オーディオブランドのアルテックって何?
スピーカーなどのオーディオに詳しい方は『アルテック』というブランドをご存じだと思います。堅牢で高性能なスピーカーや、「アルテック型」と呼ばれる回路を用いたパワーアンプ、劇場用の大型スピーカーで有名です。
アルテックの正式名称は『アルテック・ランシング・テクノロジーズ・インク』。アメリカの音響機器メーカーです。1937年にウェスタン・エレクトリック社の子会社E.R.P.Iが解散し、主要メンバーが設立したのがアルテックです。
出典:alteclansing.com
1970年代には全米のほとんどの映画館やスタジオでアルテック製の大型スピーカーが使用されていましたが、1980年代ごろからは営業が低迷し、2005年にはプラントロニクス社に買収されました。
現在はパソコンや携帯電話用のbluetooth対応スピーカーなどの製造を行っていますが、プラントロニクス社に買収される前に製造されていた大型スピーカーなどのオーディオ機器は今でも根強い人気があります。
アルテックの人気モデルを紹介
ここでは、現在でも人気のあるアルテックのオーディオ機器を紹介します。
620A(買取価格250,000円)
出典:ハイファイ堂
大型スピーカーユニット。金管楽器のサウンドと相性がよいことで定評のある38cmスピーカーを搭載しています。買取価格は250,000円となっています。
(※2016/05/10時点)
515シリーズ(買取価格56,000円)
出典:ハイファイ堂
アルテックを代表するウーファーの一つ。買取価格は56,000円となっています。
(※2016/05/10時点)
288シリーズ(買取価格56,000円)
出典:ハイファイ堂
強力なコンプレッションドライバー。ドライバー入門機としてもオススメのシリーズ。こちらも買取価格は56,000円となっています。
(※2016/05/10時点)
アルテックが高く売れる時期や売り時は?
アルテックのスピーカーの音には癖があり、数多く存在するオーディオブランドの中では好き嫌いがはっきりと分かれやすいブランドだと言われています。その音に惹かれたコアなファンが今でも多数存在しています。
しかし、そのアルテックは現在プラントロニクス社に買収され、小型のスピーカーの製造を中心に行っています。過去に発表した大型スピーカーは製造を行っていませんので、出回っているものは現在市場で流通している商品のみになっています。修理の部品ももう製造されていませんので、今流通しているもので賄うしかありません。
出典:alteclansing.com
そのため、アルテックは常に売り時であると言えます。時期を見定めるより、高額買取を行っている店舗を探すことに専念しましょう。
アルテック製品の査定基準・チェックポイント
正常に動作するかどうか
アルテックの場合は故障していても買取をしてもらえるケースが多いのですが、正常に動作するかどうかが一番重要です。接触不良がないかどうか、音に異常がないか等が主な査定基準になります。
汚れや破れ、改造箇所がないか
古い機材ですので多少の傷は影響しない事が多いですが、目立つ傷やユニットの破れ・補修跡などは査定価格に影響します。あまりに目立つ改造も査定金額ダウンの元です。また、汚れも査定に影響しますので気をつけましょう。
喫煙環境にあるかどうか
スピーカーを喫煙環境で使用すると、ヤニや匂いが付着してしまいます。特に振動板はタバコの煙の影響を受けやすいため、査定の際の重要なチェックポイントになります。
photo by alexkerhead
アルテックを高額買取してくれる店舗を紹介!
オーディオの買取屋さん
出典:オーディオの買取屋さん
実店舗を持たずwebに特化してオーディオ機器の買取を行っています。関東圏はその日のうちに出張買取をしてくれるため、お急ぎの方でも安心。宅配買取も全国対応で行っており、もちろん手数料や送料などはかかりません。
店舗の経営コストを削っているため、他店よりも買取金額が高め。アルテックはじめ様々なオーディオ機器全般の買取を実施しています。他店で断られてしまった壊れたオーディオも部品として生かすため、高額で買取をしてくれます。
ハイサウンド
出典:ハイサウンド
ハイサウンドは、スピーカーやアンプなどの買取に特化している中古オーディオ機器専門店です。埼玉県坂戸市での店頭買取、出張買取、宅配買取を無料で実施しています。
様々なブランドのオーディオ買取を実施していますが、ビンテージものの買取に非常に力を入れており、特にアルテック製のオーディオ機器は高額で買取をしてくれます。壊れているものでも査定の対象です。
高価買取のポイント
付属品・オプションがあればつけること
手元にあるオプション品・付属品があれば、一緒に査定に出しましょう。些細なものでも構いません。アルテック製品の付属品は今では希少です。あるとないのとでは、大きく値段が変わってきます。
photo by Jacques
店舗選びが最大のカギ
アルテックのオーディオは店舗によって買取相場が異なります。ごく一般的なリサイクルショップでは、ただの古いスピーカーとして扱われてしまう恐れも。そのため、アルテックはオーディオ専門店などへの買取申込をお勧めします。店舗によっても買取価格は異なるため、複数の店舗に査定を申し込んでください。
アルテック製品を売る時の注意点
ジャンクでも買い手がつく可能性が高い
前述の通り、アルテックはもう大型オーディオの製造を行っていません。部品なども市場に出回っていませんので、故障したジャンク品でも部品として需要があります。壊れている場合でも気を抜かず、複数の店舗へ査定を申し込みましょう。
大型機材は出張買取がオススメ!
大型のオーディオでも、宅配買取の場合は送料無料で買取をしてくれる店舗がほとんどです。しかし、大型の場合はどうしても梱包に手間がかかってしまいます。近くによい買取店がある場合は店頭買取という選択肢もありますが、重いものは持ち運びが大変ですし破損の心配もあります。
そのため、大型のオーディオ機器はできるだけ出張買取を利用することをおすすめします。その場で査定をしてもらえますし、自分で重たい機器を持ち出す手間も要りません。
清掃の仕方に気をつけよう
photo by Jacques
汚れは査定に影響を及ぼします。査定に出す前にできる範囲で掃除をしましょう。振動板にシミや汚れがついている場合、水拭きをすると余計にシミが広がってしまったり、見栄えが更に悪くなってしまう可能性があります。乾いた布で軽く拭く程度に留めておくのが吉です。
ユニットの埃は電子機器用のエアーダスターやブラシを使って清掃をするのがお勧めです。知識がないまま分解をすると配線が切れてしまったり、元に戻せなくなる恐れがありますので、無理に分解をする必要はありません。
まとめ
使用しなくなって埃を被った大型のスピーカーは家にありませんか?もしかするとそのスピーカーを欲しがっている人がどこかにいるかもしれません。ぜひ一度ブランドを確認して、買取査定に申し込んでみましょう!