
高価買取のコツ
ここでは、前田青邨の作品が高価買取されるポイントについてまとめました。
真筆であることを証明する
絵画の買取で大切なのは、それが本物かどうかです。
有名作家の絵画は、贋作が紛れている危険性があるので本物であることを証明することが大切になってきます。
本物という証拠になるものとして、証明書、鑑定書があるもの、作家のサインや落款があるものなどが挙げられます。
また共箱や共シールがあるかも、本物であることを証明するものです。もしあれば、作品と一緒に査定に出しましょう。
作品の状態
作品の状態は、やはり美品なものほど高く買い取ってもらえます。
蔵や押し入れに長く保存していると、湿気によりカビや虫食いなどの傷みが心配されます。
また部屋に飾られていても、日光による変色やホコリにより傷む場合があります。
保管の際には、直射日光を避け湿度の高くないところで保存しておくことを強くおすすめします。
絵画専門の買取店を選ぶ
絵画は専門性が高く、査定難易度の高いものです。
絵画本来の価値を正確に理解している査定士でない場合は、本来よりも低い買取値をつけられてしまう危険性もあります。
なるべく絵画を専門に扱う買取店で、買取実績が豊富なところを選ぶのが吉です。
まとめ
前田青邨の作品の買取価格やおすすめ買取店、高価買取のコツについてご紹介しました。
掛け軸などの作品は数十万円で取引されているものもあるので、お手持ちの作品にも予想以上の高値が付くことも期待できるでしょう。
この機会に、まずは査定依頼だけでもしてみてはいかがでしょうか。
