- レディースに人気のエルメスバッグが知りたい
- メンズに人気のエルメスバッグが知りたい
- エルメスを購入するときのポイントが知りたい
数多あるハイブランドの中で、人気・実力ともにハイステータスを誇っているのが「HERMES(エルメス)」です。特に、バッグに関しては「いつかは持ちたい憧れのブランド」として、確固たる地位を築いています。
エルメスのバッグが欲しいと考えていても、商品展開が豊富なため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのでは?
この記事では、エルメスで人気のバッグを男女別に10つずつ紹介します。記事の後半では、エルメスのバッグを購入する際に確認しておくとよいポイントを解説していきますので、新しく購入するときの参考にしてくださいね。
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レディース向け人気モデル11選
憧れのバーキンやケリーのほか、ピコタンやエブリンなどの人気モデルがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
バーキン(Berkin)
バーキンは、エルメスのアイコンバッグとして不動の人気を誇っています。バーキンは、スタンダードな25cm・30cm・35cm・40cmから、大型の45cm・50cm、ポーチサイズのタイニーなど、サイズ展開が豊富です。
また、カラーや素材展開も多岐にわたります。さまざまなシーンにフィットする万能なデザインの人気が高く、サイズは25cmと30cm、素材はトゴ、カラーは黒・エトゥープが定番です。
ケリー(Kelly)
ケリーは、バーキンと並ぶエルメスを代表するモデルです。バーキンよりもややフォーマルな印象が強く、ビジネスの場でも活躍します。収納力抜群な「32」サイズが最も人気ですが、絶妙なサイズ感の「28」も人気です。
ケリーの特徴は「内縫い」か「外縫い」か、縫い方の違いによって、外見も異なります。柔らかい雰囲気の「内縫い」に対し、「外縫い」はよりキリッとした印象なため、好みに応じて選びましょう。
ガーデンパーティ(Garden Party)
ガーデンパーティは、エルメスのカジュアルラインの代表モデルです。収納力の高さと、丈夫なつくりが魅力で、実用性ナンバーワンとも言われています。
最も人気のサイズは「PM」で、使い勝手の良さから、プレゼント用としても人気です。
ボリード(Bolide)
ボリードは、1923年に誕生して以来、約1世紀にわたって愛されてきた歴史のあるモデルです。丸みを帯びたシルエットと、クラシカルなデザインが特徴的。デザインがシンプルな分、愛用者の中にはチャームやスカーフを使って自分なりのアレンジを楽しんでいる人も多く見られます。
ボリードは、エルメスの中でも最多と言われる7サイズを有しているため、理想のサイズを見つけられるでしょう。
エブリン(Evelyne)
エブリンは、機能性に優れた小ぶりサイズのモデルです。エブリンは開口部が広いため、ものを出し入れしやすい造りになっており、日常使いに重宝します。また、軽量で耐久性に優れているため、長く使用できることも魅力。
エブリンの特徴である「H」のパンチングデザインは、現在は財布や小物などにも採用されており、エルメスの「シンボル」として広く認知されています。
ピコタン(Picton)
ピコタンは、2003年に発売された比較的新しいモデルです。ピコタン最大の特徴は、バケツ型のコロンとしたフォルム。シンプルながら上品な佇まいは、お洒落な大人の女性から高い支持を集めています。
ピコタンはすでに廃盤のため、新品を入手するのが難しくなっています。購入を検討している人は、リユース店もチェックするとよいでしょう。
ピコタンロック(Picton Lock)
ピコタンロックは、2008年に「ピコタン」の派生モデルとして発売されました。ピコタンロックの特徴は、南京錠と鍵がついておりバッグに鍵が取り付けられる点です。ピコタンより、よりラグジュアリーな印象になっています。
ピコタンロックのサイズは、一般的にPM、MM、GM、TGMの4サイズが多く流通しています。1番人気は「MM」で、使うシーンを選ばないオールマイティなサイズ感が支持されています。
アリーヌ(Aline)
アリーヌは、シンプルな斜め掛けバッグです。発売当初は、キャンバス地100%にレザーストラップというデザインのみだったのですが、人気の高騰から、現在はレザー地のものも製作されています。
アリーヌは、絶対数が非常に少ないため「激レアモデル」と呼ばれており、偽物が多く出回っています。購入時には、注意が必要です。
リンディ(Lindy)
リンディは、ハンドバッグとショルダーバッグ、2Wayで使用できるボックスタイプのモデルです。間口が広く設計されているため、使い勝手もよく、実用的な点が人気。カラーは、黒やグレーが人気ですが、オレンジや青などの明るい色合いも注目を集めています。
スイフトなどの柔らかい素材を使用していることが多く、女性らしい柔和な印象です。
コンスタンス(CONSTANCE)
コンスタンスは、「H」のバックルが特徴的なモデルです。1969年発売以降、50年以上安定した人気を誇り、エルメスの定番モデルとして根付いています。コンスタンスは、サイズ・カラー・素材展開が非常に豊富なモデルのため、選ぶ楽しさもあるでしょう。
