ベビーベットやベビーサークルといったベビーグッズは、使わなくなれば普段家族が生活する場所や将来の子ども部屋のスペースを占領するようになります。出産間近の友人や知人に譲るという人も多いですが、そういった知り合いがいない場合には、捨てるのももったいないですよね。
そこで、「買取」という方法について検討してみましょう。リサイクルショップやオークションなど高く売れる方法について解説していきます。
使わなくなったベビー用品は売ろう!
出産前後に買い揃えたベビー用品も、子どもが2~3歳になるとほとんど出番がなくなります。ベビーキャリー、ベビーベッド、ハイローチェア、ベビーサークルなどは保管にも場所を取り、行動範囲が広くなる子どもの成長に合わせて、早く処分したい気持ちになってくるでしょう。
デザインや機能性などもしっかり検討を重ねて、お気に入りを揃える事が多いベビー用品は大切に使われるため、出番がなくなってもキレイなままという方は多いです。捨てるのももったいないし、譲るような知人もいなければ、売却/買取という方法を検討しましょう。
ベビー用品の売却/買取には、いくつかの方法があります。少しでも希望に沿った買取/売却/処分ができるように、その方法についてメリット・デメリットについて解説します。
スピード重視ならリサイクルショップ
育児中に助かる宅配買取
多くの買取店では「宅配買取」という買取方法を実施しています。業者が自宅まで集荷に来てくれるので、ショップに持ち込むのが大変な大型商品や大量商品の一括処分、小さな子どもがいて外出しにくいという場合におすすめです。
買取価格は、店頭持込ならその場で現金で支払われます。宅配買取はお店によって異なりますが、集荷に来た際にその場で査定して現金で支払われるケースと、持ち帰って査定した後に振り込まれるケースがあります。
手数料負担について
宅配買取を利用する場合には、送料/査定料/振込手数料といったコストがかかりますが、これらのコストはお店側に負担してもらえるお店が多いです。
ただし、査定金額に納得ができなかった場合のキャンセルについては、査定料や返送料負担についてはお店ごとにルールが異なりますので、ウェブサイトやお店に問い合わせてしっかり確認するようにしましょう。
梱包材を用意する
売りたい商品を送る際には、荷物を入れたり大型商品を包むダンボールや緩衝材を用意しなければなりません。
リサイクル店では無料の「宅配キット」を用意している業者や、手持ちの不要なダンボールを使用して送る業者、宅配キットを購入する業者などがあります。こちらで梱包材を用意して送る場合には、多くは着払い対応ですが、送料は送り主負担のお店では着払いにすると受け取りを拒否される可能性もありますので、事前に確認しましょう。
買取査定を比較する
リサイクルショップの中には、事前にウェブサイト上から査定見積もりができるシステムを採用している所があります。また、買取比較サイトを使って、複数店の査定額を一括比較することも可能です。
売りたい商品の型式や品番を入力すると、おおよその買取相場を把握することができるので、最も条件の良いリサイクルショップを探すのに役立ちます。
高く売るならオークション
「とにかく早く換金したい」というのでなければ、オークションがおすすめです。
リサイクルショップの買取相場を把握したら、次にオークションでの落札相場を検索してみましょう。
ヤフオク!の落札相場を調べる
こちらは、ヤフオク!でベビーサークルを検索した時に表示された画面です。
「注目のオークション」という一覧画面の上に『落札相場を調べる』というリンクがあります。
次にそこをクリックしてみましょう。
オークション終了120日分の落札結果が一覧表示され、落札価格の平均値から最高価格も記載されています。
この日(※2016年8月26日現在)のベビーサークルの落札相場は、最安1円~最高26,500円、平均価格は5,625円でした。
オークションのデメリット
オークションは、リサイクルショップよりも高く売れることは有名な話ですが、出品までの写真撮影や商品説明などの手間がかかります。出品してから落札・入金されるまでの時間もかかるため、早く換金したいという人には不向きです。
また、オークションで出品するには、アカウント登録やYahoo!プレミアム会員の会費支払いなど、初めて利用する人には、少々面倒に感じるかもしれません。
オークション出品代行
アカウントはないけど、ぜひオークションを試してみたいという人には「オークション出品代行」という方法があります。売りたい商品を代行業者に送り、オークション売買にかかる手間を全て代行してもらうというサービスです。
出品代行手数料はかかりますが、オークション出品のプロによる作業で高値落札の可能性が高まります。
価格はダントツ
実際にベビーサークルを売った方の例を紹介しておきましょう。
一般リサイクル買取A店 1,000~2,000円
- ベビー専門Bストア 0~500円
- ベビー用品レンタルCショップ 買取不可
- ベビー用品専門買取D店 900~1,400円
- ヤフオク落札価格 8,350円
買取店の最高査定は2,000円。なんと、実際のオークション落札価格では、その4倍以上の値段が付きました。
出品準備までの手間、商品の梱包/発送など手間はかかりますが、4倍もの差額ができるとなると、そのくらいの手間をかける価値はありだと思いませんか?
(※参考ブログ→アラフォーママブログ 40代からの子育て日記)
欲しい人に譲ってあげたい
愛する我が子が使った物だから、売るよりも大切に使ってくれる人に譲ってあげたいという人もいます。
テレビCMでもお馴染みの地元の掲示板「ジモティ」 というような交流サイトを活用するのもおすすめです。
送料負担や梱包する時間や手間がかけられないというケースでも、引き取りに来てくれる人限定にしたり、必要なものと交換するなど、リサイクルショップやオークションとは違った利用価値がありますよ!
まとめ
ベビーサークルやベビーベッド、チャイルドシートなど、大型のベビー用品を売る際に、意外にネックになるのが梱包です。宅配キットのダンボールにも入りきらなかったり、重量のある商品は、育児中のママが1人で梱包するにはかなりの重労働です。また、オークションの送料が予想以上にかかってしまい、落札者に対して申し訳なく感じてしまう方も少なくないと思います。
思い出がたくさん詰まったベビー用品の売買は、気持ちの良い処分方法を検討したいですね。