電気シェーバーが売れるって知ってました?ヒゲ剃り器といえど、今の電気シェーバーは水洗い機能やお風呂でも使えるタイプのものなど、高性能化、多機能化しています。それにともなって販売価格も高めの商品も出ており、ハイスペックモデルはとくに買取市場でも人気があります。
今回はそんな電気シェーバーにスポットを当てて、買取事情に迫りました。電気シェーバーっていくらで売れるの?売る前の注意点は?など、気になる情報を公開中です!
そもそも電気シェーバーって売れるの?
新品未使用は売れる
最近、3万円を超える高価格帯の電気シェーバーが売れていると話題になっています。電気シェーバーには下は3,000円程度、上は50,000円近くまで幅広い価格帯があり、種類も充実してきています。なかでもとくに高価格帯のシェーバーが人気の理由は、「深剃り」と「肌への優しさ」があるようです。男性にとってはほぼ毎日使うものですから、ストレスなく処理が完了するならちょっと高くても購入したいと考える人が増えているのかもしれません。
電気シェーバーは頻繁に新製品が開発される商品ですが、少し前の型についても中古市場では人気があります。特に新品未使用品は高く売れる傾向にあります。型落ち前に早めに持って行くと、思わぬ高額査定が付く可能性がありますよ。
中古(使用済)の場合は?
では、使用済みの中古品の場合はどうでしょうか。電気シェーバーという性質上、使用済みでは衛生的に気になるという方が多いのは事実です。よって、新品未使用品に比べると買取価格は大幅に下がります。しかし、買取してもらうことは可能です。買取店の中には新品のみ買取のところと中古品も買取可のところがあります。中古品を買取にだす場合であれば事前にヒゲの詰まりなどを綺麗に落とすことが大切です。
中古市場で人気の電気シェーバー
中古市場で人気の電気シェーバーは、高価格帯の電気シェーバーです。ハイスペックモデルは新品で買うには高いけど、中古なら手が届く、という方に一定の需要があります。
パナソニック 「ラムダッシュ」シリーズ
パナソニックの「ラムダッシュ」シリーズはかなりの人気を誇っています。水洗い機能に加え、お風呂剃りにも対応したり、海外でも使用できるなど多機能を誇りながらリーズナブルな値段で販売されているのもその一因と言えます。モデルとしては、ES-ST29やES-CLV5Aなどに人気が集まっています。
また色によっても人気が分かれ、黒色に比較的人気が集中している傾向にあります。パナソニックは国内メーカーでも信頼のおけるブランドとして認知されており、市場でも多数の商品が出回っています。そのため需要がそれなりに見込めることから、査定における評価も一定以上の物が期待できるブランドになっています。
ブラウン
海外ブランドで、日本国内でも認知度の高いものとして、ブラウンやフィリップスなども人気があります。こちらのメーカーの電気シェーバーも根強いファンが多く、中古品でも高額査定を期待できるモデルがあります。ブラウンであれば、シリーズ3・3040Sやシリーズ9・9090CC等のモデルは、需要の高いモデルとなっており、高値査定が期待できるモデルです。
フィリップス・その他
フィリップスであれば、パワータッチ・PT761や5000シリーズ・S5075のモデルが人気です。又、以上のメーカーほどではないですが、一定の需要があるメーカーとして、日立、イズミ、ナショナル、ロゼンスター、マクロス、セイコーなども買取対象としているネット買取店があります。
製造年やスペックは査定に影響する?
製造年数
基本的に電気シェーバーの買取査定額は、製造年が新しくハイスペックの未使用品に高くつく傾向にあります。古いモデルでも愛用者が多いモデルなどはかなりの査定額が期待できますが、例えばもう部品を製造していないなどの、古い製造年月日のモデルなどは査定額に大幅な制限が出る可能性があります。
電気シェーバーは一般的に、製造より3年以内の商品が買取り対象とされる場合が多いです。中には状態を考慮して5年以内の商品であれば買取が可能としているところもあります。電気シェーバーの買い換えの頻度は6年〜7年くらいというデータもありましたので、5年をすぎると耐久年数を超えたと考えられ、買取されない可能性が高いと言えそうです。
スペック
またスペックにおいては、使用する人が求めるスペックというものがあり、大変高性能の物が必ず高額査定になる状況でもなさそうです。電気シェーバーは主に男性ではひげそりに使う場合が多いです。肌に直接触れて使うものなので、肌が弱い人や剃刀負けする人などは、そのあたりの機能を重要視する場合もあるからです。
使用する人によって求める機能が違う事もあり、ミドルクラスやロークラスのモデルにおいても一定の需要が存在します。あるブランドの中ではあまり機能的に優れていないモデルでも、買取してもらうチャンスは十分にあると言えます。また、電気シェーバーはどこでも簡便にひげがそれる点も大きな魅力ですので、例えばお風呂などでも使用できるモデルなどは利便性が非常に高く、人気が集中する傾向にあります。同時によりきれいに剃る事ができて、しかも肌を傷めにくいモデルなどにも人気が集まりやすい傾向にあり、査定の際も高額査定が期待できます。
電気シェーバーの査定基準と高く売るコツ
未使用か否か
電気シェーバーの査定において最も査定額に影響するのが「未使用品」であることです。電化製品の中でも直接肌に触れて使う、衛生面から見てデリケートな製品であるという特徴があるためです。製造年やスペックに先立って、未使用品であることは買取を行う際大変有利です。
美品かどうか
多くの場合は使用した物を買取してもらいたいと考える方が多いと思いますので、査定評価に係るポイントをいくつか見てみます。まず「美品」であること。傷や破損は査定額に影響が出ると考えて間違いないでしょう。ちなみに「故障」した製品については買取をしていないところもありますので、事前に問い合わせをした方が無難です。
また故障までしていなくても、電源が入りにくい、運転時に良好に動作しない機能があるなど、運転時の不良がある場合も、事前に申し出た方がよいでしょう。査定にプラスに影響することはありませんが、事前に申し出る事によって、無駄な時間と手間を軽減できます。
事前のクリーニング
そして念入りなクリーニングをしてから買取に出す事も重要なポイントです。ヒゲが詰まっていたり汚れが付着している製品は、査定においてもプラスの評価になることはありません。
付属品をつける
買取に出す場合、購入時の状態に近い形で出すとポイントが高くなる傾向にあります。特に保証書や取扱説明書、アダプターやクリーニングキット、保護キャップや製品が入っていた箱そのものなど、可能な限り揃えて出すようにすることが望ましいです。バッテリー式のものであれば、新しいバッテリー、電池式のものであれば新しい電池に交換しておくなども、査定額にプラスの要因となります。
まとめ
電気シェーバーは肌に直接当てて使う、大変デリケートな電化製品です。買取に出す際はその事を十分に踏まえて、可能な限りきれいに掃除をしてあげて美品として出すよう心掛けることが大切です。この心遣いは査定においてマイナス評価になることはありません。
また人気のブランドやモデルというものは確かに存在していますが、どちらかというと買取対象製品の状態に、大きな査定評価のポイントがあります。このことから「未使用品」であれば、少し古いモデルでも相応の査定価格が期待できる事も意味します。ぜひ買取に出してみてくださいね!