定番は、ブラック×ボックスカーフの組み合わせ。使うほどに艶が増すコンスタンスは、生涯を通して愛用したい価値のあるバッグです。
アルザン(HALZEN)
アルザンは、ハンドバッグ・ショルダーバッグ・クラッチバッグと、TPOに合わせて使い分けできる点が最大の特徴です。また、外側に3つのポケットがあるため、小物を入れるのに便利で、機能性に優れている点も高く評価されています。
サイズ展開は、「ミニ」と「31」の2つですが、多様なシーンでの使用に重点を置く人には、「ミニ」がおすすめです。
メンズ向け人気モデル10選
洗練されたエルメスのバッグは、メンズにも人気。メンズで人気のモデルを紹介します。
サックアデペッシュ(SAC A DEPECHE)
サックアデペッシュは、「書類を持ち運ぶバッグ」として1928年に製作されました。世界各国の名だたる著名人が愛用してきたモデルとして知られ、最高峰のステータスを誇ります。
一般的には、27cm・38cm・41cmの3つが多く流通していますが、A4サイズが収まる38cmが特に人気。カラーは、ブラックが抜群の人気を誇りますが、オリーブやレッドなどもあり、豊富なカラー展開も魅力です。
ヴィクトリアライト(VIctoria Light)
ヴィクトリアライトは、気品溢れるデザインが魅力のブリーフケースです。ツールハンドで持ちやすい上、軽量で使いやすいため、デイリーユースに重宝します。
外見も控えめで、飽きのこないデザインで、長きにわたって愛用者が多いモデルです。カラーリングはブラックやブラウンなど落ち着いた色が揃っています。
シティホール(CItyhall)
シティホールは、圧倒的な重厚感が魅力のモデルです。パッと見、プレーンなバッグのように感じますが、実は、A4サイズが楽々収納できる上、ポケットの数が多く実用性に優れています。
また、バッグ自体に鍵をかけることができるため、防犯性もバツグン。ビジネスシーンで使用するカッチリとしたバッグを探している人におすすめです。
ケリーデペッシュ(Kelly DEPECHE)
ケリーデペッシュは、エルメスの象徴とも言える「ケリー」のメンズモデルです。ケリーデペッシュには、型崩れしにくい「エプソン」素材が多用されているため、長くエレガントな状態をキープできる点が魅力。
ビジネスシーンで多くの書類を頻繁に持ち運ぶ人から絶大な人気を誇っています。サイズは、サックアデペッシュ同様、38cmが最も人気です。
ジジェ(Jige)
ジジェは、中央に備えたベルトホルダーの「H」が目を惹く、リッチなクラッチバッグです。ジジェは、サイズ・カラー展開ともに豊富なラインナップを誇っているため、シーンに応じたデザインを見つけることが可能。
最も人気があるのは、ほどよいサイズ感の「エラン」ですが、A4サイズが入る「GM」も、メンズには根強い人気があります。
アーバン(Urbaine)
アーバンは、台形型が特徴的なメンズ用のクラッチバッグです。シンプルでスッキリとしたデザインながら、フラップの表面に施された「H」のレリーフが洗練された印象を与えています。
「シティユース」をイメージして製作されているため、使い勝手の良さに定評があり、プレゼントとしても人気です。
シティバック(CITYBACK)
シティバックは、エルメス初のレザー製バックパックとして発売されたモデルです。バックパックながら、高級感溢れるデザインが、他とは一線を画しています。
サイズは、ノートパソコンがすっぽりと収まる「27」が1番人気。シティバックは、日本国内に流通している数が少ないため、希少価値が高くなっています。
セルヴィエット57(Serviette57)
セルヴィエットは、1957年に発売された伝統のあるモデルです。フランス語で「書類ケース」を意味するセルヴィエットは、長きにわたりビジネスシーンで活躍してきました。
そのセルヴィエットに、タブレット機器を収納できるポケットを付け加え、現代の仕様にアップデートしたのが「セルヴィエット57」です。上質なビジネスバッグを探している人におすすめなモデルです。
フールトゥ(Fourretout)
フールトゥは、エルメスでは珍しいキャンバス地のハンドバッグです。「トワルアッシュ」という耐久性に優れた素材を使用しているため、頑丈な点が人気の理由。すでに廃盤になっていますが、エルメスの中では手の届きやすい価格帯のため、現在も高く支持されています。
人気のあるサイズは、横幅32cm、高さ43cmの「MM」です。カラーは、使いやすいブラックやグレーがおすすめです。
スティーヴ(Steve)
スティーヴは、映画俳優「スティーヴ・マックイーン」をイメージして製作されたショルダーバッグです。サイズ展開は、ポシェット・カポラル・ブザス・ライトの4つで、最も人気があるのが「カポラル」。マチが広い上、背面ポケットがあるため、小ぶりながら収納力の高さが支持されている理由です。
カラーは、ブラックがメジャーですが、深いブルーやグリーン系も、綺麗なカラーリングで注目されています。
エルメスのバッグの人気色
エルメスのレザー製品に使用されている色は、微妙な色合いの違いで200種類以上もあると言われています。なかでも、カジュアルからフォーマルまで幅広く活躍する定番カラーのブラック・ブラウン・ベージュ系が男女ともに人気です。
特にレディースは、女性らしさがあってどんなコーディネートにもぴったりな、グレーベージュ系の「エトゥープ」が人気。メンズはビジネスシーンでも利用しやすい「ブラック」が支持されています。
エルメスのバッグを初めて買うならどれがおすすめ?
初めてエルメスを購入する人におすすめのレディースバッグは、定番のバーキンやケリーがあげられます。持っているだけで背筋が伸びるだけでなく、収納力が高く実用性があるところもポイントです。
カジュアルなシーンで利用することが多いなら、ピコタンロックやエヴリンを選んでもよいでしょう。バーキンやケリーよりも安価なので、初めてでも挑戦しやすいですよ。
ビジネスで利用したいメンズにおすすめのバッグは、シティホールです。シンプルで洗練されたデザインと高い収納力のバランスがよく、バッグが自立する点も使いやすいでしょう。
エルメスのバッグを購入する時にチェックすべきポイント
お気に入りのバッグを長く使うために、購入時に以下のポイントをチェックしておきましょう。
「本物」かどうかしっかり確認する
エルメスのバッグは、新品を購入するハードルの高さや、高価であることから、中古ショップや並行輸入品での購入を検討する場合が多くあります。そこで注意したいのが「偽物」です。
現在の偽物の製造技術は非常に高く、プロでも見分けるのが難しくなっているのが現状。もし偽物を購入した場合、正規修理が受けられなかったり、売却時にほとんど価格がつかない可能性があります。
正規店以外でエルメスのバッグを購入する時は、「製造番号を確認する」「経験豊富な鑑定士の常駐する店舗を選ぶ」など、細心の注意を払って店舗選びをすることが、満足のいく買い物に導くコツです。
自分に合ったバッグの選び方
エルメスのバッグは、使用シーンに合わせて選ぶことがおすすめです。フォーマルな場で使用するのか、プライベートで使用するのか、それともパーティで使用するのか、それぞれのシーンに合ったバッグがあります。
自分がどのようなシーンやファッションの時に、エスメスのバッグを使用することが多くなるか、想像を膨らませながら、商品をチェックするとチョイスしやすいです。
お気に入りをいくつかピックアップしたら、実際に店舗へ足を運んで、自分の目で実物を確かめてから購入するとよいでしょう。
保管方法やお手入れ法
購入したエルメスのバッグがレザーだった場合、日々のこまめなお手入れが欠かせません。バッグの使用が終わったら、中身を取り出し、乾いた清潔な布で全体を拭くことを心掛けましょう。もししばらく使用しない場合は、湿度の低い風通しのよい場所に保管しておくことがおすすめです。
エルメスのレザー製品は、一言で「レザー」と言ってもバリエーションは豊富にあり、ひとつひとつ特徴があります。一般的に、「トゴ」「トリヨン」「エプソン」などの型押しレザーに比べて、「スイフト」「ボックスカーフ」などのスムースレザーの方がデリケートで傷つきやすいと言われています。
エルメスのバッグを購入するときは、外見や機能面だけではなく、素材にも注目し、可能であれば、購入時にお手入れ方法を聞くとよいでしょう。
エルメスでお気に入りを見つけよう
エルメスのバッグは、ハンドバッグのイメージが強いですが、ショルダーバッグやクラッチバッグなど、商品展開は多岐にわたります。また、同じモデルでも、カラー展開やサイズ展開も豊富です。
エルメスのバッグを長持ちさせるためには「毎日使うこと」が最も効果的だと言われています。ご自身のライフスタイルと照らし合わせながら、ぜひ毎日使いたいお気に入りの一品を見つけてくださいね。